「行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい。」
今日も一日が始まる。昨日澪に相談することができて、気持ちも晴れやかになった。
そして歩き出した先に蓮がいる。だが、蓮はスマホを見ていて私にはまだ気づいていないみたい。
「わぁ!!」
「びっくりした〜、なんだ萌百か。おはよう。」
「おはよう。」
ドッキリ大成功。これも1度やって見たかったことだった。
「そういえばさ、明後日の土曜日に家族で旅行に行こって話してるんだけど、萌百の家も誘っといてって母さんに言われたんだけど。」
途中、蓮がそういった。また前のように話すようになったから、蓮のお母さんを誘ってくれたのだと思う。明後日か、急な話だけどオッケー出してくれるかな。少し不安だが、そのときは頑張って説得しよう。
「旅行いいな〜。お母さんたちに聞いてみるね。」
「おう。」
また一つ私の願いが叶う。嬉しい反面、複雑な気持ちもあった。今の時期に旅行に行くのは、もうすぐ蓮が亡くなってしまうから、思い出をつくりたくて行くんじゃないか。そんなことを考えてしまい、少し悲しくなる。
「どうかしたか?」
「ううん。大丈夫。」
何を弱気になってるんだ。あの日後悔したことを全部やり直したい。そう思ってもう一度蓮に会いたいって願ったんだから、前向きに考えなきゃ。
「旅行ってどこ行くつもりなの?」
「えーっとー、、、内緒ー。」
「なんでよ、教えてくれたっていいじゃん。」
「ダメダメ。まだお楽しみ。」
「え〜。でも楽しみだな、旅行。」
急に誘われたから驚いたが、蓮の方も急遽決まったことかもしれない。
行き先は気になるが、とりあえず家に帰ったらすぐ、お母さんたちに相談しよう。
「澪〜。」
「どうしたの?またそんなにニコニコしちゃって。」
「蓮が明後日旅行に行かないかって。あっ、もちろん家族も一緒だよ。」
「お〜。いいね、彼氏と旅行って羨ましいよ。」
「うん、楽しみ。」
「ちゃんと楽しんでくるんだよ、後悔しないようにね」
「分かってる。」
もう二度と行けないかもしれない。だからこそ、その特別な時間を蓮と一緒に楽しみたい。
「でも大丈夫?辛くない?無理はしちゃいけないからね。」
本当に澪は優しいな〜。
「大丈夫。ここでクヨクヨしてたらまた後悔すると思うし、浮かない顔してたら蓮も私のこと気にして楽しめないだろうから。」
「なんか変わったね、萌百。強くなった気がする。私に相談してくれるようになったし。」
「そうかな。」
「うん。私、萌百があのこと話してくれて、結構嬉しかったんだよ。またいつでも頼ってくれていいからね。」
「ありがとう。」
誰かを頼れるようになったり、勇気を出して自分から一歩踏み出せたり、時間が戻ったことで成長できたと自分でも感じることがある。
考えたくないけれど、蓮と二度目の別れがきた時、蓮の死が無駄じゃなかったと思えるような自分でいたいと思う。
「行ってらっしゃい。」
今日も一日が始まる。昨日澪に相談することができて、気持ちも晴れやかになった。
そして歩き出した先に蓮がいる。だが、蓮はスマホを見ていて私にはまだ気づいていないみたい。
「わぁ!!」
「びっくりした〜、なんだ萌百か。おはよう。」
「おはよう。」
ドッキリ大成功。これも1度やって見たかったことだった。
「そういえばさ、明後日の土曜日に家族で旅行に行こって話してるんだけど、萌百の家も誘っといてって母さんに言われたんだけど。」
途中、蓮がそういった。また前のように話すようになったから、蓮のお母さんを誘ってくれたのだと思う。明後日か、急な話だけどオッケー出してくれるかな。少し不安だが、そのときは頑張って説得しよう。
「旅行いいな〜。お母さんたちに聞いてみるね。」
「おう。」
また一つ私の願いが叶う。嬉しい反面、複雑な気持ちもあった。今の時期に旅行に行くのは、もうすぐ蓮が亡くなってしまうから、思い出をつくりたくて行くんじゃないか。そんなことを考えてしまい、少し悲しくなる。
「どうかしたか?」
「ううん。大丈夫。」
何を弱気になってるんだ。あの日後悔したことを全部やり直したい。そう思ってもう一度蓮に会いたいって願ったんだから、前向きに考えなきゃ。
「旅行ってどこ行くつもりなの?」
「えーっとー、、、内緒ー。」
「なんでよ、教えてくれたっていいじゃん。」
「ダメダメ。まだお楽しみ。」
「え〜。でも楽しみだな、旅行。」
急に誘われたから驚いたが、蓮の方も急遽決まったことかもしれない。
行き先は気になるが、とりあえず家に帰ったらすぐ、お母さんたちに相談しよう。
「澪〜。」
「どうしたの?またそんなにニコニコしちゃって。」
「蓮が明後日旅行に行かないかって。あっ、もちろん家族も一緒だよ。」
「お〜。いいね、彼氏と旅行って羨ましいよ。」
「うん、楽しみ。」
「ちゃんと楽しんでくるんだよ、後悔しないようにね」
「分かってる。」
もう二度と行けないかもしれない。だからこそ、その特別な時間を蓮と一緒に楽しみたい。
「でも大丈夫?辛くない?無理はしちゃいけないからね。」
本当に澪は優しいな〜。
「大丈夫。ここでクヨクヨしてたらまた後悔すると思うし、浮かない顔してたら蓮も私のこと気にして楽しめないだろうから。」
「なんか変わったね、萌百。強くなった気がする。私に相談してくれるようになったし。」
「そうかな。」
「うん。私、萌百があのこと話してくれて、結構嬉しかったんだよ。またいつでも頼ってくれていいからね。」
「ありがとう。」
誰かを頼れるようになったり、勇気を出して自分から一歩踏み出せたり、時間が戻ったことで成長できたと自分でも感じることがある。
考えたくないけれど、蓮と二度目の別れがきた時、蓮の死が無駄じゃなかったと思えるような自分でいたいと思う。



