シベリナ地方王国連合同盟編

コヨミ皇国編

コヨミ皇国

 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近いかも知れない。国皇を頂点に地方の諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて治めさせている。

 それ以外の領地は天領として国皇の直轄地としていた。

 コヨミ皇国は、この世界最大の大陸であるユーラシナ大陸の中でも、最も東に位置する半島であるコヨミ半島を本領とする皇国で、国皇の意味は、天皇や皇帝に近い意味を持って居り、その地位に付いては、日本の天皇と同じ意味を持って居た。

 古から代々女子に受け継がれる特異な力を姫が生まれ、この国の後を継ぐものは、姫の婿になるか、姫を巫女として近くに置き、血筋を絶やさないように勤めなければらかった。中には女帝として立った皇族もいた。

コヨミ皇国・国皇(国家元首・地位)


 国皇の意味は、天皇や皇帝に近い意味を持って居り、その地位に付いては、日本の天皇と同じ意味を持って居た。

 古から代々女子に受け継がれる特異な力を姫が生まれ、この国の後を継ぐものは、姫の婿になるか、姫を巫女として近くに置き、血筋を絶やさないように勤めなければらかった。中には女帝として立った皇族も居たと言う。

 国皇を呼ぶ時は、陛下を付けて呼ぶか、主上と呼ぶのが習わしで、殆んどの場合は主上、主上様や主上陛下と呼んで居る臣下が多く居る。

 陛下呼びの場合は、国外からやって来た外国の要人や民間人が敬称として呼ぶか、臣下と臣民たちら外国人に対して分かり易く言い聞かせる為の敬称と成って居るのが、コヨミ皇国での慣例と成って居る。


コヨミ皇国軍

 コヨミ皇国王政府が保有する政府直轄軍の事で、王政府直属家臣団軍も含めて10万人が常備軍で、5万人が予備役とされて居る。

 藩自治領軍に命令権を有するが、国家緊急事態にでも為らない限りは、命令権が行使される事が無く、普段は藩自治領軍の命令権は藩主家が持って居る事に成って居る。


星読みの巫女・星読み・星読みのお告げ

 コヨミ女皇族の直系には代々超能力的な力が備わって居て、一般の国民には星読みのお告げと呼ばれて居る。

 皇族や力の知る臣下や皇族に近しい者達には先読み力と呼んで居た。

 その力とは、予知と読心能力である。

 力の度合は天性の才で個々人よって違うが、直系だけは別格に強いとされて居る。

 特に時々に黒い瞳が赤く染まる時、その力が強力に発揮される。

 しかし、覚醒状態の力の扱いが未熟だと、意識が保てずに要る為、意識が飛んで居る。
 この力の厄介な所が、もう一つ有るのだ。

 それは皇女の家系は代々見合いや諸侯貴族から選ばれるのではなく、皇女の力に由って選ばれた男子を婿に迎えていると言う事実である。

 これは先読みの力を悪用されない為に、一族の血脈が本能的に無害無欲の男子を見つけさせて居るのである。

 だだ、皇女に見初められた男子は身分の例外なく結婚を無理やりさせられてしまうのであった。(独身や素行など、その他の問題も考慮された予知で選ばれるので変な者をが選ばれる事は無い。)

 皇女に見初められ、相手となる男が1人きりの所を狙って訪れた皇女は、子孫を残す為に男の寝込みを襲うと言われて居る。

 この時の皇女自身は力の性で覚醒率100%の状態となって居るので、正気を失っており、相手の男はその赤い目の眼力の性も有ってか、抵抗すらできずに、そのまま皇女の魅惑に酔いしれたまま抱かれてしまうのである。

ぶっちゃけ言えば、出来ちゃった婚が多いのである。

北斗・一刀流

皇国の国技剣術の一派で、紅葉の母である葛葉が剣聖と呼ばれていて、その才能を受け継いでいる紅葉は16歳の時には免許皆伝の腕前であった。

コヨミ半島

 アースティア世界最大の大陸であるユーラシナ大陸の中でも、最も東に位置する半島の事を指して居る。

 暦志士

 日本の幕末志士に似た様な主張で、国政改革活動や反政府活動をしている二派の人達の事を主に総称として指している。改革開戦派と講和皇道派と二派に分かれており、改革志士と皇道志士と名乗って活動をしている。
 改革開戦派は、帝国と敵対しつつも、日本や異世界国家を模範として国政改革をすすめて、帝国の戦争に打ち勝つ事を主張し、講和皇道派側は、皇室を次代の皇太子に譲り、反帝国同盟とは距離を置いて帝国と講和を目指しながら、日本等の怪しい異界国家に頼らず従来通りに自分達だけで国を治めて行こうと言う物だった。

皇都・星都市

コヨミ皇国の首都で、コヨミ半島の中央東よりに位置している都市。平安京みたいな町並みをしている。周囲は広い平野と成っていて、四方に街道が伸びている。


星都城

 コヨミ皇族の宮廷にして政治の中心地。対帝国戦を睨んで北向きに防御が固められている。

統合防人省(とうごうさきもりしょう)

コヨミ皇国の防衛省に当たる省庁の事で、国軍と藩軍を統括管理をして居る。


コヨミ皇国・大名諸侯・地方州国・州国自治藩主政府制度


 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近く、国家元首であるコヨミ国皇を頂点にして、各地方には大名諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて、国内各地を治めさせて居る。

 これはコヨミ皇国の建国時に措ける国内統一平定に貢献した事に由来する大名制度が原点と成って居る。

 それ以外の領地は、コヨミ皇国の国皇の天領として、国家と国皇家の直轄地とされて居る。


藩主


 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近く、国家元首であるコヨミ国皇を頂点にして、各地方には大名諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて、国内各地を治めさせて居る人物の敬称のこと。

 呼び方は様付けが主であるが、閣下と呼ぶ事もあるので、日本を始めとするマスコミ報道機関の各社では、一応は地方貴族の様な身分である事から、藩主たちの事を敬意を表す意味も込めて、閣下と呼ぶ事にして居る。






 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・皇都・星都市本部基地 
 通称名は皇都・星都市統合本部基地。


 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環として提供した皇都・星都市北側に建てられた日本国大使館と併設する日本国のアースティア世界とユーラシナ大陸に措ける活動拠点の橋頭堡基地で、万代統合基地とは連携して活動をして居る自衛隊拠点のこと。

 未来世界ではコヨミ皇国へと返還されて皇都・星都市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。


 それに伴い併設をされて居た日本国大使館は、アースティア大戦が終結した後に、コヨミ皇国へと返還される為の区画整理改築工事と引き継ぎ作業を済ませると星都市へと移転して居る。


在コヨミ皇国・日本国大使館

 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・皇都・星都市本部基地と併設して建設が為された日本国の在コヨミ皇国大使館のこと。 

未来世界ではコヨミ皇国へと返還されて皇都・星都市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。


 それに伴い併設をされて居た日本国大使館は、アースティア大戦が終結した後に、コヨミ皇国へと返還される為の区画整理改築工事と引き継ぎ作業を済ませると星都市街の中心地区へと移転して居る。

しかしながら基地内に大使館を設置すると言う手法を用いたのは、万が一の事態に備えての事だが、その先例は在韓米軍基地の大使館設置事例を手本とした。





万代国藩 

伊達愛海が治めている藩で石高が62万石であるが、本当の石高は、実質石高が120万石と噂されている。

 日本国を進んで招きいれた関係で、コヨミ皇国一の工業地帯として成長して行く。

 特に愛海が経営している伊達商会は、伊達総合商業株式会社となり、皇国経済を牽引してボロ儲けをして行く事と成る。


伊達商会

 伊達愛海が経営している商会組織で、後に伊達総合商業株式会社となり、皇国経済を牽引してボロ儲けをして行く事と成る。

万代青葉山城

万代藩の居城。天然の万代青葉山を使った山城で、二つの川を天然堀としている城郭。


 万代市の北西に位置し、コヨミ伊達家居城にして後世の歴史書にコヨミ皇国100名城の一つと謳われた万代青葉山城である。

 通称は万代城と言う。

 見た目は良くある典型的な山城と成るが、正確には山を削り木を切り開いて造られた城である。

 北から流れる上北川と北西から万代川が城をカーブするように流れているこの川と街中の水路を作って堀として居た。


 この城を日本の歴史家が見たら、宮城県仙台市の仙台城に良く似て居ると言うだろう。

上北川

 コヨミ半島北部のユーラシナ大陸東側地方・大華山脈から万代地方の万代湾へと流れる川で、万代城の外堀にも使われて居る。

万代川
  コヨミ皇国の首都で在る星都市の北側に在る北斗山脈地帯から流れ出て、コヨミ半島の中央東地方へと至り、北西から万代川を万代城をカーブするように流れて居るこの川と街中の水路を作って堀として使って居る。

 河口は更に蛇行を繰り返して十沙国藩の在る十沙湾へと流れ出て居る。


万代市
 万代国藩の藩都。日本国を進んで招きいれた関係で、コヨミ皇国一の貿易工業地帯として成長していく。日本自衛隊の統合基地の主要な支部が置かれているが、基地は戦後一部を変換して外国人居留地の護衛するだけに留まる皇国との共用基地となる。


万代港

 万代国藩の藩都たる万代市にある巨大な港湾の事を指して居る。

 地球でもアースティア世界でも珍しい貿易軍事共用港と成って居るコヨミ皇国東側の玄関口で、日本国との国交開設準備に向けて、日本国や地球系国家の船舶往来性と利便性向上の為に大規模な大改修が行われる。

 これにより伊達家と万代藩は巨万の富を得られる結果と成り、未来世界に至るまで世界の富を集め続けて居る。

 これを手動する手助けをした伊達愛海は、万代市と万代地方を国際貿易都市へと発展させた偉人として尊敬され続ける事に成ったと言う。




 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・万代支部基地

通称名は万代統合基地

 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環として提供した万代港には、陸自駐屯地と海自基地、空自基地設置される事と成った。

 滑走路が4本・港には300隻は停泊できるだけの広さを誇り、新規に開発された他の万代港の停泊場所を加えると1500隻を余裕で止められるだけの設備が整えられて居る。


 万代市の自衛隊基地の場所は、万代港の南に空き地が広がっており、其処を中心にして、陸海空自衛隊の施設が建てられている。

 基地の周囲には、金網のフェンスとコンクリートの壁で囲まれている。


 それは郊外の空港を管理する空自の施設まで広がっていた。今はそれぞれの建物がバラバラに建って居るが、何れは屋根付の廊下で繋がる予定でいる。

 此処の基地は、主に日本本国との連絡と補給基地に使用される。此処から皇都の基地に向けて様々な物資が送り届けられて行く。

 未来世界では万代市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。



防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊


 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環としてコヨミ皇国へと派遣された自衛隊の派遣隊のこと。

 名目上は新世界の調査を名目とし、最初は日本異世界外交大陸調査派遣団の護衛同行部隊だった。

 しかしながら、その後は万が一の場合たる有事が起これば、陸海空自衛隊による外地での迎撃任務を主目的として居る実働部隊と成って居る。

 マスコミ各社からは、地球世界に措ける日本での在日米軍の呼び名に倣って、日本国政府が公式に認めて居ない呼び名を勝手に付け始めた為に、在暦自衛隊とも在暦自衛派遣隊とも呼ばれる様に成った。



コヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍

 コヨミ皇国万代藩方面の守りを担って居るコヨミ皇国直轄軍の一つで、水軍と名の付くが実質的には海軍と見て構わない。

 主に大型安宅帆船艦を30隻を保有し、同地方の万代藩自治領軍の陸水軍と協力してコヨミ皇国東側領を守って居る。


万代藩自治領軍

 万代藩自治領陸軍と万代藩自治領水軍の二組織から成り立って居る万代藩及び伊達家の私費と税金から供出された資金で組織された私設軍のこと。

 上位組織は勿論、コヨミ皇国軍とコヨミ皇国政府の命令の方が絶対だが、それが無ければ自由行動が許されて居る。




芦名国藩

 コヨミ皇国の北側にある領地で、藩主は足柄一葉。 

南西国藩

 嶋津義隆が治める皇国半島南部の藩。後にコヨミ皇国の近代化改革に貢献して行く藩で、多くの人材が輩出されれ、逸早く日本からの援助で一大都市へと変貌する。藩都は加古島市 

南西山城 

南西国藩の居城で城から眺めた海の景色は最高であると言われている。名前の通りに南西山に城を築城された場所に築城された堅牢な平山城である。

加古島市 

南西国藩の藩都で、日本から最も近い異世界の都市。後に大きな工業と商業を兼ね備えた湾港都市へと発展するが、コヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、新しい制度に馴染めない武士や諸侯、庶民達の大反乱の一つである反新戦争が勃発する。

 その中で最終戦争とも言うべき南西戦争の最後の舞台として、歴史に名を遺す事と成る。

コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国コヨミ皇国臨時領事館

 日本国政府は、外務を統括する外務省から外交官を中心とした官僚や職員達をコヨミ皇国との国交開設に向けて、自国と彼の国との連絡調整の為に、5名ほどの人員を加古島市へと派遣する事に成った

 これによりコヨミ皇国の皇国政府は、国交開設前に万代藩・万代市と南西国藩・加古島市に臨時領事館を設け、日本国の外交官や各省庁の官僚らがコヨミ皇国内で活動がし易いように取り計らって居る。

コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館

 日本国政府は、本格的にコヨミ皇国と国交開設に本腰を入れた為、在コヨミ皇国・南西国藩・日本国コヨミ皇国臨時領事館であった施設の名称機能を変更し、コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館として正式に業務を移行する事に成った施設のこと。

 それに伴い、在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館の主要機能は、今は皇都・星都市内の在コヨミ皇国・日本国大使館へと移って居る為、今は南西国藩とその周辺地域に関する外交業務を担うことを業務とする事に成った。




 桜花島 

 加古島市の南に浮かぶ火山島で、日本で言えば桜島の様な所である。

 場所は、加古島湾から南に6キロ沖合いにある火山島で、加古島市から良く見える位置に在って、島には温泉が多数沸いている観光地でもある。




加古島湾

 加古島市から南に広がって居る沖合を挟んで居る大住半島と加古島半島に挟まれた加古島湾近くに在った、桜花島の近く湾のこと。 

加古島湾から南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

 加古島半島

 コヨミ半島南部に生え伸びている半島の事で、西側の半島の事を指して居る。

 その中間点には、加古島湾が在って、その南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

大住半島

コヨミ半島南部に生え伸びている半島の事で、東側の半島の事を指して居る。

 その中間点には、加古島湾が在って、その南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

萩野国藩
コヨミ皇国のコヨミ半島の南西部から西側中央に掛けての領土を治める藩で、中立派の筆頭とされて居る。経済や軍備も彼の長州藩を思い起こさせるほど、同等に優れている。分家に橘川家と大早川家と猪戸家と言う家老職を担う家が有る。

 コヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、数多くの人材を輩出する藩と成り、同時にアースティア大戦で多くの志士と呼ばれる若者たちが戦死してしまう事に成るのだ。

十沙国藩

 十沙国藩主・山之内香堂(やまのうちこうどう)が治める地域で、藩政の方針は中道的と言われている。

 改革開戦派と講和皇道派と呼ばれる二派が争い、競い合っているが、後に日本との協調路線を主張している改革開戦派が勝ち上がり、数多くの志士達が世に出て行くのである。




賀谷野国藩

 コヨミ皇国の北東部でありラクロアナ王国の飛び地でシャン・ライア州の南端に接する国境の藩。藩主派閥は中立藩。


賀谷野市

 賀谷野国藩の主都で、ユーラシナ大陸西側諸国との貿易路との中継寄港地としても栄えて居る都市の一つ。

 此処から万代市やミンフィル王国東南諸国同盟、それに加えてアセニア亜人連合同盟へと貿易商船が行きかう事と成る。

 アースティア大戦末期頃からは、地球世界から転移諸国の一つである日本国とも直接貿易を行う事で、特需景気に沸いて居たと言う。



賀谷野港

 賀谷野国藩が所有するコヨミ皇国の主要港で、ユーラシナ大陸西側諸国との貿易路との中継寄港地としても栄えて居る都市の一つ。

 此処から万代市やミンフィル王国東南諸国同盟、それに加えてアセニア亜人連合同盟へと貿易商船が行きかう事と成る。

 アースティア大戦末期頃からは、地球世界から転移諸国の一つである日本国とも直接貿易を行う事で、特需景気に沸いて居たと言う。


矢那川国藩
 コヨミ皇国のコヨミ半島西側中央から北へ20キロと所の領地を治めている萩野国藩の北側のに位置する小国藩である

豊満国藩

藩主は小橋勝勲で小国藩。

飛膳国藩
皇国の北西部に位置し、コヨミ皇国の大陸内部側に領地を持つ藩。

比護国藩

飛膳国藩の東側に位置する藩。

相州国藩
コヨミ半島の境に相州城と言う総構え形式の大要塞を持っている。帝国との交易で儲けている。

北越国藩
 皇国西側の大陸内部に広大な領地を持つ藩。巨大な山城である夏賀峰山城と精強な北越武士団と騎兵隊保持している。

岩山河内藩
 巨坂城と言う日本の大阪城並に優れた平城要塞を持っていて、帝国との貿易で莫大な富を得ているらしい。
 
コヨミ中央街道

万代市から皇都・星都市を通ってコヨミ半島西側へと横一線に通じている中央街道。この中央街道は、東西南北の方角の名前が付けられ、総じてコヨミ中央街道と呼んでいる。

大華小皇国

 コヨミ皇国の北西部に大華山脈と言う山脈に囲まれた地域を治めている小国にしてコヨミ皇国から分家の独立国である。

 現在は紅葉の母である暦葛葉皇后の妹である瑞葉が嫁いで居る属国家である。

コヨミ皇国・対日本国外務連絡事務所

 コヨミ皇国・対日本国外務連絡事務所とは、福岡市内に在る異世界国家交流総合支援省内の敷地の中に在る施設の事で、元マンション4棟、更に隣に4棟。周囲の無人住宅地とビルを含む建物群内に在るコヨミ皇国に割り当てられた施設の事を指して居る。


 コヨミ皇国が日本国と国交樹立に向けて開設した外交連絡事務所で、日本国政府からは大使館と同等の扱いに指定されて居る。
 
 初代所長は、南西国藩士である南郷幸之助。
 初代副所長は、南西国藩士である小久保仁蔵。

在日本国コヨミ皇国大使館

 コヨミ皇国は、日本に先乗りして居た反帝国同盟諸国と中立諸国を含めた外交官達が参加した抽選会で、旧駐日本国大韓民国大使館を貰った。

 本国政府と連絡が絶たれ、金銭的な待遇も無くなった地球系諸国は、徐々にその活動範囲を狭めて行き、最終的には、このアースティア世界に来てしまった自国民達の暮らしをサポートする事や自国文化を伝える団体へと、その組織の地位が降下して行く事に成って居る。


  それに倣い、旧駐日本国大韓民国大使館も5月末日で閉鎖と成った。

日暦外交会談

 日暦外交会談とは?

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・5月27日・午前10時00分頃、コヨミ皇国の首都である皇都・星都市の中心地に在るコヨミ皇族の居城にして、コヨミ皇国の政治・外交・内政・軍事一切の中心地でもある星都城。

 その居城に在る国皇と家臣・外交使節などたちが謁見する際に使われて居る謁見の間で執り行われたコヨミ皇国と日本国との間に措ける初の外交会談のこと。

 当時のコヨミ皇国の国皇であった、力仁国皇は、日本使節団の団長の諏訪部純二・外務大臣と副団長を務めて居る高見竜史・交援省大臣らと外交会談をした。

 日本国使節団とコヨミ皇国政府は、今後の事を踏まえると、日本国と地球系諸国に付いて詳しく知り、その上で互いの勢力圏同士の国交開設を取り交わすのが妥当であるとの結論に至った。

 その過程で、反帝国同盟諸国や中立国家諸国らも、、日本国と地球系諸国との経済・軍事・文化での深い交流を図りたいとの要望が殺到してしまい、その結果として、アースティア世界諸国との外交交渉と対策を先頭をきって取り仕切って居る日本国政府は、この際だから大国際会議を開いて、国交開設交渉を一遍に執り行ってしまおうと諸外国に提案。

 これがアースティア国際大会議・IN・東京サミットを開催こと、東京サミットの開催を決定する切っ掛けにも成って居る。




第一次龍雲海沖海戦

 ローラーナ帝国海軍東洋方面艦隊の第120艦隊は、約8割近い損害を受けて、指揮官アディーレ・グレッサ辺境侯爵(少将)を残して撤退した。

 交戦した4000人の帝国軍の内、撤退したのが440名、戦死者60名、軽傷者400名で、約3000人近い将兵が、日本国・自衛隊の手に由って捕虜に成って居り、敗北した帝国将兵である本人達でも信じられない戦果である。


第二次龍雲海沖海戦

 ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊こと、ローラーナ帝国・第一外征艦隊の第二次龍雲海沖海戦の投入艦艇と動員総兵力・12万人・2330隻。

 生き残ったのが、7万人前後で、その約半数が海賊艦隊所属の海賊である。

 戦線に投入された海賊軍3万人の兵力の内、生き残った1500人が捕らえられ、海保・海自による戦いで、1500人を討ち取られており、生き残った者達は、罪状次第では処刑される可能性を秘めて居るとの報告がある。

 今はコヨミ皇国で、関係各国の裁判官と検察官らによる取り調べの真っ最中と成って居るの事である。

 因みに日本国内の法律で、海賊行為をした場合は・・・・無期懲役と言う判決が下されるのが打倒であると、マスコミ各所からの声が高いと言われて居るが、第二次龍雲海沖海戦に参加したアースティア世界海賊艦隊の海賊の場合。

 殺人行為と奴隷売買に強盗致傷等々と、とてもでは無いが情状酌量の余地が見当たらないと、民間法律専門家(有識者弁護士団)と交支省・法務課、法務省官僚に加えて検察官らも交えた有識者海賊問題刑事法務会議での結果は、中級幹部以上の死刑。

 それ以下の海賊団構成員であっても、有識者海賊問題刑事法務会議に措いて、事によっては死刑判決は免れないとされたのだから、会議の傍聴をして居た人権団体らも、最初は声高に死刑は良くないと言って居たが、裁判に掛けられる海賊団達らの死刑を求刑する罪状を聞かされて卒倒してしまったと言う。

 ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊本体軍の方は4万人が撤退し、残り5万人の正規兵は4万人が戦死し、一万人が漂流者として、二ホン国海上自衛隊の護衛艦隊と同盟国であるアメリカ合衆国海軍艦隊に救助される形で捕虜と成った。






