二人は買い物に出て行き残されたメンバーは美咲の方を見た

「美咲、お前諦めたの?」

広樹が尋ねた



「うん、竜二が選んだんだもの。それにね、この間私仕事で会ったのよ。すっごく気が付く子でね、かなわないって思った。竜二が求めてたのは家庭的な子なんだと思う。私料理できないし、今日見てれば多分わかるはず(笑)」


美咲ともう一人、綾と言う女性がいた


「大学の時は二人お似合いだと思ってたけど結婚は別ってことね。この中に結婚しようと思ってる人いるの?」

「俺、来年する予定」

紀之が答える



「おー、竜二が帰ってきたら乾杯しようぜ、おっ、この料理うめえ。さっき出してくれたやつ」

広樹は料理に食らいつく


みんなは次々と料理に手をつけていく


「ただいまー」

「おかえり」

全員が迎えた



「竜二さん、空いてるお皿下げてきて」

「はーい」



雫は飲み物をすぐ冷やしていく

リクエストのあった焼酎とワインを作っておぼんに載せ竜二に渡す



雫が料理を作っていると竜二が呼びに来た

「雫ちゃん、来年結婚が決まったやつがいるんだ。乾杯するから雫ちゃんも呑もう」

「あっ、はい」



雫は竜二の隣に座った

「そんなに急いで作らなくても大丈夫だから……」

耳元で竜二が囁いた

(わかってはいるんだけどね……足りないのは駄目なんだよ、もてなす側としては……)



雫はつまみを作りたくてウズウズしていたがとりあえず乾杯に参加することにした

広樹が指揮をとる

「じゃあ、紀之の結婚を祝って乾杯~」

「乾杯~」




忍が紀之に尋ねた  

「いつするんだ?」

「来年の二月だよ。会社の子」

竜二も聞く

「社内恋愛か?」

「まあな」