【一括アップver.】つれずれなるままに

 「数としてのゼロ」は7世紀(紀元628年)に、数学者・天文学者であるブラーマグプタが、その天文に関する著書「Brahmasphuta Siddhanta」(宇宙の始まり)において、「0(ゼロ)と他の整数との加減乗除」について論じたことが起源とされている。
「出典:ニッセイ基礎研究所HPより一部抜粋」

 無の概念は、高度な哲学になるので引用をした。
 わかりやすく言うと、数字で表現するときに、対象が無いことを表現するときの「ゼロ:無」。
 もう一つは、無を考える主体さえも無い、絶対的な「ゼロ:無」。

 一般的に「無」というと、後者を指すことが多いと思う。
 アイデアを出すときには「無から有は生まれない」と考える。
 必ずアイデアの種になる言葉やイメージが無くてはならない。
 何も条件設定がない場合は、自分で制約をつける。
 制約があることによって自由な発想が可能になる。
 絶対的な無は思考を停止させる。
 だが、アイデアに詰まると絶対的な無にハマってしまうことがある。
 目がうつろになり、いつまでたっても生まれてこない。