坂田博嗣「やばい、やばい寝坊だ、早く起きないと」
坂田博嗣は学校があるのにも関わらず寝坊してしまった、長期な休みは本当に危険だとも感じていた。
坂田博嗣は母親に朝食をいらない旨を伝えた。
坂田博嗣「お母さん、今日朝食いらないわ」
すると母親がこういった。
母「でも食べないと授業中に頭働かないわよ」
坂田博嗣「そうだけども」
母「牛乳だけでも飲んでいきなさい」
母親がそのように伝え、坂田博嗣もいってきますと伝えた。
坂田博嗣「わかったよ、いってきます。(俺の名前は坂田博嗣。
とまあ遅刻した身であるので、なかなかゆっくり話はできないが、少々時間をいただくことにしよう。今は高校2年生で、都内の瑞向学園に通っている。その高校はまるでドラマに出てくるきれいな校舎でそこだけは自慢できる、今では行ってよかったと思っている。文武両道、男女尊重の精神が強い。規律も自由で、単位制であり大学のような時間割である。よくメディアにも取り上げられ、その上ロケ地にも使われる。ちなみにここがロケ地に使われる場合は基本的に2週間前から先生からそれを伝えられる。高校生活はクラスの人たちと一夜を過ごすほど仲が良い。ここまでが高校の話。俺はというと常にアルバイトと遊びに明け暮れている日々だ、勉強もしないといけないのだが、なかなかやる気が大好きなカフェでのアルバイトが唯一の楽しみで学校終わりに走ってカフェに行き早く着いたらカフェでのんびりしてそのあとバイトをする感じだ。この生活がまるで楽しい。そんなこと言っているうちに学校に着いてしまった)
坂田博嗣「先生遅れてすみません(やばい情報の課題やり忘れてた、何て言い訳しようか)
坂田博嗣は、学校に着いたものの、今日が情報の課題の提出日だということをすっかり忘れていた、先生にどうしても怒られたくはないという気持ちが一心だった。
情報の先生 天草良治「坂田君、遅刻これで通算4回目ですよ。学年末で合格点を超えないとこの科目の単位は取れませんよ。」
情報の先生である天草良治はそのように伝えた。
坂田博嗣「はい、気をつけます(あれ課題は忘れてるのかな?)」
情報の先生 天草良治「とりあえず席に着くように」
坂田博嗣「はい、(またやってしまった)」
城田 恵「また博嗣遅刻?本当に大丈夫?」
坂田博嗣「あっうるさいわ。お前は平気なのかよ?」
城田 恵「私は大丈夫よ、授業で今のところ遅刻もないし、テストも前期良かったからね」
坂田博嗣「だったな、お前確かテスト情報100点だったな。」
城田恵「でしたね、前だけども」
坂田博嗣「その頭俺もほしいよ(こいつの名前は城田 恵、同じバイト先の仲間だ、もともとバイトが最初の出会いで話していると、偶然にも同じ学校であった。ただだんだん仲良くなっていると喧嘩も多くなるし、おせっかいさも出てくる。かわいいのにそこは残念。まあすごいところは成績11教科オールマイティにオール5で学年1位、野球のマネージャーもやり、アルバイトもほぼクローズまでいれてるのにきちんと学校との両立も図っている。ちなみにアルバイトではバイトリーダーを務めているから1人で現場を回せる、こいつと2人で現場を回すこともある。長くなったがこんな感じだ)」
城田 恵「まあ頑張れ、あっ先生が何か書き始めた」
情報の天草は黒板に何か書き始めた
情報の先生 天草良治「来週は休講です。先生が企業での講演があります。課題は特にないので自習しておくこと。坂田君にとってはうれしいでしょうね。」
坂田博嗣「いや、そんな」
情報の先生 天草良治「ほらなんか嬉しそうな顔してる、もうちゃんとしようね」
クラス全員「はは、坂田しっかり」
坂田博嗣「はい、(はずいな)
城田 恵「しっかりしようひろつぐ」

授業終了
城田 恵「あれ今日シフト何時から?」
坂田博嗣「今日は15:00~23:30かな」
城田 恵「あっ私もだ、今日マネージャー誰もいない日だからね.
意外と楽、他のメンバーも主婦さんたちだけど16:00で上がる人多いし今日は結局私たちだけだね」
坂田博嗣「まじか、やったー、平日だしあまり人も来ないだろ」
城田 恵「まあね」
坂田博嗣「だな、さてバイト行くか」
城田 恵「行きましょうか、でもまだ早くない?てかスタバる?」
坂田博嗣「いいよ」
坂田博嗣と城田恵は2人でスタバに行くことにした。スタバは学校から20分くらいだが、幸運なことにアルバイト先も近い。

