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一週間後。


廃墟から黒焦げの遺体が見つかったというニュースが流れていた。


火事があって随分時間が経過してからの発見になったのは、損傷が激しくて人だと判別するのに時間がかかったからだそうだ。


あたしはそのニュースを横目で確認してから、家を出た。


今日も空は雲ひとつない快晴だ。


咲も真里菜も光も、そして美緒もいなくなってしまったけれど、あたしにはとてもおだやかな日常が訪れていた。


通学路の途中で友人が待っていてくれる。


お昼を一緒に食べてくれる子がいる。


放課後遊びに誘ってくれる子がいる。


そんな、平和で幸せな毎日。