打虎破ヶ原平原の戦い

 東京サミット開催期間中に打虎破ヶ原平原の戦いにて、ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍が、コヨミ皇国の内陸西部の打虎破ヶ原平原へと侵攻する報せが東京サミット開催地である横浜国際会議場へ齎される。

 ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍と反帝国同盟諸国と地球系諸国が東京サミットの最中に軍事衝突した戦い。


 ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍総司令官ゾイザル・セイダル・ローラーナは、異世界国家日本国とその同盟友好国とシベリナ連合各国が、日本国内で一大国際会議を開いて何やら話し合って居るとの情報を聞き着付け、それは自分達に帝国に対して、大規模な反攻作戦を計画していると判断。

 それを阻止せんとして、反攻作戦の軍事力の根拠地と見られるコヨミ皇国やラクロアナ王国へと侵攻すると決断する。

 これに対して、日本国を中心とした地球系諸国と反帝国同盟諸国は、日本国が万が一に備えて計画して居た迎撃作戦、打虎破ヶ原平原地域に在る玉嵜川を主戦場とする計画D1号迎撃戦計画たるダコバ作戦を決行する。

 その結果はローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍の惨敗に終わる。この事が切っ掛けで、ローラーナ帝国は、アースティア世界に措ける総兵力の7割5分を失う。

 それに対して、日本国を中心とした地球系諸国と反帝国同盟諸国は、ローラーナ帝国との対峙と当面の間の反攻計画を立てる為の猶予期間を得られた。


ラクロアナ王国編

ラクロアナ王国

 元々はユールッハ地方の端っこに在った国家の一つが300年前に逃げ伸びで建国したのが始まり。

世界最大の大陸ユーラシナ大陸東部であり、シベリナ地方の東部でもある。人口が凡そ400万人、国土面積は大よそ700km²で、気候が日本の関東・東北に近い。

 比較的過ごし安い土地柄で、南部が稲作、北部が小麦と大麦の生産地、野菜類を含めた畑作も大体のもが取れる。

東が海に面しているので、魚貝の加工品が名産でもあり、エールと言う酒も生産されている。

 魚は鮭やイカ、ホタテの干したものが大半を占めて居り、北部で牡蛎、南部で鮑が良く取れて居ると言う 典型的な食料生産が得意な国家である。

 しかしながら、国家を支える金銀銅の鉱山と鉄の鉱山も多数を抱えて居り、ファンタジー世界の国家としてはあまりにも普通の国家なのでパッとしないと国家と言えるでしょう。
 
 首都であるアデニューム市は国土の中央に在って、北西にドラグリア山脈が広がっている。

 その山脈から大河であるドナルク川が流れ、幾つもの湖を経てロアナ湖を通って下流へと注いで居り、そのロアナ湖の湖畔近くにアデニューム市は在る。

 国土の南部にはパイプ・ライン大河を挟んで二つの貿易拠点の都市が二つ在って、北部にグラッグ州のゼングリラ市と南部のシャン・ライア州領のロウデニィオン市である。

 シャン・ライア州はラクロアナ王国の飛び地にして、無主の土地で無開拓だった土地を対帝国の防波堤として100年掛けて開拓した地方である。

 政体は国家元首を筆頭に宰相府を筆頭に次に元老院、その下に官僚機構を敷いて居り、爵位は勲功受賞制度を採用して居て、権力的な意味合いは無い。

 中央集権制で中央から州知事が派遣されて来るが、普通選挙制度や民主主義と言う考え方が無いので、国家試験をパスして5年から10年ほどの実務経験と政治経験が無いと、特定の上位初句元老院の議員に就けないのである。

 軍は陸軍と最近になって沿岸と河川の防備に当たっていた水軍を海軍と警備隊に分けて整備されたばかりである。

 海軍と言っても、出来たばかりなので、ちゃんとした物ではなく、それに共同作戦と言う考え方は有っても、統合運用の概念はまだ無い。

 これは何処の国でも、その発想に至っていない為なのと、長距離通信技術が未熟な故である。

主要都市 
 王都・アデニューム市 アデニューム州 ロアナ湖と言う湖畔の有る王都で、湖畔近くにカリマンシェロ城が建っている。ロアナ湖が大変綺麗で、川魚が沢山とれる。特にしじみとサケが良く取れる。
         
 ニュウヤーク市 ニュウヤーク州 北西から流れるドナルク川のある都市にして。水運と漁港の町。首都の往来と南北の町を水運と街道が貫く。倉庫と水産加工の工場がある。 
         
 ゼングリラ市  グラッグ州 パイプ・ライン大河北部の貿易港。西へと向う為ハブ港。街道も西に延びていてたくさんの倉庫街が立ち並ぶ港町。ここで多くの荷物は馬車と船に分かれて行く。
         
ロウデニィオン市 シャン・ライア州 ゼングリラ市の南部に有ってパイプ・ライン大河から南側への貿易港。開拓と貿易の町。コヨミ皇国と南部諸国、亜人国家との重要な拠点。帝国に対しての防壁の役目を担っている。

 アデイリード市 トリドン州 ドナルク川の上流にある都市で、鉱山の町、北西のドラグリア山脈周辺の山々から鉱物資源を掘っている。

 サイグロブス市 シュナィーダー州 冬になると豪雪地帯となる。港はある物の、冬には凍結してしまいう。北部の辺鄙な都市である為に、これと言った産業が無く、毛皮と石炭しか無いと言われていた。後に日本が天然ガス・石油・アルミ・レアメタルの産地とし開発が進むと日本と変わらない町へと変貌していく。


ダバード・ロード王国編


ダバード・ロード王国  
 ダバード王国(第1次転移国家郡)とロード・コスモ資本星間連合(第2次転移国家文明郡)が合併し、ダバード・ロード王国として建国。

 王都はインディクスで、行政中心地及び居城インディクス城。 体制は官僚領邦政治。比較的身分差が無い国。貴族階級は勲章扱い。政治や社会体制がイギリスに近いかも知れない。



イングラード州 王都・インディクス ダバード・ロード王国の王都で、政治経済の中心地。北部に位置し、北100キロ地点にはドラグリア山脈があって。ドラグリア白龍大帝国との国境でもある。石炭・鉄鉱石・金銀銅と資源も豊富である。後にレアメタルとボーキサイトの鉱脈が見つかる。

アルインランド州 州都・ベルクラネル市 王国の中央部を流れるパイプ・ライン大河通る湖の一つであるアイリッシュ湖。工業と水運で栄えている。王国軍の総司令部が置かれている。東西南北の街道と水路の中継地であり、ユールッハ地方と日本・南方諸国との重要な拠点として栄えていく事になる。

 ベルクラネル市の東に聳え建っているベルクラネル城は、アイリッシュ湖の湖に色に合わせるかの様に水色と城を貴重としている西洋式の見事な美しい白は堅牢で堅固な守りの有る城でありながら、ファンタジー戦記のライトノベルやアニメから飛び出た様な姿をしている。



グゥエールーズ州 州都・バーミャン市 オローシャ帝国と接する国境の州で、西部の山岳地帯を背にしている州。北側にドラグリア山脈と南側にウルス山脈西側の南北を貫いている。鉱物資源と麦畑が豊富に獲れる。

ケンブリッジ州 州都・トキアード市 東部にある州で、多くの魔導師が研究と育成の為に住んでいて、国の重要な機関である為に王都との連絡が直に取れるようにする為に、比較的王都に近い所に州都を作っていた。王都からは南東に100kmで、魔導研究学園都市で、この国の二番目に大きい都市。

スッコッチアイランド州 グラス・ボー市 ダバード・ロード王国と合併した旧時代の資本民主国家である旧ロード・コスモ資本連合国の北部州だった地。現在は帝国との最前線にして大要塞を有している。王国南部に残る唯一の領土。

州都グラス・ボー市と共に市外には、グラス・ボー城塞が聳え立って居る。


アイリッシュ湖 ダバード・ロード王国の東部アルインランド州中部を流れているパイプ・ライン大河通る湖の一つである。


ガイダル諸島

 アイリッシュ湖畔に浮かぶガイダル島を中心とした25の小島の諸島群で、600年も前の古い飛行場遺跡が25か所在る所である。現在は自衛隊と日本国が飛行場と港施設を改修して連絡拠点であるガイダル諸島・タバ日統合隊基地として使っている。


ガイダル諸島・タバ日統合隊基地

 正式名称・ガイダル諸島・ダバード・ロード王国・日本国統合航空隊基地。

 それは日シベ安全保障協定条約こと、略称名・日シベ安協条約を根拠とする形で日本国政府が、ダバード・ロード王国への安全保障問題での支援とガイダル諸島で発見された古代遺跡空港を改築改装工事して新設した空港を維持・防衛体制を目的として派遣された航空自衛隊がダバード・ロード王国軍と共に運用をして居る官民一体使用を目的とした空港の事。

 それを例えるのならば、千歳基地と千歳空港、茨城空港と百里基地が一体と成って居る形を思い浮かべると分かり易いだろう。

 日本国防衛省は、この航空基地に航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊を結成し、老朽化から退役が確定して居たF-4J改ファントム部隊を派遣して居るが、後にF-4J改ファントムをダバード・ロード王国が買い取り、部品生産買い取り込みで、日本国と防備装備品メーカーとの30年契約を結んで居る。


後の歴史に置いてのガイダル・タバ日統合隊基地は、アースティア大戦の戦時中から戦後の数十年間の間に掛けて、国連軍の軍事拠点と治安維持の為に国際駐留部隊の拠点として使われ続けた。


 その後、大所帯と成って居た軍事基地としては手狭と成って居たガイダル・タバ日統合隊基地に駐留する国連軍とダバード・ロード王国軍は、新基地が南部に出来た事に由り、其処へと移転する事に成った。

 その関係で、ベルクラネル市の商用港として更なる再開発が始まるのと同時にダバード・ロード王国の国営空港へと成るべく、その権限がダバード・ロード王国へと移管されて行く。

 その後にアルインランド州と州都・ベルクラネル市の管理する下で、ダバード・ロード王国・ガイダル諸島国際空港とし使われ、アルインランド州・州都・ベルクラネル市のベルクラネル港と、シベリナ大陸横断鉄道のベルクラネル駅と合わせた大陸の人と物流の大動脈として使われる事に成って行く。




航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊

 航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊は、ガイダル諸島・タバ日統合隊基地へと派遣された30機のF-4J改ファントム部隊を中心とした航空自衛隊のこと。

 ダバード・ロード王国への安全保障問題での支援とガイダル諸島で発見された古代遺跡空港を改築改装工事して新設した空港を維持・防衛体制を目的として派遣されて居る。

 そのF-4J改ファントム部隊は、アルインランド州・アイリッシュ湖のガイダル諸島へと派遣され、ガイダル諸島基地で日本との連絡路兼同地の防衛の為に活動して居た。



旧ロード・コスモ資本連合国・ガイダル諸島空港遺跡

 転移災害で、アースティア世界へとロード・コスモ資本星間連合国が所有して居た多目的空港で、宇宙・空軍基地が置かれて居た場所でもある。

 巨人戦争が終わって200年後に放棄されててしまう。

 国土交通管理省が管理して居る地図では、ガイダル諸島と書いて在るだけたが、此処には400年前まで使われていた飛行場施設である旧ロード・コスモ資本連合国ガイダル諸島空港が遺跡と成って残って居た。