坂田博嗣「着いたな」
城田 恵「まあね、さて何頼もうか」
坂田博嗣「俺はストロベリーフラペチーノにする」
城田 恵「私はラテにするわ」
2人はそれぞれ注文をして席に着いた。
坂田博嗣「なかなかねバイトって出会いないよね」
城田 恵「うーんまあね、てか彼女作りたいの?」
坂田博嗣「そうだね、作ってみたいなと」
城田 恵「へえー博嗣が彼女作りたいとわね、なかなか付き合ったらめんどくさいよ」
坂田博嗣「そりゃー作りたいよ、一緒にいると楽しいし」
城田 恵「楽しいけども、彼女に合わせないといけないことも出てくるのよ」
坂田博嗣「たしかにそうかも」
城田 恵「デートに毎回遅刻なんてしたら、どうなることか」
坂田博嗣「そこはなんとかせねば、お前はどうなの彼氏とか作りたくないの?」
城田 恵「私はいいかな今は、結構忙しいし」
坂田博嗣「そうなのか」
城田 恵「今の生活に満足してると、彼氏も必要なくなってくるかもね」
坂田博嗣「はは、まあお前らしいな」
城田 恵「うん、あっ電話店長からだ」
城田 恵は店長からの電話に出た。
城田 恵「お疲れ様です。どうしました?」
店長 六田 陸「お疲れさまです、なんか悪いね、実は今日パートさん月多さんが体調不良でお休みをしてしまい、今はパートさん3人で回していて、城田と坂田は15:00かから入ってると思うが、できれば今から入ってもらえないかな?14:00から」
城田 恵「なるほど了解です、坂田もいるので伝えます」
店長 六田 陸「頼んだ、あと坂田昨日締め切りのシフトを提出していないからそれも伝えてくれ」
城田 恵「了解です」
店長 六田 陸「うん、じゃあよろしく」
電話の音(ガチャ)
坂田博嗣「店長何だって?」
城田 恵「なんか月多さん体調不良でお休みらしくてなるはや勤務をしてほしいらしくて」
坂田博嗣「なるほど、じゃあもう行かないとだな」
城田 恵「あとシフト未提出だから早くだせだって」
坂田博嗣「やば、そうだったな」
城田 恵「ほら早く行くよ」

坂田と城田の2人はアルバイト先に向かった。
坂田博嗣「ここの信号いつも長いな」
坂田はイライラしていた、その横で城田は何か言っていた。
城田 恵「イライラしないの、女にもモテないよ」
坂田博嗣「うるさいな」
城田 恵「ほら、青になったよ」
坂田博嗣「おお」
2人は歩き始めてアルバイト先に着いた。アルバイト先は住宅地の近くにある。
カフェの名前はカフェブラウンというところだ。
坂田博嗣「着いたな、今からだるいな」
城田 恵「まあ、今日は楽だよ、少し話せるし」
坂田博嗣「話す時間が楽しいかもね」

主婦パート山田「お疲れ様です。あっ坂田さんホットコーヒーとクリームラテお願いしてもいいですか?」
坂田博嗣「了解です」
主婦パート有川「城田さんブラウンドック作ってください」
城田 恵「わかりました」
坂田と城田はお客様対応に追われ、なんとか対応を終えた。
主婦パート小山「ありがとうございます」
主婦パート有川「とりあえず、助かりました」
主婦パート山田「では私たちはお先に失礼いたします、お疲れさまです」
坂田・城田「お疲れ様です」
主婦パート3人は帰っていった。
坂田博嗣「Aレジ閉めとくね、あとクリーンチェックしておくわ」
城田 恵「了解、私伝達ノートと賞味期限チェックやるわ」
坂田博嗣「はいよ。いらっしゃいませこんばんはご注文をどうぞ」
お客様「カフェラテ一つ以上で」
坂田博嗣「はい。お客様のお会計300円です」
お客様「はい」
坂田博嗣「かしこまりました300円ちょうどお預かりします(トレー乗せろし)、レシートのお返しです。ありがとうございます」

城田 恵「なんか今日やけにお客さん多いね」
坂田博嗣「だね」
城田恵「まあ、少しお客さん減ってきたけどね」
坂田博嗣「だね、明日ってさ何かテストあったけ?」
城田 恵「明日は、ないかな」
坂田博嗣「良かった」
城田恵「あったらやばかったね、あとあんた今日の英語ノート取ってなかったでしょ?」
坂田博嗣「ああ寝てたわ」
城田恵「本当よく寝るよね、あっフロアチェックいける?」
坂田博嗣「うん、いってくるわ」
坂田恵「よろしく」

