とうとう体育祭が保護者がいる体育祭を迎えた
気が遠くなるほど長い校長先生の話の後、生徒代表にやる選手宣言を済まし、俺たちは実行委員のイベントテントの下に集まった
「実行委員諸君、今日まで準備もろともご苦労だった。しかし本番はこれからだ。トラブルなく今日を終われるように、油断せずにやっておこう。あとは熱中症には気をつけて。忙しくても水分は取るように」
実行委員に配布された赤いTシャツを着た、綾音先輩の弟が裏方全員に挨拶する
隣にいる副会長も笑顔で見回した。
「あ、けどねみんなにもこの体育祭を楽しんでほしい。ここの体育祭は三年に一回しかないからね。」
なんかまともなことを言う副会長
「あー。もうこんな時間だ。そろそろ競技が始まる!はい、みんな自分の持ち場に着いて!
解散」
なんか締まらない挨拶だったが、それでも仕事の開始を宣言されたら動かないといけない
俺は持ち場につくと自分の担当作業を開始した
仕事は次の競技の案内だ。春翔も同じだから心強い。
案内看板の整理している時後ろから声を掛けられた。
振り向くと、そこにいたのは凛香だった
「よう!凛香どうした?」
「えっと、、そうそう。熱中症注意の為に看板回ってたの」
「そうなのか。凛香もちゃんと熱中症気をつけろよ。」
「うん。ありがとう」
「お二人さんはそこで話してね」
「おい。春翔俺も行くよ」
「大丈夫。これくらいは一人で行けるから」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
春翔は俺にウィンクしていってしまった
多分俺たちの為にしてくれたみたいだ
「にしてもさ、とうとう始まったね。盛り上がるといいね」
凛香はなぜか浮かれた様子で呟いた
「だな!トラブルがなければいいけどな」
「そうだね!」
そうして話していると春翔が帰ってきたら
「おう!おかえり春翔」
「そういえば凛香、保険の先生が呼んでたぞ」
「うわー!まじか、ありがとうね、春翔」
「凛香、そっちも頑張ってね」
「うん!ありがとう朝陽。大好き」
俺は固まってしまった
「おい!朝陽、今凛香から大好きって言われたな!」
「やっぱりそう聞こえたよな!なんか照れるんだけど」
俺は当たりを見ると俺のテントの中で最も視線が俺の所に集まっていると感じた
その中では恥ずかしいと思った
「ちょっと便所行ってくる」
「朝陽、前向いて歩けよ!」
俺はトイレの鏡をみながら水で顔を濡らした
なんで凛香はあのタイミング好きって言ってきたんだ?
みんなの前だから余計に恥ずかしさと照れてると自分でもわかってる
でもあの場所は恥ずかしさがある
まぁ仕事もあるし俺は自分のテントに戻った
戻ると先輩たちにダル絡みされた
「おいおい朝陽、あの学校で唯一の女子凛香ちゃんと付き合ってのかよ!あまりにも羨ましいすぎだぞ!」
俺は笑いながら言った
「はい!一応凛香とは付き合ってます!嬉しながら」
俺は絡まれていたので春翔に目で助けを求めた
春翔は目で仕方ないなとわかるように目で合図をした
「朝陽、ほら仕事だぞ!俺と一緒に行くぞ!」
「お、おう!」
俺は急足にプラカードを持って担当に場所に向かった
「ありがとうな。春翔」
「いや、お前が目で助けて合図しなければ助けなかったよ」
「えっ、まじかよ。俺が困ってたのに!それよりお前、凛香には言ってたのか?」
「えっ、?何を?」
「はぁ、学校には秘密だよって!」
「あぁ、ちゃんと言ったぞ!」
「本当かよ!朝陽だから言い忘れている可能性が高いだよな」
「おい!ちょっと信用しろよ!」
「ごめんごめん。ほら行くぞ。ちゃんとプラカード見えるようにあげろよ!」
「おう」
そうして俺たちは自分の種目を参加してカメラをバッテリー上がりもしなかった!そしてトラブルも無いまま一時間のお昼休憩に入った
『これよりお昼休憩に入ります。競技の再会は十三時ですので、それまではグランドに戻って来てください』
そして俺と凛香の親は仕事が急に入ってしまって来れなくなってしまった
俺はカメラの状態の確認して凛香のもとに向かった
「凛香お疲れ!お昼どうする?」
「朝陽はどうするの?」