 何でも空挺魔導戦艦専用の飛行場が在ったと記録には残って居るが、州都・ベルクラネル市の北へ50キロの地点へと飛行場が移転した事により、航路の変更が行われて、今は使われずに放置されていた。

 以来、その飛行場は長い年月の間、忘れ去れて居た。

後の歴史に置いてのガイダル・タバ日統合隊基地は、アースティア大戦の戦時中から戦後の数十年間の間に掛けて、国連軍の軍事拠点と治安維持の為に国際駐留部隊の拠点として使われ続けた。


 その後、大所帯と成って居た軍事基地としては手狭と成って居たガイダル・タバ日統合隊基地に駐留する国連軍とダバード・ロード王国軍は、新基地が南部に出来た事に由り、其処へと移転する事に成った。

 その関係で、ベルクラネル市の商用港として更なる再開発が始まるのと同時にダバード・ロード王国の国営空港へと成るべく、その権限がダバード・ロード王国へと移管されて行く。

 その後にアルインランド州と州都・ベルクラネル市の管理する下で、ダバード・ロード王国・ガイダル諸島国際空港とし使われ、アルインランド州・州都・ベルクラネル市のベルクラネル港と、シベリナ大陸横断鉄道のベルクラネル駅と合わせた大陸の人と物流の大動脈として使われる事に成って行く。



王家の渓谷霊廟


ダバード・ロード王国の南部領に在る遺跡の事で、この地に関しての説明するには、少しだけ長々とした説明が居る事に成る。

 その昔、アースティア世界で巻き起こった第二次世界大戦に当たる巨人戦争と言う世界大戦後に行われた戦後復興処理を目的とした第一次・第二次異世界転移国家・アースティア世界現地国家との統合合併の推進条約計画。


 アースティア世界各国で大国同士が、戦後復興処理を推し進め、いち早く国家再生を達成する為に、隣国同士で推し進められた復興計画である。

 日本で言えば、選挙区画や市町村の整理縮小を目的とした、市町村合併による統合再編成と良く似て居ると言えるだろう。
 

 その中中央シベリナ地方の隣国同士の大国である二カ国が、逸早い戦後復興処理を推し進めるべく、統合合併条約の話を推し進めて居た。

 その国こそが、ダバード・ロード王国の前身であるダバード王国(第1次転移国家郡)と宇宙文明の発達した世界から現れた転移国家であるロード・コスモ資本星間連合(第2次転移国家文明郡)。

 この二か国が合併し、ダバード・ロード王国が建国される。


 この話で注視すべき問題点なのは、ロード・コスモ資本星間連合が国家合併後に国を挙げて取り組んだ未来技術を保存や危険技術の封印や解体。

 それに絶対に外には漏れては不味い秘匿技術の封印場所として使われて居た場所が在った。

 その場所こそが、巨人戦争が始まる切っ掛けと成ったロード・コスモ資本星間連合と言う第2次転移国家文明が管理して居た基地をダバード・ロード王国のシュチュ―ド王家が、王家の墓場として買い取っ事にする偽装工作が行われた。


 そして、旧ロード・コスモ資本星間連合政府幹部らは、シュチュ―ド王家の協力の下で、墓場へと改装させた形で、アースティアの未来に措いて、後々技術力が衰退して行く世に出たら、絶対に不味い機械・兵器や技術力記録を封印する事にし、封印したと言う記録その物を抹消して後世の世には只の遺跡墓場であると言い聞かせて事で、何も無かったかのようにした訳である。

 だがしかし、その事実こそはアースティア暦1000年の今現在に措いても不明だが、邪神戦争後にギルバート・メリッシュ・ローラーナは、突如として、その人格を豹変させ、アースティア暦600年。

 この年にローラーナ王国は、国体体制を帝政へと移行させ、国名をローラーナ帝国に改名し、アースティア世界に争いが絶えないのは国家・部族・民族がバラバラで多すぎるからだと言う理由や気に入らないと言う特に理由も無くと言った感じに、ローラーナ帝国によるアースティア世界武力統一平定を目的としたローラーナ世界統一覇権戦争を開始させ、手始めにローラーナ帝国近くに在った周辺国へと侵攻を開始する。


 これがアースティア大戦の始まりであり、アースティア暦1000年に至るまで続けられて居る世界大戦なのであるが、このアースティア大戦の影響でアースティア世界各地に封印された古代兵器・文物・記録等は、古の人々の苦言は忘れ去られた事に由り、各地でにローラーナ帝国の抗おうとしたり、ローラーナ帝国自身が力を付けて行く道具とするべく、遺跡は発かれて行く。


 そうした経緯から王家の渓谷霊廟もまた、ダバード・ロード王国政府とダバード・ロード王立大学研究機関の下で、550年前に記録が完全抹消された古代遺跡を発掘する事に成った。


 ダバード・ロード王国のシュチュ―ド王家ですら忘れ去れって居た王家の渓谷霊廟の秘密で在るロード・コスモ資本星間連合超技術記録と文物を含めた数々の異物と共に、当時に使われて居たと思わしき魔導機兵が続々と発見されたと、大きく話題と成って居た。

 時は巨人戦争から700年が経とうとして居た時期で、王家の渓谷霊廟遺跡は150年かけて改修工事が為され、はた目からは只の墓地遺跡にしか見えて居ない造りに成って居り、此処を発掘しようと言う試みと考えは、地球世界で言えば、ピラミッドや古代都市の発掘経験から着て居る。

 それは他の遺跡も似たように古代技術と記録が封印され残って居るのならば、他でもそうなんじゃね?

 みたいな感じの乗りで、掘ってみると言うの雄からであった。


 その様な発想と理由から、国防事業と国家存亡の観点から、アースティア世界に措ける古い遺跡と言うのは、学術的な意味合いと発掘兵器の収集と言う国家事業から来る国益が絡んで居る発掘事業から成り立って居た。

 ローラーナ帝国との戦争や苛烈を極める遺物の争奪戦が繰り広げられる中で、古い物が危険かも知れないと言う事なんかは、そっちのけで何処よりも・・・況してやローラーナ帝国よりも優れた過去の遺物を手にせんと、どの国でも躍起に成って居る時代の事である。
 
 そして、この事業にはリナの姉であるレナ・ミーサガ・リンバースも関わって居た。

 同時のレナは、ダバード・ロード王国政府直属の王立総合技術研究所の研究員にして稀代の魔導師でもあり、魔導関連技術の技師でもあった。

 当然ながら魔導考古学も彼女の専門分野に入って居た。

 そんな天才と言われたレナが、発掘兵器の調査に駆り出されて働いて居たのも必然な事だった。

 だが、彼女はその調査で、大きな事件に巻き込まれてしまう。

 ローラーナ帝国軍がダバード・ロード王国が発掘に躍起に成って居ると噂されて居る王家の渓谷霊廟と呼ばれる遺跡の制圧と新たに発見された魔導兵器を奪取させるべく。

 ガナベル・セガール・バドー少佐と第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊を送り込み、その地を強襲されてしまう。


 ダバード・ロード王国軍は研究所職員と発掘に関わる労働者らを逃がす事に奮戦するが、殿として戦って居たレナが囚われると言う事態と成る。

 ギリギリまで撤退を指揮し、生き残ったダバード・ロード王国軍の護衛部隊長の報告で、バドー少佐の部隊に取り囲まれたレナが連れ去られて行く姿を見たらしい。


 その数週間後に・・・・・リンバース家は、ローラーナ帝国軍の秘密工作部隊に襲われると言う事件が起きてしまう。


 襲われたレナの両親たちは、無事だったが、リナとリンバース家は、安全処置の為にアーヤ女王とダバード・ロード王国の手で離散処置を取る事と成る。

 これがレナの行方不明とリンバース家離散処置事件の事のあらましだった。

 後は・・・・この物語リナが登場する初期から散々に語った通りに、リナはローラーナ帝国への復讐に燃える女と成ったのである。



ダバード・ロード王国王政府省庁に付いて・・・・・・・・・・・・

国土交通管理省


 国土交通管理省とは、ダバード・ロード王国に措ける日本国で言えば、国土交通省のことで、王都インディクスの官庁街に在る省庁の一つである。

ダバード・ロード王国外務省

 読んで字の通り、ダバード・ロード王国の外務省の事で、王都インディクスの官庁街に在る省庁の一つである。



オローシャ帝国編 


オローシャ帝国  首都・帝都・パリーニャ。 居城・ルーベル城・ルーベル宮殿。

 オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家として建国したのがオローシャ帝国。

 オローシャ帝国は、中央政府が貴族称号持つ貴族領州と地方自治を認められている有力家に貴族称号与え、自治統治が認められて居る自治州が在る国で、それ以外の土地は国の直轄地として治められていた。


オローシャ帝国は巨人戦争と言う戦争の後に、オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家であるオローシャ帝国を建国した。

 皇帝と宰相府を頂点にして、その下に帝国議会があり、上院と下院に分かれて居る。

 上院は10年以上勤めた軍人・官僚・地方長官職・有力諸侯で運営されて居り、下院は5年以上何らかの官職を務めた者か、何らかの国への多大な貢献している市民が成れるとされて居た。


その市民の例を挙げると、総売り上げが高い商人や工商組合の長だったり、農業や魚業で成功して居る者、博識の学者等が上げられる。

 今の所、普通選挙制度が無い為に、少しでも学や何らかの能力が高くないと議員に選ばれないのである。

 また、官僚は試験さえパスすれば、オローシャ帝国の国籍を持ったどんな生まれの身分の者でも成れて、上手く出世すれば議会や閣僚、宰相へ進む道も開かれていた。


帝都・パリーニャ 

 オローシャ帝国の首都で、日本国の交援省と外務省の調査では、モスクワの気候に似ているとされて居る大都市。


ルーベル城 ルーベル宮殿

 オローシャ帝国の中心地にして、皇帝一族が暮らす居城の事で、日本国の交援省と外務省の調査では、彼のクレムリン宮殿に似て居るらしい。


陸上魔導戦艦のシルバー・ウルフ

 ランド・ベース・シップ級陸上戦艦型のオローシャ帝国皇帝専用のお召し艦であり、オローシャ帝国近衛艦隊旗艦にして前艦隊の総旗艦とされて居る陸上魔導戦艦のこと。

 その姿は豪華絢爛にして、重厚感の在る佇まいは、様に陸上の移動要塞とでもいうべき勇壮なる姿を見せ付けて居ると言う。

 古代戦争時代に造られた陸上巨大戦艦を基にし、浮遊魔導機関と浮遊ホバークラフト走行を採用した陸上魔導戦艦。

2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)


マリン・ベース・シップ級海上魔導戦艦

 古代戦争時代に作られた水上航行型戦闘艦艇を基にして造られた海上航行型戦闘艦艇のこと。

2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)

スカイ・ベース・シップ級空挺魔導戦艦
2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)

 へヴィ・ベース・シップ

 魔導戦艦の通称である。ランド・ベース・シップとスカイ・ベース・シップとマリン・ベース・シップの3種類がある。ランド・ベース・シップは水陸両用戦艦、マリン・ベース・シップは海上戦艦、スカイ・ベース・シップは空中戦艦と成っている。古代戦争時代に作られた巨大戦艦で大きさが200メートルから400メートル級物まである。その正体は異次元の宇宙から転移してきた戦艦である。

従って動力は科学式の熱核反応炉エンジンを使っていたが、古代大戦終了後に、何れ子孫達には扱いが出き無くなると考えて魔導力式のエンジンを開発して切り替えてる。
 多くの国がスカイ・ベース・シップを見て帆船式の空挺戦艦を生みだし、続いて鉄鋼式の空挺戦艦を作り出しているが、動力が魔導式と成っている。