そしてお店のクローズをしようとしたところ、1人のお客様がやってきた。
坂田博嗣「ありがとうございました、またお待ちしております」
1人のお客様「あのすみません、今日ここで私、香水忘れていきませんでしたか?」
坂田博嗣「香水ですね少々お待ちください、確認してきます」(やばいかわいい)
坂田がバックルームへ入っていった。
坂田博嗣「ねね、落とし物とか今日届いてた?」
城田恵「落とし物?何?」

坂田博嗣「香水らしいんだけども」
城田恵「香水?あっもしかしてこのPerfume Worldと書かれてるやつかな?その人に確認してみてくれる?」
坂田博嗣「了解」
坂田博嗣「お客様お待たせしました、こちらの香水ですか?」
1人のお客様「それです、ありがとうございます。」
坂田博嗣「いえいえ、良かったです。(これはチャンス話しかけないと)あのここのお店よく来られるんですか?」
1人のお客様「そうですね、たまに来て課題やったりしますかね、あとは友達と話にとか」
坂田博嗣「そうなんですか、ここのカフェいいですよね、僕もバイト公休日だったときよく来ますよ」
1人のお客様「自分の働いているところに来るなんて、ここがよほど好きなんですね」
坂田博嗣「はい、あっところで今は学生さんですか?」
1人のお客様「はい、高校1年です」
坂田博嗣「偶然ですね、僕も同じ1年なんですよ」
1人のお客様「同い年ですね、ちなみに私、雪本莉愛と言います。」
坂田博嗣「僕は坂田博嗣と言います。どこの高校に通ってるんですか?」
雪本莉愛「私は私立坂空高校に通っています。」
坂田博嗣「あの部活が盛んな高校ですよね?しかも毎年ッカーも優勝していて、甲子園も参加してますよね?」
雪本莉愛「はい、よくご存じで、どこの高校ですか?」
坂田博嗣「僕は、瑞向学園に通っています」
雪本莉愛「頭いいですね」
坂田博嗣「いやいや、ちなみにバイトされてるんです?」
雪本莉愛「今探しているところです」
坂田博嗣「そうなんですね、(あえてここのバイト勧めてみるか)あのここのカフェとかどうですか?」
雪本莉愛「ここですか?」
坂田博嗣「はい、ここならアットホームですし、バイトみんな仲良いし、ディズニーとか行きます、よく帰り一緒に帰るんですよ」
雪本莉愛「なるほど、楽しそう、どうしようかな」
坂田博嗣「楽しいのが一番ですよ(よしたまに商品売っている感覚にもっていけた)」
雪本莉愛「ですよね、少し考えてみます」
坂田博嗣「はい、ぜひ」
すると城田恵がバックルームから戻ってきた。
城田恵「あれまだ対応中?」
坂田博嗣「ああまあ」
城田恵「そっか、あれ?知り合いのお客様?」
坂田博嗣「違うよ、この人はたまによく来るみたいで、香水の持ち主の方」
城田恵「とりあえず、香水見つかってよかったね、今は学生さんですか?」
雪本莉愛「はい、今は高校1年です」
城田恵「そうなんですね、私たちと同じですね、はじめまして私は城田恵と言います。
こいつと同じ高校、バイト先なんだよね」
雪本莉愛「私は雪本莉愛と言います。」
城田恵「かわいい名前、莉愛ってなんかお嬢様系、ね?博嗣」
坂田博嗣「おっおう」
城田恵「何赤くなってるの?」
坂田博嗣「バーロー電機のせいだよ」
城田恵「何コナンの真似してるの?」
坂田博嗣「してないわ」
城田恵「してるよ」
雪本莉愛「ハハハハ」
城田恵「そんなにおもしろい?」
坂田博嗣「たしかに」
雪本莉愛「私変なとこで笑ってしまうんですよね」
城田恵「なるほどね」
雪本莉愛「では私はこの辺で失礼いたします、長居してすみません」
城田恵「いえいえ、また来てね」
坂田博嗣「ぜひ来てください」
雪本莉愛「はい、さようなら」
2人は雪本莉愛を見送った。

