異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ

ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方編

ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方

 ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東南部に在る地方地域の一つの事で、その周囲には、ローラーナ帝国が盟主と成って居るが、実質的には、彼の帝国に従属して居る西方バルバッサ帝国同盟諸国の国々であるドラグナー皇国が北側に位置し、その西側には、カレールーナ帝国。

 東側には、アギュウスト海が広がり、その更に海向こう側には、地球系転移諸国の一つであるASEAN諸国が、点在している地域のこと。

アースティア暦1000年・西暦2030年代頃の勢力図は以下の通りと成って居る。

ミンフィル王国東南諸国同盟

 ミンフィル王国 セラルーノ王国、クララ王国、ナカハラドラス部族国(ドワーフ族) テルリーナ部族国(魔族) フェルニー部族国(ダークエルフ族)クラ市国(都市国家) ラクサ市共和国(都市国家)

西方バルバッサ帝国同盟 

カレールーナ帝国 バジリアナ王国 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国

中立保護領国家・アニルージ王国(獣人国)

ミンフィル王国東南諸国同盟とレノア地方東南諸国商業連盟条約に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ミンフィル王国東南諸国同盟 

ミンフィル王国 セラルーノ王国 クララ王国 ナカハラドラス部族国(ドワーフ族) テルリーナ部族国(魔族) フェルニー部族国(ダークエルフ族)クラ市国(都市国家) ラクサ市共和国(都市国家)

 レノア地方に付いて、レノア地方はカレールーナ帝国(西側)とミンフィル王国(東側)の二大勢力が同地方で争っている地域で、その中の盟主国であるミンフィル王国は、人間族が中心と成って治めていた国で在り、その国内には数多の他種族が暮らして居るが、それ等に対しての圧制政策が長きに渡り続いて居た。


 ミンフィル王国東南諸国同盟は、ユーラシナ大陸東南に位置するミンフィル地方の国家が同盟を組んでいる名称でも在り、ミンフィル王国が代表盟主を務めて居る侮りがたい国力を有して居る連合同盟国家群である。

 その近隣の南東方向には、地球から東南アジア諸国が転移して居るのだ。


 また、カレールーナ帝国とは同盟と言う名の従属を強いられて居たが、5年前に少数派部族と貧困層の人間達が大反乱が勃発する。

 その革命に由って反乱軍のリーダーであるユーゴ・ラーシルズ(当時16歳)が周囲からの懇願と民衆の支持を得て戴冠、同地の王位に付いた。

 この時、前政権の国王であるザグナード・ミンフィル王(45歳)に政略結婚で嫁ぐ為に来ていたイリナ・カレールーナ(当時15歳)は、年老いた相手との結婚を嫌がって居た事もあり、結婚式当日に城内に攻め込んで現れたユーゴ・ラーシルズに一目惚れしてまう。

 そんな彼に結婚を迫って、その序でに新生ミンフィル王国の国王になる口実を提案したと言う。

ユーゴは、正式に戴冠して国王になるとミンフィル王国の国内各地を転戦して国家を統一すると、同ミンフィル地方掌握した。

 その後、帝国ことローラーナ帝国とカレールーナ帝国側を嫌っていた諸国と同盟を結んで、一大勢力を築いたのである。

 また、レノア地方の東側には、地球からアセアン諸国とEU諸国の飛び地の島領や他の島国が転移してきており、外交と国境を如何するのかを転移国家諸国からの相談が、交援省に寄せられ来て居る。

 同地域は今後も、その動向が目が放せない地域でもある。

 ミンフィル王国東南諸国同盟は、そんなローラーナ帝国とカレールーナ帝国側を嫌っていた諸国と同盟を結ぶ条約の事で、元はレノア地方東南諸国商業連盟条約と言って居た。

 そのレノア地方東南諸国商業連盟条約とは、ミンフィル王国がカレールーナ帝国と直接的に武力衝突を避けながら、国を大きくして行く為に編み出され相互経済条約に見せかけた軍事同盟の事で、ユーゴ達が大国との武力衝突と武力侵攻を避けながら、何れは大国と対峙する為に編み出した苦肉の策でもあるのだった。

 これが後に、ミンフィル王国東南諸国同盟条約と成ってカレールーナ帝国に圧迫されて居た反帝国の東部諸国を纏め上げ、アースティア国際平和維持連合の加盟地域の一翼として戦う事に成るのだから、本当に先の事は分からない物だとも言えた。

ミンフィル王国東南諸国同盟会議議長

 東京サミットに参加する事に成ったミンフィル王国東南諸国同盟諸国の纏め役としての役職目の事で、議長と名付けられては居るが、実質的にはミンフィル王国東南諸国同盟連合政権の首相に近い権限を持たさせて貰って居る様なものである。

 ミンフィル国王であるユーゴは、東京サミットでのミンフィル王国東南諸国同盟諸国の意見の集約と発言、それにユーゴの相談役として抜擢したのは、複数の国の意見を纏めるレノア中央都市国家連合の総代表である都市国家長であるレイカ―リナ・キッスニアことレリナである。

 この役目で彼女は、ミンフィル王国元老院議会の宰相大臣やミンフィル連合王国中央議会・首相への出世への道を掴み取ったと、後世の歴史家は口々に語って居る。


ミンフィル王国 王都・マルス市 王城・マルス城
 
 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・ミンフィル平原地方を国土とする国家で、その歴史は創世戦争が始まる以前の1400年も前から王制国家として存在して居るとされて居る。

 アースティア歴955年、旧ミンフィル王国王朝国王であるザグナード・ミンフィルは、人間至上主義の政策の圧政に苦しむ亜人族達共に反乱軍を結成し、決起した魔人族のラーシル一族の頭領ザンラマン・ラーシルを戦場で罠に掛けて討ち取る事に成功するが、その年の秋、 西方バルバッサ帝国同盟の下で属国に等しい同盟関係を利用して勢力を伸ばそうとして居るカレールーナ帝国の第二王女でイリナ・カレールーナ・ラーシルズとの結婚式を狙って、反乱軍側の総攻撃に遭い、ザグナード国王が討ち取られる。

 この革命によりミンフィル王国王朝は第二次王朝たるユーゴ・ラーシルズを祖とする ラーシルズ王朝が始まり、アースティア大戦を経て、繁栄を謳歌して行く事と成るのであった。

ミンフィル王国の国旗と王家紋旗

深緑色に染められた布地にグリフォンの刺繡が入った旗を国旗と王家紋旗として居る。

ミンフィル王政府閣僚議会とミンフィル王国元老院議会

 日本国では言えば、内閣府と国会に当たる議会の事で、ミンフィル王政府閣僚議会とはミンフィル国王と国務大臣及び国家戦略執行幹部長官・軍幹部・上級官僚らが集まって開かれる会議の事で、宰相大臣が纏め役を担って居る。

 アースティア世界の王政・帝政国家に措ける制自体の殆んどが似たような政治体制を取って居り、その中でもミンフィル王国元老院議会は、宰相大臣が中心と成って開かれる国会の事で、元老院議会議長が纏め役と成って居る。

 宰相大臣の任命任命権と解任権は、国王と成って居るが、元老院議会議長の免職権と元老院議会の解散権は宰相大臣と成って居る。

 同時に元老院議会議長と元老院議員らは宰相大臣への解任要求を突き付けたり、国王に要求権を有して居ると法律ではされて居る。

ミンフィル王国・ザグナード王朝

 ミンフィル王国を建国した第一王朝の事で、その後は最後の国王であったザグナード・ミンフィル国王は、魔族を含めた異民族を迫害する人間族至上主義者であった事から、他種族の事を奴隷のような扱いをして居たと言う。

 それによりザグナード・ミンフィル国王を討ち倒したユーゴ・ラーシルズは、魔人族にして多民他種族国家王国の国王であり、後の魔神賢王と讃えられる人物と成り、第二王朝と成ったユーゴ・ラーシルズ・ミンフィル王国王朝の祖と成った。

ユーゴ・ラーシルズ・ミンフィル王国王朝

 ミンフィル王国の第二王朝の事で、全王朝の最後の国王と成ってしまった、ザグナード・ミンフィル国王は、魔族を含めた異民族を迫害する人間族至上主義者であった事から、他種族の事を奴隷のような扱いをして居たと言う。

 それによりザグナード・ミンフィル国王を討ち倒したユーゴ・ラーシルズは、魔人族にして多民他種族国家王国の国王であり、後の魔神賢王と讃えられる人物と成り、第二王朝と成ったユーゴ・ラーシルズ・ミンフィル王国王朝の祖と成った。

 その事は後にミンフィル王国・王都・マルス市事変、略称名はマルス事変と呼称される政変革命と成り、同地方の歴史的な政変事件の一つとされて居る。

ミンフィル王国・王都・マルス市事変、略称名はマルス事変

ミンフィル王国の第二王朝の事で、全王朝の最後の国王と成ってしまった、ザグナード・ミンフィル国王は、魔族を含めた異民族を迫害する人間族至上主義者であった事から、他種族の事を奴隷のような扱いをして居たと言う。

 それによりザグナード・ミンフィル国王を討ち倒したユーゴ・ラーシルズは、魔人族にして多民他種族国家王国の国王であり、後の魔神賢王と讃えられる人物と成り、第二王朝と成ったユーゴ・ラーシルズ・ミンフィル王国王朝の祖と成った出来事のこと。

 その事は後にミンフィル王国・王都・マルス市事変、略称名はマルス事変と呼称される政変革命と成り、同地方の歴史的な政変事件の一つとされて居る。

ルナック大封鎖

 先の王朝の国王たるザグナード・ミンフィル国王を討ち取り、武に由って王位とカレールーナ帝国の第二王女イリナ・カレールーナ・ラーシルズを簒奪したユーゴは、同地域では厄介者、又は蛮人王と揶揄され、古くから続いて来た国々から忌み嫌われて居た。

 ローラーナ帝国を盟主国とする西方バルバッサ帝国同盟に加盟して居るカレールーナ帝国は、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の支配者と成る事を許され、その全地域を統治下に置かんと着々と事を進めて居たが、肝心の東方地域の要の国とも言うべきミンフィル王国をどこぞの田舎傭兵魔族に奪われてしまった。

 世に言う、ミンフィル王国・王都・マルス市事変こと、略称名はマルス事変と呼称される政変革命である。

 この事に怒り心頭のラガート・カレールーナ皇帝は、娘を奪い従属させる筈たった国をも奪い去ったユーゴとミンフィル王国を許すまじと、経済封鎖を仕掛けた。

 西からミンフィル王国続くルナック街道の経済封鎖、これをされたミンフィル王国は一溜まりもない事に成り兼ねない。

 カレールーナ帝国とは一部の主張が違って居ると言うだけで、ミンフィル王国と争って居るに過ぎない。 

 由って、ローラーナ帝国やシベリナ連合各国やアセニア亜人連合同盟を含めた東西貿易は、中立貿易と見なされ、ミンフィル王国は、中継地点貿易を行う事で、自国の経済の最も重要な要と成って居る。

 どんな国々取っても、多国間との貿易と言うのは、国家の経済基盤政策の重要な基盤である。


 ユーゴ率いるミンフィル王国は、マルス事変での内乱で負ってしまった国内の傷を癒し終えると見られて居た春の訪れを待って、ミンフィル王国とクラ市国との国境付近との間に築かれたルナック街道砦に軍勢を集めた。

 クラ市国は中立都市を謳いながらも、今現在はカレールーナ帝国軍の八千人の軍勢に、貿易路と外交官達の保護を名目とした治安軍に占拠されて居た。

 更にカレールーナ帝国は自国の面子を丸潰れにしたユーゴとミンフィル王国を攻め滅ぼさんと、1万2千人の軍勢を差し向けさせた。

 これに対して、ユーゴとミンフィル王国側は、向かって来た軍勢を6千人の軍勢で迎え撃つべく砦で作戦会議をして居る。

 ユーゴはこれらを的確に迎撃、撃破して貿易路の回復を目指すのが、彼が率いるミンフィル王国軍の作戦目的である。

 両軍はミンフィル王国から西へと続くルナック街道沿いに築かれたルナック街道砦から西へ3キロ地点のルナック森林盆地と言う東西2.5キロの高原盆地で衝突し、同地域を支配下に置く事で、ルナック大封鎖を討ち破る第一歩として居る。

 その後は、ユーゴが率いるミンフィル王国がユーラシナ大陸東南部・レノア地方の半分を奪い取った事で、ユーゴが率いるミンフィル王国に味方する国々を糾合した事で、ミンフィル王国東南諸国同盟を締結し、ルナック大封鎖を無力化させてしまった。

後に、こルナック大封鎖の解放に至るまでの戦いの事をルナック大封鎖解放戦争と呼称する事と成った。

ルナック大封鎖解放戦争

 世に言う、ミンフィル王国・王都・マルス市事変こと、略称名はマルス事変と呼称される政変革命を発端とするユーゴが率いるミンフィル王国とカレールーナ帝国との覇権争いによる戦争の事で、カレールーナ帝国がミンフィル王国の国力と軍事力を弱めて、じわじわと攻め取ろうと目論んだ経済制裁封鎖であるルナック大封鎖を打破とユーラシナ大陸東南部・レノア地方の東部地域の解放を目指した戦いの事。

流石のユーゴ達もローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟とその従属衛星国であるカレールーナ帝国を相手に正面からの全面戦争へと突入するほどバカでない。

 ユーゴは頃合い見計らって、透かさず和平交渉を開始する。

 その為に盟主国であるローラーナ帝国からやって来た使者とカレールーナ帝国から派遣されて来た使者を相手に、ユーゴ達は毅然とした態度で振る舞い、あくまで新生ミンフィル王国の元首とその首脳陣達は、旧王政府からの圧政下では生きては行けないと判断し、旧王政府に対して反乱を起こし、新政府を樹立した。

 その際に現国王と成ったユーゴ・ラーシルズは、革命戦争の英雄として祀り上げられ、尚且つ、その時に旧王家に輿入れするべく訪れていたイリナ・カレールーナ・ラーシルズ王妃。

 旧名 イリナ・カレールーナ第二王女は、城内での戦いに措いて、偶々鉢合わせたユーゴに一目惚れをしてしまい、 そのまま王妃からの求婚を求められ、ユーゴはその気持ちを受け居れ、それを承諾して、イリナ王女を娶って国王を名乗ったと言い分を言ってのけたのだった。

 詰まりは、一連の戦いは新生ミンフィル王国の革命に由る新国家建国の独立戦争であり、それを妨害する勢力との戦いは、あくまで自国を守る為に致し方無く自衛戦争をしただけであり、これ以上の戦いは、新生ミンフィル王国として決して望まない事として居ると弁明する事と成った。


 この戦いに勝利したユーゴ達、新生ミンフィル王国は、ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟と、その従属衛星国であるカレールーナ帝国との休戦講和条約を締結する事で、一先ずの決着を付けた。

その反論と言い分に真っ向から否を唱えたカレールーナ帝国だったが、逆らう気が無いと言って居る小国に対して、これ以上戦いを続けるのは、世界に確たる大国としての態度品性として如何ものか?

 更には戦力を失った状態で戦い続けても無駄な事だと言う事に成り、世界一の唯一無二の覇権国家であるローラーナ帝国の命により、カレールーナ帝国は一旦、この戦争状態から手を引き上げざる負えない事と成った。


 そんな互いの対立を残した為に、ミンフィル王国とカレールーナ帝国は、講和休戦条約と言う中途半端な形での戦いの終結・・・・・・・と言うよりは、事実上の休戦をする事で、一先ずの決着を付けた形を取ることに成ったのだった。


 ミンフィル王国は、この戦いに措いて、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の東部地域諸国の盟主王と成り、アースティア大戦・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方戦線を担うアースティア国際平和維持連合機構加盟国から成る アースティア国際平和維持連合機構軍の主力国軍として活躍して行く事に成る切っ掛けにも成って居る。


ミンフィル地方とミンフィル平原地方

 ミンフィル王国の在るユーラシナ大陸東南部・レノア地方・ミンフィル平原地方の地方名の事を指して居り、同時にミンフィル平原地方と言う地名の事も指して居る。

 ミンフィル王国の在る地方をミンフィル地方と呼び、国内の地名の事をミンフィル平原地方と呼んで、呼び読み分けて居る。

レノア地方

 レノア地方とは、ユーラシナ大陸東南部に在る地方の事を指して居て、ミンフィル王国東南諸国同盟に属するミンフィル王国 セラルーノ王国、クララ王国、ナカハラドラス部族国(ドワーフ族) テルリーナ部族国(魔族) フェルニー部族国(ダークエルフ族) クラ市国(都市国家) ラクサ市共和国(都市国家)。

 西方バルバッサ帝国同盟に属して居るカレールーナ帝国・ガルマニア皇国・メガテリア公爵国・バジリアナ王国と言ったレノア地方西方諸国の同盟勢力圏とに分かれて居り、此処ではカレールーナ帝国(ローラーナ帝国側)とミンフィル王国(反帝国側)の二大勢力が同地方で争っている。

 ミンフィル王国は人間が中心と成って治めていた国で、国内には数多の他種族が暮らして居るが、前政権時代では、それらに対しての圧制が数百年の長きに渡って続いて居た。


 現在はユーゴ・ラーシルズ王朝政権と成り、新生ミンフィル王国の国王であるユーゴが代表盟主を務めて居り、侮りがたい国力を有している連合同盟国家群と成って居る。


 その近隣の南東部には、地球世界から東南アジア諸国が転移している地域と成って居る。

 また、レノア地方の西側の海域周辺には、EU諸国の飛び地の島領や他の島国が転移して来ており、国交開設の為の外交交渉と国境確定をどうしたら良いのかを地球転移国家諸国からの相談が、交援省に寄せられ来ている事も有り、今後も動向が目が放せない地域と成って居る。

モルディブ地方とモルディブ海岸

ミンフィル王国の東部地方の事を指して居る地名のこと。

ウィーロ連峰山脈

 ミンフィル王国の北部地方の事を指して居る地名の事で、ナカハラドラス部族国との国境線と成って居る最高標高が1800メートルクラスの峰々が在る山脈地帯の事である。

 其処は険しい山脈地帯と平原盆地と小さな川が五つしかない厳しい環境の土地と成って居り、住み着くのは物好きとドワーフ族を含めた亜人種族のみである。


ルペリオン地方平原とルべリオン市とルペリオン湾に付いて・・・・・・・・・

 ミンフィル王国の南部地方の事を指して居る地名のことで、貿易港と軍港を兼ねて居る大都市であるルべリオン市が置かれ、その沖合に在るのがルペリオン湾と成って居る。

ルナック森林とルナック街道

 ミンフィル王国の西部地方に在る森林地帯とその中を通って居る街道を指して居る地名の事で、行き先に応じて、3つの方角に道筋が別れて居る。

ルナック街道砦

 ルナック大封鎖を目的に築かれた、クラ市国とミンフィル王国との国境付近に築かれた砦の事で、クラ市国の許可を得ずに築かれてしまって居たが、ミンフィル王国がルナック大封鎖を討ち破る為に強襲を受けて陥落。

 アースティア大戦中は、その役目をミンフィル王国軍の中継地点砦として使われて居たが、戦後に成って破却されて居る。

ルナック森林盆地

ルナック街道砦から東へ3キロ地点に在る東西2.5キロの高原盆地のこと。


ミンフィル王国・魔導弓騎士隊

 部隊長を務めて居るのは、マルーシャ・ルネーノ大佐で、魔導力を付加させた魔導弓や無詠唱形式の魔法弓を討ち放つ、アースティア世界独特の兵科のこと。

 弓矢を放つのは同じだが、魔法か魔導弓の何方かを扱えるのかが入隊の条件とされて類が、一般弓兵・弓使い(アーチャー)と違って集中力が居る武具であり、魔術武具兵科とされて居る。

ルナック森林盆地夜襲戦

 ルナック街道砦から東へ3キロ地点に在る東西2.5キロの高原盆地にて、ミンフィル王国に対する経済封鎖たるルナック大封鎖を仕掛け、ミンフィル王国を討伐しようとするカレールーナ帝国東方征伐軍とルナック大封鎖を討ち破り、カレールーナ帝国東方征伐軍を撃退しようとするミンフィル王国軍との戦争が行われた戦いの事である。

 ユーゴ達は大胆にも、ミンフィル王国軍のリネット・アスト近衛騎士団長に命じて、騎馬隊1500騎を率いらせ、カレールーナ帝国東方征伐軍陣地に、堂々と真正面から突っ込んで攻め掛かって来た。

 更には陽動作戦や挟撃作戦を展開したミンフィル王国軍により、、カレールーナ帝国東方征伐軍は瓦解し、これに堪らず、イマガワン将軍は率いて居た軍勢を放り出して、スタコラさっさと馬で逃げ出した。

 ミンフィル王国軍の6千人は、夕刻までカレールーナ帝国東方征伐軍を追撃し続け、角笛を合図に、この日の戦いを終えたのであった。

 カレールーナ帝国東方征伐軍は、この日のミンフィル王国軍6千人の攻撃に対して、一万二千の軍勢の内、実に1万人近い死者を出すという大敗北を期してしまった。


 この戦いは、後にルナック森林盆地夜襲戦と呼ばれ、ミンフィル王国軍が、ルナック大封鎖を解く為に西へと進撃を開始して行く切っ掛けと成った緒戦とされて事と成った。



クラ市国 首都・クラ市

 ミンフィル王国の西隣国に当たる都市国家の事で、人口は役3万5千人程度だが、居住区は首都クラ市だけでは無いので、国境や少し離れた町村区を含めた数に成って居る。

 アースティア暦996年・4月7日の時点では、マルス事変の事で怒り心頭のラガート・カレールーナ皇帝は、娘を奪い従属させる筈たった国をも奪い去ったユーゴとミンフィル王国を許すまじと、レノア地方の東部地域各国に対して、ミンフィル王国に対する経済封鎖を仕掛けたるルナック大封鎖を求めた。

  ユーゴはこれらを的確に迎撃、撃破して貿易路の回復を目指すのが、彼が率いるミンフィル王国軍の作戦目的である。

その後はルナック森林盆地で、カレールーナ帝国の将軍たるイマガワン侯爵を討ち破り、続く都市国家クラ市国での攻防戦で、都市国家クラ市国のクラ市国都市警備隊の裏切りにその目論見に最も煽りを受けてしまった西隣国に当たるクラ市国は、建国以来の国是である中立都市を謳いながらも、カレールーナ帝国軍の八千人の軍勢に、ルナック大封鎖を成し遂げようと半ば強引に、貿易路と外交官達の保護を名目とした治安軍に占拠されてしまって居た。

 更にカレールーナ帝国は自国の面子を丸潰れにしたユーゴとミンフィル王国を攻め滅ぼさんと、1万2千人の軍勢を差し向けさせた。
遭い、西門からそそくさ、すたこらさっと撤退。

 カレールーナ帝国の東隣国であるメガテリア公爵国へと逃げ帰ったのだった。

 ミンフィル王国側は、この戦いに措いて、ルナック大封鎖を無力化にする為のレノア中央都市国家連合中央部へと続く重要な拠点を得たのであった。

 これによりクラ市国は、カレールーナ帝国の影響下から離脱し、後にミンフィル王国東南諸国同盟へと加盟国と成る。

 アースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるクラ地方州と成った。

 クラ市国都市警備隊

 クラ市国を警備・防衛を目的とした国防隊の事で、事実上の軍隊と同じ立ち位置に在るが、方便的に言えば、日本国の自衛隊に近い組織のこと。

 アースティア世界において主に都市国家政府や地方都市行政府等が、独自に保持して居る武装組織の事で、アースティア世界では都市国家は法律で中立国家を謳って居る事や地方都市行政府は、中央政府の許可なく軍隊を保持しないと言う法律がある事から、警備隊と言う武装組織を保持して居る一つ言えるだろう。

 アースティア大戦時の責任者は、クラ市国都市警備隊を務めて居た、ミシェル・クルートが、レノア中央都市国家連合都市警備隊の総指揮官である警備総隊長と成って居る。

レノア中央都市国家連合都市警備隊・警備総隊長

 アースティア大戦に参戦し、クラ市国都市警備隊を務めて居た、ミシェル・クルートは、レノア中央都市国家連合都市警備隊の総指揮官である警備総隊長と言う役職のこと。

 又は都市国家諸国が、連合軍を結成した際の都市国家警備隊の総司令官の事を指して居る役職のこと。

クラ市国解放会戦

 ミンフィル王国に対する経済封鎖を仕掛けたるルナック大封鎖を打ち破るべく、ルナック森林盆地夜襲戦を制したユーゴとミンフィル王国軍は、カレールーナ帝国・カレールーナ帝国東方征伐軍を討伐し、自国の安全保障を確実の物とするべく。

 レノア中央都市国家連合に加盟する中立国である都市国家、クラ市国に居座り我が物顔で、クラ市国を占領統治をして居るカレールーナ帝国東方征伐軍を同地から叩き出すべく決戦を挑んだ高いのこと。

