やっと起きた。
「もう準備したから、早く食べよ?」
「あら、ごめんなさいね。休みの日は私が作るって約束だったのに。」
「いいよ別に。疲れてるんでしょ?早く食べて、早くお風呂に入って、今日は早く寝な?片付けとかはやっておくからさ」
そう助言すると母は僕のことをぎゅっと抱きしめて耳元で、
「いつもごめんね。こんな辛い思いさせて……、母さんもっと頑張るから。」