クローズ作業を終了し2人は帰宅した。
城田恵「さっきの子かわいかったね」
坂田博嗣「かわいかった」
城田恵「ね、好きになったんでない?」
坂田博嗣「そんなことはないよ」
城田恵「本当に?だって髪型も黒髪のセミロング、化粧もしてないし、顔もかわいい系だし、背は小さいけども、服装だって白いレースのロングスカート、上はカーディガン着て中にシャツ着てる、博嗣そういう子タイプじゃん」
坂田博嗣「確かにそうだけど」
城田恵「まあ、いいけどさ、じゃあ私こっちだからまたね」
坂田博嗣「おお」
2人はその後別々の道に行った。
その夜坂田博嗣考えていた
坂田博嗣「うーんやっぱりかわいいかったな、タイプであったしな、優しい雰囲気だったし、でもまだそんなに好きという感覚ではないけども、まあいいいや、あっ明日の英作文の課題やらないと」
次の日の朝を迎えた。

城田恵「博嗣おはよう昨日の遅番疲れたね」
坂田博嗣「まあね眠い」
城田恵「だよね、あっなんか今日面接に新しい子来るらしいよ店長から電話あった」
坂田博嗣「おっ誰だろう」
城田恵「私も詳しくは知らないけども、女の子?だったかな」
坂田博嗣「そうなんだね」
城田恵「もしかしたら昨日の子だったりして」
坂田博嗣「まさか」
坂田博嗣は学校を後にしたあとなにやら1人家で考えていた。
坂田博嗣「う~んそれにしても昨日の子はかわいかったな、俺の理想のタイプだし
LINEだけでも聞きたいな。今日17:00からまたバイトだし、いたら聞いてみよう。
てかこの時点で俺気になってるのかな?」

坂田博嗣はバイト先へと向かった。
城田恵「お疲れ、博嗣、とりあえずこの納品のやってくれる?私客様対応しに行ってくる」
坂田博嗣「了解」

城田恵「ありがとうね、ああ、あと例のあの子テーブル席に座ってた。さっき来たばかりだって、少し私話したよ」
坂田博嗣「おいまじかよ。うらやましい」
城田恵「行ってきなよ、今日店長本社業務でいないしパートさんももうすぐ帰るし」
坂田博嗣「だな、しかもお客さんも喫煙室といつもの常連だけだしね」
城田恵「うん、チャンス」
坂田博嗣「わかったよ」

坂田博嗣「あの急に話しかけてすみません、今大丈夫ですか?」
雪本莉愛「大丈夫ですよ」
坂田博嗣「あの今日は何の勉強しているんですか?」
雪本莉愛「TOEICの勉強ですね」
坂田博嗣「そうなんですね、英語とかお得意なんですか?」
雪本莉愛「まあまあですかね」
坂田博嗣「いいな、自分英語苦手なので教えてくれたらうれしいです」
雪本莉愛「私でよければぜひ」
坂田博嗣「じゃあもしよければLINEとか教えてもらってもいいですか?」
雪本莉愛「いいですよ」
坂田博嗣「ありがとうございます、あっ勉強頑張ってください」
雪本莉愛「はい、お仕事頑張ってください」
坂田博嗣「はい」

城田恵「どうだった?」
坂田博嗣「話せたよ、LINEも交換した」
城田恵「おお、よかったじゃん」
坂田博嗣「うん、英語苦手みたいな話したんだよ、今度英語教えてみたいな感じで言った」
城田恵「なるほどね、よかったね」
坂田博嗣「うん、できたら付き合いたいなと思ってる」
城田恵「おおいいじゃん頑張ってよ」
坂田博嗣「うん」


家にて
坂田博嗣「LINEしてみようかな、でも緊張するな。
(よししてみよう。今日はお疲れ様でした。今度英語の勉強いつ大丈夫ですか?)でいいかな。よし送信」
30分後
坂田博嗣「おっ来た。」
LINE内容
お疲れさまです。
明日の午後とかいかがでしょうか?

坂田博嗣「明日の午後でもいいかな」
LINE内容
午後でも大丈夫です
坂田博嗣「よし約束取り付けられた、あいつにも報告しておこう」

LINE内容
お疲れ
明日英語の勉強一緒にすることになったぞ!