両軍の総数は、カレールーナ帝国・カレールーナ帝国東方征伐軍八千人に対して、対するミンフィル王国軍は一万二千人。
  
 
 それに加えて、同都市国家クラ市国を守るクラ市国都市警備隊も、クラ市国自体を人質に取られている為、致し方無く、カレールーナ帝国軍側として、4千人の警備隊を率いて参戦して居る。

 しかしながら、レノア中央都市国家連合の都市国家長にして、ラクサ市共和国の市長でも在るレイカーリナ・キッスニア都市国家長は、ミシェル・クルート・クラ市国都市警備隊長を通じて、ユーゴと通じ、寝返り計画を持ち掛ける。

 これにより、クラ市国都市警備隊は、カレールーナ帝国東方征伐軍八千人に対して、蜂起を開始。

 内と外から挟み撃ちに在ったカレールーナ帝国東方征伐軍八千人は瓦解し、降伏か殲滅または逃亡を図ったと言う。

 一方のカレールーナ帝国の将軍たるイマガワン侯爵は、都市国家クラ市国での攻防戦であるクラ市国解放会戦で、都市国家クラ市国のクラ市国都市警備隊の裏切りに遭い、西門からそそくさ、すたこらさっと撤退。

 カレールーナ帝国の東隣国であるメガテリア公爵国へと逃げ帰ったのだった。

 ミンフィル王国側は、この戦いに措いて、ルナック大封鎖を無力化にする為のレノア中央都市国家連合中央部へと続く重要な拠点を得たのであった。



ラクサ市共和国(都市国家)

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・レノア中央都市国家連合の中心地に在るラクサ地方に在る都市国家で、同地方の心臓と言うべき東西南北の交易路を繋いで居る地であり、レノア中央都市国家連合の主都が置かれて居る。

 多くの国々に隣接して居る為に、過去長い歴史に渡って戦火に晒されて来た。

 現在は・レノア中央都市国家連合の半分近くが ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟であり、帝国の傀儡地方帝国政権であるカレールーナ帝国の勢力下に置かれて居る。   

 それらを奪還するべくミンフィル王国側に付く事を決め、都市国家長であり、キッスニア商会長でもあり、レノア中央都市国家連合商会ギルド会長でもあるレイカ―リナ・キッスニアが政務費・軍事費の一切を資金調達するべく奔走して居る。

 アースティア大戦後は、レノア地方周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名した同地方のレノア中央都市国家連合は、レノア地方州と成って編入される事に成る。

ラクサ地方

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の中央地域であるラクサ市の在る地域の事を指して居る。

ラクサ市共和国・市長・レノア中央都市国家連合・国家長官邸

 文字通り、ラクサ市共和国の市長とレノア中央都市国家連合・都市国家長の執務室であり、要人やラクサ市共和国とレノア中央都市国家連合から成る首脳幹部との会議を執り行う官邸で、二つの機能を併せ持った独特な官邸機能を持った官舎と成って居る。

 ラクサ市共和国・市長・レノア中央都市国家連合・国家長の公邸も備え付けられ、何時でも官邸と行き来する事が可能と成って居る。

ラクサ市共和国・市長・レノア中央都市国家連合・国家長公邸

 任期中のラクサ市共和国・市長・レノア中央都市国家連合・国家長が住まう公邸の事で、ラクサ市共和国・市長・レノア中央都市国家連合・国家長官邸内の東側に建てられて居る。


レノア中央都市国家連合

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の中央地域であるレノア地方中原地域に在る都市国家連合の事で、国家と言うよりは、地球世界で言うEUやASEAN、国際連合様な体裁を取って居る都市国家連合のこと。

 その構成は、100市の都市から成る都市国家で構成されるが、首都都市に属して居る地方都市は含まれて居ないので、100市と言うのは首都市の事を指して居る。

 レノア中央都市国家連合の政治体制は、元来から中立国家を謳い、どの国とも分け隔てなく商売と外交をやって来た都市国家体制を敷いて居る小国同士の連合体制の集まりである。

 その中でも珍しいのが、このアースティア世界でも取り分けて珍しい民主共和制を取って居り、一定金額の税金を納めて居れば、誰でも投票権と市会議員と都市国家議員に立候補する事が出来る。

 しかしながら、日本国と違って、明治・大正時代に有った様な制限選挙制をして居るのは、不正と汚職を出させない事が目的なので、決して差別的な考えから制限選挙制を敷いて居る訳では無い。

 主都が置かれて居るのは、レノア地方中原地域のラクサ市共和国と成って居り、レノア中央都市国家連合の最高意思決定権力者であるレノア中央都市国家連合・都市国家長と成るには、ラクサ市共和国市長と成るのが慣例と成って居る。

 因みにレノア中央都市国家連合では、首都の事を主都と呼称して居るが、これは中立公正な関係を謳う都市国家連合体制を築く上で、レノア地方中原地域のラクサ市共和国が中心地とされて居る事から、どの都市国家もラクサ市共和国の傘下には置かれては居ない事を示すべく、中心都市の事を主都と呼んで居るのである。

 それがローラーナ帝国の世界統一戦争による拡大戦略、西方バルバッサ帝国同盟と言う衛星国家形成による統治力の円滑化、最後にローラーナ帝国の影響化に在る衛星国家の地方での台頭が、レノア中央都市国家連合の中立国としての地位を低下させ、国力を下げさせてしまう事に成ってしまって居た。

 此処、レノア中央都市国家連合・都市国家連合中央議会が置かれて居るラクサ市共和国でさえも、東のクラ市国と同様に貿易路と外交官達の保護を名目として派遣されたカレールーナ帝国軍の治安維持軍に占拠されて居た。




レノア中央都市国家連合・都市国家長

 レノア中央都市国家連合の最高意思決定権力者の事で、大統領ような存在と同意義と思って貰って良い。

 都市国家長を目指すの為らば、同時にラクサ市共和国市長と成るのが慣例と成って居る。



レノア地方中原地域

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の中央地域であるレノア中央都市国家連合の在る地域全体の事を指して居る。


都市警備隊

 アースティア世界において主に都市国家政府や地方都市行政府等が、独自に保持して居る武装組織の事で、アースティア世界では都市国家は法律で中立国家を謳って居る事や地方都市行政府は、中央政府の許可なく軍隊を保持しないと言う法律がある事から、警備隊と言う武装組織を保持して居る。

  地球世界風に言えば、日本国の自衛隊様な組織形態と呼称形式体制を取って居る武装組織に当たる実力部隊の事に成る。




セラルーノ王国 王都・レビィカ市 王城・レビィカ城

 イルビオ・サハリンラード王を祖とするセラルーノ王国の第二王朝が統治する王制国家で、ミンフィル王国の南西部に在るセラルーノ半島地方の東側沿岸一帯を統治して居る。

 国土の特徴として、東にアギュウスト海、西にセラルーノ森林地帯、西国境にはシャルル川と自然豊かな地域を誇る土地。

 小国だが主力兵数は7千人、その殆んどが歩兵で、後は水軍・水竜師団併せて2千人と騎馬隊千人とまあまあな軍事力を誇って居る。

 西隣国のバジリアナ王国とは親戚筋の関係で、両国は元々一つだったらしく、分裂の理由はどちらも300年前の跡目争いの際に、家臣同士のいざこざで、嫡男である本家であるサハリンラード家を正当だとする一派と、その妹である長女とその婿であるファラオ・バジリアーナ公爵家を跡目にしたい一派に別れて内戦、遂には西と東に別れて国家が分裂してしまった。

 分裂した両国は本家筋を国土擦り減らしたしまったセラルーノ王国の名はそのままだが、西のファラオ・バジリアーナ公爵家は、分捕った土地の名前を取ってバジリアナ王国と名乗り、今に至って居る。

 アースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるセラルーノ地方州と成って、セラルーノ王族は公爵王位と成った。

サハリンラード王家とファラオ・バジリアーナ公爵家

 イルビオ・サハリンラード王を祖とするセラルーノ王国の第二王朝が、セラルーノ半島地方を統治する王制国家で、ミンフィル王国の南西部に在るセラルーノ半島地方の東側沿岸一帯を統治して居る王家一族のこと。

 元々はセラルーノ半島地方とバジリアナ地方を合わせた国土を統治下に王家の事を指して居たが、300年前の跡目争いの際に、家臣同士のいざこざで、嫡男である本家であるサハリンラード家を正統だとする正統融和一派と、その妹である長女とその婿であるファラオ・バジリアーナ公爵家を跡目にしたいとする強行路線一派に別れて内戦、遂には西と東に別れて国家が分裂してしまった。

 分裂した理由は、正統融和一派側の貴族軍と有力王国軍とあるファラオ・バジリアーナ公爵家に近しい親族貴族軍と寄親・寄子系軍と言った、両陣営の権力と利権争いが原因で、何方にもサハリンラード王家の血筋が入って居た事が、この争いに拍車を掛けてしまったからであった。

 中でもファラオ・バジリアーナ公爵家を跡目にしたいとする強行路線一派である親族貴族軍と寄親・寄子系軍は過激派が多く居るが故に、応仁の乱様な状態に陥ってしまった。

 それも王家としての了承も本人達の意思も関係無く。更には王政府は派閥勢力に睨まれてしまって居る為、近衛軍と王家直属軍だけでは太刀打ちできない為、如何にも成らなくってしまった。

 分裂した両国は本家筋を国土擦り減らしたしまったセラルーノ王国の名はそのままだが、西のファラオ・バジリアーナ公爵家は、分捕った土地の名前を取ってバジリアナ王国と名乗り、今に至って居る。

 しかしながら、御家騒動とは別に、イルビオ・サハリンラードとラピュタ・サハリンラード夫妻とライカン・ファラオ・バジリアーナとランカ・ファラオ・バジリアーナ夫妻の間には遺恨は無く、良好な親族関係であったが、国内派閥の争いにより、それぞれの派閥勢力の者達等によって引き裂かれ、現在の国境線沿いで起きた内戦勃発を境に交流が立たれてしまった。

 その後はファラオ・バジリアーナ公爵家派閥勢力側でも、あくまで本家であるサハリンラード王家との融和を訴えて居たライカンの存在を邪魔に思う一派に暗殺されてしまい、サハリンラード王家派閥勢力とファラオ・バジリアーナ公爵家派閥勢力との和平は永遠の夢となってしまった。

 その後はランカ・ファラオ・バジリアーナも、我が子の達の成人を見届ける前に毒殺されたかのような形で病死してしまうが、その遺体は何処に在るのかは分からなくなったと言う。

それが分かったのは、バジリアナ王国攻略戦争が終わった直後であった。

 それはランカ・ファラオ・バジリアーナがラピュタ・サハリンラードに密かに当てた、遺言書がサハリンラード王家に残って居り、ミンフィル王国東南諸国同盟軍を中心としたアースティア国際平和維持連合機構軍に落とされたバジリアナ王国の王都・ボストル市と王城・ボストル城。

 竜史と紅葉、それに当事国で、争いの火種と成ってしまった先祖を持っている子孫のラピスとランの二人は、ラピスが持参して居た遺言書を元に、ランカの埋葬場所を突き止める事に成った。

 其処には過激派や戦火に巻き込まれて焼失する事を恐れ隠された遺産が残されて居た。

 その遺産とは、ランカ・ファラオ・バジリアーナとラピュタ・サハリンラードの二人の肖像画と共に、ライカン・ファラオ・バジリアーナの墓も在り、其処にはセラルーノ王国の再統一した際に、将来必要と成る財貨と思い出の品々の遺品が残されて居たと言う。

 アースティア国際平和維持連合機構軍に敗れ、王城・ボストル城から逃げ出した父親に見捨てられ、先祖の想いを知ったランは、両家の争いが間違って居た事を知り、祖国の再建の為に尽力する事を決意したのであった。


セラルーノ王国旗とサハリンラード王家紋

 セラルーノ王国の国旗は、王家の家紋でもあり、王国軍の軍旗も兼ねて居て、翡翠色の布地に森林と空に飛び立とうとする水龍に加えて、世界樹・ユグドラシルの巨木がそびえ立つ姿が背後に描かれて居る。


セラルーノ王国・水竜騎士団

 セラルーノ王国軍の水竜騎士または王国内で水龍の長けた王侯貴族または市政の水竜騎士が入れる水龍専門の騎士団のこと。

 アースティア暦997年のセラルーノ王国軍の第一王女・ラピリオス・サハリンラードが団長を務めており、アースティア大戦に措いて数々の武功と戦功を上げて居る事でも知られて居る。

 
王都・レビィカ市

 セラルーノ王国の王都で、セラルーノ半島の北部に築かれた港と並行して居る大都市のこと。


 セラルーノ半島地方とセラルーノ半島

 ミンフィル王国の南西地方に広がる東側沿岸一帯の半島と地方名の事を指して居るおり、その形はマレー半島と酷似して居るが、此方の方が数十倍ほど大きいサイズと成って居る。

アギュウスト海

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方東部地位にあるミンフィル王国とセラルーノ王国、地球系転移国家地域であるインドシナ半島諸国。

 そして、北西部に在るドラグナー皇国や北東部の台湾共和国等が点在して居る海域の事を指して居り、それらの島々大陸沿岸に接して居る内海の事を指す地名でもある。


王都・レビィカ市攻防戦

 アースティア大戦末期序盤の終盤に、バジリアナ王国軍が、宿敵であるセラルーノ王国の首都である王都・レビィカ市攻防戦を仕掛け、一気にセラルーノ半島地方を制覇しようとするセラルーノ半島地方統一平定戦争の戦い一つのこと。

 この戦いでは、ラピスの貴国参戦と竜史たちの尽力により、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)が参戦を決定。

 既に開放されたドラグナー皇国、コヨミ皇国・ラクロアナ王国・日本国・台湾共和国・アメリカ合衆国・ASEAN諸国を中心とした国連軍が参戦により、国連軍の援助を受けたセラルーノ王国軍は、王都メディカの陥落寸前に日本国を中心とした国連軍の一斉上陸作戦で反撃し、続く第300次シャルル川の戦いにも敗戦し、追撃に由ってバジリアナ王国の王都ハストを包囲されてしまうと言う、大失敗と成ってしまうのであった。


セラルーノ半島地方統一平定戦争

 アースティア大戦末期序盤の終盤に、バジリアナ王国軍が、宿敵であるセラルーノ王国の首都である王都・レビィカ市攻防戦を仕掛け、一気にセラルーノ半島地方を制覇しようとした事を発端とする戦争のこと。

この戦いでは、ラピスの貴国参戦と竜史たちの尽力により、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)が参戦を決定。

 既に開放されたドラグナー皇国、コヨミ皇国・ラクロアナ王国・日本国・台湾共和国・アメリカ合衆国・ASEAN諸国を中心とした国連軍が参戦により、国連軍の援助を受けたセラルーノ王国軍は、王都メディカの陥落寸前に日本国を中心とした国連軍の一斉上陸作戦で反撃し、続く第300次シャルル川の戦いにも敗戦し、追撃に由ってバジリアナ王国の王都ハストを包囲されてしまうと言う、大失敗。

 セラルーノ半島地方統一平定戦争に戦勝した国連軍は、同地方をセラルーノ王国が統一平定した地域と見なし、サハリンラード王家朝政権による統治を承認。

 更にはローラーナ帝国の勢力圏の激減と西進に向けてのユーラシナ大陸南西地域への橋頭堡を確保した事に成る。




 
セラルーノ森林地帯

 セラルーノ王国・セラルーノ半島地方の西部地域に広がる森林地帯の事で、シャルル川を跨いで広がって居るバジリアナ王国の東部地域60キロ一帯にも広がって居る。 

シャルル川

 セラルーノ王国・セラルーノ半島地方の西部地域に広がる森林地帯を横断する川のことで、バジリアナ王国との国境線にも成って居る。
 
シャルル川の戦い

 セラルーノ王国・セラルーノ半島地方の西部地域に広がる森林地帯を横断する川のことで、バジリアナ王国との国境線にも成って居るシャルル川で、度々ある国境線での戦争や紛争のことを指して居る。

 度重なる戦いが多い為に、便宜上での総称が欲しい事から、第何次シャルル川の戦いと数え呼ぶ様に成ったと言う。


 中でも第297次シャルル川の戦いは、ラピスとランが初めて出会い戦ったエピソードとして知られる様に成った。




バジリアナ王国 王都・ボストル市 王城・ボストル城

 イルビオ・サハリンラー王の娘婿であるライカン・ファラオ・バジリアーナ公爵を祖とする王制国家。

 セラルーノ王国の西隣の隣国で、北西部にルプレシア山脈地帯。東にシャルル川を跨いで広がって居るセラルーノ森林地帯。

 同地の中央地域には、バジリアナ平原地方が広がり、都市部周辺地域は穀倉地帯と成り、過疎地域は草原地帯と成って居る。

 その真ん中をバジリアナ街道が レノア中央都市国家連合の主都であるラクサ市共和国へと通じて居り、バジリアナ平原地方の中央部にある交易都市のルブルト市で南東部と西へと別れて居る。

 西はミースフェイル大森林へと向かい、ナルコ大河を越える西バジリアナ街道が整備され、終着点は獣人族の王政国家であるアニルージ王国の王都・ミューリ市へと至って居る。
 一方の南東部方向への街道は、バジリアナ街道の本線であり、シャルル川に接して居る王都・ボストル市へと至り、其処からセラルーノ森林地帯を通って、セラルーノ半島を南周りに北へ進むと、セラルーノ王国の王都・レビィカ市へと至って居るが、これはかつてバジリアナ王国とセラルーノ王国が統一国家だった頃の名残りである。


そんなバジリアナ王国の人々は、自分達こそがセラルーノ半島地方を治める正当王家だと言って居る人達。

 だが、元々は家臣達のいざこざで始まった跡目争いであり、その切っ掛けと成った王族たちは戦争する積りは全然無く、取り巻きの家臣達が、未だに300年もの長きに渡り戦争を止めようとしないまま、今に至って居る。

 現在のファラオ・バジリアーナ王家は、ファラオ・バジリアーナ公爵家時代の取り巻きの子孫によって歪められた洗脳教育により、サハリンラード家を憎む様に成ってしまって居る。

 反対にサハリンラード家は、本当の歴史を伝えて居るので、度々戦を仕掛けて来たバジリアナ王国軍を追い返す事に留める事にしていた。

 現在はローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟の力を利用して、セラルーノ半島地方の統一を目指して居るが、事実上のローラーナ帝国の傀儡地方帝国政権であるカレールーナ帝国の傀儡従属に過ぎない国家と成って居り、統一しても自己満足に浸るのが関の山である。

王都・ボストル市 

 バジリアナ王国が統治下の現状の中でのバジリアナ街道の終着点で、シャルル川の西側に在る要塞城を構えた大都市のこと。

 セラルーノ王国との国境線沿いに王都が在るのは、これはかつてバジリアナ王国とセラルーノ王国が統一国家だった頃のライカン・ファラオ・バジリアーナ公爵家統治領時代の名残りで、国境線が無かった頃は、シャルル川の水運を利用して、王都・レビィカ市を含めた川の端同士に在る町や集落同士の交易が盛んだった。

 その東にはセラルーノ森林地帯が広がり、シャルル川の東にはバジリアナ王国の対セラルーノ王国への侵攻拠点であるシャルル砦が築かれて居る。

 バジリアナ王国に取って、東部セラルーノ森林地帯は、セラルーノ王国への侵攻ルートである為、自国民を含め、全ての民間人の通行は禁止とされて居る。


バジリアナ街道


 バジリアナ街道は、バジリアナ王国のバジリアナ平原地方の真ん中を通って居る街道の事で、そのバジリアナ街道を北へと進んで行くと、 レノア中央都市国家連合の主都であるラクサ市共和国へと通じて居り、反対に南へと下って行くと、バジリアナ平原地方の中央部にある交易都市のルブルト市で南東部の王都・ボストル市と西へと街道が別れて居る。

 西はミースフェイル大森林へと向かい、ナルコ大河を越える西バジリアナ街道が整備され、終着点は獣人族の王政国家であるアニルージ王国の王都・ミューリ市へと至って居る。

西バジリアナ街道

 バジリアナ王国のバジリアナ平原地方の中央部にある交易都市のルブルト市から西へと分岐して行く街道のこと。

 其処から西のミースフェイル大森林へと向かい、ナルコ大河を越える西バジリアナ街道が整備され、終着点は獣人族の王政国家であるアニルージ王国の王都・ミューリ市へと至って居る。

ボストル市湾港とボストル湾

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を囲む山脈地帯の一つで、カレールーナ帝国の北西部側に在る山々のオイリオ高地大地山脈を源流とするホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国で唯一無二の川の出発点であるダウト湖からダウト川として注いで居る終着点に在る湾と湾港都市のこと。

 バジリアナ王国の雄一の貿易港と軍港であり、対セラルーノ王国への攻め入る海軍が駐留して居る湾港都市でもある。

 貿易港としては、カレールーナ帝国とホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国が主要な貿易相手国だが、遠くローラーナ帝国とも商取引をして居り、北西部に在るルプレシア山脈地帯は、魔鉱石・金銀銅・宝石鉱物・鉄鉱石等々と言った鉱物資源が豊富に採掘される鉱山地帯と成って居て、先に述べている国々は、これらの鉱物資源が目当てでバジリアナ王国と貿易をして居る。

 その他は中継貿易として役目を担って居る為、それなりの税収入を得て居るが、それらは対セラルーノ王国への軍事費に消えて行く事が多いと言われて居る。

ルプレシア山脈地帯

 バジリアナ王国の北西部に在るルプレシア山脈地帯は、魔鉱石・金銀銅・宝石鉱物・鉄鉱石等々と言った鉱物資源が豊富に採掘される鉱山地帯と成って居て、先に述べている国々は、これらの鉱物資源が目当てでバジリアナ王国と貿易をして居る。

 ランカ・ファラオ・バジリアーナがラピュタ・サハリンラードに密かに当てた、遺言書に書かれて居る遺産の財貨の大半は、ルプレシア山脈鉱山の税収入をちょろまかす事により蓄えた物では無いかと推察される。


アニルージ王国  王都・ミューリ市 王城・ミューリ・アニルージ城

 ユーラシナ大陸に残って居る数少ない獣人族の王政国家の事で、アニルージ獣人族と言う犬系獣人族を中心とした種部族であり、常日頃から中立国家を謳って居る王国のこと。

 アースティア暦1000年頃は、アニルージ王国のギゼル・アニルージ国王は病床に在るが故に、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の保護領とされて居る。

 その裏では、カレールーナ帝国が、ギゼル・アニルージ国王のたった一人の娘であるルリエル・アニルージ王女を傀儡とする目論見が在ると言うが、本当の所は判らない。

 その為にカレールーナ帝国とホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国は、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国のイースト・ラクラード王家の王女であるルオーネ・イースト・ラクラード王女が率先して補佐に付いて居ると言う。

 ルオーネは、今現在のルリエルの境遇と立場に同情している事から、カレールーナ帝国とラクラード王家一族とは異なる独自の行動を取って居り、いざと成ったらルリエルを妹として引き取る覚悟をして居たと言う。

 その様な複雑な国内情勢を抱えて居る事から、下手をすればカレールーナ帝国かホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の何方かに飲み込まれるてしまう可能性を孕んで居たが、これが後に、アースティア国際平和維持連合の加盟地域の一翼として、ミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟らと供に、カレールーナ帝国へと攻め込む際に、アニルージ王国解放会戦が行われる事に成った。

  アニルージ王国は、この戦いで解放され、後にアースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるアニルージ州と成り、ルリエル・アニルージ王女は侯爵と成って、16歳に成るのを待って、ユーゴの王妃の一人と成った。


 王都・ミューリ市

 東にミースフェイル大森林、西にホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国のイースト・ラクラード王家領、北東部にはレノア中央都市国家連合の主都であるラクサ市共和国へと通じて居りと繋がって居るアニルージ街道。

 その南東部には バジリアナ王国のバジリアナ平原地方の中央部にある交易都市のルブルト市へと向かう西バジリアナ街道と言った街道と繋がる要衝地に在る王都のこと。

 周辺諸国の首都に比べければ、長閑な雰囲気が漂う牧歌的な街並みと言った感じの都市で、人口が約6000人くらいである。

 その北側に位置しているミューリ山に築かれたのが、赤い塔が連なる石造りの王城・ミューリ・アニルージ城が聳え立って居る。

王城・ミューリ・アニルージ城

 アニルージ王国のアニルージ王家の居城であり、アニルージ王国の政治中枢でもある王城の事で、北側に位置しているミューリ山に築かれたのが、赤い塔が連なる石造りの王城・ミューリ・アニルージ城が聳え立って居る。


ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国

 カレールーナ帝国の南部に位置している三方ラクラード王領家が連合政権体制を敷いて居る王政国家で、ラクラード王家が本家として国家全体を統治下に置いて居るが、徳川将軍家と徳川御三家の様な体制であるが故に、最早誰が本家を名乗って居ても可笑しくない状態に陥って居る。