「あぁ俺は、近くに牛丼屋あるからそこで食べてこようと思ってる」
「あのさ、もし朝陽が良かったらさ、私か作ってきたお弁当一緒に食べない?」
「えっ、逆にいいのか?」
「うん!むしろ朝陽のために作ってきたしね!」
俺は内心とても嬉しかった!俺のために作ってくれたことに
行事のことで楽しい時間かもしれない
俺たちは外の階段ところに凛香が持ってきたレジャーシートを敷いてそこに座った
「はい!私のより大きいお弁当箱!」
「おう!ありがとう!」
俺は何が入ってるのかドキドキしながらゆっくりと蓋を開けた
開けた瞬間外の熱気と蓋に閉じ込められてた美味しそうなにおいが解放された
そして俺の鼻の中に入っていく
「おー俺の好物が入ってるじゃん!めっちゃ嬉しい」
俺が好きなハンバーグに唐揚げにたまご焼き、そして野菜系も入ってる!まさに運動した後に最高なお弁当だ。
「いただきます」
「いただきます」
ひとくちハンバーグを口に運ぶと凛香がすごい視線を送ってくるのを感じた
「うん!結構おいしいよ」
俺は笑顔で凛香を見つめた
「良かった!自信なかったんだよね!」
「凛香!これちょっとしょっぱい!」
「えっ、朝陽ごめん。どれ?」
「卵焼き。俺卵焼きは甘いのしか食べれないんだよ!」
「えっ、ほんとだ。私のは甘い!じゃあ交換しよね!多分間違えて入れ間違っちゃったみたいだからさ」
「うん!なんかごめんね!」
「うん!全然大丈夫だよ!私こそごめんね」
「だってさ指怪我してそれほど俺の為に頑張ってくれたんでしょ!それなのに俺は文句なんか言って」
「大丈夫だってさ!だって前から朝陽からリクエスト貰ってたからね!だから気にしないで食べよう!時間過ぎちゃう」
「そうだな」
「うん!ほら朝陽あーん。」
ん!ちょっと驚いた。口の中は甘いけど、外は暑くて恥ずかしい気持ちだった!
「お、おい!そういうのは俺がやるものだろ!」
「えーじゃあ朝陽私その唐揚げ食べたいからちょうだい!」
凛香は『あーん』待ちをしているので俺は凛香の口まで運んでやった!
まさに恋人同士がやる奴を思った
「うん!おいしいけど思ったより恥ずかしいね!」
「・・・・だろ。恥ずかしいんだからな」
やる側も、恥ずかしいと思いながらも俺は話題を変えた
「そうだ!ほらライブ配信してるからだから俺の携帯でこれまで事見ようぜ!」
「・・・うん・・・」
そうして二人して俺の携帯でみてると急に話しかけられた
「すいませんー。今お話し大丈夫ですかー?」
二人して携帯から顔をあげるとそこにいたのは日焼けをしている大柄な男子だ。
「どうもー!新聞部の佐藤有紗です。後、カメラ部の田中吾郎です。生徒たちにインタビューをしてるんですけど、お話し聞かせてももらって大丈夫ですか?」
「まぁ少しならいいですよ!」
「ちょっと朝陽!」
「大丈夫だよ!少しだからね!」
「まぁ少しならいいけど?」
俺が答えると笑顔で佐藤さんと田中さんは笑った
「ありがとうございます。お二人は実行委員と保険委員ですが、今のとこは大きなトラブルもなく体育祭は進んでをおりますが、本日本番を迎えてご感想あれば教えてください」
「ではまずはお先に女性の方からお願いします!」
「まずは第一に怪我人や熱中症の方がいない事です。そしてこれからも暑いと思いますが水分補給を怠らないようにお願いします!また体調が悪くなったら時は近くにいる方に声を掛けてこちらの保険委員のテントまで連れて来てください。また保険委員もプラカードを持って宣伝しますのでその時体調が悪かったら遠慮なく声をおかけてください。」
「おー!ありがとうございます」
「ではお次は右の男性の方お願いします」
「はい!そうですね。思ったよりみんな楽しんでくれてるので実行委員は嬉しい限りです。」
「ありがとうございます。では最後の質問とさせていただきます。単刀直入にいいますがお二人はお付き合いをされているのですか?」
えっ、と声を出してしまった。不覚だった。俺らは付き合っているがみんなには公表していない!むしろこれは大チャンスなのではと思った
ここで付き合ってると言うと輩が凛香に寄らなくなる事だ。凛香には色々我慢させてしまったからな!