坂田博嗣「とりあえずはみがきしてこよう」

20分後
LINE内容
お疲れ
おお、良かったじゃんまた近況聞かせてね

坂田博嗣「早いな返信」
LINE内容
はいよ、頑張るわ

坂田博嗣「よし明日頑張るわ」


次の日
坂田博嗣「今日はたしか時間13:00にバイト先のカフェ前で待ち合わせだったような」

坂田博嗣「バイト先の前で待ち合わせはなんか緊張だな」

城田恵「あれ博嗣?うちのカフェでお勉強するの?」
坂田博嗣「うん、そうだけども」
城田恵「なんか気まずいね」
坂田博嗣「なんかね、まあ気楽にやるよ」

雪本莉愛「お待たせしました」
坂田博嗣「ああ莉愛ちゃんお疲れ、じゃあ早速どうぞ入って」
雪本莉愛「はい」
城田恵「良かったね、今日お店が休みでしかも鍵特別に私もってたからね
まあ私シフト作成してるわ」
坂田博嗣「そうなのね」
城田恵「うん」

そして勉強を二人ははじめた

坂田博嗣(いきなり勉強はじめたな)
坂田博嗣「今英語の何やっている感じですか?」
雪本莉愛「今は長文読んでます」
坂田博嗣「そうなんですね」
雪本莉愛「はい」
坂田博嗣「自分は文法やっています」
雪本莉愛「そうなんですね」
坂田博嗣「はい(会話続かないな)」

城田恵「(あの2人会話続いてないな、助けてやるか)ねね、お茶いれるから2人とも何飲みたい?」
坂田博嗣「(ナイス恵、)俺はアイスティーがいいかな、莉愛ちゃんは何飲みたいかな?」
雪本莉愛「なんでもいいです」
坂田博嗣「あっ了解です」
城田恵「じゃあ雪本さんにミルクティー持ってくわ」

坂田博嗣は城田恵の近くに行った。
坂田博嗣「なな、なんか気まずいしかも話題ないし」
城田恵「私に聞かれても、知らないわよなんか楽しい話すれば」
坂田博嗣「うん、分かったよ」
城田恵「とりあえず持ってて」
坂田博嗣「はいよ」

坂田博嗣「莉愛ちゃんお待たせしました」
雪本莉愛「はい、ありがとうございます」
坂田博嗣「カフェ好きですか?」
雪本莉愛「好きですね」
坂田博嗣「僕も好きです」
雪本莉愛「そうなんですか」
坂田博嗣「はい」

城田恵(なんか本当に続かないな)
坂田博嗣「莉愛ちゃんあのさ俺も勉強1人で集中したいからさ今日は解散にしましょうか」
城田恵(えっまさかの解散?)
雪本莉愛「了解です、では失礼いたします」

坂田博嗣「お疲れさまでした」
城田恵「あんた解散ってこんな機会めったにないのに」
坂田博嗣「なんかさ合わないなと思って、かわいいだけじゃなく性格とか共通の趣味とかそういう合う子がいいなと感じた」
城田恵「なるほどね、まああんたがそう決めたならいいんじゃない?」
坂田博嗣「またなんかいい出会いあるといいな」
城田恵「あるといいね、さてシフト作成の続きやりますか」
坂田博嗣「あのさ恵」
城田恵「何?」
坂田博嗣「俺さずっと思ってたんだけどさ」
城田恵「うん?」
坂田博嗣「最近かわいくなったよね」
城田恵「あっありがとう、急にどうしたの?」
坂田博嗣「いやなんていうかさそう思ったからさ」
城田恵「そうなのね」
坂田博嗣「実はお前のことが好きなんだよ」
城田恵「えっと、なんていうか何て言えばいいんだろう、こんな気持ちはじめて」
坂田博嗣「ごめん急に」
城田恵「なんで謝るの?気持ち伝えたのに」
坂田博嗣「いやでも・・・これからも俺とコーヒー一緒に作っていこうよ」
城田恵(こんな気持ちになるなんて)
坂田博嗣(告白は緊張するんだよ)
城田恵「何そのベターな告白」
坂田博嗣「それぐらいしか思いつかなかったんだよ」
城田恵「はあ、仕方ないな博嗣の面倒見れるの私ぐらいしかいないし、付き合ってあげてもいいよ」
坂田博嗣「なんで上からなんだよ」
城田恵「付き合ったあげるんだから文句言うなし」
坂田博嗣「分かったよ、よろしく」
城田恵「こちらこそよろしく」
2人は照れながら言った。
坂田博嗣「じゃあ行こうかそろそろ」
城田恵「うん、店鍵閉めるから待ってて」
坂田博嗣「はいよ」
坂田博嗣「じゃあ夏だけどはぐれないように手つなごう」
城田恵「あっうん(いきなり強引だな)」
坂田博嗣「いくよ、ずっと離さないからお前の手は」
城田恵「分かったわよ」
2人は手をつなぎ一緒に歩いていった。