一軍にいるのって、疲れる。小学生の頃から仲が良い友達が賑やかな性格で、私もなんとなくその友達のグループに加入している。男子四人に女子三人。私を除いた全員がノリの良いタイプだから、私もなんとなくそれに合わせている。みんなが笑った時には私も声を上げて笑い、みんなが泣いたら私もなんとなく鼻を啜る。おかげで演技の方だけは自信がある。今のところは、難なくやれているし、逆に他のメンバーに好かれていると自覚している。だからこそ、一人になったときだけは自分でいられる気がして安心できる。
放課後、週に二度ほどいつものメンバーでカラオケかファミレスへ行く。他愛ない馬鹿な話をして時間を潰している。一軍のメンバーの中で一人、男子の中村という奴がいるのだが、中村はチャラい格好をしながらも家はかなりの金持ちで彼自身も頭がいい。だから平日カラオケに行く日以外の三日は塾や、他の習い事が入っているらしく、そういう日はなんとなくメンバー別々で帰るという習慣になっていた。
その三日が、私にとっては安心できる日で、下校中早い段階で帰路が分かれるためにもう一度学校へ足を運んでいる。幸い、メンバーにはバレていない。
急ぎ気味に学校へ戻ると、そのまま空き教室に直行する。誰もいないしんとした教室に足を踏み入れた途端、私はやっと息を吐くことができるのだった。別に家へ帰っても問題はないのだが、なんとなく教室の方が落ち着く。あと、フォロワーからのコメントもきていたし。
まず、教室と教室周辺に人気がないことを確認してからそっとドアを閉める。一番窓際の後ろの方の席に座って、スマホを取り出す。
写真投稿アプリに届いている通知を確認してから、準備を始める。制服の一番上のボタンを外すと風が通って気持ちよかった。学校の教室でとってほしいというコメントがきていたからもっと教室らしさが出るようにスマホカメラのアングルを調整する。
制服のボタンを三つほど外したら、ピンク色のレース生地のブラが視界に入る。今日初めて着けたものだ。きっと、喜んでくれるだろう。
そう考えながら、いい感じにブラと谷間が見えるように体を傾ける。タイマーをセットして写真を撮る。アプリの機能でシャッター音は鳴らないように設定している。
放課後、週に二度ほどいつものメンバーでカラオケかファミレスへ行く。他愛ない馬鹿な話をして時間を潰している。一軍のメンバーの中で一人、男子の中村という奴がいるのだが、中村はチャラい格好をしながらも家はかなりの金持ちで彼自身も頭がいい。だから平日カラオケに行く日以外の三日は塾や、他の習い事が入っているらしく、そういう日はなんとなくメンバー別々で帰るという習慣になっていた。
その三日が、私にとっては安心できる日で、下校中早い段階で帰路が分かれるためにもう一度学校へ足を運んでいる。幸い、メンバーにはバレていない。
急ぎ気味に学校へ戻ると、そのまま空き教室に直行する。誰もいないしんとした教室に足を踏み入れた途端、私はやっと息を吐くことができるのだった。別に家へ帰っても問題はないのだが、なんとなく教室の方が落ち着く。あと、フォロワーからのコメントもきていたし。
まず、教室と教室周辺に人気がないことを確認してからそっとドアを閉める。一番窓際の後ろの方の席に座って、スマホを取り出す。
写真投稿アプリに届いている通知を確認してから、準備を始める。制服の一番上のボタンを外すと風が通って気持ちよかった。学校の教室でとってほしいというコメントがきていたからもっと教室らしさが出るようにスマホカメラのアングルを調整する。
制服のボタンを三つほど外したら、ピンク色のレース生地のブラが視界に入る。今日初めて着けたものだ。きっと、喜んでくれるだろう。
そう考えながら、いい感じにブラと谷間が見えるように体を傾ける。タイマーをセットして写真を撮る。アプリの機能でシャッター音は鳴らないように設定している。