「杏莉おはよう!」
「あ、みのりおはよう」
校門をくぐった辺りで話しかけてきたみのりと話しつつ教室へ向かう。
みのりとは中1の時に同じクラスで仲良くなった。きっと学校の中では1番仲がいい、と思う、多分
だからって気を抜くようなことはしないけれど。もう繰り返さないためにも。
「おはよう」
「おはよう」
教室へ入ると少し前に着いたのだろう、ともかが話しかけてくる。ともかは2年になって同じクラスになった子で友達の贔屓目抜きにしてもとても美人だった。正直美人にはいい思い出があまりないけれどともかはとても良い子で性格のいい美人もいるんだな、なんて失礼なことを思った事を覚えている。
「数学の課題って提出いつだっけ?」
「明日じゃなかった?」
「え、まじで?!明後日だと思ってた…」
「みのりまたかよ…先に気づけて良かったね」
「ほんとにね」
「てかもうすぐテストじゃない?」
「それは言わない約束!」
そういえばもうすぐ定期テストの時期だったな、なんて気づく。もうそろそろ勉強を始めた方がいいだろうか。
「2人はいいじゃんか。勉強できるんだから。」
ともかはまあまあ頭が良い方だがみのりはいつも平均位なので憂鬱なのだろう。
みのりの得意科目は美術なので中間テストの時期はいつも少しテンションが低くなっている。
「そーでもないよ。」
「またそんなこと言って…」
「てか今日体育あるじゃん」
「だるー」
「そう?楽しくない?」
「だってともかは運動神経いいじゃん」
そうなのだ。天は二物を与えずなんて言うけれどともかは顔よし頭よしどころか運動神経がとてつもなく良いのだ。運動神経の悪い私とは正反対だ。
「みのりだってそんな悪くないじゃん」
ガラッ
先生が入ってきてその場は1度解散した。
2人ともとても良い子でいつも3人でいる。3人とも好きな事も目線も違うので話していてとても面白い。
「あ、みのりおはよう」
校門をくぐった辺りで話しかけてきたみのりと話しつつ教室へ向かう。
みのりとは中1の時に同じクラスで仲良くなった。きっと学校の中では1番仲がいい、と思う、多分
だからって気を抜くようなことはしないけれど。もう繰り返さないためにも。
「おはよう」
「おはよう」
教室へ入ると少し前に着いたのだろう、ともかが話しかけてくる。ともかは2年になって同じクラスになった子で友達の贔屓目抜きにしてもとても美人だった。正直美人にはいい思い出があまりないけれどともかはとても良い子で性格のいい美人もいるんだな、なんて失礼なことを思った事を覚えている。
「数学の課題って提出いつだっけ?」
「明日じゃなかった?」
「え、まじで?!明後日だと思ってた…」
「みのりまたかよ…先に気づけて良かったね」
「ほんとにね」
「てかもうすぐテストじゃない?」
「それは言わない約束!」
そういえばもうすぐ定期テストの時期だったな、なんて気づく。もうそろそろ勉強を始めた方がいいだろうか。
「2人はいいじゃんか。勉強できるんだから。」
ともかはまあまあ頭が良い方だがみのりはいつも平均位なので憂鬱なのだろう。
みのりの得意科目は美術なので中間テストの時期はいつも少しテンションが低くなっている。
「そーでもないよ。」
「またそんなこと言って…」
「てか今日体育あるじゃん」
「だるー」
「そう?楽しくない?」
「だってともかは運動神経いいじゃん」
そうなのだ。天は二物を与えずなんて言うけれどともかは顔よし頭よしどころか運動神経がとてつもなく良いのだ。運動神経の悪い私とは正反対だ。
「みのりだってそんな悪くないじゃん」
ガラッ
先生が入ってきてその場は1度解散した。
2人ともとても良い子でいつも3人でいる。3人とも好きな事も目線も違うので話していてとても面白い。