 かつてはカレールーナ帝国とは、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の覇権を巡って争って居た関係であったが、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国側の腐敗とそれに拍車をかけて居る原因である王家と貴族達による庭園の造園競争による水不足が起こり、食料不足に陥ってしまう。

 更にそれに拍車をかけたのは、南西部地方に在るダウト大河を源流とする複数の小川の水不足であった。

 それが原因で、それまでマルダマカラン砂漠地帯の北部侵食が海辺周辺地域で抑えられ理て居たのだが、小川の水不足が祟ってしまった事により、南部一帯の草原地帯の凡そ4割強が深刻な砂漠化状態へと陥っててしまって居た。

 それにより、カレールーナ帝国との争いをして居る所では無くなった為、食料不足と水不足解消の為に、友好関係を築く方針へと変更して居るが、足元を見られた事により、半ば属国状態に成って居た。


 センター・ラクラード王家領と王都・ラクラード市

 ラクラード王家の本家が治める直轄領地で、イギリスのグレートブリテン島と同程度の大きさを誇る領地のこと。

 ダウト湖からは60キロの位置にあり、水には困らない大都市であったが、三方の親族王家とその貴族勢力達により権利と利権争いが激化が原因で、見栄の張り合いの成果として、巨大な庭園の造園が ラクラード本家一族への忠誠と自身のステータスの高さを現して居る事に成ってしまった。

 これが原因で、サウス・ラクラード王家領地の穀倉地帯は深刻なダメージを被り、中央地域を始めとする中流階級以下の者達の間では、水不足と食料不足と成ってしまう。

ダウト湖とダウト川

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を囲む山脈地帯の一つで、カレールーナ帝国の北西部側に在る山々のオイリオ高地大地山脈を源流とするホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国で唯一無二の川のこと。

 その中間点の合間にあるのがナルド大河と呼ばれる大河が流れ出て居る水源地と成って居るが、南側からは、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国のダウト湖へと至り、くねり曲がった川と成って居て、終着点はバジリアナ王国の南西部地方のアギュウスト海に注いで降り、其処は、王都・ボストル市に近い港であるボストル市湾港と成って居る事から、ボストル湾と呼ばれて居る。 

 アースティア暦1000年代のホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国内では深刻な環境問題である南西地方の砂漠化が進んで居た。

 その原因とは、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国側の政治利権が絡んで居た腐敗の影響で、ダウト湖から引かれて居たダウト運河から南側へと流れて居た水の大半は、互いに見栄を張り合う関係と成ってしまった、王家と貴族達による庭園の造園競争に消えて行ってしまった。

 それによりホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の国内では、水不足が起こり、庶民の間では、食料不足に陥ってしまう。

 更にそれに拍車をかけたのは、南西部地方に在るダウト大河を源流とする複数の小川の水不足であった。

 それが原因で、それまでマルダマカラン砂漠地帯の北部侵食が海辺周辺地域で抑えられ理て居たのだが、小川の水不足が祟ってしまった事により、南部一帯の草原地帯の凡そ4割強が深刻な砂漠化状態へと陥っててしまって居た。

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・イースト・ラクラード王家とイースト・イオメイル地方・主都・イオメイル市


 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の東部王家であるイースト・ラクラード王家の事で、東部地方であるイースト・イオメイル地方を治めている。

 ダウト川とイオメイル森林地帯とイオメイル盆地と言った恵まれた自然環境が在る事から、田畑と水には困らず、アギュウスト海・ボストル湾に面して居る事から海産物と貿易には困らない領地と成って居る。

マルダマカラン砂漠地帯

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の南西地方に在る砂漠地帯の事で、アースティア暦1000年代のホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国内では深刻な環境問題である南西地方の砂漠化が進んで居た。


 その原因とは、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国側の政治利権が絡んで居た腐敗の影響で、ダウト湖から引かれて居たダウト運河から南側へと流れて居た水の大半は、互いに見栄を張り合う関係と成ってしまった、王家と貴族達による庭園の造園競争に消えて行ってしまった。

 それによりホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の国内では、水不足が起こり、庶民の間では、食料不足に陥ってしまう。

 更にそれに拍車をかけたのは、南西部地方に在るダウト大河を源流とする複数の小川の水不足であった。

 それが原因で、それまでマルダマカラン砂漠地帯の北部侵食が海辺周辺地域で抑えられ理て居たのだが、小川の水不足が祟ってしまった事により、南部一帯の草原地帯の凡そ4割強が深刻な砂漠化状態へと陥っててしまって居た。

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・ウエスト・ラクラード王家・ウエスト・イオメイル地方・主都・ブレジネフ市

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・ウエスト・ラクラード王家は、ブレジレント山脈地帯の南部で、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の西部地方であるウエスト・イオメイル地方を治めている王家のこと。
  
 かつてはブレジレント山脈地帯の半分を巡って、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国は、其処を巡ってカレールーナ帝国と争って居た時代があった。

 金銀銅と魔石・鉄鉱石等々の鉱物資源が豊富な山々でもある。

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・サウス・ラクラード王家・サウス・イオメイル地方・主都・サウス・ダーグ市

 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・サウス・ラクラード王家とは、 ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・サウス・ラクラード王家・サウス・イオメイル地方領を治めている王家のこと。

 しかしながら、マルダマカラン砂漠地帯の北方地方への侵食被害により、穀倉地帯と水源地の枯渇により、深刻な食料危機に陥って居るが、アースティア大戦中に措いての打開策は無かったが、ミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟らと供に、カレールーナ帝国へと攻め込む為の包囲作戦の一貫として、サウス・イオメイル地方・主都・サウス・ダーグ市攻略作戦で、同地方を陥落。

 その後は日本国の鳥取砂丘での砂漠地帯の緑化技術力を利用した緑化事業により、砂漠地帯の3割が僅か100年の月日で戻ったと言う。

 



テルリーナ部族国(魔族) 首都バビル市 バビル要塞塔城

 暗黒神ヴァズダールを熱心に信仰して居る地方魔族部族一派で、邪神戦争時代にユーラシナ大陸東南部・レノア地方・テルリーナ・グルダーノ荒地平原とグルダーノ常闇森林地帯を国土として居座る部族国。

 彼等の部族は、元々はデモニュクス帝国・魔族連合から派遣されて来た地方師団の軍隊だったらしく、今現在の者達は、その子孫に当たるらしい。

 食料自給率に乏しく、近隣地域のフェルニー部族国(ダークエルフ族)とクララ王国とは600年前から国土を巡って戦争状態が続いて居る関係。

 アセリア族の聖天使と称する中二病翼人族とは対局に位置する暗黒の中二病患者として異世界アースティアでは知られて居る。

 主な構成種族は、魔人族・悪魔族・飛天魔族・魔獣人族・ハイ・オーガ族等を含めた魔族と亜人族との混成種族で成り立って居る。

 また、ブラックドラゴン系のダーク・ドラゴンを家畜竜として飼いならして居る為、迂闊な敵対行動を避ける傾向が周辺地域の国々に見られて居る。稀に堕天使とか言われ居る。


首都バビル市とバビル要塞塔城

 石造りと土壁の街並みが広がる中心都市の中に、東京タワーと同じ高さを誇る巨大な塔を中心とした巨大城塞のど真ん中に、バビル塔と呼ばれる塔が聳え立つ。テルリーナ部族国の首都都市で、タワー型の要塞城であるバビル要塞塔城は、籠城戦に使う拠点でありながらも、部族長の住まう居城である。

グルダーノ常闇森林地帯

 クララ湖の北側に在るテルリーナ部族国(魔族)の東部地域に広がる深緑と真っ黒な葉が生い茂る広葉樹と針葉樹から成る森林地帯の事で、下草が殆んど生えて居ないが、代わりに食用キノコが自生して居る守のこと。

 薄気味悪い事で有名な森の事で、その風景は魔王が住まう森林ダンジョン又はホラー映画等に登場する不気味な森と言った感じな風景が広がって居る。

 独特な生態系が広がって居り、ブラックドラゴン系のダーク・ドラゴンを含めた姿格好が変な生命体が住まうと言う。

 テルリーナ部族が暮らす居住区も在るが、下草が生え難い環境のせいか、穀物の類が育ち難いらしく、その代わりにいも類ときのこ類の栽培が盛んで、グルダーノ・グレープと言う野生種ブドウを採取又は栽培して居る。

 因みにグルダーノ・グレープから作られるワインは、渋みが強いが肉料理には最高の呑み友であり、ワインソースの材料として、高値が付く高級品として取引されて居る。

 因みにグルダーノ常闇森林地帯の奥深くに行きつくと、ナカハラドラス山脈地帯西部地域にぶち当たり、其処は断崖絶壁である為、行き止まりと成って居る。

 その為、テルリーナ部族が暮らす首都バビル市や周辺地域の集落へと向かう帰り道は、必然的に元来た道を退き返した、クララ湖の西回りと成ってしまう。


ダーク・ドラゴン

 異世界ヘル・&ヘブンズ界から連れて来られたドラゴン種の一つで、鋭いギザギザの牙が生えそろった頭を持った首長で、丸で首長竜の様な体型に大きな羽が生えて居る4つ足歩行のドラゴンのこと。

 黒い火炎を吐き、鈍重な動きだがスピードに乗ると時速55キロの速度で走って行く事が出来ると言う。

 性格は獰猛な肉食だが、飼いならされると大人しい性格で、食肉用の家畜獣としても飼育が可能な亜龍種である。

 邪神戦争時に、テルリーナ部族国の手によって家畜兵器兼家畜として、グルダーノ荒地平原に持ち込まれたが、その大半が野生化してしまい、今では殆んど放任、放牧状態で、飼育されて居るか勝手気ままに暮らして居る状態と成って居る。

ブラック・トリプトドン

 グルダーノ荒地平原に元々生息して居た亜龍種の事で、トリケラトプスに似ているトリプトドンの亜種である。

 前進が真っ黒な肌に大きな三つの角が特徴的だが、標準タイプのトリプトドンと違って気性が荒く、二本の角が標準タイプのトリプトドンとは違って、一回り大きいサイズと成って居る。

 グルダーノ荒地平原では、ダーク・ドラゴンと縄張りを巡って喧嘩して居る姿が、良く目撃されて居ると言う。


グルダーノ荒地平原

 クララ湖の北側に在るテルリーナ部族国(魔族)の西部地域に広がる平原地域の事で、だだっ広いだけの土地で、トリケラトプスに似ているトリプトドンの亜種であるブラック・トリプトドンやダーク・ドラゴン等を始めとする多種多様な生態系が広がって居る為、居住区には向かず、一部の放牧場居住区を除いて人が殆んど暮らして居ない土地と成って居る。

 その中にの首都バビル市へと通じる街道がど真ん中に造られて居り、行き帰りの道がそれ一本しかないので、余程の物好きでない限りは、テルリーナ部族との交易へと向かう者たちは少ないと言う。

ログット砦

 クララ湖の北西部、グルダーノ荒地平原の西部に在るフェルニー部族国(ダークエルフ族)との国境線監視を目的とした砦のこと。



暗黒神ヴァズダール

 異世界ヘル・&ヘブンズ界が発祥の地である空想上の一柱神で、闇を司る神だが、決して悪神や邪神ではない。

 邪神戦争前に、邪神カオス・ノワールは魔が信仰して居た暗黒神ヴァズダール教の神である暗黒神ヴァズダールを騙り、魔族達を操って先兵として扱き使って居た。

 異世界アースティアでは、主にデモニュクス帝国・魔族連合を中心とした世界各地に散らばって居る魔族部族の間で信仰されて居るが、一部の他種族の間でも熱心な信者が多く居るらしい。



フェルニー部族国(ダークエルフ族) 首都・ニビルビーノ市

 アースティア世界でもその数が段々と減ってきている大陸エルフの部族国で、ダークエルフ族が統治して居る部族国家でもある。

 原始の森と湖と大河で構成される非常に豊かな国土を有する土地で、アースティア大戦が世界中のあちこちで起きて居るにも関わらず、周辺地域の様子を人伝でしか知る事の出来ない人里離れた辺境地方に位置して居る。

 フェルニー部族国は、国家元首たる部族総長の座を各集落の代表たる族長の中から、300年周期で、選挙投票に由って選ぶ珍しい体制を持った国であるが、現元首であるフェルイエ・ハル―ドは、邪神戦争後に成って故国に帰る事もせず、東南部に居座る様に成ったテルリーナ部族国との戦争の影響で元首交代が出来ないで居る。

フェルニー部族

 フェルニー森林地帯に暮らすダークエルフ族の事で、褐色肌を持った長身の背丈とスタイル抜群の美男美女で知られて居り、狩猟・農耕・素材加工で生計を立て居る。

 特技は攻撃魔法や弓矢と木々を渡り歩く身体能力。

フェルニー部族国・部族総長

 フェルニー部族国は、国家元首たる部族総長の座を各集落の代表たる族長の中から、300年周期で、選挙投票に由って選ぶ珍しい体制を取って居る。


フェルニー部族国・族長議会政府

 フェルニー部族国・部族総長を国家元首代表を頂点とする集落の長たちである部族長を纏め、その部族長を族長議会の議員とする族長議会の事で、フェルニー部族国の全てを取り仕切る政府でもある。

フェルニー森林地帯

 クララ地方北西部に在る森林地帯の一つで、グルダーノ常闇森林地帯とも繋がって居るが、明らかに下草が生え難い土地が、この二つの森林地帯の境目と成って居る事からフェルニー部族国とテルリーナ部族国(魔族)との国境線にも成って居る。

 奥地に踏み入るとフェルニー部族の集落が盆地に固まって造られて居り、獣避けと人払いの結界魔法が張られて居り、侵入者への防御対策と成って居る。

 原始の森と湖と大河で構成される非常に豊かな国土を有する土地でも在り、アースティア大戦が世界中のあちこちで起きて居るにも関わらず、周辺地域の様子を人伝でしか知る事の出来ない人里離れた辺境地方に位置して居る。


クララ王国 王都コーチン・ステナント市  王城・コーチン・ステナント城  

 フェルニー部族国・テルリーナ部族国・ナカハラドラス部族国・レノア中央都市国家連合等の4カ国に囲まれ、険しい山脈地帯と荒地平原が多い国土を持った国家。

 王国制を敷いて居るが元は文明圏とはかけ離れた戦闘蛮民族が同地の利権を争い合いながら国土を統一した国である。

 そのクララ地方を統一してから350年、今現在のクララ王国は真っ二つに割れていた。周辺地域の国々を相手に戦い国土を広げて行こうと言うジーク・クララ・クオッシュ王子を中心とした強硬論派閥と融和政策に由る内需と経済の拡大で国を豊かにしようと言うジークの姉のニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥の二大派閥に別れて政争中。

 特に武勇に優れたジーク・クララ・クオッシュ王子を中心とした強硬論派閥側は、カレールーナ帝国に由る裏工作活動の手が伸びて居り、 ニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥は形勢が不利に成りつつあると言う。

 後にユーゴとミンフィル王国は、ニルカーナ・クララ・クオッシュ王女からの自派閥への助成願いを受けて、クララ王国継承権を掛けた戦いに勝利、クララ王国はニルカーナ王女を中心とした国家として再出発する事と成った。

 更にアースティア大戦の戦後は、ミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名した関係で同地はクララ地方と成り、ニルカーナ王女はユーゴの側妃として連合王国の一角の王族として支えて行く事と成った。



 コーチン・ステナント城とクオッシュ山

 コーチン・ステナント城は、クララ湖から南に20キロ地点に在る王都・コーチン・ステナント市の中心地に聳え立つクオッシュ山と言う岩山を繰り抜いて築かれた山城で、その周りの平野周辺に岩を削って城郭と都市が築かれて居た。

王都・コーチン・ステナント市

 クララ王国の首都の事で、クオッシュ山を中心とした要塞城郭を中心とした岩と土壁で造られた荒地地域ならではの特色を生かした大都市である。

 ウマやラクダ、それらに加えて、亜龍族である重騎竜・トリプトドン・速竜ヴェキエルを中心とした家畜獣を長距離の移動手段として使って居り、それらの家畜獣を活かした中継貿易をクララ国内の都市と国家の税収入の柱として居るが、周辺地域と度々戦争を起こして居るので商売がやや下手な国家と言えるだろう。
 
ジーク・新クララ王政府軍

 クララ王国の継承権第二位の権利を持つ王子であるジーク・クララ・クオッシュが、後継ぎ問題に不満を抱いて居たりゆから、父親であるザイール・クララ・クオッシュに対して反乱を起こしたクーデター軍のこと。  

 ジークは、この軍勢と供に、父親に近隣諸国の情勢に付いての話がしたいと面会を求め、王城・コーチン・ステナント城へと攻め入り、謁見の間にて父上を騙し討ちをして討ち取る。
 そのまま彼は、クララ王国の王都コーチン・ステナント市と王城・コーチン・ステナント城を己の支持派閥の将兵達や貴族達と共に政治中枢を乗っ取って王城と首都を制圧。

 反乱を知った半分の国王派と私を後継ぎとして支持して居る正当王位派閥の者達は、城を奪還しようと軍を派遣するが痛み分けに終わってしまった。

 ジークが率いるジーク派閥の反乱軍は王都と王城の確保には成功したが、国を二つに割るという失敗を犯してしまった。

その後は、ジークの姉であるニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥であるニルカーナ王太女正統政府軍とミンフィル王国を中心とした、レノア地方東南諸国商業連盟条約軍に攻められ、ジークは戦死してしまう。


ニルカーナ王太女正統政府軍

 ニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥勢力が結集した軍勢の事で、ニルカーナ王女をクララ王国の後継者をする事を目標として居る貴族諸侯と先王であるザイール国王の忠臣と王城を追われた王政府の大臣・官僚・クララ王国軍幹部らが組織の中心を占めて居る。

 ユーゴとミンフィル連合王国政府からニルカーナへ公爵王の位が送られ、高い地位が約束されて居たが、それ等を全て放棄して、ユーゴの側妃として連合王国の一角の王族として、両家の王族を同化し、彼を支えて行く道を選んだ事情から、アースティア大戦後は、クララ地方の行政府関係者と成って行く。


クララ地方事変戦役

 クララ地方の南盆地や平原等の地域一帯を国土として、統一を成し遂げてから350年の年の事である。

 クララ王国は、それぞれの王族の後継者とその派閥に属する者達により、二大派閥に別れて国内で政争中と成ってしまって居た。

 周辺地域の国々を相手に戦い、自国の国土を広げて行こうと言うスローガンを掲げて居るジーク・クララ・クオッシュ王子を中心とした強硬論派閥が台頭を始めて居た。

 それに対して、融和政策に由る内需と経済の拡大で、自国を豊かにしましょうと言うスローガンを掲げて居るのが、ジークの姉であるニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥である。

 それら二大派閥の争いに端を発した事により、クララ地方に属するクララ湖を北側に置くクララ王国を中心にして、北西部にフェルニー部族国・北東部にテルリーナ部族国・南東部にナカハラドラス部族国を巻き込み、その余波は、ミンフィル王国を中心とした、レノア地方東南諸国商業連盟条約をも巻き込む大戦へと発展して行く事に成った。

 ユーゴ達は、クララ王国の継承権第一位を持つ、王国の王太女であるニルカーナ・クララ・クオッシュからの助力要請を受けて、クララ王国を中心した争乱に武力介入を決定。

 各地での争乱を鎮めるべく、電光石火の如く戦い抜き、この地域での争乱を沈めた事により、クララ地方に属する国々はミンフィル王国を中心とした、レノア地方東南諸国商業連盟条約へと加盟と成り、後にそれらはミンフィル王国東南諸国同盟へと至る事に成ったのだった。


クララ地方

 クララ地方とは、カレールーナ帝国の北東に在るガバラ山脈を越えた先で在り、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の中央地域であるレノア中央都市国家連合とミンフィル王国とも山脈地帯を通じて接して居る。

 その位置関係はと言うと、クララ湖を北側に置くクララ王国を中心にして、北西部にフェルニー部族国。
 北東部にテルリーナ部族国。南東部にナカハラドラス部族国。真南にレノア中央都市国家連合国。 
 南東部にはカレールーナ帝国の東隣国であるメガテリア公爵国に囲まれて居る高知盆地の事である。
 同地は荒地平原を中心とした土地柄で、絶えず水や食料と鉱山地帯を巡っての争いが絶えない地域であった。

クララ湖

 クララ地方最大の水源地であり、ナカハラドラス山脈地帯西部地域から湧き水とクララ川を水源地とする湖の事である。

 クララ王国は、クララ湖の七割の利権を手にして居る事で、クララ平原地方を穀倉地帯とする事で、周辺地域の中も最大勢力を誇って居る。

クララ平原地方

 クララ王国が治める平原地方の事を指して居り、クララ地方最大の穀倉地帯でもある。


ナカハラドラス部族国

国家代表・バルセー・ロナダイン部族総長

ナカハラドラス部族国とは、ミンフィル王国の北に在るウィーロ連峰山脈と挟んでの隣国で、ナカハラドラス部族国との国境線と成って居る最高標高が1800メートルクラスの峰々が在る山脈地帯の事である。

 其処は険しい山脈地帯と平原盆地と小さな川が五つしかない厳しい環境の土地と成って居り、住み着くのは物好きとドワーフ族を含めた亜人種族のみである。

  アースティア暦998年頃のユーゴとミンフィル王国は、レノア地方東南諸国商業連盟条約と言う構想を模索して居た際に、 隣国であるナカハラドラス部族国に目を付て居た。

 その構想とは、ミンフィル王国が、カレールーナ帝国と直接的に武力衝突を避けながら、国を大きくして行く為に編み出され相互経済条約に見せかけた軍事同盟の事で、ユーゴ達が大国との武力衝突と武力侵攻を避けながら、何れは大国と対峙する為に編み出した苦肉の策の事である。

 これが後に、ミンフィル王国東南諸国同盟条約と成ってカレールーナ帝国に圧迫されて居た反帝国の東部諸国を纏め上げ、アースティア国際平和維持連合の加盟地域の一翼として戦う事に成るのだから、本当に先の事は分からない物だとも言えた。


 その様な理由から、この国から武具生産の商取引を持ち掛ける形で、国防上に必要不可欠な秘密同盟なのが、レノア地方東南諸国商業連盟条約と言う訳である。

  ユーゴとミンフィル王国は、その地下都市を通じて、秘密貿易をしようと試みて居た。

 地上の貿易路で真っ当な商品と量産品の武具を買いつつ、両国の国境付近の地下都市と地下通路にて、他国には余り言えない様な武具や兵器を取引しようと言う計画が進められて居た。

ナカハラドラス山脈地帯

 ナカハラドラス部族国を取り囲んで居る山々の事で、ミンフィル王国の北に在るウィーロ連峰山脈と接して居る。


カレールーナ帝国   帝都・アリシルク市 皇帝城・アリシルク皇帝城

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を中心とした中堅クラスの国力と国土を持った帝国で、 南にブレジレント山脈。

 北東にガバラ山脈、オイリオ高地大地山脈、北から南西地方へと横断する様に流れるナルド大河が流れ、山脈地帯の緑ととても良い穀倉地帯を有し、東西南北へと伸びる街道と大河を利用した貿易で、莫大な税収を得て居るレノア地方最大の国家である。


ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟に加盟して居る。

 カレールーナ帝国は、ローラーナ帝国が東へと勢力圏を伸ばして行く事を見据えて、250年ほど前にローラーナ帝国と皇帝を盟主帝国とし、その傘下での国家の安定と命令権を受け入れると言う西方バルバッサ帝国同盟への加盟条約を締結。

 それ以後は、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方を中心とした地域周辺の切り取りと属国への統治権を認める特権を持ってして、同地の支配圏確立を目指して戦争を繰り返して来た。

 だが、アースティア大戦末期に措いて、アースティア国際平和維持連合(国連)に加盟したミンフィル王国とアースティア国際平和維持連合軍に加盟した加盟国軍に由るユーラシナ大陸東南地方攻略作戦により、滅亡してしまう事に成る。

 アースティア大戦後は、レノア地方全土とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名したミンフィル王国の一部となり、カレールーナ帝国はカレールーナ地方州と成ってしまう。

皇帝城・アリシルク皇帝城

 帝都・アリシルク市の中心にに聳え立つ大理石をふんだんに使用した巨大な居城の事で、複数の塔が立ち並び、そのど真ん中には西洋風の館御殿が皇帝一族の住まいと成って居る。

帝都・アリシルク市

 カレールーナ帝国の帝都で、中世ヨーロッパ風の様な造りをして居る街並みが広がる都市で、大理石を始めとする岩石を利用して作った皇帝城・アリシルク皇帝城と官庁街を基点に、ローマ市のような街並みが四方へと広がる大都市である。  

カレールーナ帝国軍参謀部局とカレールーナ帝国軍参謀総長

 カレールーナ帝国の軍務省傘下に置かれて居る軍部での作戦・戦略・軍事外交を考える参謀部局の事で、カレールーナ帝国軍元帥指揮下に置かれた部局でもあり、カレールーナ帝国軍参謀総長と言う専属の役職が置かれて居る。