「あー、はい!お付き合いはさせてもらってます!」
「やっぱりそうでしたか、ではどちらから告白されたんですか?」
「あーはい!一応俺からいいました。」
「その時彼女さんはなぜその時オッケーしたんですか?」
「えっ、まぁ前々から気になってたからかな?多分そうだと思います。」
「いやー青春楽しんでますね!インタビューありがとうございます。では引き続き体育祭頑張ってください!」
そうして俺たちはいちゃつきながら凛香が作ってきた弁当を食べいる時放送がなった
『速報が入りましたのでお知らせします。実行委員の佐藤朝陽君。至急本部までお越しください』
「朝陽呼ばれたね!」
「そうだな!じゃあ行ってくる!」
「うん!」
俺は何事だろうと駆け足で本部まで急いだ。
『よし!全員集まってくれたな!呼んだのはちょっとトラブルが起きてしまったからだ。』
生徒会長と先生方がいて少し俺は緊張していた
『単刀直入言うと朝陽ライブ配信していたカメラが壊れてしまった。カメラは2台熱くて故障してしまった。朝陽カメラは何台持ってきてる?』
「はい!念の為カメラは5台ほど新品のカメラを持ってきてます!後カメラセッティングするのに少々時間掛かるんですが少し時間を欲しいくらいですね!最善を尽くしますが!」
「あぁ時間は気にしないで作業に集中してくれ!任せてたぞ朝陽」
「はい!」
『他の先生方少し時間遅くなりますが調整お願いします。』
『生徒と保護者の皆様にご連絡します!ただいまカメラが故障してしまい皆様にご迷惑をお掛けしています!再開の時間はめどがわかっていませんが予定は十三時三十を予定しております!保護者の皆様にはご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いします!以上放送委員会責任者坂本でした』
そして俺は作業に取り掛かった暑い中やるのはきつかった
作業が終わった時自分のスマホを見た時計は十四時ぴったりだった。
俺は本部に行って作業が終わった事と動作確認は問題ないことを言った
「よし!お疲れ様朝陽!後10分後したら再開するから水分補給と準備よろしく!」
「はい!わかりました」
『皆様にご連絡が遅くなってすみません!予定よりの時間が遅れての再開となりました!この後十⚪︎分後の再開とします!保護者の皆様にご迷惑をおかけしましたことにお詫び申し上げます!以上放送委員会責任者坂本でした』
「ごめんね。凛香お弁当全部食べれなくて!」
「ううん。大丈夫だよ。それより作業してる朝陽の姿かっこよかったよ!じゃあ行こうか!後十◯分しかないから!」
「あ、うん!」
また凛香に急にかっこいいって言われた。
これが急に言われると照れる
俺は凛香と一緒に自分の委員会のテントに戻った
『競技が遅れて大変申し訳ございませんでした!これより再開します!保護者の皆様には多大なご迷惑をおかけしました!次の競技は綱引きです!』
そして色んな競技がやっていくなかで最後の競技が、やってきた。緊張もする
そして入場待機している時春翔と凛香が来てくれた!
春翔は耳元に言った
「ちゃんと凛香ちゃんとデート行く為に絶対に一位になれよ!あの日した約束してもらうからな!後足は無理だったら無理すんなよ!」
俺は凛香が目の前にいる為春翔の耳元に言った
「おう!足は多分大丈夫だと思うから!気にすんな!」
そして凛香も俺の耳元に囁いた
「朝陽が一位なったら私からご褒美してあげるから絶対勝ってね!」
「お、おい!ご褒美って?」
「勝ってからよお楽しみに!」
「じゃあ朝陽頑張ってね」
「朝陽頑張れよ」
俺はスタートラインに立ったとに身体が一瞬震えた
そして俺は笛の音と同時にスタートした
このレースは先に三周しないといけないから体力が持つか心配な所だ!