サマーラ州皇帝直轄領・州都モルディナ市
 オローシャ帝国東方地域のサマーラ地方平原付近に或る東方地域に或る交易都市。直ぐ東にはダバード・ロード王国が在って、その北側には、広大な領地を有するフローレイティア家のフローレイティア州領が在る。



フローレイティア家・フローレイティア州領

 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会。現当主であるシェスカを筆頭に優秀な船乗りを有している。

 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。


 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わっていた。今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われている。

後に竜史との関係から始まった付き合いから、その子孫達は、高見総合商事株式会社グループ傘下の船会社の一社として名を馳せて行く。

因みに爵位は伯爵位と、そこそこ高い地位にある家柄。


フローレイティア輸送商船商会

フローレイティア輸送商船商会は、シェスカの実家が先祖代々経営して居る武装輸送船商会。

 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会で、現当主であるシェスカを筆頭にして、優秀な船乗りを有している。

 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。


 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わって居た。

 今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われて居る。


 そして、フローレイティア家の先祖は、宇宙武装郵送船団を率いていた家系にして代々高名な軍人を輩出した家柄である。

それはシェスカから遡って5代前の時代に途絶えた、本家筋のチャイルド家の遺産である1000年前の技術や資料をオローシャ帝国の東方の州であるフローレイティア州の自分の屋敷や地下要塞等の管理をして居る。 

 フローレイティア侯爵家が先祖代々管理をして居る所領地であるフローレイティア州は、元々フローレイティア家の祖先が、とある惑星に開拓して入植した土地で、1000年前の次元転移でアースティアに来てしまう。

幸いな事に同勢力であるアース世界連合国の軍や勢力圏の入植者達も転移してきた関係もあり、自分達の土地を守りきるのには十分であった。

 そんな武装輸送船商会たるフローレイティア輸送商船商会の代表を務めて居るのがシェスカなのである。

因みに爵位は侯爵位と、オローシャ帝国の国内でも高い地位にある家柄の一つ。



旗艦 魔導空挺戦艦ベィビィ・ウルフ 

 シェスカーナ・フローレイティア少佐の専用艦権自家用戦艦。先祖が宇宙輸送船団を率いてた頃に使用していた生き残りの元宇宙戦艦。

 全長が300メートルで細長く、前部に主砲と副砲が上下に2門づづ、副武装が幾つかあり、エンジンの近くには2問のチャージ式砲等が収納されていて、戦艦の見た目は、アニメなどで有りがちなデザインの宇宙戦艦である。

現在は魔力転換炉にエンジンが換装されており、元々もは熱核反応路を使ってらしい。

 今はその殆どの機能を失って居るので、ワープや科学式の高出力兵器の類、ミサイルに機関砲、肝心なビーム主砲すら使えない始末。

 仕方がないので魔導光子力砲と魔法の矢が放たれる魔導機関弓を使っている。他の艦も同様である。

鋼鉄型魔導艦船・魔導主砲及び副砲

 所謂、戦闘艦船に備えて付けられて居る大砲の事で、砲塔の種類は二つに分かれており、魔導光線砲と弾頭型魔導主砲の二種類に分類されて居る。

その中には、対空戦闘を想定した、散弾式弾頭と言う弾頭種も在るらしい。

 その威力は艦種によってまちまちで、交援省及び防衛省による調査よれば、大型魔導艦船主砲は、旧日本海軍・金剛型戦艦の45口径・36mm主砲クラスではないかとの報告があり、その他の艦種類の方も旧海軍が保有する艦船の主砲・機関砲と同等であると言う報告書を国会と総理大臣に提出して居る。 



魔導機関弓砲

 木造・鋼鉄型魔導艦船を問わずにあらゆる分野の艦船へと配備されて居る魔導型機関砲の事で、その名の通り魔導師が詠唱発現させた居るマジックアローを魔導錬金術加工によって造られた鋼鉄式矢弾に詠唱文字を施した事に由り、誰にでも扱え、尚且つ無詠唱でマジックアローを発射させられる装置のこと。

 その性能は地球世界の高性能20mm機関砲・20mm機関砲(JM61-M)35mm高射機関砲・12.7mm重機関銃・30mm機関砲・20mm機関砲等々と言った兵器の数々よりも発射速度が遥かに劣って居る。

 その上、威力は小銃よりやや強めの威力と言う中途半端な対空機関砲と成って居る。


ハイマギ粒子砲


 鋼鉄型魔導艦船に備えて付けられて居る大型高出力砲の事で、分かり易く言えば、リアルロボットが活躍する宇宙世紀世界に登場する宇宙戦艦に備え付けられて居る大型高出力ビーム砲みたいな感じ魔導光線砲の事を指して居る。



サマーラ州皇帝直轄領・州都・モルディナ市

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州のことで、オローシャ帝国の東西交易の要であり、この国の重要な拠点でもあるが、夏場の避暑地としも使われる帝室の保養地としての一面を持って居る。

州都・モルディナ市

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州の州都ことで、オローシャ帝国の東西交易の要であり、この国の重要な拠点でもあるが、夏場の避暑地としも使われる帝室の保養地としての一面を持って居る地方都市。

 貿易都市でもある事から、東西から行き交う品々が手に入り易く、商人達で賑わって居る。



オローシャ帝国・皇族専用宮殿城・サマーラ・モルディナ皇宮殿城

 ロシア風様式の宮殿城のことで、夏場を含めた保養所と成って居る豪華絢爛のお城の事。

 主に保養所として使われる事が多いが、外国からの賓客を招く事にも使われて居る。

 アースティア大戦後の礼では、天皇陛下・アメリカ合衆国大統領・台湾総統・タイ国王・コヨミ皇国皇王・ブルネイ国王・欧州諸島連合国大統領(EU大統領)等々と言った国賓が招かれて居る。


サマーラ地方平原

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州の平原地域のこと。

 同地方の東西南北には、パイプ・ライン大河と支流大河が流れて居る交通の要衝としても知られて居る。

カムール川

 パイプ・ライン大河の支流の一つで、オローシャ帝国東部地方に在るサマーラ地方平原を北へと流れて居り、東周りにバリバルト海へと注いで居る。


 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。


ドナイナル川


 パイプ・ライン大河の支流の一つで、 オローシャ帝国の国内の北へと北へと流れるカムール川の途中から北西周りで西へと分かれて流れて、西回りにバリバルト海へと注いで居る。

 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。


バリバルト海

 パイプ・ライン大河の支流の一つで、オローシャ帝国東部地方に在るサマーラ地方平原を北へと流れて居る海域のこと。

冬の時期には流氷で一杯に成るらしい。

南パイプ・ライン大河

パイプ・ライン大河(本流大河)から南へと枝分かれした大河の事で、東から南へとパイプ・ライン大河がジャンブロー平野で枝分かれをし、南に進むとローラーナ帝国・南東部ゾルモン地方・ゾルモン内陸海へと続く。

其処にはローラーナ帝国の大要塞であるゾルモン要塞が在る地でも在る。

 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。

ウルス山脈

 南のウルス山脈を越え行くと、周囲500キロはオローシャ帝国の領土で、ウルス山脈内にも幾つかの盆地と高原が在り、町や要塞が築かれて居る。

ウルス山脈内を流れて居るパイプ・ライン大河沿いに南から西へと大河沿いにグルリと回りながら東ユールッハ街道が通って居て、其処をずっと進んで行くと東ユールッハ地方へと抜け行く事が出きる。

東ユールッハ街道

 オローシャ帝国の南部地方からウルス山脈内を流れて居るパイプ・ライン大河沿いに南から西へと大河沿いにグルリと回った先に在る街道の事で、其処をずっと進んで行くと東ユールッハ地方へと抜け行く事が出きる。

ジャンブロー要塞基地

 ジャンブロー要塞基地とは、パイプ・ライン大河と東ユールッハ街道は途中で別れて行き、街道は山脈内の砦や要塞通り抜けて、やがて巨大な城壁門が聳え立って居る所とへ出る。

 城壁の門を通り抜けると、大きな平野へと抜け出るのだ。

 其処には幾つかの森林や小高い山、湿地帯に沼地が点在した先に在る天然の要地を利用して作られた大要塞のこと。


 オローシャ帝国は、その地に在った第2次転移国家文明であったアース世界連合国と言う宇宙世紀文明国家が転移して来た土地に在った大要塞を改築と修繕をしながら長らくの間、使い続けて来たと言う歴史がある。

 その後方の5キロ山向こうには、旧宇宙船の発着場だった駐機場を今は魔導戦艦の飛行場とし使われ、陸上魔導戦艦のランド・ベース・シップが待機できる駐機場としても使われて居る。

 オローシャ帝国が、オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家である事は以前にも説明して来たが、 元々オローシャ帝国の周辺には宇宙文明がおおく転移して来た地方でもある。

 今も巨人戦争時代に転移し来ていたアース世界連合国の軍事関連施設が今も多く残されて居るのである。


しかし、その大部分は、修繕維持に必要な部品の製造と入手が困難となり、設備の殆んどが使用不能と成ってしまって居た。

 具体的に言うと、レーダー・通信設備・高性能コンピュター端末・電力設備に関しては400年前に、魔導力に切り替えられて使われてしまって居た。

ハッキリ言って科学的な物に関する殆んど物が、ロスト・テクノロジー化して居るので、今では使えても造れない始末。

例え造れたとしても、造った物は劣化版しか造れないジレンマを抱えて居るのが、今の旧第2次転移国家文明郡を吸収した末裔達の国家の内情なのであった


ジャンブロー平野地方

 ジャンブロー平野とは、パイプ・ライン大河と東ユールッハ街道は途中で別れて行き、街道は山脈内の砦や要塞通り抜けて、やがて巨大な城壁門が聳え立って居る所とへ出た先に在る平野のこと。


 其処には幾つかの森林や小高い山、湿地帯に沼地が点在した先に在る天然の要地を利用して作られたジャンブロー要塞基地が在る場所でもある。

ザタン暗黒暗礁空域

 ダバード・ロード王国・アルインランド州・州都・ベルクラネル市から南西15キロほど進んだ上空千メートル前後にある積乱雲と魔鉱石の浮遊岩石に囲まれた魔の空域と言われ居る暗黒暗礁空域の事である。


 ダバード・ロード王国とオローシャ帝国との国境に在る南ウルス山脈地帯一帯に掛かっており、こんな場所を通り抜けて飛んで行くバカは、竜人族か龍族等の強靭な肉体を持った種族に限るらしい。



 この世界の空戦のエキスパートの一角である飛行竜騎士ですら、危険極まりない事から絶対に避ける場所らしいとの話。

 その理由は魔鉱石の浮遊岩石の多さと、真黒な積乱雲に視界が狭まれ、落雷や突風、時より大雨すら有る余りにも危険で、過酷な環境下ので飛行は、飛行竜騎士のベテラン仕官や飛龍乗り冒険者すでらも裸足で逃げ出すらしい。


 ジャンブロー要塞基地を足掛かりに、オローシャ帝国への侵攻作戦を目論んで居たローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団・第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将が率いるローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊とゾルモン要塞軍団は、 シベリナ地方王国連合同盟と地球海洋諸国連合同盟らが連合を組んだ 北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊との戦いに措いて、奇襲攻撃作戦を展開する突入地点と成った事で、後世の歴史書に名を刻まれて居る。



