「爆睡してたな。しかも楓によりかかって」
飛行機から降りて、飛行機と空港を繋ぐ道みたいなところで彰が俺にスマホを向けてきた。
「まじか…盗撮」
その写真は楓が俺の肩によりかかっていて俺が楓の頭に寄りかかっている状態の写真だった。
「後で送ってといてあげるから」
そういう問題ではなかったが、シンプルにその写真が欲しかった。弟の許可を得て、合法的に楓の寝顔写真が貰える。そう思ってしまった。
そのあとは、朱里さんの案内で朱里さんの友人が医院長をしている病院へと向かった。
向かっている時は、楓の荷物を俺が持ち、彰が朱里さんの荷物を持つことになった。
楓と朱里さんは最初は断ったのだが、俺と彰が勝手に持った。
「ここか…」
空港から歩いて約三十分の所に朱里さんの友人のいる病院にたどり着いた。
「普通に入って大丈夫なんですか?俺たちまだ荷物が…」
「いいんだよ」
そう言って病院の中へと歩いていってしまった。仕方が無いので俺たちはそれについて行くことにした。
「あら、朱里さんじゃない。お久しぶりです。そちらはお孫さんですか?」
中へはいると受付をしているお姉さんが朱里さんに反応した。
飛行機から降りて、飛行機と空港を繋ぐ道みたいなところで彰が俺にスマホを向けてきた。
「まじか…盗撮」
その写真は楓が俺の肩によりかかっていて俺が楓の頭に寄りかかっている状態の写真だった。
「後で送ってといてあげるから」
そういう問題ではなかったが、シンプルにその写真が欲しかった。弟の許可を得て、合法的に楓の寝顔写真が貰える。そう思ってしまった。
そのあとは、朱里さんの案内で朱里さんの友人が医院長をしている病院へと向かった。
向かっている時は、楓の荷物を俺が持ち、彰が朱里さんの荷物を持つことになった。
楓と朱里さんは最初は断ったのだが、俺と彰が勝手に持った。
「ここか…」
空港から歩いて約三十分の所に朱里さんの友人のいる病院にたどり着いた。
「普通に入って大丈夫なんですか?俺たちまだ荷物が…」
「いいんだよ」
そう言って病院の中へと歩いていってしまった。仕方が無いので俺たちはそれについて行くことにした。
「あら、朱里さんじゃない。お久しぶりです。そちらはお孫さんですか?」
中へはいると受付をしているお姉さんが朱里さんに反応した。