カレールーナ帝国軍部諜報局とカレールーナ帝国軍部諜報局長官

 カレールーナ帝国の軍務省傘下に置かれて居る軍部諜報局の事で、カレールーナ帝国軍元帥指揮下に置かれた部局でもあり、専属のカレールーナ帝国軍部諜報局長官と言う役職が置かれて居る


カレールーナ平原半島

 
 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を中心とした中堅クラスの国力と国土を持ったカレールーナ帝国の在る半島の事で、その形は何となくインド半島に似て居ると言う。


ブレジレント山脈地帯


 ブレジレント山脈地帯は、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を囲む山脈地帯の一つで、カレールーナ帝国の南側に在る山々のこと。
  
 その半分が、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国・ウエスト・ラクラード王家の北東部領地にも成って居るので、此処を巡って争って居た時代があった。

 金銀銅と魔石・鉄鉱石等々の鉱物資源が豊富な山々でもある。


ガバラ山脈
 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を囲む山脈地帯の一つで、カレールーナ帝国の北東部側に在る山々のこと。

 その中間点の合間にあるのがナルド大河と呼ばれる大河が流れ出て居る水源地と成って居る。

オイリオ高地大地山脈

 ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を囲む山脈地帯の一つで、カレールーナ帝国の北西部側に在る山々のこと。

 その中間点の合間にあるのがナルド大河と呼ばれる大河が流れ出て居る水源地と成って居るが、南側からは、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国のダウト湖へと至り、くねり曲がった川と成って居るダウト側の源流地点でもある。

ナルド大河

 北東にガバラ山脈、その反対側に位置する北西部にはオイリオ高地大地山脈が並び、その中間点の合間にあるのがナルド大河と呼ばれる大河が流れ出て居る。

 この大河は北から南西地方へと横断する様に流れるナルド大河が流れ、山脈地帯の緑と、とても良く肥えた穀倉地帯を有し、東西南北へと伸びる街道と大河を利用した貿易で、莫大な税収を得て居るが、レノア地方最大の国家であるカレールーナ帝国であった。


カレールーナ帝国東方征伐軍

 ユーゴ・ラーシルズによる 世に言う、ミンフィル王国・王都・マルス市事変こと、略称名はマルス事変と呼称される政変革命で、ミンフィル王国を乗っ取った。

 この事に怒り心頭のラガート・カレールーナ皇帝は、娘を奪い従属させる筈たった国をも奪い去ったユーゴとミンフィル王国を許すまじと、経済封鎖を仕掛け、ルナック大封鎖と言う経済制裁を仕掛ける。

 その目論見に最も煽りを受けてしまった西隣国に当たるクラ市国は、建国以来の国是である中立都市を謳いながらも、カレールーナ帝国軍の八千人の軍勢に、ルナック大封鎖を成し遂げようと半ば強引に、貿易路と外交官達の保護を名目とした治安軍に占拠されてしまって居た。

 更にラガート・カレールーナ皇帝とカレールーナ帝国は、自国の面子を丸潰れにしたユーゴとミンフィル王国を攻め滅ぼさんと、1万2千人の軍勢を差し向けさせたのがカレールーナ帝国東方征伐軍と言う訳である。

カレールーナ帝国東方征伐軍の総司令官は、ヨージモード・イマガワン侯爵と成って居る。

 ユーゴ達は大胆にも、ミンフィル王国軍のリネット・アスト近衛騎士団長に命じて、騎馬隊1500騎を率いらせ、カレールーナ帝国東方征伐軍陣地に、堂々と真正面から突っ込んで攻め掛かって来た。

 更には陽動作戦や挟撃作戦を展開したミンフィル王国軍により、、カレールーナ帝国東方征伐軍は瓦解し、これに堪らず、イマガワン将軍は率いて居た軍勢を放り出して、スタコラさっさと馬で逃げ出した。
 ミンフィル王国軍の6千人は、夕刻までカレールーナ帝国東方征伐軍を追撃し続け、角笛を合図に、この日の戦いを終えたのであった。

 カレールーナ帝国東方征伐軍は、この日のミンフィル王国軍6千人の攻撃に対して、一万二千の軍勢の内、実に1万人近い死者を出すという大敗北を期してしまった。


 この戦いは、後にルナック森林盆地夜襲戦と呼ばれ、ミンフィル王国軍が、ルナック大封鎖を解く為に西へと進撃を開始して行く切っ掛けと成った緒戦とされて事と成った。

フェミリア魔女王国  首都・王都フェミリア

 600年前までユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地南東部に在って栄えて居たフェミリア魔女王国の末裔で、アースティア大戦が始まってから70年後のこと、カレールーナ帝国に攻め込まれ、フェミリア魔女王国の女王であったマジョリカ・フェミリアは、当時のカレールーナ帝国の皇帝であるラルバート・カレールーナに、強引に手籠めにされたと言う。

 その目的には、マジョリカ・フェミリアを始めとするフェミリア魔女王国の女系にだけ備わって居る膨大な魔力をカレールーナ皇族に取り込む事であり、それを持ってしてフェミリア魔女王国の魔導技術の数々を独占する根拠とする為である。

 それ以降フェミリア魔女王国の王族一族は、カレールーナ帝国の貴族家の一つであるフェミリア公爵家とされ、代々皇帝に女子を差し出す役目を担わされて居る。

 その一族は何れも妖艶でナイスバディ身体つきをしたベットの上では信じられない程に男を攻め立てる豪胆な肉食美女が産まれる事で有名な一族と言われて居る。

フェミリア公爵家

 カレールーナ帝国の貴族家の一つであるフェミリア公爵家の祖で、フェミリア魔女王国の最後の女王であった人物を祖とする公爵家のこと。

 現在では単なる地方の大貴族の一家として見らて居らず、代々何故かカレールーナ帝国皇帝一族に嫁を差し出して居るのを不思議がられてしまって居り、先祖代々カレールーナ帝国に使えて居る大貴族らの妬まれて居る一族と成って居る。

 その一族は何れも妖艶でナイスバディ身体つきをしたベットの上では信じられない程に男を攻め立てる豪胆な肉食美女が産まれる事で有名な一族と言われて居る。

 同時に婿と成った男達の早死にの確立が高いとされて居るが、婿入りした男達は狂ったように何れも、嫁をベタ褒めし、嫁の事を悪く言う様な輩には暴力的に振る舞う豹変をしてしまうと言うと言うが、その原因は判らないとされて居る。
 
マジョリカ・フェミリア 享年30歳 

 カレールーナ帝国の貴族家の一つであるフェミリア公爵家の祖で、フェミリア魔女王国の最後の女王であった人物で、20歳でフェミリア魔女王国の後を継ぎ、23歳の時に祖国が滅亡して居るが、マジョリカ・フェミリアとフェミリア魔女王国は、邪神戦争にも参戦して居る国家で、アースティア暦395年当時、マジョリカは15歳で最終決戦に参戦し、戦果を上げた英雄の一人と成った。

しかしながら、その晩年の日々は、栄光と平和とはかけ離れた物と成ってしまった。

 カレールーナ帝国が戦後の勢力拡大政策に舵を取った事で、真っ先にフェミリア魔女王国は狙われ、マジョリカ・フェミリアとフェミリア魔女王国は、抵抗を試みるが、邪神戦争での国力と軍事力の低下して居る現状では、如何に力強い能力を有するフェミリア魔女の女達と魔導技術が有ろうとも、滅亡は免れなかった。

 そんなマジョリカは、カレールーナ帝国軍の捕虜と成り果て、600年前のカレールーナ帝国の皇帝であるラルバート・カレールーナに、ベットへと強引に引き吊り込まれ、夜伽の相手とされてしまう。

 その夜伽では、妖艶でナイスバディ身体つきをした温和な性格をして居た淑女であったが、泣き叫び、強姦行為をされるの中で、ベットの上では信じられない程に乱れたとの逸話が残って居る。

 そんな日々が7年間も続き、妾として7人の女の子を産み、その最後は最後の女子を産み落とした際、恨みの言葉を残して死んだと伝わって居る。

 何時かは必ず、我が血筋を引き継ぐ魔女たちが、カレールーナ帝国と皇帝一族を滅ぼしてくれようとね。
 
その断末魔の死因は、乱暴な性交行為と連続出産による衰弱死とされて居る。

メガテリア公爵国 首都・公王都ベスチーノ市 居城・ベスチーノ城

 かつて15年前ほど前にカレールーナ帝国と戦って敗れたメガテリア王国は、中規模勢力を誇る中堅クラス国家だった為に、カレールーナ帝国の貴族制度に組み込まれて公爵家と成った。

 現在は半分ほどの自治統治権を有する公爵王家と成って居るが、殆んどの権限をカレールーナ帝国に握られて居り、メガテリア公爵国に代々仕えて来た重臣たちも先々の事で将来を憂いて居る様子。

 ただし、次期当主と成る予定のフィルフアルーナ・ルクセンハンブルク・メガテリアは、アリナ・カレールーナカレールーナ帝国軍総司令元帥に傾倒して居るらしく、カレールーナ帝国と自領国の権限を拡大させれるべく奮闘して居る。
アセニア亜人連合同盟

 エルフ・ドワーフ・獣人・人魚・龍人等の人に近い姿をした亜人族国家の集まり。種族事に国家を持っている。中には諸島の国土と海底洞窟に都市を作っている人魚族や浮き島に都市を築いている翼人族や竜人族も居る変わった地域。


加盟諸国は以下の通りと成って居る。

 アルブヘイム王国・マーメリア海洋王国・ブリリアイランドキングダム王国・ドワーフ部族連合国・ジャパリンランド獣人部族連合国・ギガンテス連邦国。 


アセニア亜人連合同盟総会

 アセニア亜人連合同盟に加盟する国々の国家元首や専属大使らが、国際会議を開き、世界情勢や同盟内に付いて共同で行う政策を話し合う会議場のことで、地球世界で言えば、国連総会に当たる。

アルブヘイム王国 首都は王都ユグドラシル

 エルフ族が住まう国で、その国土には、綺麗な水が沸き、緑と木々が生い茂る大地、ユグドラシル大陸を治めるエルフ王国。

 この国はユグドラシル大陸内に複数あるエルフ族連合の部族連合体であり、定期的に部族長が王位継承選挙を行って政権を担って居る。

 
 地球風の例えて分かり易く説明するのならば、アラブ首長国連邦の様な近い政体を持って居ると言えば良いかも知れない。


 エルフ族 

 複数の部族と王侯部族が居て、多数の政体を持った国家が現存する。寿命は数千年と言われているが、事故に病気や戦災で命を落とす事も有るので、実際の寿命は分からないし、正確な記録も無い。


  他にもダークエルフ族・シルフエルフ族、イフリートエルフ族、ウンディーネエルフ族、ノームエルフ族等と種族多岐に渡る。地球世界や日本国等を含めた、この世界で一般的にエルフ族と認識されている代表格はシルフエルフ族と言われている。



王都ユグドラシル

 ヨーロッパ地方風の街並みと森の木々が融合化している様な街並みで、ユグドラシル城宮殿を中心に造られた円形状の都市。

 この都市で造られた木工細工は、とても長持ちする一級品と言われている。

ユグドラシル大陸

 多種多様なエルフ族が住まう大陸で、アルブヘイム王国が統治して居る所でもあり、アセニア地方の中心地に位置している事から、アセニア亜人連合同盟総会議会の議会場が置かれて居る。

 大陸のの5割近くが森林地帯や草原地帯で、残りは山岳荒地地帯や沼地等の自然豊かな大地として知られて居る。

 マーメリア海洋王国 


 人魚、マーメイドと呼称される人魚族が暮らすマーメイド族の宗主王国系国家で、日本から東へ3千キロ付近に点在する3千もの群島に列島諸島と海底洞窟等を利用して国家を築いて居り、アースティアの世界中の海底に居住区があるらしい。

 名産品は海産物や珊瑚に真珠等の装飾品や塩と貝殻を加工して作った粉を売っている。特に貝殻は肥料等に用いられるので地上との取り引きは頻繁に行われている事が多い。

 だが、女性が多い種族性のせいか、愛玩具奴隷として人攫いに会う同胞も多く、人魚は奴隷市場で高値が付くらしい。


マーメイド族 

 人魚またはマーメイドと呼ばれている亜人間種族の総称。主に女性主体の種族で、男性が生まれて来るのは稀である為に、他種族男と交配する事で繁栄している。この世界に来て新たに出きた人類学部である高等知的人類種族学の分類では他種卵依存交配人類に分類される。他にもラミア族等の亜人間族がこの分類に当たるらしい。

 海中で尾鰭と鰓呼吸と水かきで行動し、陸上では二足歩行と肺呼吸で活動して居るが、皮膚の水分を保つ意味で定期的な水浴びかお風呂等がが欠かせない。
 これを怠ると皮膚が乾いてカサカサと成り痒みが腫れ成って爛れてしまい。最後には皮膚病が蔓延してしまう事態と成るので、常に肌ケアが欠かせないのだと言う。平均寿命が300歳から500歳の間と言われて、やや長命らしい。

 
ブリリアイランドキングダム王国  王都・メイプル市 居城・メイプルランド城

 アセニア亜人連合同盟内に在る最も東の果てに在るメイプルシロップランド大陸と言う地域内に、多種多様な妖精族達が暮らして居る多種多民族王制国家のこと。

 その陣容は多彩で、ヒト型タイプから獣人・無機物・植物等々と言った感じに、これと言った法則のない変わった進化を遂げた種族である。

 妖精魔法と言う人間族・亜人族達が扱う魔法とはチョッとだけ違う変な魔法を扱う事で有名な所で在る。

 現在は妖精人族ウィステリア王家の正統血筋たるラティファ・ウィステリアが成人した姿と成るまでアーシェ・カムルン・アーカーイム宰相が政務を取り仕切って居る。

アセニア亜人連合同盟総会議では日本国との国交樹立に賛成票を投じて居る。

メイプルシロップランド大陸

 妖精族または妖精人族たちが住まう大陸の事で、ブリリアイランドキングダム王国が統治下に在る大陸のことでも在る。  


赤城ブリリアイランドキングダムパーク  

 日本国政府・高見総合商事グループ・ブリリアイランドキングダム王国らが共同出資し、赤城山山麓に造られた巨大総合テーマパークのこと。


 アースティア大戦末期に、日本国に大使館を作ろうするブリリアイランドキングダム王国は、東京都内の土地が高すぎて買えず、其処で仕方なく交援省と相談する。

 丁度その頃に、シェスカのフローレイティア輸送商船商会が霧野市・新里町の赤城山東南部の土地を買収して、魔導空挺船の離発着場を建設しようと計画して居た事に、その計画に乗っかる形で、ブリリアイランドキングダム王国大使館・異世界交流会館・魔導空挺船空港の建設計画される。

 どうせなら飛行場・遊園地・大使館を兼ね合わせた一大、大型施設にしてしまえと言う事に成り、アースティア世界をテーマにした異世界交流会館型テーマパーク、赤城ブリリアイランドキングダムパークが造られたのであった。  


妖精人族

 人間族に近い姿をして居る妖精族の亜種型種族の事で、人間族とそっくりそのままの姿をして居るが、成長するのが個々人によって差が在り、寿命も同じく長いが個体によってバラバラと成って居る。

 その殆んどが国を持たない地域で、人間族や他の亜人族らに紛れて暮らしており、その正体がバレる前に違う地域に移動する生活を送って居る。


妖精族

 妖精族とはエルフ族とは進化の過程で枝分かれした別種の亜人種族の事である。だが、エルフのとの違いは、彼らの暮らしがとても人に近い生活圏や独特な地域に分布して居る事に有る。

 例えば人の暮らしに紛れたり、、ひれとは反対に人里から離れて暮らしたりと住む場所を進んで選べるのが特徴的と言える。

 種族としての特徴的な部分を置きく分けると、羽有り族と羽無し族に小人族の3つに別れて居る。

 羽有り族と羽無し族は単に羽が有るか無いかの違いで、世界中に妖精族が広まる過程で、羽が居るか要らないかと進化を選んだ事に過ぎない。

 小人妖精族は、所謂手のひらサイズの妖精族達の事で、此方もそれぞれ好みの地域で暮らしたりして居るので山野や町中等で稀に旅人が見かける報告がなされて居る。

 別名は雑多な種族と言われるが、自然環境や生活環境の汚染に敏感と言われ、彼らが暮らし難いと感じると、あっと言う間に、それまで暮らして居た土地を放り出して何処かへと消えて行く。

 一説の報告では、彼らは半年間で国を立ち上げ、人間の国と交易で栄えたが、その20年後には、妖精族との交易目的で滞在中の人間達が、どうしても出てしまう日常生活から出された廃棄物の処理が追いつかないくなり、大量の汚染物質とゴミで町が溢れると、一夜にして国が崩壊したという記録が有ると言う。 
 

小人妖精族

別名はリトルフェアリーと呼ばれる羽根つきの小妖精のこと、地域によって姿格好が違い、女王制の女系種族で種族種類の7割が女性タイプ。

 平均寿命が200年から250年程度と言われているが、はっきりとした記述が無いので、性格な事実に付いては分からない。

 女系タイプの種族は渡り飛行をして、気に入った地域に降り立つと繁殖活動の為に、人間と同じ様な等身大の背丈と変身し、羽すらも隠して町中で暮らしたり人里に近い地域で男を誘い命を繋ぐ為に子作りに励む。




 ドワーフ部族連合国 

首都は地下都市・ドアルゴンシティ 国家元首名は、部族長と成って居る。
 
  ロックアイランド亜大陸に住まうドワーフ族の連合国。主に鉱山を開拓して様々な工業製品を売り出している国。

 山脈地帯と盆地地帯や地下洞窟に住みながら、工廠商会を中心とした職人社会で、鉱山から取れた地下資源の鉱物を用いた加工品や鉱物素材を輸出する事で経済を支えている国。

 そんな理由から、シベリナ連合等の国々を始め、多くの国々との工房品が取り扱われ、取引きされて居る。


 ドワーフ族

 平均寿命が300歳前後で、身長が145センチから160センチ前後と小柄な背丈とドップリとし体型に筋肉質な身体つきである。とても勇敢で強靭なパワーと手先が器用な事で知られていて、主に鉱山と併設された都市や地下都市を築いて暮らしている。鍛冶工房等で作られている工業製品は一級品と言われている。



 ロックアイランド亜大陸

 ユグドラシル大陸の西側300キロ地点に在るドワーフ族達が開拓した大陸で、その大地の殆んどが、鉱物資源を含んだ山々で連なり、地下へ地下へと掘り進んだ都市がドワーフ族達の住処と言う大地を丸ごと開拓した開拓国家の大陸。


地下都市・ドアルゴンシティ

 ドワーフ族達が地下を切り開いて作り上げた巨大な地下都市。その殆んどが商業工房を生業として居る。


 ジャパリンランド獣人部族連合国  

国家元首名は、連合議長と成って居る。


 獣人族が住まうと言うジャパリランド大陸。各部族が平和に暮らして居る。殆んど他の部族が足を踏み入れていない土地で、物好きが探検した事の在る人物による書物くらいにしか彼の国の諸情勢を知る事は出来ないと言われて居る。

 獣人族が住まうと言うジャパリランド大陸は、各部族が平和に暮らして居るらしく、ケモノは居るが除け者は無いとても平和な土地柄で、ドッタンバッンとかしたりして居る。


 だが一つだけ注意する事が有る。彼の土地から帰った者達はケモナーとか言う精神の病に掛かると言われている。

 アセニア亜人連合同盟総会議では、ドワーフ部族連合国と連携して、日本国との国交樹立に反対して居た。


 獣人族

 様々な獣の容姿を持った半人の亜人間の総称で、人型タイプと獣人型タイプが居るが、どちらも変わりのない同じ獣人族である。

主な種族として、犬獣人族・狼獣人族等と言った犬系獣人族。

 猫獣人族系として、町猫獣人族・虎獣人族・獅子獣人族・豹・チーター・ジャガー・ピューマ・山猫獣人等と多岐に渡る。

 他にもアザラシやオットセイ型の海獣人族。ゾウにクマやシカに牛にヒツジにウマなんかも居て、中には鳥やリザードマン(水トカゲ族)なんかも居て、種族数を上げるのならば、この世界でも指折りの種族数を誇って居る。




 猫小人獣人族。

 猫型獣人族の古い種族で、大人の身長が大体100センチから130センチ程度と、人間の子供くらいの大きさである。

 流浪する隣人と言われ、気が付けば人家の近くで、勝手に暮らしている種族。町や野山の害と成る物を清掃する様に狩りをしている姿が見られ、空き家や人気の少ない所でホームレスに似た様な暮らしぶりが世界各地で見られている。

 中にはハウスキーパーとして住まわせる人々も見受けられ、知能指数も人間と変わらず仕事は真面目にそつなくこなして重宝されている。猫小人獣人達は、数多くの人族の隣に暮らしているとされる言われは此処から来ている。
 
 ただ、種族の7割が女性であり、男を中心として群れながら放浪と定住を繰り返す為か、地域によっては奴隷に近い扱いを受けたり、一家がバラバラに成ってしまうケースが報告され、国家と部族と言う帰属する場所が無い為に、送還先が無いと言う困った種族でも有る。

 日本国にも2030年8月頃に、沖縄島に手作りの船で親子3人が流れ着くが、この扱いに困った日本政府入・国管理局・法務省等は、3人の身柄を交援省預かりとし、亜人人権基本法を整備する傍ら、亜人個別特別基本法を整備する中に帰国先及び帰属先の無い種族を管理・受け入れ・生活支援等の支援を厳正に審査した上で、許可するとした。

 なお、、受け入れ先は竜史の実家である高見家とし、紅葉の妹達を養女として行けれた事で、新たな屋敷が建てられ広く成った実家の家に住まわせ、生涯幸せに暮らしたと言う。

 猫獣人族

 猫型の獣人族で、猫耳や尻尾が特徴。亜種として獅子型・虎型・豹型・ジャガー型・チーター型・山猫型等、種族は住む地域や環境によって多岐に渡る。





ギガンテス連邦国 首都 プロトカルチャックシティ


国家元首名は、ギガンテス連邦首席代表と成って居る。

 ユグドラシル大陸から南東270キロの地点にあるファンタジー系の巨人族とSF系の巨人族達の連合国で、その歴史は巨人戦争時に転異して来たSF系の巨人族達が、この世界に住まう在来巨人種族と同化して暮らし始めたのが始まり。
 ガテン系ボディビルダ―の様な肉体美を持った爽やかな感じの人達で、ダンベル何キロ持てる?とか、思わずナイスバルクと言ってしまうかも知れない。

 総人口は一千万人。

ギガンテス亜大陸

 ユグドラシル大陸から南東270キロの地点にある巨人族達が暮らす亜大陸。その殆んどが草原と山脈地帯が多い。 

 巨人戦争の名残りで、巨大な宇宙戦艦が今も多数稼働状態に在るが、燃料不足で飛べず、今は便利な家電製品扱い兼居住スペースとして使われている。

 


ゼントラーメルート巨人族

 宇宙生活に適応する為に、とある世界の宇宙文明で、生体品種改造した人間族の成れの果てで、長い年月が経つに連れて、本来何の目的で巨人化したのたのかすら忘れてしまっい、戦争することしか出来なく成ってしまった巨人族のこと。

 巨人戦争時に、リトルリアンとゼントラーメルート巨人族達が呼んで居たアースティア世界の人々と戦い、和解する事で戦うこと以外の活動を知る事が出来た。

 某巨大要塞型宇宙戦艦が登場するSFアニメの宇宙人の様に、この世界の巨人族達は、ゼントラーメルート巨人族の技術力で人間体サイズへと変身が出来るらしい。

 今は似たような見た目を持つギガンテス族と共生しながら静かに暮らしている。

 その平均身長は、全長18メートルから22メートルと成って居る。


ギガンテス族

 アースティア世界に古くから暮らしている巨人型の亜人族で、その巨体ゆえに、同種同士でしか繫殖交配できない珍しい亜人族。

 だが、巨人戦争時に出会って戦い合ったゼントラーメルート巨人族との出会いで、その技術力を用いる事で人間体サイズへと変身が出来るようになった。

今現在の同種族は、静かに仲良く暮らして居る

 
その平均身長は、全長18メートルから22メートルと成って居る。

リトルリアン

 ゼントラーメルート巨人族達からみた通常サイズのヒト族達の総称。
 祖先の姿をしている意味もある。


ホビット族

 手先が器用な農耕種族で 身長が150センチ程度の小柄な亜人族の人々のこと。

 これといった能力は高くないが、同胞達の中には、何故か英雄伝説に登場する英傑と共に戦うトラブルに巻きまれる事が在るらしい。


翼人族

 アセリア族を含めた翼を持った亜人族で、飛行能力を始め、魔法や身体能力に優れている亜人族の総称。

 因みに翼人族中で、アセリア族だけが中二病である。

 アースティア世界の歴史に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この世界は1400年前までは、この世界には文明らしい文明が殆んど存在せず、都市国家程度の国が世界各地に点在して居た。