そして二周走り切ったところでとうとうこれで終わりかと思ったその時凛香の声に気づいた
「あさひー頑張ってー!」
俺は凛香の声が耳に入っていく感じがした
そして俺のどこかにある勇気を出た。
そして俺は見事に一位を獲得して水族館のチケットを見事手に入れた
そしてその日の体育祭は綺麗に終わった
そして俺たちの心には新たな青春の一ページが刻まれた。
そして俺は水族館のチケットを手に入れた事で新たな勇気が湧いた
俺は凛香を水族館で誘うと同時に待ち合わせてしていた公園にあっという間に着いてしまった。
「ごめん!待った?」
「ううん!今来たところだよ!」
そして俺はブランコに座った
「お疲れ様!体育祭!」
「うん!朝陽もおつかれ」
「担当直入に聞くけど話って何?」
「あーそれ聞いちゃうか!まぁそうだね!担当直入言うと、凛香俺と水族館に一緒に行かないか?無理なら断ってくれても良い」
「なんか告白の感じだけどデートの誘いだよね?」
「うん」
「わかった良いよ!こっちも待ってたんだからね!じゃあ私からも朝陽私と温泉旅行行こう!私もチケット当たったからさ」
「えっ!ちょっと驚いているけど本気なんだよね!」
「うん!至って私は本気だよ!」
「じゃあ息抜きに行きますか!」
「うん!いついく?」
「うーん、そうだな!体育祭やったから一週間は学校休みだから明後日行こう!明日はちょっと準備して!」
「ok!移動手段どうするの?私車の免許持ってないから朝陽は持ってるよね!」
「いや、実は言うと俺も持ってないんだ!」
「じゃあどうするのよ!電車で行くしかないよね!」
「待って、スポーツバイクで行かないか?
景色も見ながら!」
「良いねー!めっちゃあり!」
「じゃあ決定だな!また明後日な!」
「うん!楽しみ!バイバイ!」
気が遠くなるほど長い校長先生の話の後、生徒代表にやる選手宣言を済まし、俺たちは実行委員のイベントテントの下に集まった
「実行委員諸君、今日まで準備もろともご苦労だった。しかし本番はこれからだ。トラブルなく今日を終われるように、油断せずにやっておこう。あとは熱中症には気をつけて。忙しくても水分は取るように」
実行委員に配布された赤いTシャツを着た、綾音先輩の弟が裏方全員に挨拶する
隣にいる副会長も笑顔で見回した。
「あ、けどねみんなにもこの体育祭を楽しんでほしい。ここの体育祭は三年に一回しかないからね。」
なんかまともなことを言う副会長
「あー。もうこんな時間だ。そろそろ競技が始まる!はい、みんな自分の持ち場に着いて!
解散」
なんか締まらない挨拶だったが、それでも仕事の開始を宣言されたら動かないといけない
俺は持ち場につくと自分の担当作業を開始した
仕事は次の競技の案内だ。春翔も同じだから心強い。
案内看板の整理している時後ろから声を掛けられた。
振り向くと、そこにいたのは凛香だった
「よう!凛香どうした?」
「えっと、、そうそう。熱中症注意の為に看板回ってたの」
「そうなのか。凛香もちゃんと熱中症気をつけろよ。」
「うん。ありがとう」
「お二人さんはそこで話してね」
「おい。春翔俺も行くよ」
「大丈夫。これくらいは一人で行けるから」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
春翔は俺にウィンクしていってしまった
多分俺たちの為にしてくれたみたいだ
「にしてもさ、とうとう始まったね。盛り上がるといいね」
凛香はなぜか浮かれた様子で呟いた
「だな!トラブルがなければいいけどな」
「そうだね!」
そうして話していると春翔が帰ってきたら
「おう!おかえり春翔」
「そういえば凛香、保険の先生が呼んでたぞ」
「うわー!まじか、ありがとうね、春翔」
「凛香、そっちも頑張ってね」
「うん!ありがとう朝陽。大好き」
俺は固まってしまった
「おい!朝陽、今凛香から大好きって言われたな!」
「やっぱりそう聞こえたよな!なんか照れるんだけど」
俺は当たりを見ると俺のテントの中で最も視線が俺の所に集まっていると感じた
その中では恥ずかしいと思った
「ちょっと便所行ってくる」
「朝陽、前向いて歩けよ!」
俺はトイレの鏡をみながら水で顔を濡らした
なんで凛香はあのタイミング好きって言ってきたんだ?
