「美希を忘れられない、俺にもう一度チャンスをくれないか」

「ごめんなさい、私離婚する気持ちないから」

そう言ってその場から離れようとすると、いきなり腕をつかまれて引き寄せられた。

そこに彼が割って入り込み、私を自分の方へ引き寄せた。

彼は劉の胸ぐらをつかみ「人の妻に手を出すんじゃねえ」と殴りかかりそうになった。

「わかった、わかったよ、あんたが鏑木建設社長か、もう手出ししないよ」

「美希、捨てられないようにな」

すると彼は劉に対して一言投げつけた。

「美希は捨てねえし、別れる気もねえ、美希に二度と近づくな」

彼は私の手をつかみその場から離れた。


マンションに着くと、彼は何も言わず黙っていた

「ごめんなさい、今日お仕事はどうされたのですか?」

「嫌な予感がして戻ってきた、待ち伏せなんて卑怯な手を使いやがって」

彼は私を抱き寄せてキスをした、そのまま私を抱きかかえてベッドに押し倒した。