 また、亜人族を含めた全ての人類は、まだまだ、狩猟を中心とした生活か、初期の農耕生活を始めたばかりで、物々交換が経済の主流であった時代。


 其処に世界各地で大規模な時空地震が起こり、様々な異世界から種族・国家・島や大陸、それに人工物が現れたのである。


 特にユーラシナ大陸の西方に位置するユールッハ地方には、魔法文明が現れ、時を同じくして現れたのが、地球文明で言えば西暦2000年代くらいまでの科学文明を持った国家群が、魔法文明国家群と隣り合わせの鮨詰め状態で転移して来てしまって居た。

 この他には、この世界とは別の他所の世界のエルフ・ドーワーフ・人魚・竜・獣人などの多くの亜人種が部族の集落から国家単位で、太平洋を中心に世界中に散らばる様に転移して来て居る。

 リユッセル北欧同盟と呼ばれるユールッハ地方の北側の国々、アルビオン王国、ガリア帝国、ヒスパニア皇国、オーランタ商業都市連合国、デボン王国、コーランド王国、スカジナビア王国、ホムル王国、レイオス皇国の各国等は1400年経った、今でも続いて居る長い歴史ある国家であった。


 紀元前暦400前のこと。

 多くの国々は、100年掛けて周辺の調査と友好を築こうとしたが、残念ながら簡単には友好関係の構築に至らず、転移での混乱の中で、隣国との不信感からユールッハ地方を中心に戦争が始まってしまう。


 第一次転移国家郡による戦争、創世戦争と呼ばれて居る戦争は、実に200年もの間に亘って続いしまうアースティア世界初の世界大戦でもあった。

 白龍族(後のドラグリア白龍大帝国の皇族の一族)を始めとする全世界各地の上位の竜族は人族との戦争で、人族の繁殖力と文明と言う力の凄さを知り、それを取り入れようと竜族の膨大な魔力を操る力を使って肉体を強化と変化をを決める。


 人化変身の能力を得ると、人族との交流を始めて行く。

 他の人と交流の少なく陸上での暮らしや、人から離れすぎた容姿を持った亜人族達は、何らかの別の方法で人化変身の方法を取得し、人族の土地へと偵察と交流を始めて行くに至る。

 それから200年が経ってお互いの国力がある程度疲弊して来ると、戦争は休戦してしまう。

 後に各国家は国境決め、講和に至った。

 世界の名前と世界暦は現地人から聞いた名前を元にアースティアと呼称する事と決まったのだった。

 その後世界は100年掛けて平和が続く。

 復興の目処が経った年を平和復興記念元年として、各国が共同声明で世界共通年号である世界暦アースティア1年としたアースティア暦を制定し、採用して居る。

 しかし、その平和は束の間に過ぎなかった。

 新たな戦乱の嵐である第2次の国家転移が起こる。

 今度は超文明を持った宇宙人や宇宙文明を持った勢力の転移が起こる。

 その転移災害で、巨大なロボットや宇宙戦艦や各種巨大戦艦、軌道要塞に宇宙コロニーや小惑星基地。

 巨人型の宇宙人が転移して来て、地上や宇宙での大規模な戦争と成ってしまう。

 旧文明も必死に抵抗したり、又は新文明と手を組んだりするが、その争いは地上の国や大地の多大な被害などお構いなしに、転移した宇宙文明勢力は戦争を300年間も続けた。

 その結果、各勢力が国力と軍事力や兵力を約7割を失い、大半の技術と文化と文物が失われる事と成った。

 地表の60パーセントが焼かれ、転移して来た宇宙の施設の大半が機能不全に陥る。

 これが後の人々等に巨人戦争と呼ばれた、この世界での文明世紀末とさえ揶揄されて居る戦いの結末で、アースティア暦300年の出来事であった。


 この戦争の結果、科学文明勢力は技師や学者、兵力の多くを失ってしまう。

 国体の維持が難しくなり、旧文明(第1次転移国家郡)と新文明(第2次転移国家文明郡)の統廃合が行われ、多くの新国家が生まれたり、亜人族や他種族連合の小勢力による新国家が生まれて行く事と成った。
 

 オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家であるオローシャ帝国を建国。

 ダバード王国(第1次転移国家郡)とロード・コスモ資本星間連合(第2次転移国家文明郡)が合併し、ダバード・ロード王国建国。

 この時にダバード王国のシュチュ―ド王族とロード・コスモ資本連合の代表であるロード家の当主が結婚して新王家として再出発して行く事に成った。

 ドラグリア白龍大帝国が建国され、白龍族を中心に竜人族へと肉体が進化が完了し、白竜人族と名乗る。

 その人口が人間族に負けない位に成って出きた竜人族最大の国家となる。

 その他に色の付いて居る龍人族の各部族も何らかの国家か、それに近い自治地域を名乗り、繁栄を極めて行く。

 それらの龍人族の総称を色龍人勢力と呼ばれ、独自の強大な力を持った勢力として畏れ、敬われる存在として歩んで行くのであった。

 その後、残って居る科学と魔法技術を使って世界中の自然と国の復興を100年掛けて行う。

 更に巨人戦争から50年が経つ。

 この頃には宇宙に有ったコロニー、宇宙基地、小惑星基地の維持が難しく成って居た。

 更に空に浮かぶ浮遊島郡、人口浮遊要塞の一部が海や人里から離れた場所へと落下してしまう。

 それらを保有して居た各国は、全ての同施設の破棄を決定する。

 この時代で次第に宇宙での活動技術が失われて行き、人々から宇宙での活動記録が次第に忘れ去れて行く。

 その年の終わりに、アースティアの南方の海上に、突如として次元ゲートが開かれる。

 其処から邪神と言う精神生命体が現われて同地方は大混乱に陥る。

 同時に邪神に操られた異界の異種族である魔族と異界より魔大陸の国家であるデモニュクス帝国が南の海上に現われ、ユールッハ地方の南側に位置するカリフア大陸を挟んで大戦争になり、一時ユールッハ地方にも魔族軍勢に攻められる。


 アースティア暦 350年 邪神戦争 


 45年も続いた邪神戦争を終結させたのは、ローラーナ王国の若き騎士の青年であったギルバート・メリッシュである。

 後に彼は邪神を倒し、ローラーナ王国の姫を娶ってギルバート・メリッシュ・ローラーナとなる。

 そして、彼と共に邪神討伐を成し遂げるべく世界各地からカリフア大陸で転戦、世界連合軍は遂に魔大陸に攻め込む。

 邪神を次元ゲートの内側へと追い払い。巨大な魔法結界とゲート封印装置でゲートを閉じて戦争を終結せさたのだった。

 デモニュクス帝国は邪神から解放され、同国とアースティア世界の各国との講和と成る。


 この戦い関わった者達は、それぞれ故郷へと戻り、同地の復興と発展に尽力した。


アースティア暦395年 邪神戦争が終結する。


 その五年後・・・・・・事実は不明だが、アースティア暦1000年の今現在に措いても不明だが、邪神戦争後にギルバート・メリッシュ・ローラーナは、突如として、その人格を豹変させ、アースティア暦600年。

 この年にローラーナ王国は、国体体制を帝政へと移行させ、国名をローラーナ帝国に改名し、アースティア世界に争いが絶えないのは国家・部族・民族がバラバラで多すぎるからだと言う理由や気に入らないと言う特に理由も無くと言った感じに、ローラーナ帝国によるアースティア世界武力統一平定を目的としたローラーナ世界統一覇権戦争を開始させ、手始めにローラーナ帝国近くに在った周辺国へと侵攻を開始する。



 ギルバートに関する記録が時代が経つに連れて、ローラーナ帝国とその周辺諸外国から戦争開始などを含めて、その本当の理由や動機が徐々に分からなく成って行く。

 
アースティア暦 600年 帝国世界統一覇権戦争開始


 同年 遠方の小国家と部族集落らは独立と統一戦争が始まる。


 頭の可笑しな翼人族で有名なアセリナ族達は、アセリナ王国を建国。

 アセリナ族は、部族同士の力比べによる代表戦で部族代表決める事に成る。

 国家代表戦で初代国家代表に成ったのは、邪神戦争で世界を救った英雄の1人である聖天騎士ヨハネ・ハーネストが、初代総騎士団長となり事実上の国家代表と成る。

 この後、彼女達は聖天使を自称する様に成って行った。

 邪神戦争の英雄の1人、聖龍族のレビアナ・サリバンが、シベリナ地方南部のドラグナー地方へと帰郷し、戦争などで荒れた故郷の人間族と聖龍族の為に尽力して回る。

 同地ではまだ、国家の体を成して居ない。

 シベリナ地方の大半は、幾つかの地域を除いて未開拓の蛮地であった。

 同地方の人間族の長であるザナーク・レアモンと聖龍族のレビアナ・サリバンの二人は、種族の垣根を越えて結婚し、ドラグナー皇国(おうこく)を建国した。

 そして聖龍族は、人型へと転じる事に成功を果たした、この世界でも2番目に多い竜人族の種族と成ったのであった。

 ローラーナ帝国による世界統一覇権戦争開始から100年が経ち、アースティア暦500年 ローラーナ帝国は、ユールッハ地方の東部へと侵攻する。

 形勢不利と悟ったラクロアナ王国は、ローラーナ帝国との戦争を避ける為に、東の果てであるシベリナの無主の土地たる現在のシベリナ地方東北部に撤退し、国を移転させた上で、王国を再建する。

 同じくユールッハ地方東部に在ったアルガス王国もユールッハ地方の東部で、帝国と決戦を挑むも、国王が討たれてしまい。

 追撃を逃れ、国家再建を果たす為に、東部地域へと国を移転を決める。

 アルガス王国の王位継承を継いだのは、同時代の国王の弟の一族であるファーミラ公爵家一族。

 ダバード・ロード王国も、ローラーナ帝国との戦いに備えて、北へと首都や主要都市を移して行く。南部領の旧ロード・コスモ資本連合国領土の各地に要塞を多数築く。

 シベリナ地方に古くから在る国家であるコヨミ皇国、シャッポロ王国、大夏王国らは、戦火を逃れる為に、シベリナ地方へと逃げて来た国家らを不憫に思って献身的に支援する。

 その後、シベリナ地方の各地の国々は同盟組む事を決定し、シベリナ地方王国連合同盟条約を結ぶ。

 同盟代表国に、頭の可笑しな亜人族であるアセリナ族の国アセリナ王国の3代目の総騎士団長が選出される。

 どうも代表を決めるのに、揉めに揉めた挙句の果ての末に、傀儡に成り易い上に、煽てられ誰にも流され難い性格のアセリナ族にする事を各国は、裏で取り決めたらしい。

 こうしてシベリナ連合同盟は、アセリナ王国を同盟代表国とし、アルガス公国、ラクロアナ王国、ダバード・ロード王国、コヨミ皇国、ドラグリア白龍大帝国、オローシャ帝国、ドラグナー皇国、シャッポロ王国、大夏王国の10カ国で構成される。

 同年、南西の亜人国家達は、激しさを増すユールッハ地方の戦争に巻き込まれまいとアセニア亜人連合同盟を設立し、種族としての種の保存を最優先とする決定を決定。

 ローラーナの影響が及ぶユーラシナ大陸・カリフア大陸等の各地域からの全面脱出を決定し、全世界に向けて、完全な中立を宣言する。
 
アースティア暦600年

 レビアナ・サリバン・レアモンは、ドラグナー皇国内の聖竜人族・聖龍族と人間族の関係が、帝国との戦争問題や聖龍族達の能力と騎乗の便利さから、次第に彼らを道具の扱いする様になり、互いに齟齬が生まれ二つの種族は争う様になる。

 聖龍族の能力の一つに人間と融合合身と言う物がある。

 ドラグナー皇国は建国以前に人間の異性のパートナーとコンビを組んで仕事をするのが珍しくない。

 特に身を守る為に共に死力を尽くす事が当たり前と成って居た。

 レビアナが初代国皇と婚姻したのを機に、国内では多くのパートナーが結婚して行った。

 しかし、時が経つに連れて、最初の頃の気持ちを人間族達は忘れる様に成って行き、聖竜人族達と聖龍族達の能力と騎乗の便利さから、道具扱いとしての考えが根付いて行く。

 その結果、レビアナはドラグナー皇国南部のドラグナー山脈に結界を張り巡らし、聖龍族の同胞を全てを引き連れて、その姿を隠す事にしたのであった。

 聖龍族が姿を消す事によってドラグナー皇国内で善良で対等な付き合いをしていた人々は、自分達まで罰を受ける様な事をしないで欲しいと、ドラグナー山脈の麓に神殿を立ててレビアナに祈りを捧げた。

 すると、神殿の中にレビアナの幻影が人々の前に現れた。

 彼女は連れ去った同胞の中で人間との番と成った者と、その子供の中に竜化が出きる、又はその可能性を秘めた子供達とは、もう会わせられないと言った。

 しかし、神殿で選定の儀式を終えて選ばれた者にだけ聖龍と言う人の姿をしない下位の聖龍族のとの誓いの契約を認めると伝えた。

 こうしてこの国では聖龍、セイント・ドラゴンと契約した騎士、聖龍騎士の制度とその身分が生まれた。


 レビアナが約束を忘れた人間族達に対しての最後の情けと言われて居る。

 ちなみに契約は下位の聖龍族だけと成って居るが、運がよければ人化できる最上位種と契約が出来ると言われて居るらしいが、それを成し遂げた者は未だに居ないのであった。

 そして、聖竜人族と聖龍族との本当の絆と約束の事は、今だ果たされて居ないし、次第に忘れ去って行くのであった。


 アースティア暦800年


 
 この年のローラーナ帝国は、瞬く間にシベリナ地方南部とユーラシナ大陸の中央諸国を制圧、続いてシャッポロ王国も征服し同国は滅亡する。

 大夏王国は西方の平原地方を失い、パイプ・ライン大河沿いの山脈地帯の定軍山地方を残して引き篭もる様に成る。

 以来、同国は他国との交流が殆んど無くなってしまう事に成った。

 その後、ローラーナ帝国は東部と南部の大国と取り引き的な同盟を組みつつ、従属国家を含む国家郡と西方バルバッサ帝国同盟を結成し、益々その勢力の拡大を広げて行き、留まる事が無いのだった。


アースティア暦990年



 この年、ローラーナ帝国は、ドラグナー皇国に100万人もの軍勢を送り込み、同地を降服させ、ローラーナ帝国に従属させた。


アースティア暦1000年 


 日本国と同じ世界から多くの地域と国家や軍勢が転移して来る。後の歴史に第3次転移国家群と呼ばれる地域。


 但し、デモニュクス帝国を含めると4度目になるが、転移災害でこの世界に来た訳では無いので、そんな理由からこの世界の歴史学者さん達はカウントする積もりは無いらしい。


 此処までが、大まかなこの世界での歴史の流れとなって居る。
デモニュクス帝国・魔族連合国とデモニュクス魔大陸編

デモニュクス帝国・魔族連合国とデモニュクス魔大陸

 このアースティア世界の南極に位置する所に在ると言うデモニュクス魔大陸。

 其処はアースティア世界で最も南に位置して居る巨大な大陸であるデモニュクス魔大陸は地球の南極大陸とオーストラリア大陸を掛け合わせた様な形をして居た。

その大陸に在ると言う魔族たちが暮らす大陸で、各部族が貴族として扱われている魔族帝国。魔人族・悪魔族・吸血鬼族・淫魔族・魔竜族・魔獣人族・飛天魔族等と種族の多さは多岐に渡る。

 アースティア世界を征服しようと目論む邪神カオス・ノワールと呼ばれる存在に、無理やりに異界の魔界であるパンデモニュウムと言う世界から大陸ごとアースティア世界へと連れて来られ、アースティア世界の征服する為だけの尖兵として操られ、扱き使われた歴史を持って居る。

 邪神カオス・ノワールが倒され、邪神戦争が終ると、操られて居た魔族たちらは、邪魔の洗脳が解かれ、アースティア世界各国と和解したが、一部の魔族を除いて外部との交流を断って居る鎖国体制を取って居る。

 もう、他人に迷惑を掛けるのはこりごりらしいので、中立国家を貫くと言う意味で、鎖国体制へと入ったらしいのだが、一部の魔族たちらは、遠征先で手にした領土を手放す事を良しとせずに、一方的な独立国家を宣言し、アースティア歴1000年と成った現在でも、アースティア世界各地に独自の魔族国家や部族国が点在している要因と成って居る。


暗黒神ヴァズダール

 異世界ヘル・&ヘブンズ界が発祥の地である空想上の一柱神で、闇を司る神だが、決して悪神や邪神ではない。

 邪神戦争前に、邪神カオス・ノワールは魔が信仰して居た暗黒神ヴァズダール教の神である暗黒神ヴァズダールを騙り、魔族達を操って先兵として扱き使って居た。

 異世界アースティアでは、主にデモニュクス帝国・魔族連合を中心とした世界各地に散らばって居る魔族部族の間で信仰されて居るが、一部の他種族の間でも熱心な信者が多く居るらしい。

ルシファー魔宮殿城

 デモニュクス帝国・魔族連合国の魔皇帝と成った者が住まう事に成って居るデモニュクス帝国・魔族連合国の国家元首と政治の中心地。

 魔族社会は実力主義社会なので、魔皇帝の地位は世襲制では無く、実力で勝ち取った者が次代の魔皇帝と成る事が許されるのである。

魔都パンデモニウム市

 デモニュクス魔大陸の中心部に在るデモニュクス帝国・魔族連合国の首都の事で、人口が約120万人暮らして居るとされて居るらしいが、現在は内戦状態の影響で80万人に減って居る。

 これはヘレナ・ザタニキア・パンデモニウム魔皇帝こと、ヘレナと敵対して居る勢力側の者達と関係者たち等が、首都から引き払って居る影響を受けての事である。

魔皇帝制と魔皇帝選挙

皇帝に成るには、先代の魔皇帝からの指名を受けるか、魔族諸侯部族からの推薦や信任の7割を得て居るか、もしくは魔皇帝選挙によって国民投票で当選するかの何れかで決まる事に成って居るのである。

 魔皇帝指名制度の殆んど場合は、先代魔皇帝の指名引継ぎか7割の委任指名決着が着くのが多いのである。

 しかしながら、今のデモニュクス帝国・魔族連合国は、先代魔皇帝が時代の人選を指名する事無く病没した為に、今回は魔族諸侯部族からの推薦や信任の7割を得た形である人物が選ばれた。

 それは先代の魔皇帝と同じく魔人族で、彼の魔皇帝ルシファルダーと同じ血族でもある若き魔人族の世代てもあったヘレナが選ばれたが、それを快く思わない一派が反乱を起こしたり、はたまた独自路線を貫く為に新たな国家として独立宣言をして、彼女に盾突いて居るのが魔族国内の現状であった。

魔導力戦艦・ザタニキア

 ヘレナ・ザタニキア・パンデモニウム専用の魔導力戦艦で、水陸両用タイプだが、主に使われる地形は水上と成って居るが、必要に応じて陸上でもホバー航行が可能と成って居る。

 その見た目は、地球世界にもあった巨大な大砲を6門に加えて、巨大戦艦の姿に、船底が平べったい平らな造りで、魔力式ホバー推進航行を採用して居る。


異世界ヘル・&ヘブンズ界

 アースティア世界とは別の異世界で、天使族、亜人族、人間族・魔族等の多様な種族が暮らす世界だが、信仰して居る神様の違いからそれぞれ派閥に別れて戦争が絶えない。


 特に天使族と抗争している魔族は、別の世界から現れた邪神であるカオス・ノワールが 聖なる神々の加護が少ないアースティア世界を我が物にせんと、デモニュクス魔大陸ごと魔族たちをアースティア世界へと転異させた。

 それ以来、異世界ヘル・&ヘブンズ界は魔族が極端に少ない世界と成り、天使族との抗争が少なく成ったと言う。


魔人族

 尖った耳と赤い瞳の眼差しが特徴的だが、姿格好がバラバラで、とても人に近い姿を持った種族で高い魔力を有して居る。魔族の中でも人口率の高い派閥である。



悪魔族 

 頭部に羊や鹿やその他様々な尖った角を生やし、コウモリ風の羽や竜族に似た羽を生やし、事からスペードに良く似て尖った尻尾を生やして居る種族。

 様々な亜種タイプの部種族が多数居る魔族の中でも魔人族に継ぐ派閥人数と部族種類を持って居る。高い魔力と様々な能力に秀でている。

ドッペルゲンガー族

 魔族種族の項目では、悪魔族に位置して居る種族で、生活地域は森の中に在ったが、各地が都市化が進むに連れてその姿が余り見かけなくなったと言われて居るが、実は身を守る為に持って居る擬態変身能力で、各地に隠れ住んで居るらしい。

 その姿格好は、灰色の肌に金色目付き、髪色は銀髪と言われ、常に素っ裸の格好で徘徊して居るらしいが、その本当の姿は例え親族や友人で在ったも滅多には見せる事が無いらしい。

吸血鬼族

 吸血を通じて得た魔力を糧にして、強力なパワーを発揮する種族。強力な魔法と吸血行為を通じた特異能力を有して居る。

 種族全体の容姿が美形で、黄金の目付きに艶の全くないぼさぼさ頭髪や色白な肌と吸血の為の八重歯に尖った耳が特徴的で、普段から体温が低く、心臓音が極端に少ない。

 後の研究では吸血鬼族の心臓は、ナマケモノ並みだと言う研究報告がされて居り、彼の種族が長命な理由が、其処に理由が有るのでは無いか?と言われて居る。

 日の光に弱い事やニンニクが嫌い等の設定はありきたりだが、弱点では無く。

 単に種族的に夜行性種族で肌が弱い事や生臭い血を好んで食べる嗜好から嗅覚に優れて居るせいか、極端に強い匂いのする食べ物や香水が嫌いな側面があるだけである。

 吸血鬼族は生まれてから25歳の歳で容姿の成長が止まり、一生その美貌の容姿が変わらないとされて居る長命種族である。


淫魔族

 俗に言うサキュバス族とインキュバス族のこと。

 サキュバス族は女性種族の事で、インキュバス族は男性種族で、それぞれ近い生態を有するが別種に分類されて居る。どちらも絶世の容姿とイケメンの容姿を有して居る。

 性行為を通じて精力を吸引する事を得意として居るが、これは理由が有って、繁殖相手を選別する為やたくさん子孫繁栄をしたいと言う本能的ものと自衛行為や攻撃行為をする為である。

 それ以外では娼婦ギルト館や公的歓楽街で各国の娼館運営法の法律に従った合法的に買春等の商売をして居るらしい。

 または魔法で良い夢を見させてから、ムラムラをスッキリさせる淫夢サービスも行っている。

 なお、サキュバス等の一部の亜人種族は絶対にエイズに掛からず、吸精をされた者は尚且つストレスが取れて、とてもスッキリすると言う医学的な報告が後の世で為される事に成る。


 この報告書が提出された地球系転移国家は、買春は法的に禁止たが厳格な法律と会員登録制の淫夢サービスを含む同伴サービスはストレス解消等の精神的な病の療法等には合法とされ、一月の回数制限の管理を行った上での医療系の娯楽サービス業と認める事にした。

 (キャバクラに近いサービスや淫夢サービス業務による夢の中までの過剰サービス行為は違法とは言えないからと言う言い訳付きとサキュバス等の一部の亜人種族に限ってこれ等の就業活動を認めるとされて居る。)

サキュバス族は肉食系女子な性格で男性に対してガツガツ行く性欲と恋に接客的だが、反対にインキュバス族は草食系男子な性格で、女性に対して奥手で有り、とても紳士的で優しく相手の出方を伺うタイプらしい。

 両種供に美形でスタイル抜群の体つきで人間族に近い容姿を持って居るが、コウモリ風の大きな翼が生え、黒く伸びたハート型の先端を持った尻尾を生やして居る。

 数種類の多様な容姿を持った部族種類に別れて居り、中には翼を持たない羽無しの種族も居ると言う。

 人族社会に紛れて暮らす生活史生態系を持ち、供に同族に近い種で有るが、性行為は相手は別種を求める事が多く、己の姿を偽って別種族と子孫繁栄を為に子作りをして居る事が多い。


 
魔竜族 ドラゴニュート族

 デモニュクス魔大陸に住まう固有の竜人族に近い魔族。高い魔力と人と魔竜の姿の両方に変身する能力を有して居る。

 魔獣人族

 褐色系の肌を持った悪魔族の様な尖った耳と角を持ち、獣化能力を持った獣人系魔族のこと。魔法よりも高い身体能力を有して居るが、高い魔力を持ち、身体強化能力で物凄い怪力を有して居る。

 普段は人間に近い姿をして居るが、各種族それぞれの条件を満たすと獣化する能力を持って居る。時より獣人族と混同視される事も有るが、獣人族は半獣の姿をして居るか、獣顔が多いので誤解される事が多い。