みんなの前だから余計に恥ずかしさと照れてると自分でもわかってる
でもあの場所は恥ずかしさがある
まぁ仕事もあるし俺は自分のテントに戻った
戻ると先輩たちにダル絡みされた
「おいおい朝陽、あの学校で唯一の女子凛香ちゃんと付き合ってのかよ!あまりにも羨ましいすぎだぞ!」
俺は笑いながら言った
「はい!一応凛香とは付き合ってます!嬉しながら」
俺は絡まれていたので春翔に目で助けを求めた
春翔は目で仕方ないなとわかるように目で合図をした
「朝陽、ほら仕事だぞ!俺と一緒に行くぞ!」
「お、おう!」
俺は急足にプラカードを持って担当に場所に向かった
「ありがとうな。春翔」
「いや、お前が目で助けて合図しなければ助けなかったよ」
「えっ、まじかよ。俺が困ってたのに!それよりお前、凛香には言ってたのか?」
「えっ、?何を?」
「はぁ、学校には秘密だよって!」
「あぁ、ちゃんと言ったぞ!」
「本当かよ!朝陽だから言い忘れている可能性が高いだよな」
「おい!ちょっと信用しろよ!」
「ごめんごめん。ほら行くぞ。ちゃんとプラカード見えるようにあげろよ!」
「おう」
そうして俺たちは自分の種目を参加してカメラをバッテリー上がりもしなかった!そしてトラブルも無いまま一時間のお昼休憩に入った
『これよりお昼休憩に入ります。競技の再会は十三時ですので、それまではグランドに戻って来てください』
そして俺と凛香の親は仕事が急に入ってしまって来れなくなってしまった
俺はカメラの状態の確認して凛香のもとに向かった
「凛香お疲れ!お昼どうする?」
「朝陽はどうするの?」
「あぁ俺は、近くに牛丼屋あるからそこで食べてこようと思ってる」
「あのさ、もし朝陽が良かったらさ、私か作ってきたお弁当一緒に食べない?」
「えっ、逆にいいのか?」
「うん!むしろ朝陽のために作ってきたしね!」
俺は内心とても嬉しかった!俺のために作ってくれたことに
行事のことで楽しい時間かもしれない
俺たちは外の階段ところに凛香が持ってきたレジャーシートを敷いてそこに座った
「はい!私のより大きいお弁当箱!」
「おう!ありがとう!」
俺は何が入ってるのかドキドキしながらゆっくりと蓋を開けた
開けた瞬間外の熱気と蓋に閉じ込められてた美味しそうなにおいが解放された
そして俺の鼻の中に入っていく
「おー俺の好物が入ってるじゃん!めっちゃ嬉しい」
俺が好きなハンバーグに唐揚げにたまご焼き、そして野菜系も入ってる!まさに運動した後に最高なお弁当だ。
「いただきます」
「いただきます」
ひとくちハンバーグを口に運ぶと凛香がすごい視線を送ってくるのを感じた
「うん!結構おいしいよ」
俺は笑顔で凛香を見つめた
「良かった!自信なかったんだよね!」
「凛香!これちょっとしょっぱい!」
「えっ、朝陽ごめん。どれ?」
「卵焼き。俺卵焼きは甘いのしか食べれないんだよ!」
「えっ、ほんとだ。私のは甘い!じゃあ交換しよね!多分間違えて入れ間違っちゃったみたいだからさ」
「うん!なんかごめんね!」
「うん!全然大丈夫だよ!私こそごめんね」
「だってさ指怪我してそれほど俺の為に頑張ってくれたんでしょ!それなのに俺は文句なんか言って」
「大丈夫だってさ!だって前から朝陽からリクエスト貰ってたからね!だから気にしないで食べよう!時間過ぎちゃう」
「そうだな」
「うん!ほら朝陽あーん。」
ん!ちょっと驚いた。口の中は甘いけど、外は暑くて恥ずかしい気持ちだった!