ザタン・アタック作戦

 ジャンブロー要塞基地を足掛かりに、オローシャ帝国への侵攻作戦を目論んで居たローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団・第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将が率いるローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊とゾルモン要塞軍団は、 シベリナ地方王国連合同盟と地球海洋諸国連合同盟らが連合を組んだ 北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊との戦いに措いて結構された奇襲攻撃作戦の名称のこと。


 アースティア大戦後のローラーナ帝国軍で生き残って居た軍関係者の間では、野蛮で無謀な作戦と揶揄されて居る一方で、アースティア国際平和維持連合機構軍側では、歴史的な転換の一つであるとされて居る。

ジャンブロー要塞の嵐戦役


 ジャンブロー要塞の嵐戦役では、ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団の第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将旗下・木造帆船型の空挺魔導力戦艦200隻・鉄鋼型の空挺魔導戦艦180隻・400メール級の大型空挺魔導戦艦7隻・300メートル級陸上魔導力戦艦と100メートル級駆逐級・巡洋級の陸上魔導力艦を併せて150隻と動員兵力・約270万人が投入された。



 他にもガルベ・マグベ大佐旗下・オデュッサ軍団艦隊150隻と兵力40万人とサイクロプス隊の軍団・軍団長・シュナイダー・バーデン大佐旗下・5万人も併せての戦力が投入され、ジャンブロー要塞の戦いでは捕虜は居らず戦死者多数の被害を被って撤退して居る。


 その撤退支援の後詰めの為に、カリフア大陸方面制圧軍団総司令官であるキシリアーナ・ザルビッシュ少将は、サイクロプス隊の軍団隊長であるシュナイダー・バーデン大佐に命じて、旗下のサイクロプス隊の艦隊旗艦である洋上型強襲揚陸魔導艦ルビコンを中心とした艦隊をゾルモン要塞に大規模奇襲攻撃仕掛けられて居る欧州諸島連合国の近隣地域に在る無人島、、アラダマスカル本島の中心部へと前進させた。


 アラダマスカル本島の中心部には、洋上型強襲揚陸魔導艦から発進して行く魔導機兵隊から成る魔導機兵軍団と重騎竜のトリプトドンと火竜のフレイムランドドラゴン混合編成軍団から成る重機動師団が、全部で2万人と歩兵師団3万人を合わせた5万人が攻め込んだが、8割近くを壊滅させられてしまった。

 更には逃げ込んだ先であるカリフア大陸東部方面軍艦隊の拠点たるカリフア大陸東部の沿岸地域の海軍基地と湾港都市をも壊滅されてしまうが、シュナイダー・バーデン大佐を中心としたサイクロプス隊の中心将兵達らは生き残って居る。



アセリナ王国編


 頭の可笑しな翼人族で有名なアセリナ族達は、邪神戦争と言う戦いの後に、ノリと勢いで自分たちの国、アセリナ王国を建国。

 国号を王国にしたのは、王国と言う名を他の種族が多用していたからで、日本との接触後、暫くしてから国名をアセリナ総長国連邦を名乗り始める。

それはカッコいいからだと言って居る。

 アセリナ族は部族同士の力比べによる代表戦で部族代表決める事になる。

 国家代表戦で国家代表に成ったのは、邪神戦争で世界を救った英雄の1人である聖天騎士ヨハネ・ハーネストが初代総騎士団長となり事実上国家代表となる。

 この後、他種族の神の使いたる天使に似て居ると言われて、その気になり、彼女達は聖天使を自称する様にも成った可笑しなアセリナ族なのであった。


アセリナ王国聖天使騎士団・総騎士団長 

通称は総長または、総長閣下と成って居る。

 アセリナ王国は、元々翼人族が主体と成って建国した国家で、この国の変わって居る事と言えば性格的、人格的なあの病を患って居る事で有るが、王族が居ないのに王国と名乗って居る事である。


 それは何でかって言うと、それはまだ、彼らがアセリナ部族国と名乗ってた頃の話である。


 周辺国が王国ばかり名乗り、自分達が格下に見られて居ると感じていた(勘違いして居た時代)


 実際には格下には見られてき居なかったが、チョット変わって居るだけで、決してアセリナ族達の事を舐めては居なかった。


 そんな中で、ユーラシナ大陸・シベリナ地方の諸国の国々が、武力侵攻で世界統一平定を掲げて侵略戦争を仕掛けて来るローラーナ帝国に対抗するべく、シベリナ地方王国連合同盟を結成。


 その盟主国は誰が主導権国に成るのかを決める会議に措いて、揉めに揉めた挙句、やってみたい国家の元首方は?と手を挙げてみるが、流石にやらないと言えないので、お互いにどうぞっ!!どうぞっ!!と言って居たら、残って居たのはアセリナ族の国家であるアセリナ王国の軍のトップと国家代表も兼ねた役職たる聖天使騎士団の総騎士団長が成る事に成った・・・なっちゃったのである。


 しかしながら、やると言えば同盟友好諸国の目も有るし、変な結果を招いて責任を取るもと言う様々な思惑が絡み、誰もやりたがらないシベリナ連合の盟主をやるとも言ってしまった事が、盟主国(議長国)成ってしまった、事の顛末なのであった。



 其処で、誰もやりたがらないシベリナ連合の盟主をやるとも言ったが、それでも国名が部族国では、舐められて居ると勝手に思い込んで居た。


 其処で王が居ないのに、国名をアセリナ王国にしたのである。


 大事な国名の命名をノリと勢いで決めるとは、何と言ったら良いのだろうか?

それなので部族国時代の名残りで、軍のトップと国家代表も兼ねた役職たる聖天使騎士団の総騎士団長と言う名が、国家元首の名前として用いられて居る。

 通称は総長と呼ばれれて居り、公式な場では総長閣下と呼ばれて居るのだ。

 その総長を決める方法にも一癖有ると言えるだろう。

 それは何かと言うと、アセリナ族は部族同士の力比べによる代表戦で部族代表決める事になる。

 国家代表戦で国家代表に成ったのは、邪神戦争で世界を救った英雄の1人である聖天騎士ヨハネ・ハーネストが初代総騎士団長となり事実上国家代表となる。

 この後、他種族の神の使いたる天使に似て居ると言われて、その気になり、彼女達は聖天使を自称する様にも成った可笑しなアセリナ族なのであった。




アセリナ王国・外務局省

 日本国の外務省と同じ組織体制を持ったアセリナ王国政府の省庁のこと。アセリナ王国では、官僚機構等に属する者達は、中二病にはならない真面目な人柄の人材で占められて居るので、比較的優秀な組織体制を誇って居た。


アセリア族
 アセリナの天使族と呼ばれている亜人族がいる。だが、本当の天使ではない。本当は翼人族である。その昔、戦場で戦うアセリア王国の騎士達の姿を言い伝えにある神に仕える天使みたいだと言われた彼らは調子に乗って以来、自分達の事を天使と言いふらすようになる。
アセリアはエクスプロン・ランサーと言う魔槍が主力武器とする。アセリアの翼人の人々は先天的に魔力が高い。そこで彼らはエクスプロン・ランサーを使って戦う。この武器は二又の槍であり、遠距離になると二又に分れた槍の中央から放たれるエクスプローションを応用した魔動砲ぶっ放し敵を焼き尽くす。ノリと勢い任せの中二病患者な民種族。

聖天使騎士

 アセリア族が対外的に名乗って居る騎士と言う名の戦士の事を指して居る。

 この世界には空想上の天使の言い伝えは有るが、実在する天使は居ないので、絵物語に出て来る聖天使騎士がカッコイイと思ったアセリア族達が、ある日を契機にして、勝手に名乗り始めた事が由来。


 16歳以上のアセリア族で、エクスプロン・ランサーと派手な鎧を身に付けて、定期的な槍闘技大会に一度でも出場して戦う事が国から認定を受ける条件とされて居る。


アセリナ王国聖天使騎士団

 主にアセリナ王国の国軍で、国内外に向けて名のって居る正式名称は、アセリナ王国聖天使騎士団と成って居る。

 アセリナ王国が定めている法の下で、正式な認定を受けた16歳以上のアセリア族で、エクスプロン・ランサーと派手な鎧を身に付けて居る者達が国軍に志願するか、スカウトを受ける等をした者達が集められた騎士団。

 ぶっちゃけ諸外国からはね危なっかしい集団として見られて居る。



エクスプロン・ランサー 

 魔導砲撃を撃ち放てる魔槍で、アセリア族の標準装備にしてこの世で一番に危ない武器の一つとされている。何故なら持ってる人達が何かに付けて撃ちたがるから。


エルスザーオ州 首都 レラキオス市 総騎士団長庁舎・レラキオス大要塞宮殿
 アセリナ王国の北部に位置し、首都・レラキオス市を持つ。北へ160キロ地点にドラグリア山脈が聳えている。レラキオス市を始めとして国内各地には闘技場が立ち並んでいて、定期的な槍闘技大会が開催されている。5年に一度の全国大会が行われ、そこで勝ち抜いた者がアセリナ王国総騎士団長の座に付ける決まりと成っている。

サースウエスト州 州都・マロリガン市 アセリナ王国の西方に位置する都市。西方との交易地点。

イーストグリーン州 州都・リレル・ラウェル市 

 アセリナ王国の東方の州。

ツイン・ビール市

アルガス公国とアセリナ王国の両方の国境付近に在る街道沿いの都市の一つ。

 近くには都市名の由来と成って居るツイン・ビール半島には、灯台と砦が建てられ、国境から20キロ離れた場所にツイン・ビール市が在る。

テムリオン州 ザーキオス市 アセリナ王国の南部、パイプ・ライン大河を挟んでの国土のある州。州都は大河沿いに在る



ドラグリア白龍大帝国

 色竜人族の一角である白竜人族が打ち立てたユーラシナ大陸北東部の大国の一つで、白龍大帝一族であるホワイト・ドラグリア家が同地を治めて居る。

 この国は鉱石の採掘を主要な産業として居る資源大国であり、それを諸国に売って代わりに食料や日用品を諸国から仕入れていた。

 また、諸外国から委託で家畜竜の飼育を引き受けている事でも知られている。

 この国が、惜しむべき点を上げれば、産業が育ちにくい点である。この国の冬は、地球のシベリア地方や日本の北海道の様な極寒になる為に食料生産が少ない。

工業力も乏しいと言う欠点を抱えていた。基本的な武器や最低限の鉄工製品は作れるものの、大量生産が自国でできないと言うジレンマを抱えていた。

 学業はそれなりに盛んだが、あくまで教育するのが目的となっていて卒業後の就職難が目立っている。

 国の殆んどが軍人と商人と学者と言うちょっと困った体制である。

 これも帝国との戦争の影響が原因だった。国土には異臭を放つ黒い池や噴出する毒ガス等が多くみられていた。

首都・ハイリッピン市

この世界の北で最も栄えた亜人族国家の首都として、知られて居る。

白龍大帝城
都市の中央に岩山を刳り貫いて作られた全体が真っ白な色をした城である

元首地位名 白龍大帝 

ドラグリア山脈
ダバード・ロード王国、アルガス公国、アセリナ王国、ラクロアナ王国の4国に跨って聳え立っている。

バラウール大要塞

 ドラグリア山脈の中央に位置し、松や杉等の木々と険しい地形に隠れ、その洞窟を巧みに刳り貫いて作られている。出口は隠れるように南の方角には、人が通る道から空挺戦艦が出入りする物まで様々である。