ウルフマン族

 普段はヒト族に近い姿をして居る獣魔人で、その身体に力を籠めるとオオカミ人間へと変身する能力を持った種族。

 良く獣人族のオオカミ獣人族や犬獣人族と間違われる事が在り、獣人族は始めから獣の姿が混じった種族なので、良く相手を見て種族を判別しないと怒られるてしまう。


ミノタウロス族

 良く獣人族のバッファロー族と間違われるが、ミノタウロスは、牛の様な顔付きに、足が牛に近い五本指に成って居る脚付き。

 特に男性は牛の顔付きで、女性はヒト族に近い牛顔をしており、何れも爆乳をを有するグラマスボデイを持って居る。

 その母乳は大変に濃厚で甘みのある物で、妊娠してなくても母乳を分泌する事が出来る。

 この母乳は大変に栄養豊富で、乳幼児に与えるのに適していたり、牛乳アレルギーの人でも飲むことができる。

しかも一部マニア(変態では無く、紳士)の方々からの需要が高く、供給量の少なさから、べらぼうに、とんでもない高値がつくと言われて居る。

 日本国と地球系転移国家群内では、厚生労働省が指定した医療機関に措いて、健康診断での定期的な検査で、問題的無しとされてミノタウロス族女性に限って、ミノタウロス族直営販売店に降ろす事で販売を許可して居る。

 また、母乳を特定の他種族の乳児に与える場合は、ミノタウロス母乳提供健康診断許可証の携帯が義務付けられて居る。

 日本国内では、最初は気味悪いと言われて居たが、バッファロー族女性の母乳共々、ヒト族が作るミルク製品や母親の母乳よりも栄養価が高く大変に美味であるとの事から、欲しがる主婦が殺到してしまう事に成る。


スキュラ族

 タコ・イカと言った水棲軟体動物系の下半身を持った亜人魔族で、ヌルヌル、ネバネバとした皮膚細胞を持って居る。

 頭から腰にかけての部分は人間型であるが、頭には髪の毛ではなく触手が生えていて、手のように器用に動かせる。

 そして脚も触手(蛸の脚のような吸盤が見て取れる)で、ある程度伸縮させることが可能で、。再生能力が高く、もし脚を失ったとしても再び生えてくる。

 手ほどではないが、器用に動かすことが可能で、遠くの物を取るのに重宝して居り、喉の奥に墨袋があり、危険を察知すると墨を吐き出すが、日常での使い道はなく、時々寝ぼけて口から墨を垂らす程度。

 主に女性が多い種族で、ヒト族の姿へと擬態変身する事も可能である。

ハーピー族

 頭と胴体が人間の女性、両腕は翼、足は太ももから下が鱗のある鳥足になっている種族。
 人間を足でつかんで飛べるほどの飛行能力を有する。飛行能力に特化したため体は小柄に進化しており、実年齢より幼く見える。
 手には親指に相当する部分があるものの、前腕から手にかけてのほとんどが翼になっているため、モノを握ったりすることは構造上苦手である。

 また鳥と同様に鳥目なため夜は前がよく見えないし、その記憶力も「3歩ほど歩けば忘れる」ほどに頼りない。

ラミア同様に、女性しかいない種族であり、繁殖には多種族の男性が必要であり、多様な遺伝子を確保するために1人の男性の元には長く居られないので、世界中を渡り鳥の様に飛び回って居るらしい。

 今現在はアースティア世界大戦の影響で、ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟での繫殖活動は奴隷として捕らえられる事を避ける為に、繫殖活動禁止区域に指定されており、他の亜人族と共にユーラシア大陸東側を中心とした地域に限って渡り活動をして居る様だ。

 また、ハーピィの繁殖は卵生であり、繁殖活動をしなくても無精卵を産むことがある。

 なお、ハーピーの卵は人間社会において生命倫理の問題等から反帝国同盟諸国に限って、その取り引きを禁止されて居るが、一部では高額で取引されて居るらしい。

 その価値は卵が一個だけでも500万円から一千万円の価値があると言われて居る。
 なお、卵生する亜人族の卵は濃厚でクリーミーな味わいらしく、どんな料理にも合うと言われて居る。

 因みに地球系転移国家群内では、人間社会において生命倫理の問題等から卵生する亜人族の卵を食用する事を禁止する事が提案されたが、ダチョウよりもやや小さ目の卵を廃棄処分する際の生臭さと、各地での大量に破棄された場合の処分費用が馬鹿に成らないとの観点から、卵生する亜人族が直営して居る販売と飲食店に限って流通する事で、この話に付いての決着が付いて居る。

 因みに流通先は、飲食店と動物園のエサとしての流通が先駆けと成ったのだが、アースティア世界で、一般流通での食用が当たり前と成るまで25年は掛かったと言う。

 定住種・猛禽種・陸上種等の種類が居り、猛禽類は肉食系、陸自種は大柄な体型を持ったタイプを指し、それらの中て主にハーピィとは、特定の地域に定住し、渡りをして居る定住種タイプの事を指して居る。


アラクネ族

 上半身が人間の女性、下半身が蜘蛛という亜人魔族。顔面に4つから6つの目があるなど、上半身の一部にも蜘蛛の特徴を有している亜人魔族で、主に女性しか居ない種族。

 腕部などは皮膚ではなく硬い外骨格で覆われ、手の指には鋭く尖った爪が備わっており、人の皮膚を簡単に切り裂くことができる。

 外骨格は丈夫だが非常に軽く、壁や天井を動き回ることが可能。体重も、アラクネの体格から考えれば非常に軽い。

 呼吸器官は上半身と下半身それぞれに存在して居り、下半身の蜘蛛の背中にあたる部分には模様があり、これは個人個人で違うらしく、大型の種族で力も強く、人間を簡単に打ちのめせる。

 腕力には多少個人差はあるものの、同じく大型のラミアを抱えたままでビルを這い上がることも可能。

 蜘蛛でいう触肢の上に人間の体が乗って居る為、一見すると触肢が人間の足にも見える。

 普通の蜘蛛なら食事の際に使用する触肢だが、アラクネのこの位置に口はついていないため、性行為の時に相手を拘束する為のものと推察されている。

 特殊能力として、蜘蛛と同様に糸を吐く。糸が分泌される場所は蜘蛛部分の第2腹部にある糸疣である。

 糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。

 粘着性、伸縮率、頑丈さなどは自在に調整でき、人間を絡め取ったり、服やブランコを編んだり、「糸電話」のように壁越しに音を拾うなど、様々な形で応用できる。

 また、アラクネの糸も、人間社会では絹糸と同じく、高値で取引されているらしい。

 東京サミット後にはアラクネシルクの名で、高値が付けられる取り引きが盛んに成って行く。

 因みに蜘蛛の下半身は、繫殖活動の際にヒト族の足へと再構築され、その見た目すらも擬態変身する事が可能である。

ケンタウロス族

 下半身が馬の身体を持った亜人魔族で、良く馬獣人族と間違われる。

 高速で大地を駆け抜ける事ができ、その速さは自動車並みと言われている。

 因みに馬獣人族とは、昨今流行りのウマ〇と良く似た姿格好をした種族の事を指して居るが、此方はアプリゲームと違った男女の存在がハッキリと両方が居る。


 主人への忠誠心を重んじる誇り高い戦士であり、生涯の主と決めた者しか背中に乗せてはならないという掟があり、ケンタウロスの背中に無理矢理乗ることは重大なハラスメント行為にあたる。

 人間よりも大きな子供に大量に授乳する必要があるため、女性のケンタウロスは乳房が大きい。

また腕の長さは人間と同じであるため体を洗う時は長柄のブラシを使用するとのこと。当然の事ながら服の着脱にも苦労する。

 体の構造上、肉や魚などの動物質のものを食べることが出来ない。

 彼らの好物は、草食動物と同様に、ニンジンの他、甘い物。味覚や嗅覚が鋭い。


 ケンタウロス種の平均睡眠時間は3時間で、しかも断続的に眠る為、夜間は空腹に悩まされてたりして居る。

 普段は馬小屋と良く似た部屋で立ったまま眠るが、時々座って眠る事もあり、ごく稀に完全に横に寝転がって眠る。



飛天魔族 

 

 飛天魔族と言う紫色の頭髪と黒い翼と高い魔力が特徴的な誇り高い種族と言われて居る魔族で、俗に堕天使とも言われてが、これは人間族側が勝手に言って居るだけであり、魔人族系と翼人族系が交わって生まれたか、又は元々そう言った種族なのかは、600年の月日が経った為に、真実は定かでない。


蛇魔獣人族(ラミア族)

上半身が見目麗しい女性で、下半身が蛇と成って居る魔族達の総称。

 進化の過程で、他種族と托卵交配での繫殖活動で爆発的に人口を安定させる方式を取って居る典型的な亜人種族。

 100人あたりのラミア女性に対して、1人の他種族男性と生殖行為をするのが当たり前で、一夫多妻の典型的な種族の一つとして知られて居る。

 身長が頭の先から尻尾までを図ると、実に3メートルから5メートルを余裕で越え、絡み付いた尻尾は硬い岩石を簡単に砕くと言う。

 そんな怪力自慢の尻尾せいで、稀に他種族の彼氏や夫らは、日常生活や性生活で大袈裟する事も、しばしば在るらしい。


 因みに尻尾は足へと変化させれるらしく、子作りと番を探す為に外国へと旅に出る際は尻尾を隠す様にして居る。

 また、妊娠すると7割方がラミアの卵で、3割が他種族の子供だが、男子の出生率は1割と成って居る。
 
一度に産む卵は、たったの1個で、それを3三月掛けて温度が安定した寝床で温め続けるらしい。

 平均寿命は500年前後と、そこそこ長寿を誇る。


ラミア族・亜種族一覧

エキドナ種族
 リザードマンにやや近い種族。ラミアに比べて鱗が生えている部分が広く、腕等にも鱗がある。
出血毒を有する毒牙を持ち、蛇型の下半身にはマムシに似た独特の模様がある。

 定住地は主に森林地域を含んだ湿地帯に集落または、町を築いて暮らして居り、尻尾はラミア族と同じく、足へと変化させれる。

 子作りと番を探す為に外国へと旅に出る際は、毒牙と共に尻尾を隠す事が出来る。

 繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。


メリュジーヌ種族

 ドラゴニュートの要素を合わせ持つ種族で、背中に生えたドラゴンし同じ様な翼が在るのが特徴だが、長い下半身を浮かせるだけの揚力を得る事は出来ず、無用の長物と化して居る。

 蛇というより「水蛇」と「海蛇」で在る為、河川・沼地・湿地・海辺を含めた水辺での生活を好のんで、集落や町を築いて定住して居る。

 繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。

メデューサ種族

 緑の肌色と足が蛇の尻尾と髪の毛が蛇になって居る種族で、地球世界に在る様な伝承に伝わる様な能力を有して居る。

 それは何かと言うと・・・見た相手を石化させる能力を有して居るが、能力の発現の有無は、自身に委ねられて居るので、誰彼構わずに石化させる訳では無い。
 
蛇のような頭髪はあくまでも体の一部であり、それ自体が生物というわけではない。

 頭髪と口腔に在る牙に含む弱い神経毒で、噛み付いた相手の自由を奪えるが、男女の営みに用いる事が有るらしいが、それを求めてくれるのは、ドМの変態さんたちくらいである。

 繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。




 邪神カオス・ノワール


 かつて聖なる神々の加護が極端に少ないアースティア世界を我が物にせんと企む謎の邪悪な邪神で、邪神戦争を引き起こした張本人。


 邪神戦争前に、邪神カオス・ノワールは魔が信仰して居た暗黒神ヴァズダール教の神である暗黒神ヴァズダールを騙り、魔族達を操ってアースティアを始めとする多次元世界を無に帰さんと魔族軍を送り込み、 デモニュクス帝国・魔族連合を中心とした魔族達を先兵として扱き使った。



 英雄王とも謳われたギルバート・メリッシュは、ローラーナ帝国として国家を大きく発展させ、ローラーナ王国を帝国と改め、その始祖と成った人物だが、邪神戦争で邪神カオス・ノワールを多くの英雄と多国間同盟の軍勢を率いて共に討ち果たした英雄でもある。

 だが死に際に邪神カオス・ノワールは必ず復讐する為、アースティアに戻って来ると断末魔の叫びを言い放ったと言う。


アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国

王都・カイロン市 

居城・カルナック宮殿

 アマラーラ王国とその首長国の各属国は、主な産業が小麦を中心とした農業で、その恵みの源はナイールン大河とインスーダラ大河の二つの大河がから来る大地からの恵みでお陰で栄えて居る。

 他の食料の恵みと言えば、大河と海から得られる漁業で取れた魚介類だろう。

 その他にも嗜好品として、砂漠地帯や草原地帯に生えて居るボスウェリア木々から採取される樹液を基にした乳香。

 サンゴや真珠と言った装飾品も貴重な収入源として諸外国と貿易を行って来た事で、アマラーラ王国とその属国の国々は餓えずやって来れて居た。

 しかし、それは表向きの話で、実はアマラーラ半島地方では貨幣に使われる金・銀・銅の鉱山が豊富で有り、その他の鉱物資源が所彼処に点在して、隠し持って居るのである。


  更には、一部の山岳地帯に囲まれた盆地ではオワシスの湧き水や隠れた湧き水を利用した農地が隠されて居り、それらがアマラーラ半島地方の国々に巨万の富を齎して居り、中立国である立場を ローラーナ帝国に対して取って居るが、その実は面従腹背と言った形でのらりくらりとして居る外交政策を取って居る。

王都・カイロン市

カリフア大陸北東部側に位置し、南東部方向へと伸びて居るアマラーラ半島の最先端に位置しているアマラーラ王国とその属国の国々の王都のこと。

 土壁やレンガ積み作りの家々や宮殿が立ち並び、砂漠地帯や草原地帯に生えて居るボスウェリア木々から採取される樹液を基にした乳香。

 サンゴや真珠と言った装飾品も貴重な収入源として諸外国と貿易によって栄えて居る商業都市である。

 その都市部近くには、ナイールン大河とインスーダラ大河が流れて居るお陰様で、穀物や野菜類が良く育つ食料生産地帯と成って居る。

 その都市の街並みの事を地球人に言わせれば、その様相と言うのは、古代エジプト文明の様だと言うだろう。


カルナック宮殿

 カレールーナ大海洋が一望できる王都・カイロン市西部に在る小高い丘の上に建てられて居るアマラーラ王家が住まう宮殿の事で、その様相を地球人に言わせれば、古代エジプト文明の様だと言うだろう。


アマラーラ半島・アマラーラ半島地方

 アマラーラ半島は、エジプトとアラビア半島を合わせたかのような形をした西アジア地域の様な地域のことで、パイプ・ライン大河とは繋がって居ない為に、帝国からの武力での侵攻を防げている要因とも成って居る。

 その気候風土には、カリフア大陸北東部地域とユーラシナ大陸・カレールーナ帝国領西側地域には、広大な砂漠と乾燥平原岩盤地帯、草原地域が広がって居る半島地域一帯と成って居る。

 そんな砂漠と草原地帯に跨って居る半島地帯には、大地を潤す大河が二つも流れて居り、カリフア大陸の南から北東部へと横断するナイールン大河が、アマラーラ半島とへと流れ、ユーラシナ大陸北東部からはインスーダラ大河もアマラーラ半島へと至り、その二つの大河の終着点は、同半島東部のカレールーナ大海洋へと注いで居る。

 アマラーラ半島地方の南東部に300キロの距離に欧州諸島連合国とジブチ・スリランカ・ソマリア地方が転移してしまって居る。


 
アマラーラ砂漠とアマラーラ草原

 アマラーラ半島地方はエジプトとアラビア半島を合わせたかのような形をした西アジア地域の様な地域の事で、パイプ・ライン大河とは繋がって居ない為に、帝国からの武力での侵攻を防げている要因と成って居る。





ナイールン大河

 カリフア大陸の南から北東部へとアマラーラ半島・アマラーラ半島地方を横断する大河のこと。

この大河を使ってアマラーラ半島・アマラーラ半島地方に暮らす人々は、砂漠地帯が多いのにも関わらず、農耕と水運により莫大な富と食料を得ている。
 その大河の終着点は、インスーダラ大河と合流して、同半島東部のカレールーナ大海洋へと注いで居る。


インスーダラ大河


ユーラシナ大陸北東部からアマラーラ半島・アマラーラ半島地方を横断する大河のこと。

この大河を使ってアマラーラ半島・アマラーラ半島地方に暮らす人々は、砂漠地帯が多いのにも関わらず、農耕と水運により莫大な富と食料を得ている。

 その大河の終着点は、ナイールン大河と合流して、同半島東部のカレールーナ大海洋へと注いで居る。

ラマアーラ王国

アマラーラ・アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国が、日本国で開催される国際会議たる 東京サミットに参加する為に国内外向けての公式な偽名国家のこと。

 東京サミット開催期間中は、ローラーナ帝国との外交関係もある事から、表向きには日本から遥か13000キロメートルの距離の東端部海域に在る島国で、アセニア亜人連合同盟諸国に加盟するマーメリア海洋王国よりも更に東の果てに在る島国と言う事に成って居る。

 マーメリア海洋王国女王であるメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリア女王も、偶々マーメリア海洋王国の人魚族から、新たな島を発見されたとの報せを聞かなければ、知らなかったと言う口裏合わせをしてくれて居る。

ラマアーラ王国と名乗る事に成った。

クレレーナ・パオトラ・ラマアーラ王国女王

 アマラーラ・アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国の若き女王でるクレレーナ・パオトラ・アマラーラが、東京サミット開催期間へと参加する為に国内外に向けて名乗る事に成った偽名のこと。

 マーメリア海洋王国女王であるメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリア女王も、偶々マーメリア海洋王国の人魚族から、新たな島を発見されたとの報せを聞かなければ、知らなかったと言う口裏合わせをしてくれて居り、その紹介で東京サミット開催を知った為、これを機会に海外進出したいと決意と言う理由から、東京サミットが開催された日本国へと来日したと言う事に成って居る。


貨幣 単位 エイリス 1エイリス 1円

 1エイリス銅貨 1円
 5エイリス銅貨 5円
 10エイリス銅貨 10円
 50エイリス鉄硬貨 50円
 100エイリス鉄硬貨 100円
 500エイリス銀貨 500円
 1000エイリス銀貨 千円
 1万エイリス金貨 1万円
 白金貨 10万円
 王金貨 100万円




魔石について・・・・・・・・・・・


魔鉱石 紫色の輝きを放っている。魔導式動力炉の燃料または様々な魔道具の加工の為の鉱石の材料として重宝されている。基本的な鉱石で無属性である為に、加工がしやすい。

他の色の鉱石と組み合わせて使うのが一般的。

 使用するにはマナクリスタルへと加工する必要がある。

 その加工方法は、日本国内でもやって居る金属加工や宝石加工と同じ方法で加工が可能と成って居る。

 アースティア大戦末期では、魔鉱石加工業の70パーセントが日系企業が請け負って居た。

 だって加工生産業は、大得意だったからである。


赤魔鉱石 火属性の魔力を秘めている 主に火砲の燃料と工房の火力を高めるのに使われている。火薬の代わりにもなる。これが有るせいで火薬の製法が途絶えたいる国もある。

緑魔鉱石 風属性の魔力を秘めている。魔導師や魔導式機器で使うと強力な風が起せる。緑魔鉱石の魔力が尽きても発掘するカ所に戻して暫くすると、魔力が戻る性質がある。加工せず繰り返して使える魔鉱石の一つ。

 黄魔鉱石 雷属性の魔力を秘めている魔鉱石の一種で、雷属性の魔力量が多く蓄えられて居る場合は、迂闊に触れると感電死する事も有る。後に加工次第では電池の代わり成ると地球諸国でき研究が進められる。

魔水晶

 特定の魔力を流し、波長を合わせると映像通信装置と成る水晶隻のこと。使用するには魔鉱石をマナクリスタルに加工し、電池の様な形で消費するので、多額の費用が掛かると言われて居るので、一般的に使用して居るのは、国家組織や王侯貴族又は、商人金持ちくらいである。



魔素・マナ・魔力に付いて・・・・・・・・・・・・・・


 魔力の源とは、魔素と呼ばれる粒子粒が元に成って居り、それせか゜一定水準に達して固まるとマナと呼ばれる粒子となり、最後には魔力と言う塊と成る。

 魔術師・魔導士と名乗り、呼ばれる居る職業従事者達等は、特訓先天的に、魔力を感じたり、操る術を知って居たり、操ってしまう事に長けている人々の事を指して居る。

 しかしながら、アースティア世界では、ドワーフや魔導技術者達等によって生み出された魔道具や乗り物の普及により、魔法を使えなくても魔法の様な力を行使する事は出来てしまうよに成って来て居る。

 因みに魔鉱石とは魔力が土塊に集まって固まった鉱物の事を指して居て、それらは各属性精霊の影響で様々な特性を持った魔鉱石と成る仕組みに成って居る。 

 そんな中で魔力の扱いに長けて居るのは亜人族に多いと言わてれ居る。


竜種の種類を大雑把に紹介編。

 亜龍族

 様々な理由から多種多様な進化を遂げて、大抵は野生か家畜と成って居る下位種の龍の事。種類は以下の通り・・・・・
 

重騎竜 

重騎竜は種類が二種類有って、、その内一つの種類は、正面の額に角の無いのをプロトンと言い、地球で言えばプロトケラトプスに似た姿している。
 とても大人しく、比較的安く取引されていて、主に荷物の運搬や農耕の家畜として重宝されている。

もう一つは、軍用のトリケラトプスに似ているトリプトドンと言う種類。頭部に3本の角を持ち鎧の様な堅い皮膚を持っている。大砲の牽引や突進攻撃等の白兵戦に用いられる。

速竜 

ディプロドクスにている。素早く陸上を駆け回る。竜騎兵隊と呼ばれる騎馬隊と同じ兵科に用いられる。足が速いので伝令にも最適とされているが飼育費が高い。特に肉代が。ディプロドン

ヴェキエル

足の速い速竜と言う種類の一つで、走しる事呑みに特化した家畜竜種である。

 その姿格好は、地球の古代時代に生息して居たであろうヴェロキラプトルとディオノニクスの姿に似て居る。

 主にヴェキエル2頭に貨物車を牽引させる車両である竜車を引きさせたり、速竜騎兵隊を編成して戦場で戦う事に使用する。

 火竜 

大型の竜で、どちらも30メートルの身長を誇る。陸上タイプと空中タイプの2種類ある。長距離の火炎放射を吐ける。主な種類は、フレイムランドドラゴン。

恐慌竜 

ティラノサウルスにている。パワーと瞬発力がある。人間を丸呑み出来るほど凶暴である。乱戦を狙って投入される。

装甲竜 

装甲タイプと剣竜タイプがある。アンキロサウルスとステゴサウルスに似ている。荷物運搬と戦場での白兵に用いられる。

翼竜

腕の無い翼を持った竜。腕が翼に進化している。高温のブレスが2種類ある。火炎放射と火炎弾がある。飛竜とは見た目が違って40メートルから50メートル前後とやや大型、プテラノドン見たいなタイプやゲームに出て来そうな腕の無いドラゴンタイプの種類を指している。

 飼育がし辛いタイプで有るが、飛行距離が長く、パワーも有る為に、数匹で籠を用いた運搬作業や上空からの強襲突入作戦にも使用される。

 帝国のグリクス地方軍団に所属するバラン・ビルダーク少佐がカマデラノドンと言う種類に乗騎している。

 左官クラスが騎乗する竜種として飼育される翼竜と言う腕が大きな翼を持ち、強力な火炎攻撃と風のカマイタチの能力を持った強力な種類である。

 ウインドバリアと言うバリアを展開できる。そのバリアの強度は20ミリバルカンを撃ち込んでも、ウインドカッターのバリアに弾かれてしまう程であった。


飛竜 

日本やこの世界では、ゲーム等で一般にワイバーンと呼ばれている種類でこの世界でも同様に呼ばれている種類。この種類にも火炎放射能力と火炎弾がある翼竜との違いがわかり辛いと言われているが、飛竜は20メートル以下で腕がある種類を指している。とても飼育がし易く、多くの国で飼育されている竜である。

水竜 

河口から内陸の水辺で暮らす龍種で、首長竜と体の青い羽の生えた種類もいる。

海竜 

首長竜タイプで海岸から沖合いの海で暮らしている。放水攻撃や凍結魔法を使う事もある。

魚竜 

巨大な身体を持つ竜で海中を泳ぐ、その姿形は、地球世界の白亜紀に登場するモササウルスに似て居ると言われる。

その他・アースティア世界に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紅花園の誓い (こうかえんのちかい)

 アースティア大戦末期、日本が転移する9年前に暦紅葉を中心とした親友達によるローラーナ帝国への徹底抗戦を誓う儀式と友情のこと。

 互いに危機が訪れた時に、何れかが助けに参じる。自決は最後の最後。それまでは戦場での命つき果てるまで戦う。


 敵討ちは絶対に厳禁。武運拙く故国が敗戦し袂を別った時は、互いに堂々と戦う。故国が再び友好を結ぶ努力を互いに惜しまない。

 そして、帝国を何時の日にか打ち倒し、世界に平和を取り戻す。願わくば同年同月同日にこの目的の喜びをわかち合おうと誓って居る。

 その絆はオリハルコンよりも固いと言われ、三国志の桃園の誓いに似て居ると言われて居る。

ユールッハ語

 英語と良く似た言語で、ユールッハ地方が発祥地。世界の共通語としても使われて居る言語で、日本国を始めとする地球系転移地域では、異世界に飛ばされた現実では、新たな言語を翻訳するよりも、元々見知って居る言語の翻訳が出来る方が、遥かに楽だと言って居る。


 アースティア世界のことわざ語源に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この世には神の平等な加護は無いの?