「お、おい!そういうのは俺がやるものだろ!」
「えーじゃあ朝陽私その唐揚げ食べたいからちょうだい!」
凛香は『あーん』待ちをしているので俺は凛香の口まで運んでやった!
まさに恋人同士がやる奴を思った
「うん!おいしいけど思ったより恥ずかしいね!」
「・・・・だろ。恥ずかしいんだからな」
やる側も、恥ずかしいと思いながらも俺は話題を変えた
「そうだ!ほらライブ配信してるからだから俺の携帯でこれまで事見ようぜ!」
「・・・うん・・・」
そうして二人して俺の携帯でみてると急に話しかけられた
「すいませんー。今お話し大丈夫ですかー?」
二人して携帯から顔をあげるとそこにいたのは日焼けをしている大柄な男子だ。
「どうもー!新聞部の佐藤有紗です。後、カメラ部の田中吾郎です。生徒たちにインタビューをしてるんですけど、お話し聞かせてももらって大丈夫ですか?」
「まぁ少しならいいですよ!」
「ちょっと朝陽!」
「大丈夫だよ!少しだからね!」
「まぁ少しならいいけど?」
俺が答えると笑顔で佐藤さんと田中さんは笑った
「ありがとうございます。お二人は実行委員と保険委員ですが、今のとこは大きなトラブルもなく体育祭は進んでをおりますが、本日本番を迎えてご感想あれば教えてください」
「ではまずはお先に女性の方からお願いします!」
「まずは第一に怪我人や熱中症の方がいない事です。そしてこれからも暑いと思いますが水分補給を怠らないようにお願いします!また体調が悪くなったら時は近くにいる方に声を掛けてこちらの保険委員のテントまで連れて来てください。また保険委員もプラカードを持って宣伝しますのでその時体調が悪かったら遠慮なく声をおかけてください。」
「おー!ありがとうございます」
「ではお次は右の男性の方お願いします」
「はい!そうですね。思ったよりみんな楽しんでくれてるので実行委員は嬉しい限りです。」
「ありがとうございます。では最後の質問とさせていただきます。単刀直入にいいますがお二人はお付き合いをされているのですか?」
えっ、と声を出してしまった。不覚だった。俺らは付き合っているがみんなには公表していない!むしろこれは大チャンスなのではと思った
ここで付き合ってると言うと輩が凛香に寄らなくなる事だ。凛香には色々我慢させてしまったからな!
「あー、はい!お付き合いはさせてもらってます!」
「やっぱりそうでしたか、ではどちらから告白されたんですか?」
「あーはい!一応俺からいいました。」
「その時彼女さんはなぜその時オッケーしたんですか?」
「えっ、まぁ前々から気になってたからかな?多分そうだと思います。」
「いやー青春楽しんでますね!インタビューありがとうございます。では引き続き体育祭頑張ってください!」
そうして俺たちはいちゃつきながら凛香が作ってきた弁当を食べいる時放送がなった
『速報が入りましたのでお知らせします。実行委員の佐藤朝陽君。至急本部までお越しください』
「朝陽呼ばれたね!」
「そうだな!じゃあ行ってくる!」
「うん!」
俺は何事だろうと駆け足で本部まで急いだ。
『よし!全員集まってくれたな!呼んだのはちょっとトラブルが起きてしまったからだ。』
生徒会長と先生方がいて少し俺は緊張していた
『単刀直入言うと朝陽ライブ配信していたカメラが壊れてしまった。カメラは2台熱くて故障してしまった。朝陽カメラは何台持ってきてる?』
「はい!念の為カメラは5台ほど新品のカメラを持ってきてます!後カメラセッティングするのに少々時間掛かるんですが少し時間を欲しいくらいですね!最善を尽くしますが!」
「あぁ時間は気にしないで作業に集中してくれ!任せてたぞ朝陽」
「はい!」
『他の先生方少し時間遅くなりますが調整お願いします。』