 入り口は北に在り、その見た目は城その物なのだが、仮にも別荘と便宜上は言うが、完全に建前に過ぎないだろう。

 此処に近付くには、数ヶ所の検問と許可状、そして龍人族の特徴の確認と身分証が居る事に成って居る。

 警備のセキュリティチェックが、とても厳しいので、敵国の間者が突破する事は、先ず無理である。

ドラグリア山脈高原地方

 ドラグリア山脈を越えた先に在る大平原の事を指す、ドラグリア白龍大帝国の国土の6割五分近くがこの平原で成り立っており、竜人族の都市の殆んどが平原や丘陵地帯に造られて居る。

ノエリア市
 ダバード・ロード王国とアセリナ王国とドラグリア白龍大帝国の国境付近に在ってドラグリア山脈から約16キロ南に有る都市。

 ドラグリア白龍大帝国へと入るには、陸路でノエリア市を含めた都市を経由する形での三方向の街道から入国をするか、空路を使う又は遠回りに海路を使うしかないが、冬の間は海路は使えず、空路は天候に左右され易い。

 冬に成ると寒波がドラグリア白龍大帝国を包むので、白竜人族をはじめとする竜人族でないと越冬が厳しい事から、他種族の大使や滞在している邦人は冬の間だけ、この地の別荘で過ごす事と成っている。

 リナはエリンの厚意で首都ハイリッピン市に、特別な家を建てて貰って修行に励んでいた。


 ホワイト・シャイニードラグリア族  白竜人族

 ドラグリア地方に住んでいる竜化変身時の姿が白い肌を持っている部族を指して居り、魔導光線や魔導光槍魔法。魔導障壁・魔導円陣紋魔法と言った具合に光魔法に関わる魔法を得意とする竜人族。


ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省

 ドラグリア白龍大帝国の国軍を統括する省庁で、総司令官の地位を意味するドラグリア白龍大帝国軍・統合将軍職も兼務する事がある。 


ドラグリア白龍大帝国軍・統合将軍 

 ドラグリア白龍大帝国軍の総司令官のことで、元帥に近い地位にの事を指して居る。ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省の大臣も兼務する事がある。

ドラグリア白龍大帝国・諜報情報庁

ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省傘下に在るドラグリア白龍大帝国の防諜組織のこと。


ドラグリア白龍大帝国軍・白竜騎士団

 ドラグリア白龍大帝国の正規軍のこと。巨大な竜に変身して戦う事も有り、ローラーナ帝国などの敵対国を含めて、とても恐れられて居る亜人種の軍隊。

ドラグリア白龍大帝国軍・外交省

ドラグリア白龍大帝国の外交を司る省庁のこと。



竜人族の身体能力関連に付いて・・・・・・・


 身体測定関連の平均値に付いて・・・・・・

 全長・約40メートルから38メートル前後。体重・約400トンから380トン前後。此処に身体な特徴的の顔立ちや背格好に、見た目がやや違うらしいが、他種族には分かり辛いらしい。

ドラグバスター

主に色竜人族と色龍族達が口から撃ち放つ魔力式のビーム光線。その威力は人口が50万に位の都市を軽く吹き飛ばす威力を秘めている。

ドラグシールド

 巨大なサークル風のバリアーを発生させて敵のあらゆる攻撃を防ぐ竜人族や龍族専用のマジックシールド。




サンシャイン・ドラグリウス

 ドラグリア白龍大帝国の白龍大帝専用の魔道空挺戦艦にしてドラグリア白龍大帝国軍・魔道艦隊の総旗艦である魔道空挺艦艇のこと。

 全長が250メートルある白銀塗装で彩られて居るドラゴンに似せた作りの艦艇で、ドラゴン頭部に似せた作りの艦首部分からは、ドラグバスターと同等の威力を誇るマギウスバスター砲が装備されている。

 その他に艦首に3連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲14門、魔道機関砲40門が配備されている。

マギウスバスター砲

 ドラグバスターと同等の威力を誇る魔導砲の事で、ドラグリア白龍大帝国の魔導技術力の粋を集めて造られた魔導戦艦用決戦兵器の一つ。

ドラグライダー

 竜人族専用の科学式大型戦闘飛行機のことで、身体能力が高い竜人族の継戦能力を高める為に日本国のモトダ技研工業・カワカミ重工・常陸那珂製作所・スバル星重工等が協賛して、作り上げた竜人族専用戦闘機のこと。

 主に竜人族が巨大なドラゴンへと変身後に乗り込む戦闘機として設計され、この機体に乗って戦地へと向かう竜人族は、飛行距離と継戦能力が向上、戦闘持続時間が2時間から5時間へとアップして居る。

 この兵器を導入した国々は、色竜人族諸国で、地球海洋諸国連合同盟の工業地帯を有する諸国から部品を輸入しつつ、 現地組立方式でドラグリア白龍大帝国が最大輸入と生産国と成った。
 アースティア大戦末期には数千万機が戦地へと送られ、色竜人族諸国の魔導空挺空母の艦載機の75パーセントと言う大半の船がこの兵器を乗せる事と成った。
 

ドラッカ


ドラグリア白龍大帝国原産にして特産と謳って居るが、マトモに飲める奴が居ないって言うエリノア殺しとと言う謂われ、火を噴く処か、炎を噴くって言う火酒として知られた、知る人ぞ知る危険酒のこと。


 アルコール度数が高過ぎて、身体を壊し易くて有名な酒であり、この世界での一般的なお酒は、ミード(蜂蜜酒)・エール・ワイン等であるが、コヨミ皇国産の暦酒と呼ばれる米酒も存在して居り、これは日本酒と変わらない物である。

 しかしながら、その中でも世界一呑むと身体がダメに成ると言われて居る酒なのがドラッカであった。


 ドラッカは、アルコール度数が高過ぎる割には、とても飲み易く。ついついガブガブとがぶ飲みが出きてしまうから、飲むなら水か氷で割るのが基本とされて居る。


その手の趣味や造詣に詳しい者なら、絶対に手を出さないウワバミ達だけが手を出す悪魔の酒・・・いや、龍と龍人と酒バカだけが手を出す龍印の酒であった。

 コイツを飲んでしまったら最後、暫くは飲み続けてしまい、酒が切れると軽い症状なら二日酔いで済むが。

 酷い症状なら酒が切れると禁断症状にまで発展しまうので、薄めて適量と摘みを挟んで嗜む様にと、酒屋で必ず説明されるのが、この世界でのこの酒の取り扱いでの決まりである。

 因みにドラッカは、地球系諸国と地球人達が良く立ち寄る事に成った諸外国地域に措いて、その取り合いが厳しく制限され、加工販売が絶対の条件であるとされた。

 その方法は原産地から原液を仕入れ、加工工場で規定値に成るまで薄めてから販売されるが、それでも氷・炭酸・冷や水で薄めてから呑む事を推奨される事に成る。

 また、アルコール度数が高すぎるが故に、爆発の危険性も孕んでいる事から危険物にも指定されて居り、原液の取り扱う加工販売元には、必ず危険物取扱者の免許保持者が居る事が義務付けられる事に成った。

この流れは何れアースティア世界中に広まる事に成る。



アルガス公国編

 アルガス公国 

アルガス公国内の主な産業は、各種鉱山と農業、水運での貿易によって栄えていた。

古代から伝わる伝説の宝具と呼ばれる指輪を有して居ると言われ、宝具は持ち主によって姿を変えると言う。

 現在、それらの宝具は、帝国によって奪われ、彼の国が無理やり宝具を操り武器として戦場で使って居るらしいとの事である。

 主な工業と言えば、鎧に剣等の武具を作れる程度で、その副産物で造られる物と言えば鉄鍋やナイフと言った類の日用品くらいである。

 対ローラーナ帝国との戦いに備えての国防費用から捻出される費用からは、地球世界で言う海軍戦艦に当たる魔道戦艦はオローシャ帝国で購入し、建艦して居る。

 また、機甲師団に匹敵する力を有する魔導機兵は、ダバード・ロード王国内の工房商会で生産された物を輸入して居る。

 しかしながら、それらの兵器をたくさん導入するには予算が足りず、かと言って設備投資をするにも、これまた費用が足りなかった。

 そんな理由から、その何方も少数の輸入に留まってて、この国は機械化が立ち遅れている古い国でも在った。

 航空戦力としての竜騎士航空部隊が扱うワイバーンも、国内で700騎程度が飼育されつつ、永続的に養殖される仕組みに留まり、いざ大戦と成れば、航空戦力は足りなくなるのは目に見えて居た。


 アースティア大戦末期の戦史に措いて、アルガス公国は日本国で開かれた東京サミットに参加すると言う事は、軍事改革の分水路に立って居ると言えた。

 それに加えて、稀代の騎士団長と呼ばれた各軍団長等は、日本国の自衛隊と共に戦ったブラキュリオス湖畔紛争で、その進んだ軍備と戦術に感銘を受けた事が切っ掛けと成り、近代軍への道を歩み始めたと、歴史書には書かれて居た。


ヘスティア遊撃騎士団  

紅葉の親友たるクリスティーナ・マケッンジーが率いている遊撃騎士団で、その陣容は出自も身分もバラバラの愚連隊とも言える騎士団。


アーダマ州 

国土中央に位置にしている州で、政治経済の中心地。北側のドラグリア山脈沿いでは、鉱物が豊富に採掘されている。

首都 リガ・ミリィー・ディーナ市 

西から北へと流れるシデリア川、町の中心には山を利用して作られたラーデイァシュ城が立っている。

キグ・ミノ州 


基幹産業が畜産・農業・林業・木材石材加工業が盛んで、農場商会であるシュヴァインハウスの本店があり、その本店が在る州都のキグミン市にある。 

州都 キグミン市 


レンガと木材を使って建てられた建物でいっぱいの都市で、町並みと新鮮な作物と畜産で得られた材料で作られた料理を目当てにやって来る観光客が多い場所。

農産物商会・シュヴァインハウス 

アルガス公国を代表する多数の店を展開する国内一の農産物商会で、ヘスティア騎士団に所属しているチノン・シュヴァインの実家である。



グラバラカス州 

国境から南部の中央部に位置して、パイプ・ライン大河沿いの州で、東西交易で栄えている。

グラダマ市 

商業と軍港として栄えている都市で、日々市場では盛んに取引が行われている。

モンブラン州 

ブラキュリオス湖と言う大きな湖が在り、アセリナ王国の国境からパイプ・ライン大河を東へと延びている州である。主に西からの商品を東に売り捌いてる。北西には金山がある。

モンブラン州騎士団

 アルガス公国軍の地方軍の事で、約5千人前後が同地方の防備に付いて居る。



ファン・ブランク市 


ブラキュリオス湖の軍事拠点であるレジェンダリア州との連絡港でもあり、モンブラン州の州都であもある軍事拠点と貿易港として栄えているアルガス公国西側の重要な拠点都市。

レジェンダリア州 

ブラキュリオス湖のレジェンダリア諸島と言う所は、現在は民間人は住んでいない州で、島の全てが要塞として機能している。セイジョン・ローグリア城と言う城が在る。


ブラキュリオス湖

 ユーラシナ大陸の北部中央地域に位置し、パイプ・ライン大河の水が集まる中継地点的な湖の一つ事で、ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領にも流れるシャッポロ川の源流でもある。


