約束の月曜日。

目が覚めて、私は、真っ先にスマートフォンに手を伸ばす。


そして、覚醒していない頭で、ゆっくりと文字を入力していき、送信。



『答えは出ましたか?』



送った相手は、衣笠くん。

説明すると、日曜日の夜、衣笠くんから、とあるメッセージが送られて来ていた。





……
…………



『芽実ちゃんがどこに行きたいか当てる』



内容は、そんな、衣笠くんらしくないもの。

しかも、そのメッセージが来て、てっきりすぐまた何かが送られてくるんだろうと思っていたから、それから一向に鳴らないスマートフォンを見て、私はうなだれた。


衣笠くん、ぜったい寝ちゃったんだ……。



そう思い込めば、私ははやい。

ごそごそと寝る準備をして、ベッドに潜りこみ、目を閉じる。



「……、」



衣笠くんは、どんな夢を見てるんだろう。


シンと静まり返った部屋に、すこし寂しさを感じるけど、私はすぐに眠りについた。



……そして、冒頭に戻るわけだ。



聞いたのはいいけど、昨日の寝る前のことなんて、忘れちゃってる可能性もある。

そう思ったものの、送ったメッセージにすぐ既読がつき、ピロンとスマートフォンが音を立てる。


私は、画面に視線を落とし、そして目を見開いた。



『芽実ちゃんならいちご狩りとかかな』



ドキっとした。

びっくりして、意味もなく、スマートフォンの電源をオフにする。



「……、」