『生徒と保護者の皆様にご連絡します!ただいまカメラが故障してしまい皆様にご迷惑をお掛けしています!再開の時間はめどがわかっていませんが予定は十三時三十を予定しております!保護者の皆様にはご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いします!以上放送委員会責任者坂本でした』
そして俺は作業に取り掛かった暑い中やるのはきつかった
作業が終わった時自分のスマホを見た時計は十四時ぴったりだった。
俺は本部に行って作業が終わった事と動作確認は問題ないことを言った
「よし!お疲れ様朝陽!後10分後したら再開するから水分補給と準備よろしく!」
「はい!わかりました」
『皆様にご連絡が遅くなってすみません!予定よりの時間が遅れての再開となりました!この後十⚪︎分後の再開とします!保護者の皆様にご迷惑をおかけしましたことにお詫び申し上げます!以上放送委員会責任者坂本でした』
「ごめんね。凛香お弁当全部食べれなくて!」
「ううん。大丈夫だよ。それより作業してる朝陽の姿かっこよかったよ!じゃあ行こうか!後十◯分しかないから!」
「あ、うん!」
また凛香に急にかっこいいって言われた。
これが急に言われると照れる
俺は凛香と一緒に自分の委員会のテントに戻った
『競技が遅れて大変申し訳ございませんでした!これより再開します!保護者の皆様には多大なご迷惑をおかけしました!次の競技は綱引きです!』
そして色んな競技がやっていくなかで最後の競技が、やってきた。緊張もする
そして入場待機している時春翔と凛香が来てくれた!
春翔は耳元に言った
「ちゃんと凛香ちゃんとデート行く為に絶対に一位になれよ!あの日した約束してもらうからな!後足は無理だったら無理すんなよ!」
俺は凛香が目の前にいる為春翔の耳元に言った
「おう!足は多分大丈夫だと思うから!気にすんな!」
そして凛香も俺の耳元に囁いた
「朝陽が一位なったら私からご褒美してあげるから絶対勝ってね!」
「お、おい!ご褒美って?」
「勝ってからよお楽しみに!」
「じゃあ朝陽頑張ってね」
「朝陽頑張れよ」
俺はスタートラインに立ったとに身体が一瞬震えた
そして俺は笛の音と同時にスタートした
このレースは先に三周しないといけないから体力が持つか心配な所だ!
そして二周走り切ったところでとうとうこれで終わりかと思ったその時凛香の声に気づいた
「あさひー頑張ってー!」
俺は凛香の声が耳に入っていく感じがした
そして俺のどこかにある勇気を出た。
そして俺は見事に一位を獲得して水族館のチケットを見事手に入れた
そしてその日の体育祭は綺麗に終わった
そして俺たちの心には新たな青春の一ページが刻まれた。
そして俺は水族館のチケットを手に入れた事で新たな勇気が湧いた
俺は凛香を水族館で誘うと同時に待ち合わせてしていた公園にあっという間に着いてしまった。
「ごめん!待った?」
「ううん!今来たところだよ!」
そして俺はブランコに座った
「お疲れ様!体育祭!」
「うん!朝陽もおつかれ」
「担当直入に聞くけど話って何?」
「あーそれ聞いちゃうか!まぁそうだね!担当直入言うと、凛香俺と水族館に一緒に行かないか?無理なら断ってくれても良い」
「なんか告白の感じだけどデートの誘いだよね?」
「うん」
「わかった良いよ!こっちも待ってたんだからね!じゃあ私からも朝陽私と温泉旅行行こう!私もチケット当たったからさ」
「えっ!ちょっと驚いているけど本気なんだよね!」
「うん!至って私は本気だよ!」
「じゃあ息抜きに行きますか!」
「うん!いついく?」
「うーん、そうだな!体育祭やったから一週間は学校休みだから明後日行こう!明日はちょっと準備して!」
「ok!移動手段どうするの?私車の免許持ってないから朝陽は持ってるよね!」
「いや、実は言うと俺も持ってないんだ!」
「じゃあどうするのよ!電車で行くしかないよね!」
「待って、スポーツバイクで行かないか?
景色も見ながら!」
「良いねー!めっちゃあり!」
「じゃあ決定だな!また明後日な!」
「うん!楽しみ!バイバイ!」