 北はアルガス公国のモンブラン州・ファン・ブランク市・ アセリナ王国・イーストグリーン州・ツイン・ビール市。

 そして、ローラーナ帝国・グリクス地方州と言った両勢力との軍事境界線の要衝で在りながらも、経済的な要衝でもある国境線で、 アルガス公国とアセリナ王国の両方の国境付近に在る街道沿いの都市の一つ。

 ツイン・ビール半島には、灯台と砦が建てられ、国境から20キロ離れた場所にツイン・ビール市と言った貿易中継地点や城塞都市、要塞郡が散らばる湖と言う一面を持って居る。。

カントルナ島・カントルナ砦 

 レジェンダリア諸島東部に浮かぶカントルナ島に築かれた港と併用して築かれた砦。


ジャイアガル島・ジャイアガル軍港基地

 レジェンダリア諸島南東部の軍港と島の名前。レジェンダリア諸島初期の戦いに措いて、グリクス地方軍団の襲撃を受けるが、戦いの後半で奪還された。

グラブンメイル湾港要塞

レジェンダリア諸島・レジェンダリア諸島西部・セイジョン・ローグリア島に措いて、最も西側に築かれた元商用湾港であった軍港

 主に北側対岸のアルガス公国本国との連絡と防衛にの為に使われて居る軍港の一つして、アルガス公国軍に使われて居る。

ロー・デッニッシュ港


 レジェンダリア諸島北西部・セイジョン・ローグリア島・セイジョン・ローグリア島北部水域に在る軍港のこと。

 主に北側対岸のアルガス公国本国との連絡と防衛にの為に使われて居る軍港の一つして、アルガス公国軍に使われて居る軍港として、レジェンダリア諸島の開発事業の一環として開かれ港であった。


セイローグ聖堂砦

 石造りの教会を砦化したアルガス軍の拠点。古代の戦いで散った戦士たちの墓が多数有る教会でも有った。後にアルガス公国の戦史史跡と古代史跡に指定される。

ブラキュリオス湖畔紛争

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月5日・午前9時45分に、置鮎竜次郎一佐が、ダバード・ロード王国へと向かう途上で、ガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団のアルガス公国・レジェンダリア諸島侵攻の気配を見せた事から、帰国の帰り道でもあるブラキュリオス湖航路の安全確保を目的とした迎撃作戦を展開する事を決断するアルガス公国・レジェンダリア諸島の攻防戦である。


 この戦いに措いて、置鮎竜次郎一佐を司令官とする日本国・アルガス公国・ドラグリア白龍大帝国・アセリナ王国から成る合同作戦軍である日シベ合同作戦軍とガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団とが、本格的な戦争へと突入し、激突した最初戦いとして知られて居る。

 この戦いでの別の戦線では、ダバード・ロード王国も参戦して居り、自国領近くのローラーナ帝国軍の要塞や基地。

 砦や見張り陣地と言った要地を撃破しつつ、敵の備蓄倉庫を襲って、物資や資金調達をして居たと言う。

 この戦い結果、ガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団の総兵力の9話8分を失った壊滅的な敗戦と成った事により、グリクス地方内陸部へと撤退する事に成る。

マルダ平原の戦い

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月日・午前4時30分頃に開始された、アルガス公国・レジェンダリア諸島の攻防戦である ブラキュリオス湖畔紛争の戦いの一つ。

 置鮎竜次郎一佐を司令官とする日本国・アルガス公国・ドラグリア白龍大帝国・アセリナ王国から成る合同作戦軍である日シベ合同作戦軍とガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団とが、本格的な戦争へと突入し、激突した最初戦いとして知られて居る。

 緒戦であるレジェンダリア諸島 カントルナ砦近郊上陸撤退戦と同じく激しい攻防戦であったとの供述書と映像記録が残って居り、アースティア世界大戦末期の戦史を知る貴重な記録としも知られて居る。




ドラグナー皇国編

ドラグナー皇国

 日本の沖縄県から南西へ約1300キロ、台湾から約250キロの位置に在る大陸国家で、聖龍と言う人と合体変身する竜と共に生きる国として知られている。
この国は10年前にシベ帝戦争と言う戦いで、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れ、属国の扱い形式の従属同盟条約を強いられて居り、意のままに従うと言う屈辱的な扱いを受けてしまう状態と成って居る。


 聖龍

 聖なる龍である聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが生息していて、騎士達はそれら聖龍と主従契約を結び生涯のパートナーとする慣わしがある。聖龍は空を飛ぶだけではなく、地上を走り、水中をも泳ぐ万能の力を持っている種である。

 それぞれ主に4つの形態を持って、空戦、陸戦、水中戦が有り、最後は龍鎧器形態になるのだ。龍鎧器形態は契約者と一対に合体し、聖龍が主人の鎧になる姿である。聖龍の鎧を纏った聖龍騎士は、一騎当千の強さを誇り、一一個師団を楽々と打ち滅ぼせる実力が有ると言う。

ドラグナー皇国旗 

 白い聖龍とそれに跨る銀の鎧を身に纏っている騎士が槍を勇ましく掲げている。

魔法剣シルヴァロス
ヴァロニカの愛剣で切れ味が抜群。

ヴァロスカリブレイカー

 魔法剣シルヴァロスから放たれる真紅の閃光のヴァロニカ必殺技。空母クラスの船を一撃で破壊可能と言われている。

レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団

 ヴァロニカ直属の騎士団で殆んどが身分の上下を問わずに女性で構成されている騎士団で所属している女性達は、全てがヴァロニカに忠誠を誓っている。

レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団軍団旗


 艦隊旗と騎士団旗でも在るドラグナー皇国旗と真紅の鎧を着込んだヴァロニカを模した騎士が真っ赤な聖龍であるレッドアイゼンが隣り合わせに立った見姿を描いた旗を掲げて居る。

その中でもヴァロニカ直営部隊では、一際大きい旗を掲げて将軍旗として居た。

ドラグナー皇国軍・レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団空挺艦隊


 ヴァロニカ直属の騎士団であるレッドブラッドアイゼン聖龍騎士団が、外征軍として遠征に出掛ける際に使用する専用の艦隊。

レッドアイゼン

ヴァロニカの聖竜で愛騎。とても賢く忠実。

空挺魔導戦艦レビアナ

 ヴァロニカ・サークラ・レアモン旗下に在るドラグナー皇国軍・レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団空挺魔導艦隊の旗艦で、全長が200メートルも在る。


 真っ赤な船体が特徴的で、空挺魔導戦艦レビアナを始めとするドラグナー皇国の空挺魔導戦艦の見姿は、その全てが竜の姿を模して居た。

 竜の頭部の口は、強力な魔導力光線の主砲と成って居り、他の7門の魔導副砲と15基の魔導紋章機銃も備え付けられて居る。
 
 魔導紋章機銃とは、六芒星式のサークル紋章が、機関砲の様な発射台装置台の先端に浮かび上がり、機関砲や機関銃の如く、魔導矢じりが撃ち捲る装置の事。

 護衛艦なんかで言えば、機関砲に当たる装置に成る。

その甲板には聖龍騎士達が、聖龍に跨って飛び立つ為の滑走路が在る。


 滑走路は砲撃に耐えられ様に頑丈な装甲板で覆われて居て、その滑走路は格納庫から延びていた。


龍鎧器(ドラグアーマー)
聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが鎧と成った姿。

ドラグフュージョン
聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが人と合体変身すること。

新王都・ニューサリヴァン市 

 ドラグナー皇国の新王都で、 旧王都は10年前に、シベ帝戦争と言う戦争に措いて、ゾイザル皇子が送り込んだ100万の軍勢から成るローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

 その後は、シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、旧王都を明け渡す形で、ドラグナー皇国は北部沿岸地域に在るサリヴァン山脈地方へと居城と首都等の拠点を移した。

後に日本国を筆頭とする国連軍によって敢行された解放戦争の激戦地と成る。


 因みに下仁田町原産地とする農産物を中心とした食料品の苗木を人道支援から来る密貿易計画で輸出される事に成り、大いに助けられたドラグナー皇国の新王都ニューサリヴァン市は、アースティア大戦後に、群馬県・下仁田町と姉妹都市交流を結ぶ事に成る。



ニューサリヴァン港

 新王都・ニューサリヴァン市北側に在る主要港の事で、ドラグナー皇国軍やドラグナー皇国民の商人等の民間人達で賑わう大きな港。

 しかしながら、10年前のシベ帝戦争の敗戦により、ローラーナ帝国の従属同盟と成ったドラグナー皇国は、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府による圧力。

 更にはローラーナ帝国本国政府からの圧力が掛けられたせいで、ニューサリヴァン港の西側にでかでかと自国式の港が併設されてしまう不平等条約が結ばれて居た。




サリヴァン山脈地方

 シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、旧王都を明け渡す形で、ドラグナー皇国は北部沿岸地域に在るサリヴァン山脈地方へと居城と首都等の拠点を移し、ニューロートレア城とニューサリヴァン市として再建した地域のこと。 



ニューロートレア城

サリヴァン山脈を利用して造られている巨大な西洋式要塞型城郭。中は広く、東西に7キロ、南北に10キロと広大である。

ドラグナー皇国は、10年前にシベ帝戦争と言う戦争に措いて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、ドラグナー皇国は、サリヴァン山脈へと居城と首都等の拠点を移した。



サリヴァン山脈

 ニューロートレア城が築城された山脈のことで、その周辺地域に新王都ニューサリヴァン市が築かれて居る。 


 ドラグナー皇国は、10年前にシベ帝戦争と言う戦争に措いて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、ドラグナー皇国は、サリヴァン山脈へと居城と首都等の拠点を移した。


 

 

ドラグナー聖龍山脈

 ドラグナー皇国南部に在る巨大山脈地帯の事で、その名の通り聖龍が住まう神聖な土地として敬われ、濫りに手を加えては成らないとされて居る神聖な山。

ロートレア地方

ドラグナー皇国の在る一帯の地域を指して居る地名で、王城名にも使われて居る。



旧王都・ロートレア市とロートレア城


 ロートレア地方の南部に位置し、東西南北の街道が行きかうドラグナー皇国の中心地だった場所で、かつてはこの国の王都と王城が置かれて居たドラグナー皇国の発祥地でも在る。

 しかしながら、10年前のシベ帝戦争の敗戦により、旧王都・ロートレア市とロートレア城の大半が焼かれてしまい荒廃と化してしまう。

 現在はローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府による占拠が続く植民地支配に置かれた地方都市と要塞が置かれ、近くには幾つもの砦や駐屯地、更には魔導力船舶の専用の飛行場や駐機場が置かれて居る。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸軍・旧王都・ロートレア市駐留基地と旧王都・ロートレア市駐留基地・陸軍司令部が置かれて居る。

 10年前のシベ帝戦争の敗戦により、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府は、同地を植民地支配するべく旧王都・ロートレア市とロートレア城に設置した陸軍専用の駐留基地のこと。
 その近くには幾つもの砦や駐屯地、更には魔導力船舶の専用の飛行場や駐機場が置かれ、その管理も任されて居る。


ロートレア山脈

 旧王都・ロートレア市の南端に位置する山脈地帯の事で、ドラグナー皇国が初めて築いた居城も此処に在った。

 ロートレア城の中は広く、ロートレア山脈を利用して造られて居り、東西に7キロ、南北に10キロと、その広さは中々に広大である。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸軍・旧王都・ロートレア市駐留基地と旧王都・ロートレア市駐留基地・陸軍司令部が置かれて居る。