作者「はい、皆さん、こんにちはー!」
オディール「こんにちはー!」
ミラーナ「こんにちはぁ」
作者「堂々二十万字完結! 二人ともお疲れさまでした!」
オディール「いやホント、ひどい目に遭わされてクタクタですよ」
ミラーナ「オディは随分大変だったみたいね、お疲れさまっ」
作者「ごめんなさいねぇ。でも殺されていないだけ過去作からすると楽な方なんですよ? ぬははは」
オディール「……」
作者「そ、そんな怒らないで、神になったのだからいいじゃないですか」
オディール「神……ねぇ。雑用ばっかり回ってくるんだけど?」
作者「大いなる力には大いなる責任が伴いますからな」
オディール「あー、スローライフの方が良かったなぁ」
ミラーナ「私はのんびり暮らさせてもらってますけどね。ごめんね、オディ」
作者「まぁのんびりと言っても四人も娘さんいたら大変でしょ?」
ミラーナ「そりゃもう毎日戦争ですけどね。でも、四人の娘に囲まれる暮らしは気に入っています」
作者「うんうん、あらすじ通りスローライフ物ですな。ぬははは」
オディール「え……? 主人公のこと忘れてない?」
作者「娘さんがそろそろ手伝ってくれるんじゃないんですか?」
オディール「えー? タニアみたいに?」
作者「そうそう、肉球手袋を渡したらいいんじゃないですか?」
オディール「うーん、僕はタニアに何度も殺されかけてるんでねぇ……」
 渋い顔で首をひねるオディール。

作者「あれ、殺されてたらそこで物語終わってましたね」
オディール「そういう展開やめましょうよ……」
ミラーナ「そうですよ。私も殺されかけてひどい目に遭ったわ」
作者「分かります。分かるんですが……、これ物語なんですよね……」
オディール「面白くないと存在そのものが消えちゃうって事ですか?」
ミラーナ「えーーっ!」
作者「世の中恐ろしいのです」
オディール「……」
ミラーナ「……」
作者「そう言えば、ミラーナさん、オディールが元々男だったことはどう思いましたか?」
オディール「うわー! うわー! うわー! な、何をいきなり!!」
作者「え? まだ言ってなかったんですか?」
オディール「それは秘密だったの!!」
作者「あちゃー……」
ミラーナ「オディ……。それ、本当なの?」
 真顔で迫るミラーナ。

オディール「いや、そ、そのぅ……」
 うなだれ、うなずくオディール。

ミラーナ「フーン、そうなんだ……」
作者「お、男だと嫌ですか? やっぱり」
 冷汗を垂らす作者。

ミラーナ「いや、別に。男でも女でもオディはオディだから。でも、オディの口から聞きたかった……かな?」
 ジト目でオディールを見る。

オディール「ご、ごめんよぉ。言うタイミングがなかなかなくて……」
ミラーナ「まぁ、後でゆっくりと……ね?」
オディール「は、はい……」
 作者をものすごい目でにらむオディール。

作者「さ、さて、そろそろ次の物語へ行かないと……」
ミラーナ「あら? もう終わりなの?」
作者「少し物足りないくらいがちょうどいいんですよ。はははは……」
オディール「あぁこれで全部終わりかぁ……。寂しくなるなぁ……。次はうちの娘達も出してくれるんですよね?」
作者「え? 出していいんですか?」
オディール「そりゃあうちの娘たちの可愛さを皆さんにも見て欲しいですからね。でも、殺さないでくださいよ?」
作者「殺しちゃダメ……かぁ……」
オディール「ダメです!」
ミラーナ「ダメよ!」
作者「それはまた難問だなぁ」
オディール「可愛く活躍させればいいじゃないですか」
作者「うん、まぁ、そうなんですけど、幼女枠にはタニアもいるしなぁ……」
オディール「タニアはもう十分活躍したから、次はうちの娘!」
作者「はぁ。まぁ、検討してみますよ」
オディール「頼みましたよ!」
作者「はい……。さて、そろそろお時間が来たようです。最後に一言お願いします」
オディール「最後までお付き合いいただきありがとうございました! 皆さんに読んでもらえてとても嬉しかったです!」
ミラーナ「短い間でしたが皆さんと縁ができたこと、宝物です。ありがとうございました」
作者「うちの小説たちは基本的に世界観一緒ですので、ぜひ、他の作品も楽しんでみてくださいね。最後までありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!」
オディール「バイバーイ!」
ミラーナ「またねぇ」