電車に揺られながら日記にどんなことを書くか頭の中でずっと考えていた。
家に着くなりすぐに日記を書いた。この二日間のこと、あったこと全部。
そんな時に電話がなった。電話に出ると鼓膜が破れそうな声で、
「もしもし!」山本さんからだった。
「もしもし、どうしたの?」
「大したことじゃないんだけど、昨日と今日どうだったのか気になっちゃって…」
やっぱりその事か。だいたい予想はできてたけど、話してしまって大丈夫だろうか。そんなことを考えながら、黙ってしまっていると、
「おーい、どうした?もしかして私に気を使ってるの?それなら、もう平気だよ。随分昔の話だし」
彼女には全てお見通しだった。僕の心を読んでいるみたいに、本当に彼女には敵わない。だから話すことにした。
家に着くなりすぐに日記を書いた。この二日間のこと、あったこと全部。
そんな時に電話がなった。電話に出ると鼓膜が破れそうな声で、
「もしもし!」山本さんからだった。
「もしもし、どうしたの?」
「大したことじゃないんだけど、昨日と今日どうだったのか気になっちゃって…」
やっぱりその事か。だいたい予想はできてたけど、話してしまって大丈夫だろうか。そんなことを考えながら、黙ってしまっていると、
「おーい、どうした?もしかして私に気を使ってるの?それなら、もう平気だよ。随分昔の話だし」
彼女には全てお見通しだった。僕の心を読んでいるみたいに、本当に彼女には敵わない。だから話すことにした。