 日本で言えば、この世界での神も仏も居ないのかと同意義の意味を持ったアースティア世界のことわざのこと。

神への説法

 日本で言えば、馬の耳に念仏と言うことわざと同意義の意味を持って居るアースティア世界のことわざのこと。

絵に描いたような焼き菓子

 日本で言えば、絵に描いたような餅と言う意味と同意義を持った、アースティア世界のことわざのこと。

 全ては絵空事とも言う。


武具・兵器・兵科に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


竜車

様々な陸の竜が牽引して移動させる車で、馬車みたいな乗り物。


ガルバーン大砲

この世界で主に反帝国同盟諸国と中立諸国で製造と配備か進められている大砲の事で、その射程距離は、約6.5キロと言われている。

魔導大砲 一般的な射程距離は12キロから8キロ前後と安定していないが、この世界では十分な長射程を誇っていて、魔鉱石を熱で溶かして固めた弾に、赤色魔鉱石と言う火属性を持った赤色の魔鉱石を一旦溶かして粉末にした魔鉱火薬と言う物を魔導師の手によって発火させて砲撃するタイプが殆んどの国で主流である。

 だが、それ以外にも各種魔鉱石を組み合わせた弾や魔鉱石と特殊鉱石を鋳造したり冶金加工する等をして組み立てられた魔動力炉を用いた魔導光線砲等と多数の兵器が作られているが、作れる技術とそれを扱える人材の確保と才覚など、様々な要因が有るが故に、大半の国が扱えていないのが現状であった。


この手技術関係で、特に有名なのが移動要塞戦艦デストロイヤーのデストロイヤー砲である。3基の魔導大型動力炉と15基の魔導補助動力炉によって撃ち放たれる凶悪な兵器である。

 あと有名な例を挙げるのなら、アセリア族のエクスプロン・ランサーであろう。彼女達が何故か先祖代々の秘中の製造技術で作り上げ所持している代物で、馬鹿げた魔力量を持っているアセリア族にしか扱えないと言う安心して良いんだか、不安しかないのか分からない、これまた厄介で代物だった。


魔導大砲


 魔導大砲は魔鉱石を熱で溶かして固めた弾に、赤色魔鉱石と言う火属性を持った赤色の魔鉱石を一旦は高炉で溶かして、粉末にした魔鉱火薬と言う物を魔導師の手によって発火させて砲撃するタイプが大砲として配備され、殆んどの国で主力兵器として使われて居た。

 魔導大砲の一般的な射程距離は12キロから8キロ前後と安定はして居ないが、この世界では十分な長射程を誇って居る。


 だが、それ以外にも各種魔鉱石を組み合わせた弾や魔鉱石と特殊鉱石を鋳造したり冶金加工する等をして組み立てられた魔動力炉を用いた魔導光線砲と言う兵器も有る。

 他にも魔法錬金技術を使った多数の兵器が作られて居るが、作れる技術とそれを扱える人材の確保と人材自体の才覚など、様々な要因が有るが故に、大半の国が扱えて居ないのが現状であった。

 この手の技術関係で、特に有名なのが移動要塞戦艦デストロイヤーのデストロイヤー砲である。


 3基の魔導大型動力炉と15基の魔導補助動力炉によって撃ち放たれる凶悪な兵器である。

 あと有名な例を挙げるのなら、アセリア族のエクスプロン・ランサーであろう。

 彼女達が何故か先祖代々の秘中の製造技術で作り上げ所持している代物で、馬鹿げた魔力量を持って居るアセリア族にしか扱えないと言う安心して良いんだか、不安しかないのかが分からない、これまた厄介で代物だった。


魔導弓騎士隊・魔術弓・魔法弓に付いて・・・・・・・・・・・・

魔導弓騎士隊

 魔導力を付加させた魔導弓や無詠唱形式の魔法弓を討ち放つ、アースティア世界独特の兵科のこと。

 弓矢を放つのは同じだが、魔法か魔導弓の何方かを扱えるのかが入隊の条件とされて類が、一般弓兵・弓使い(アーチャー)と違って集中力が居る武具であり、魔術武具兵科とされて居る。

魔導弓

 魔導力を錬金魔法術で付加させた魔導弓のことで、飛距離は人によってだが、スイパーライフル並の威力を誇って居るが、平均値は自動小銃程度の入口と飛距離とされて居る。

魔術弓

 無詠唱形式の魔法弓を討ち放つ弓兵の事で、魔術を付加させた弓矢を使うか、魔法で弓矢を発現させて、様々な魔属性の魔矢を討ち放つ。


魔導船

 木造及び金属製の魔導動力で稼働する船の事をさて居て、主に陸海空と内陸部の水上で運用されて居る物を指して居る。

 主に軍事・経済・交通などに使用され、アースティア世界の80パーセント程度が、木造及び金属製の魔導動力で稼働する船を使用して、大陸間と大陸内部間を移動して居る。

 官民一体と成って使用して居る事から、民間商会艦隊と政府軍艦隊が共同で戦い事も多く、地方貴族商会や民間商会も含める、世界中で多くの船が運用されて居る。

そのルーツは、転移災害による異世界転移して来た異世界国家が保有する様々な技術力が元に成って居る。


 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をして居るフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会であるフローレイティア輸送商船商会もその一つである。

その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わって居た。

 今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われて居る。

アースティア大戦期新兵器群に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 アースティア大戦末期に地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国との技術協力により新規開発された兵器群の事で、当時は単なる新兵器と呼んで居たが、後の歴史家たちによってアースティア大戦期新兵器群と呼称されて居る。




ドラグライダー

 竜人族専用の科学式大型戦闘飛行機のことで、身体能力が高い竜人族の継戦能力を高める為に日本国のモトダ技研工業・カワカミ重工・常陸那珂製作所・スバル星重工等が協賛して、作り上げた戦闘機のこと。

 主に竜人族が巨大なドラゴンへと変身後に乗り込む戦闘機として設計され、この機体に乗って戦地へと向かう竜人族は、飛行距離と継戦能力が向上、戦闘持続時間が2時間から5時間へとアップして居る。

 この兵器を導入した国々は、色竜人族諸国で、地球海洋諸国連合同盟の工業地帯を有する諸国から部品を輸入しつつ、 現地組立方式でドラグリア白龍大帝国が最大輸入と生産国と成った。
 アースティア大戦末期には数千万機が戦地へと送られ、色竜人族諸国の魔導空挺空母の艦載機の75パーセントと言う大半の船がこの兵器を乗せる事と成った。


ウイッチストライカーバックパックユニット



 アースティア大戦末期に地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国との技術協力により新規開発された兵器の一つで、主に杖や呪文に頼って魔力の保有量による戦闘時間の優劣だけが、魔導師らの戦い方と勝敗を分けて居た。

 しかしながら、アースティア大戦に措いていち早くこの問題点を改善し、戦争を終わらせたいと考えて居たリナ・ミーサガ・リンバースは、日本国の交援省からの魔導学問・技術担当特命嘱託職員として、異世界国家交流総合支援省・文部科学省・経済産業省・防衛省・防衛装備庁らと供に新兵器装備の開発を主導する事によって開発された陸海空バトル・ユニット・アイテムのこと。

 フライヤーストライカー・ランダーストライカー・マリンストライカーと言う3つから成り立って居る。

フライヤーストライカー

 主に空中戦を主とする背中に背負った小型ジェット噴射式ユニットの事で、ヘッドヘルメットパーツとウイングパーツとブーツバーツで空中ホバリングや空中戦を可能として居る。

 サブウェポンとして、ウイングユニットに小型ミサイルランチャーと銃機関砲を装備し、装着者が魔力の付与強化による銃弾強化された弾丸を放つ魔導小銃などの魔導科学武器を装備して居る。

 他にも戦局に応じて、魔導空襲爆弾・小型ミサイルポット・ロングレンジミサイルなどの専用装備も充実して居る魔導空中戦歩兵科の主力装備と成って居る。

 空中航行の速力は、時速100キロと成って居るが、陸海空ユニットの開発に措いて、制空権確保と奇襲攻撃作戦が必要と成って居る事から、空中戦は必須項目と成って居るが故に、リナが監修した魔導出力安全装置による防護バリア発生させながらの飛行が可能と成って居るお陰で、飛行対G対策は万全と成って居る。



ランダーストライカー

 主に陸戦特化した陸戦ユニットを背中に背負った装備の事で、履帯歩行ユニット式か二足歩行ユニット式にするのかを選べるように成って居る。

 陸上走行は時速45キロから50キロの速力で走り、西方バルバッサ帝国同盟軍の兵器や将兵達を相手にならば、相手にならないほどの強さと速力を誇るが、その出力と反動力故に、長期間の訓練を必要として居る。 


 陸海空ユニットの開発に措いて、制空権確保と奇襲攻撃作戦が必要と成って居る事から、空中戦は必須項目と成って居るが故に、リナが監修した魔導出力安全装置による防護バリア発生させながらの飛行が可能と成って居るお陰で、飛行対G対策は万全と成って居るが、陸戦タイプの方は、開発都合により簡略タイプの安全装置の配備が優先された為に、訓練による克服を優先させられてしまった。

 その体制が変わったのは、大戦末期に成ってからの導入と成った。

 武装には、魔導強化式両腕連装ガトリング砲・120mmキャノン砲また魔導出力型ビーム砲・30連装ミサイルポッド・20連装小型ホーミングミサイルポッド・魔導出力型アミ―ナイフ。


マリンストライカー

 主に河川・海域での活動を主眼とした水上ユニットを背中に背負った装備の事で、ホバークラフト走行装置と後部砲戦ユニットを含めた各種装備のことを指して居る。

陸海空ユニットの開発に措いて、制空権確保と奇襲攻撃作戦が必要と成って居る事から、空中戦は必須項目と成って居るが故に、リナが監修した魔導出力安全装置による防護バリア発生させながらの飛行が可能と成って居るお陰で、飛行対G対策は万全と成って居るが、陸戦タイプの方は、開発都合により簡略タイプの安全装置の配備が優先された為に、訓練による克服を優先させられてしまった事が有った。


 対して、マリンストライカーの方はと言うと、水上走行バランサーユニット・主砲射撃管制装置・総合レーダー装置の開発が優先されている。


 その理由として、どこぞの美少女艦隊コレクションゲームの如きユニット開発を本気でしていたためか、スケートの様に水上を滑るように走って行く兵器開発が求められて居たからである。


 水上ユニットでの装備品には、スクリューバックパック・小型魚雷ポット。水中銃・特殊型ジャベリン・長距離誘導魚雷・有線式アンカーパンチ・偵察用小型ドローンユニット。

 中には旧軍飛行機と似たようなドローンを造って、空母機動部隊を編成したものまで有ったから、その精巧な作りには、日本国民達からは呆れられたほどの出来栄えだったと言う。


海上魔導戦艦・水上魔導戦艦・魔導空挺戦艦・陸上魔導戦艦及び、その装備に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

空挺魔導戦艦

 所謂空中戦艦や宇宙戦艦の様な姿形をした魔導力式戦闘艦艇の事で、駆逐艦・軽巡洋艦・巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・空母・揚陸艦・補給艦・輸送艦と言った具合に、その種別に付いては、多岐にわたる。

陸上魔導戦艦

 SFロボットアニメやSF系アニメに登場する様な姿形をした陸上をホバー走行式航行をする魔導力式戦闘艦艇の事で、駆逐艦・軽巡洋艦・巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・空母・揚陸艦・補給艦・輸送艦と言った具合に、その種別に付いては、多岐にわたる。

海上魔導戦艦

 SFロボットアニメやSF系アニメに登場する様な姿形をした水上をスクリュー式で航行する魔導力式戦闘艦艇の事で、駆逐艦・軽巡洋艦・巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・空母・揚陸艦・補給艦・輸送艦と言った具合に、その種別に付いては、多岐に渡る。

 主に河川や湖水地域専用艦艇とは違って、塩水対策や潮風対策が施されて居おり、様々な水域への航行が可能と成って居る。

水上魔導戦艦

 水上魔導戦艦とは、主に河川や湖水地域で使用される艦艇の事で、その違いは塩水対策や潮風対策が施されて居ない事が挙げられる。

 しかしながら様々な理由から水上専用艦を海上へと持ち出す場合もある事を付け加えて置く。

 海上魔導戦艦と同じく、駆逐艦・軽巡洋艦・巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・空母・揚陸艦・補給艦・輸送艦と言った具合に、その種別に付いては、多岐に渡る。



魔導紋章機銃

 魔導紋章機銃とは、六芒星式のサークル紋章が、機関砲の様な発射台装置台の先端に浮かび上がり、機関砲や機関銃の如く、魔導矢じりが撃ち捲る装置の事。


魔導冷蔵庫

魔導冷蔵庫とは、空間魔法ち冷気魔法を組み合わせた魔導技術による移送方法で、魔導冷蔵庫の中に新鮮な食料を収納すれば、保存期間を有る程度の延ばす事が可能と成って居る。

 少なくとも三ヶ月以上は食べられる状態が保てるので、長い航海を想定している大手の商会を中心に普及して居るが、生産地や生産が出来る国家が限られて居る事。

 とても高価な品物であるが故に、地球で普及して居る様な電気冷蔵庫の様な保有率は低い物であった。
シベリナ地方王国連合同盟編

コヨミ皇国編

コヨミ皇国

 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近いかも知れない。国皇を頂点に地方の諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて治めさせている。

 それ以外の領地は天領として国皇の直轄地としていた。

 コヨミ皇国は、この世界最大の大陸であるユーラシナ大陸の中でも、最も東に位置する半島であるコヨミ半島を本領とする皇国で、国皇の意味は、天皇や皇帝に近い意味を持って居り、その地位に付いては、日本の天皇と同じ意味を持って居た。

 古から代々女子に受け継がれる特異な力を姫が生まれ、この国の後を継ぐものは、姫の婿になるか、姫を巫女として近くに置き、血筋を絶やさないように勤めなければらかった。中には女帝として立った皇族もいた。

コヨミ皇国・国皇(国家元首・地位)


 国皇の意味は、天皇や皇帝に近い意味を持って居り、その地位に付いては、日本の天皇と同じ意味を持って居た。

 古から代々女子に受け継がれる特異な力を姫が生まれ、この国の後を継ぐものは、姫の婿になるか、姫を巫女として近くに置き、血筋を絶やさないように勤めなければらかった。中には女帝として立った皇族も居たと言う。

 国皇を呼ぶ時は、陛下を付けて呼ぶか、主上と呼ぶのが習わしで、殆んどの場合は主上、主上様や主上陛下と呼んで居る臣下が多く居る。

 陛下呼びの場合は、国外からやって来た外国の要人や民間人が敬称として呼ぶか、臣下と臣民たちら外国人に対して分かり易く言い聞かせる為の敬称と成って居るのが、コヨミ皇国での慣例と成って居る。


コヨミ皇国軍

 コヨミ皇国王政府が保有する政府直轄軍の事で、王政府直属家臣団軍も含めて10万人が常備軍で、5万人が予備役とされて居る。

 藩自治領軍に命令権を有するが、国家緊急事態にでも為らない限りは、命令権が行使される事が無く、普段は藩自治領軍の命令権は藩主家が持って居る事に成って居る。


星読みの巫女・星読み・星読みのお告げ

 コヨミ女皇族の直系には代々超能力的な力が備わって居て、一般の国民には星読みのお告げと呼ばれて居る。

 皇族や力の知る臣下や皇族に近しい者達には先読み力と呼んで居た。

 その力とは、予知と読心能力である。

 力の度合は天性の才で個々人よって違うが、直系だけは別格に強いとされて居る。

 特に時々に黒い瞳が赤く染まる時、その力が強力に発揮される。

 しかし、覚醒状態の力の扱いが未熟だと、意識が保てずに要る為、意識が飛んで居る。
 この力の厄介な所が、もう一つ有るのだ。

 それは皇女の家系は代々見合いや諸侯貴族から選ばれるのではなく、皇女の力に由って選ばれた男子を婿に迎えていると言う事実である。

 これは先読みの力を悪用されない為に、一族の血脈が本能的に無害無欲の男子を見つけさせて居るのである。

 だだ、皇女に見初められた男子は身分の例外なく結婚を無理やりさせられてしまうのであった。(独身や素行など、その他の問題も考慮された予知で選ばれるので変な者をが選ばれる事は無い。)

 皇女に見初められ、相手となる男が1人きりの所を狙って訪れた皇女は、子孫を残す為に男の寝込みを襲うと言われて居る。

 この時の皇女自身は力の性で覚醒率100%の状態となって居るので、正気を失っており、相手の男はその赤い目の眼力の性も有ってか、抵抗すらできずに、そのまま皇女の魅惑に酔いしれたまま抱かれてしまうのである。

ぶっちゃけ言えば、出来ちゃった婚が多いのである。

北斗・一刀流

皇国の国技剣術の一派で、紅葉の母である葛葉が剣聖と呼ばれていて、その才能を受け継いでいる紅葉は16歳の時には免許皆伝の腕前であった。

コヨミ半島

 アースティア世界最大の大陸であるユーラシナ大陸の中でも、最も東に位置する半島の事を指して居る。

 暦志士

 日本の幕末志士に似た様な主張で、国政改革活動や反政府活動をしている二派の人達の事を主に総称として指している。改革開戦派と講和皇道派と二派に分かれており、改革志士と皇道志士と名乗って活動をしている。
 改革開戦派は、帝国と敵対しつつも、日本や異世界国家を模範として国政改革をすすめて、帝国の戦争に打ち勝つ事を主張し、講和皇道派側は、皇室を次代の皇太子に譲り、反帝国同盟とは距離を置いて帝国と講和を目指しながら、日本等の怪しい異界国家に頼らず従来通りに自分達だけで国を治めて行こうと言う物だった。

皇都・星都市

コヨミ皇国の首都で、コヨミ半島の中央東よりに位置している都市。平安京みたいな町並みをしている。周囲は広い平野と成っていて、四方に街道が伸びている。


星都城

 コヨミ皇族の宮廷にして政治の中心地。対帝国戦を睨んで北向きに防御が固められている。

統合防人省(とうごうさきもりしょう)

コヨミ皇国の防衛省に当たる省庁の事で、国軍と藩軍を統括管理をして居る。


コヨミ皇国・大名諸侯・地方州国・州国自治藩主政府制度


 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近く、国家元首であるコヨミ国皇を頂点にして、各地方には大名諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて、国内各地を治めさせて居る。

 これはコヨミ皇国の建国時に措ける国内統一平定に貢献した事に由来する大名制度が原点と成って居る。

 それ以外の領地は、コヨミ皇国の国皇の天領として、国家と国皇家の直轄地とされて居る。


藩主


 コヨミ皇国の国体制は、昔の日本の江戸幕府や室町幕府の体制に近く、国家元首であるコヨミ国皇を頂点にして、各地方には大名諸侯が治める藩が置かれ、最低1カ国の地方州国を中央政権が諸侯に任じて、国内各地を治めさせて居る人物の敬称のこと。

 呼び方は様付けが主であるが、閣下と呼ぶ事もあるので、日本を始めとするマスコミ報道機関の各社では、一応は地方貴族の様な身分である事から、藩主たちの事を敬意を表す意味も込めて、閣下と呼ぶ事にして居る。






 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・皇都・星都市本部基地 
 通称名は皇都・星都市統合本部基地。


 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環として提供した皇都・星都市北側に建てられた日本国大使館と併設する日本国のアースティア世界とユーラシナ大陸に措ける活動拠点の橋頭堡基地で、万代統合基地とは連携して活動をして居る自衛隊拠点のこと。

 未来世界ではコヨミ皇国へと返還されて皇都・星都市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。


 それに伴い併設をされて居た日本国大使館は、アースティア大戦が終結した後に、コヨミ皇国へと返還される為の区画整理改築工事と引き継ぎ作業を済ませると星都市へと移転して居る。


在コヨミ皇国・日本国大使館

 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・皇都・星都市本部基地と併設して建設が為された日本国の在コヨミ皇国大使館のこと。 

未来世界ではコヨミ皇国へと返還されて皇都・星都市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。


 それに伴い併設をされて居た日本国大使館は、アースティア大戦が終結した後に、コヨミ皇国へと返還される為の区画整理改築工事と引き継ぎ作業を済ませると星都市街の中心地区へと移転して居る。

しかしながら基地内に大使館を設置すると言う手法を用いたのは、万が一の事態に備えての事だが、その先例は在韓米軍基地の大使館設置事例を手本とした。





万代国藩 

伊達愛海が治めている藩で石高が62万石であるが、本当の石高は、実質石高が120万石と噂されている。

 日本国を進んで招きいれた関係で、コヨミ皇国一の工業地帯として成長して行く。

 特に愛海が経営している伊達商会は、伊達総合商業株式会社となり、皇国経済を牽引してボロ儲けをして行く事と成る。


伊達商会

 伊達愛海が経営している商会組織で、後に伊達総合商業株式会社となり、皇国経済を牽引してボロ儲けをして行く事と成る。

万代青葉山城

万代藩の居城。天然の万代青葉山を使った山城で、二つの川を天然堀としている城郭。


 万代市の北西に位置し、コヨミ伊達家居城にして後世の歴史書にコヨミ皇国100名城の一つと謳われた万代青葉山城である。

 通称は万代城と言う。

 見た目は良くある典型的な山城と成るが、正確には山を削り木を切り開いて造られた城である。

 北から流れる上北川と北西から万代川が城をカーブするように流れているこの川と街中の水路を作って堀として居た。


 この城を日本の歴史家が見たら、宮城県仙台市の仙台城に良く似て居ると言うだろう。

上北川

 コヨミ半島北部のユーラシナ大陸東側地方・大華山脈から万代地方の万代湾へと流れる川で、万代城の外堀にも使われて居る。

万代川
  コヨミ皇国の首都で在る星都市の北側に在る北斗山脈地帯から流れ出て、コヨミ半島の中央東地方へと至り、北西から万代川を万代城をカーブするように流れて居るこの川と街中の水路を作って堀として使って居る。

 河口は更に蛇行を繰り返して十沙国藩の在る十沙湾へと流れ出て居る。


万代市
 万代国藩の藩都。日本国を進んで招きいれた関係で、コヨミ皇国一の貿易工業地帯として成長していく。日本自衛隊の統合基地の主要な支部が置かれているが、基地は戦後一部を変換して外国人居留地の護衛するだけに留まる皇国との共用基地となる。


万代港

 万代国藩の藩都たる万代市にある巨大な港湾の事を指して居る。

 地球でもアースティア世界でも珍しい貿易軍事共用港と成って居るコヨミ皇国東側の玄関口で、日本国との国交開設準備に向けて、日本国や地球系国家の船舶往来性と利便性向上の為に大規模な大改修が行われる。

 これにより伊達家と万代藩は巨万の富を得られる結果と成り、未来世界に至るまで世界の富を集め続けて居る。

 これを手動する手助けをした伊達愛海は、万代市と万代地方を国際貿易都市へと発展させた偉人として尊敬され続ける事に成ったと言う。




 防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・万代支部基地

通称名は万代統合基地

 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環として提供した万代港には、陸自駐屯地と海自基地、空自基地設置される事と成った。

 滑走路が4本・港には300隻は停泊できるだけの広さを誇り、新規に開発された他の万代港の停泊場所を加えると1500隻を余裕で止められるだけの設備が整えられて居る。


 万代市の自衛隊基地の場所は、万代港の南に空き地が広がっており、其処を中心にして、陸海空自衛隊の施設が建てられている。

 基地の周囲には、金網のフェンスとコンクリートの壁で囲まれている。


 それは郊外の空港を管理する空自の施設まで広がっていた。今はそれぞれの建物がバラバラに建って居るが、何れは屋根付の廊下で繋がる予定でいる。

 此処の基地は、主に日本本国との連絡と補給基地に使用される。此処から皇都の基地に向けて様々な物資が送り届けられて行く。

 未来世界では万代市国際空港と成って居り、日本国やアースティア世界各国から様々な物資や人々の往来が活発な国際空港と成って居る。



防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊


 コヨミ皇国が対ローラーナ帝国との本格的な対抗手段として日本国に安全保障条約締結の一環としてコヨミ皇国へと派遣された自衛隊の派遣隊のこと。

 名目上は新世界の調査を名目とし、最初は日本異世界外交大陸調査派遣団の護衛同行部隊だった。

 しかしながら、その後は万が一の場合たる有事が起これば、陸海空自衛隊による外地での迎撃任務を主目的として居る実働部隊と成って居る。

 マスコミ各社からは、地球世界に措ける日本での在日米軍の呼び名に倣って、日本国政府が公式に認めて居ない呼び名を勝手に付け始めた為に、在暦自衛隊とも在暦自衛派遣隊とも呼ばれる様に成った。



コヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍

 コヨミ皇国万代藩方面の守りを担って居るコヨミ皇国直轄軍の一つで、水軍と名の付くが実質的には海軍と見て構わない。

 主に大型安宅帆船艦を30隻を保有し、同地方の万代藩自治領軍の陸水軍と協力してコヨミ皇国東側領を守って居る。


万代藩自治領軍

 万代藩自治領陸軍と万代藩自治領水軍の二組織から成り立って居る万代藩及び伊達家の私費と税金から供出された資金で組織された私設軍のこと。

 上位組織は勿論、コヨミ皇国軍とコヨミ皇国政府の命令の方が絶対だが、それが無ければ自由行動が許されて居る。




芦名国藩

 コヨミ皇国の北側にある領地で、藩主は足柄一葉。 

南西国藩

 嶋津義隆が治める皇国半島南部の藩。後にコヨミ皇国の近代化改革に貢献して行く藩で、多くの人材が輩出されれ、逸早く日本からの援助で一大都市へと変貌する。藩都は加古島市 

南西山城 

南西国藩の居城で城から眺めた海の景色は最高であると言われている。名前の通りに南西山に城を築城された場所に築城された堅牢な平山城である。

加古島市 

南西国藩の藩都で、日本から最も近い異世界の都市。後に大きな工業と商業を兼ね備えた湾港都市へと発展するが、コヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、新しい制度に馴染めない武士や諸侯、庶民達の大反乱の一つである反新戦争が勃発する。

 その中で最終戦争とも言うべき南西戦争の最後の舞台として、歴史に名を遺す事と成る。

コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国コヨミ皇国臨時領事館

 日本国政府は、外務を統括する外務省から外交官を中心とした官僚や職員達をコヨミ皇国との国交開設に向けて、自国と彼の国との連絡調整の為に、5名ほどの人員を加古島市へと派遣する事に成った

 これによりコヨミ皇国の皇国政府は、国交開設前に万代藩・万代市と南西国藩・加古島市に臨時領事館を設け、日本国の外交官や各省庁の官僚らがコヨミ皇国内で活動がし易いように取り計らって居る。

コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館

 日本国政府は、本格的にコヨミ皇国と国交開設に本腰を入れた為、在コヨミ皇国・南西国藩・日本国コヨミ皇国臨時領事館であった施設の名称機能を変更し、コヨミ皇国・南西国藩・在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館として正式に業務を移行する事に成った施設のこと。

 それに伴い、在コヨミ皇国・南西国藩・日本国領事館の主要機能は、今は皇都・星都市内の在コヨミ皇国・日本国大使館へと移って居る為、今は南西国藩とその周辺地域に関する外交業務を担うことを業務とする事に成った。




 桜花島 

 加古島市の南に浮かぶ火山島で、日本で言えば桜島の様な所である。

 場所は、加古島湾から南に6キロ沖合いにある火山島で、加古島市から良く見える位置に在って、島には温泉が多数沸いている観光地でもある。




加古島湾

 加古島市から南に広がって居る沖合を挟んで居る大住半島と加古島半島に挟まれた加古島湾近くに在った、桜花島の近く湾のこと。 

加古島湾から南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

 加古島半島

 コヨミ半島南部に生え伸びている半島の事で、西側の半島の事を指して居る。

 その中間点には、加古島湾が在って、その南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

大住半島

コヨミ半島南部に生え伸びている半島の事で、東側の半島の事を指して居る。

 その中間点には、加古島湾が在って、その南に6キロ沖合いにある火山島たる桜花島が良く見えて居る。

萩野国藩
コヨミ皇国のコヨミ半島の南西部から西側中央に掛けての領土を治める藩で、中立派の筆頭とされて居る。経済や軍備も彼の長州藩を思い起こさせるほど、同等に優れている。分家に橘川家と大早川家と猪戸家と言う家老職を担う家が有る。

 コヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、数多くの人材を輩出する藩と成り、同時にアースティア大戦で多くの志士と呼ばれる若者たちが戦死してしまう事に成るのだ。

十沙国藩

 十沙国藩主・山之内香堂(やまのうちこうどう)が治める地域で、藩政の方針は中道的と言われている。

 改革開戦派と講和皇道派と呼ばれる二派が争い、競い合っているが、後に日本との協調路線を主張している改革開戦派が勝ち上がり、数多くの志士達が世に出て行くのである。




賀谷野国藩

 コヨミ皇国の北東部でありラクロアナ王国の飛び地でシャン・ライア州の南端に接する国境の藩。藩主派閥は中立藩。


賀谷野市

 賀谷野国藩の主都で、ユーラシナ大陸西側諸国との貿易路との中継寄港地としても栄えて居る都市の一つ。

 此処から万代市やミンフィル王国東南諸国同盟、それに加えてアセニア亜人連合同盟へと貿易商船が行きかう事と成る。

 アースティア大戦末期頃からは、地球世界から転移諸国の一つである日本国とも直接貿易を行う事で、特需景気に沸いて居たと言う。



賀谷野港

 賀谷野国藩が所有するコヨミ皇国の主要港で、ユーラシナ大陸西側諸国との貿易路との中継寄港地としても栄えて居る都市の一つ。

 此処から万代市やミンフィル王国東南諸国同盟、それに加えてアセニア亜人連合同盟へと貿易商船が行きかう事と成る。

 アースティア大戦末期頃からは、地球世界から転移諸国の一つである日本国とも直接貿易を行う事で、特需景気に沸いて居たと言う。


矢那川国藩
 コヨミ皇国のコヨミ半島西側中央から北へ20キロと所の領地を治めている萩野国藩の北側のに位置する小国藩である

豊満国藩

藩主は小橋勝勲で小国藩。

飛膳国藩
皇国の北西部に位置し、コヨミ皇国の大陸内部側に領地を持つ藩。

比護国藩

飛膳国藩の東側に位置する藩。

相州国藩
コヨミ半島の境に相州城と言う総構え形式の大要塞を持っている。帝国との交易で儲けている。

北越国藩
 皇国西側の大陸内部に広大な領地を持つ藩。巨大な山城である夏賀峰山城と精強な北越武士団と騎兵隊保持している。

岩山河内藩
 巨坂城と言う日本の大阪城並に優れた平城要塞を持っていて、帝国との貿易で莫大な富を得ているらしい。
 
コヨミ中央街道

万代市から皇都・星都市を通ってコヨミ半島西側へと横一線に通じている中央街道。この中央街道は、東西南北の方角の名前が付けられ、総じてコヨミ中央街道と呼んでいる。

大華小皇国

 コヨミ皇国の北西部に大華山脈と言う山脈に囲まれた地域を治めている小国にしてコヨミ皇国から分家の独立国である。

 現在は紅葉の母である暦葛葉皇后の妹である瑞葉が嫁いで居る属国家である。

コヨミ皇国・対日本国外務連絡事務所

 コヨミ皇国・対日本国外務連絡事務所とは、福岡市内に在る異世界国家交流総合支援省内の敷地の中に在る施設の事で、元マンション4棟、更に隣に4棟。周囲の無人住宅地とビルを含む建物群内に在るコヨミ皇国に割り当てられた施設の事を指して居る。


 コヨミ皇国が日本国と国交樹立に向けて開設した外交連絡事務所で、日本国政府からは大使館と同等の扱いに指定されて居る。
 
 初代所長は、南西国藩士である南郷幸之助。
 初代副所長は、南西国藩士である小久保仁蔵。

在日本国コヨミ皇国大使館

 コヨミ皇国は、日本に先乗りして居た反帝国同盟諸国と中立諸国を含めた外交官達が参加した抽選会で、旧駐日本国大韓民国大使館を貰った。

 本国政府と連絡が絶たれ、金銭的な待遇も無くなった地球系諸国は、徐々にその活動範囲を狭めて行き、最終的には、このアースティア世界に来てしまった自国民達の暮らしをサポートする事や自国文化を伝える団体へと、その組織の地位が降下して行く事に成って居る。


  それに倣い、旧駐日本国大韓民国大使館も5月末日で閉鎖と成った。

日暦外交会談

 日暦外交会談とは?

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・5月27日・午前10時00分頃、コヨミ皇国の首都である皇都・星都市の中心地に在るコヨミ皇族の居城にして、コヨミ皇国の政治・外交・内政・軍事一切の中心地でもある星都城。

 その居城に在る国皇と家臣・外交使節などたちが謁見する際に使われて居る謁見の間で執り行われたコヨミ皇国と日本国との間に措ける初の外交会談のこと。

 当時のコヨミ皇国の国皇であった、力仁国皇は、日本使節団の団長の諏訪部純二・外務大臣と副団長を務めて居る高見竜史・交援省大臣らと外交会談をした。

 日本国使節団とコヨミ皇国政府は、今後の事を踏まえると、日本国と地球系諸国に付いて詳しく知り、その上で互いの勢力圏同士の国交開設を取り交わすのが妥当であるとの結論に至った。

 その過程で、反帝国同盟諸国や中立国家諸国らも、、日本国と地球系諸国との経済・軍事・文化での深い交流を図りたいとの要望が殺到してしまい、その結果として、アースティア世界諸国との外交交渉と対策を先頭をきって取り仕切って居る日本国政府は、この際だから大国際会議を開いて、国交開設交渉を一遍に執り行ってしまおうと諸外国に提案。

 これがアースティア国際大会議・IN・東京サミットを開催こと、東京サミットの開催を決定する切っ掛けにも成って居る。




第一次龍雲海沖海戦

 ローラーナ帝国海軍東洋方面艦隊の第120艦隊は、約8割近い損害を受けて、指揮官アディーレ・グレッサ辺境侯爵(少将)を残して撤退した。

 交戦した4000人の帝国軍の内、撤退したのが440名、戦死者60名、軽傷者400名で、約3000人近い将兵が、日本国・自衛隊の手に由って捕虜に成って居り、敗北した帝国将兵である本人達でも信じられない戦果である。


第二次龍雲海沖海戦

 ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊こと、ローラーナ帝国・第一外征艦隊の第二次龍雲海沖海戦の投入艦艇と動員総兵力・12万人・2330隻。

 生き残ったのが、7万人前後で、その約半数が海賊艦隊所属の海賊である。

 戦線に投入された海賊軍3万人の兵力の内、生き残った1500人が捕らえられ、海保・海自による戦いで、1500人を討ち取られており、生き残った者達は、罪状次第では処刑される可能性を秘めて居るとの報告がある。

 今はコヨミ皇国で、関係各国の裁判官と検察官らによる取り調べの真っ最中と成って居るの事である。

 因みに日本国内の法律で、海賊行為をした場合は・・・・無期懲役と言う判決が下されるのが打倒であると、マスコミ各所からの声が高いと言われて居るが、第二次龍雲海沖海戦に参加したアースティア世界海賊艦隊の海賊の場合。

 殺人行為と奴隷売買に強盗致傷等々と、とてもでは無いが情状酌量の余地が見当たらないと、民間法律専門家(有識者弁護士団)と交支省・法務課、法務省官僚に加えて検察官らも交えた有識者海賊問題刑事法務会議での結果は、中級幹部以上の死刑。

 それ以下の海賊団構成員であっても、有識者海賊問題刑事法務会議に措いて、事によっては死刑判決は免れないとされたのだから、会議の傍聴をして居た人権団体らも、最初は声高に死刑は良くないと言って居たが、裁判に掛けられる海賊団達らの死刑を求刑する罪状を聞かされて卒倒してしまったと言う。

 ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊本体軍の方は4万人が撤退し、残り5万人の正規兵は4万人が戦死し、一万人が漂流者として、二ホン国海上自衛隊の護衛艦隊と同盟国であるアメリカ合衆国海軍艦隊に救助される形で捕虜と成った。






打虎破ヶ原平原の戦い

 東京サミット開催期間中に打虎破ヶ原平原の戦いにて、ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍が、コヨミ皇国の内陸西部の打虎破ヶ原平原へと侵攻する報せが東京サミット開催地である横浜国際会議場へ齎される。

 ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍と反帝国同盟諸国と地球系諸国が東京サミットの最中に軍事衝突した戦い。


 ローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍総司令官ゾイザル・セイダル・ローラーナは、異世界国家日本国とその同盟友好国とシベリナ連合各国が、日本国内で一大国際会議を開いて何やら話し合って居るとの情報を聞き着付け、それは自分達に帝国に対して、大規模な反攻作戦を計画していると判断。

 それを阻止せんとして、反攻作戦の軍事力の根拠地と見られるコヨミ皇国やラクロアナ王国へと侵攻すると決断する。

 これに対して、日本国を中心とした地球系諸国と反帝国同盟諸国は、日本国が万が一に備えて計画して居た迎撃作戦、打虎破ヶ原平原地域に在る玉嵜川を主戦場とする計画D1号迎撃戦計画たるダコバ作戦を決行する。

 その結果はローラーナ帝国軍の第三方面軍・帝国東方制圧軍の惨敗に終わる。この事が切っ掛けで、ローラーナ帝国は、アースティア世界に措ける総兵力の7割5分を失う。

 それに対して、日本国を中心とした地球系諸国と反帝国同盟諸国は、ローラーナ帝国との対峙と当面の間の反攻計画を立てる為の猶予期間を得られた。


ラクロアナ王国編

ラクロアナ王国

 元々はユールッハ地方の端っこに在った国家の一つが300年前に逃げ伸びで建国したのが始まり。

世界最大の大陸ユーラシナ大陸東部であり、シベリナ地方の東部でもある。人口が凡そ400万人、国土面積は大よそ700km²で、気候が日本の関東・東北に近い。

 比較的過ごし安い土地柄で、南部が稲作、北部が小麦と大麦の生産地、野菜類を含めた畑作も大体のもが取れる。

東が海に面しているので、魚貝の加工品が名産でもあり、エールと言う酒も生産されている。

 魚は鮭やイカ、ホタテの干したものが大半を占めて居り、北部で牡蛎、南部で鮑が良く取れて居ると言う 典型的な食料生産が得意な国家である。

 しかしながら、国家を支える金銀銅の鉱山と鉄の鉱山も多数を抱えて居り、ファンタジー世界の国家としてはあまりにも普通の国家なのでパッとしないと国家と言えるでしょう。
 
 首都であるアデニューム市は国土の中央に在って、北西にドラグリア山脈が広がっている。

 その山脈から大河であるドナルク川が流れ、幾つもの湖を経てロアナ湖を通って下流へと注いで居り、そのロアナ湖の湖畔近くにアデニューム市は在る。

 国土の南部にはパイプ・ライン大河を挟んで二つの貿易拠点の都市が二つ在って、北部にグラッグ州のゼングリラ市と南部のシャン・ライア州領のロウデニィオン市である。

 シャン・ライア州はラクロアナ王国の飛び地にして、無主の土地で無開拓だった土地を対帝国の防波堤として100年掛けて開拓した地方である。

 政体は国家元首を筆頭に宰相府を筆頭に次に元老院、その下に官僚機構を敷いて居り、爵位は勲功受賞制度を採用して居て、権力的な意味合いは無い。

 中央集権制で中央から州知事が派遣されて来るが、普通選挙制度や民主主義と言う考え方が無いので、国家試験をパスして5年から10年ほどの実務経験と政治経験が無いと、特定の上位初句元老院の議員に就けないのである。

 軍は陸軍と最近になって沿岸と河川の防備に当たっていた水軍を海軍と警備隊に分けて整備されたばかりである。

 海軍と言っても、出来たばかりなので、ちゃんとした物ではなく、それに共同作戦と言う考え方は有っても、統合運用の概念はまだ無い。

 これは何処の国でも、その発想に至っていない為なのと、長距離通信技術が未熟な故である。

主要都市 
 王都・アデニューム市 アデニューム州 ロアナ湖と言う湖畔の有る王都で、湖畔近くにカリマンシェロ城が建っている。ロアナ湖が大変綺麗で、川魚が沢山とれる。特にしじみとサケが良く取れる。
         
 ニュウヤーク市 ニュウヤーク州 北西から流れるドナルク川のある都市にして。水運と漁港の町。首都の往来と南北の町を水運と街道が貫く。倉庫と水産加工の工場がある。 
         
 ゼングリラ市  グラッグ州 パイプ・ライン大河北部の貿易港。西へと向う為ハブ港。街道も西に延びていてたくさんの倉庫街が立ち並ぶ港町。ここで多くの荷物は馬車と船に分かれて行く。
         
ロウデニィオン市 シャン・ライア州 ゼングリラ市の南部に有ってパイプ・ライン大河から南側への貿易港。開拓と貿易の町。コヨミ皇国と南部諸国、亜人国家との重要な拠点。帝国に対しての防壁の役目を担っている。

 アデイリード市 トリドン州 ドナルク川の上流にある都市で、鉱山の町、北西のドラグリア山脈周辺の山々から鉱物資源を掘っている。

 サイグロブス市 シュナィーダー州 冬になると豪雪地帯となる。港はある物の、冬には凍結してしまいう。北部の辺鄙な都市である為に、これと言った産業が無く、毛皮と石炭しか無いと言われていた。後に日本が天然ガス・石油・アルミ・レアメタルの産地とし開発が進むと日本と変わらない町へと変貌していく。


ダバード・ロード王国編


ダバード・ロード王国  
 ダバード王国(第1次転移国家郡)とロード・コスモ資本星間連合(第2次転移国家文明郡)が合併し、ダバード・ロード王国として建国。

 王都はインディクスで、行政中心地及び居城インディクス城。 体制は官僚領邦政治。比較的身分差が無い国。貴族階級は勲章扱い。政治や社会体制がイギリスに近いかも知れない。



イングラード州 王都・インディクス ダバード・ロード王国の王都で、政治経済の中心地。北部に位置し、北100キロ地点にはドラグリア山脈があって。ドラグリア白龍大帝国との国境でもある。石炭・鉄鉱石・金銀銅と資源も豊富である。後にレアメタルとボーキサイトの鉱脈が見つかる。

アルインランド州 州都・ベルクラネル市 王国の中央部を流れるパイプ・ライン大河通る湖の一つであるアイリッシュ湖。工業と水運で栄えている。王国軍の総司令部が置かれている。東西南北の街道と水路の中継地であり、ユールッハ地方と日本・南方諸国との重要な拠点として栄えていく事になる。

 ベルクラネル市の東に聳え建っているベルクラネル城は、アイリッシュ湖の湖に色に合わせるかの様に水色と城を貴重としている西洋式の見事な美しい白は堅牢で堅固な守りの有る城でありながら、ファンタジー戦記のライトノベルやアニメから飛び出た様な姿をしている。



グゥエールーズ州 州都・バーミャン市 オローシャ帝国と接する国境の州で、西部の山岳地帯を背にしている州。北側にドラグリア山脈と南側にウルス山脈西側の南北を貫いている。鉱物資源と麦畑が豊富に獲れる。

ケンブリッジ州 州都・トキアード市 東部にある州で、多くの魔導師が研究と育成の為に住んでいて、国の重要な機関である為に王都との連絡が直に取れるようにする為に、比較的王都に近い所に州都を作っていた。王都からは南東に100kmで、魔導研究学園都市で、この国の二番目に大きい都市。

スッコッチアイランド州 グラス・ボー市 ダバード・ロード王国と合併した旧時代の資本民主国家である旧ロード・コスモ資本連合国の北部州だった地。現在は帝国との最前線にして大要塞を有している。王国南部に残る唯一の領土。

州都グラス・ボー市と共に市外には、グラス・ボー城塞が聳え立って居る。


アイリッシュ湖 ダバード・ロード王国の東部アルインランド州中部を流れているパイプ・ライン大河通る湖の一つである。


ガイダル諸島

 アイリッシュ湖畔に浮かぶガイダル島を中心とした25の小島の諸島群で、600年も前の古い飛行場遺跡が25か所在る所である。現在は自衛隊と日本国が飛行場と港施設を改修して連絡拠点であるガイダル諸島・タバ日統合隊基地として使っている。


ガイダル諸島・タバ日統合隊基地

 正式名称・ガイダル諸島・ダバード・ロード王国・日本国統合航空隊基地。

 それは日シベ安全保障協定条約こと、略称名・日シベ安協条約を根拠とする形で日本国政府が、ダバード・ロード王国への安全保障問題での支援とガイダル諸島で発見された古代遺跡空港を改築改装工事して新設した空港を維持・防衛体制を目的として派遣された航空自衛隊がダバード・ロード王国軍と共に運用をして居る官民一体使用を目的とした空港の事。

 それを例えるのならば、千歳基地と千歳空港、茨城空港と百里基地が一体と成って居る形を思い浮かべると分かり易いだろう。

 日本国防衛省は、この航空基地に航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊を結成し、老朽化から退役が確定して居たF-4J改ファントム部隊を派遣して居るが、後にF-4J改ファントムをダバード・ロード王国が買い取り、部品生産買い取り込みで、日本国と防備装備品メーカーとの30年契約を結んで居る。


後の歴史に置いてのガイダル・タバ日統合隊基地は、アースティア大戦の戦時中から戦後の数十年間の間に掛けて、国連軍の軍事拠点と治安維持の為に国際駐留部隊の拠点として使われ続けた。


 その後、大所帯と成って居た軍事基地としては手狭と成って居たガイダル・タバ日統合隊基地に駐留する国連軍とダバード・ロード王国軍は、新基地が南部に出来た事に由り、其処へと移転する事に成った。

 その関係で、ベルクラネル市の商用港として更なる再開発が始まるのと同時にダバード・ロード王国の国営空港へと成るべく、その権限がダバード・ロード王国へと移管されて行く。

 その後にアルインランド州と州都・ベルクラネル市の管理する下で、ダバード・ロード王国・ガイダル諸島国際空港とし使われ、アルインランド州・州都・ベルクラネル市のベルクラネル港と、シベリナ大陸横断鉄道のベルクラネル駅と合わせた大陸の人と物流の大動脈として使われる事に成って行く。




航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊

 航空自衛隊・ダバード・ロード王国・ガイダル島派遣隊は、ガイダル諸島・タバ日統合隊基地へと派遣された30機のF-4J改ファントム部隊を中心とした航空自衛隊のこと。

 ダバード・ロード王国への安全保障問題での支援とガイダル諸島で発見された古代遺跡空港を改築改装工事して新設した空港を維持・防衛体制を目的として派遣されて居る。

 そのF-4J改ファントム部隊は、アルインランド州・アイリッシュ湖のガイダル諸島へと派遣され、ガイダル諸島基地で日本との連絡路兼同地の防衛の為に活動して居た。



旧ロード・コスモ資本連合国・ガイダル諸島空港遺跡

 転移災害で、アースティア世界へとロード・コスモ資本星間連合国が所有して居た多目的空港で、宇宙・空軍基地が置かれて居た場所でもある。

 巨人戦争が終わって200年後に放棄されててしまう。

 国土交通管理省が管理して居る地図では、ガイダル諸島と書いて在るだけたが、此処には400年前まで使われていた飛行場施設である旧ロード・コスモ資本連合国ガイダル諸島空港が遺跡と成って残って居た。

 何でも空挺魔導戦艦専用の飛行場が在ったと記録には残って居るが、州都・ベルクラネル市の北へ50キロの地点へと飛行場が移転した事により、航路の変更が行われて、今は使われずに放置されていた。

 以来、その飛行場は長い年月の間、忘れ去れて居た。

後の歴史に置いてのガイダル・タバ日統合隊基地は、アースティア大戦の戦時中から戦後の数十年間の間に掛けて、国連軍の軍事拠点と治安維持の為に国際駐留部隊の拠点として使われ続けた。


 その後、大所帯と成って居た軍事基地としては手狭と成って居たガイダル・タバ日統合隊基地に駐留する国連軍とダバード・ロード王国軍は、新基地が南部に出来た事に由り、其処へと移転する事に成った。

 その関係で、ベルクラネル市の商用港として更なる再開発が始まるのと同時にダバード・ロード王国の国営空港へと成るべく、その権限がダバード・ロード王国へと移管されて行く。

 その後にアルインランド州と州都・ベルクラネル市の管理する下で、ダバード・ロード王国・ガイダル諸島国際空港とし使われ、アルインランド州・州都・ベルクラネル市のベルクラネル港と、シベリナ大陸横断鉄道のベルクラネル駅と合わせた大陸の人と物流の大動脈として使われる事に成って行く。



王家の渓谷霊廟


ダバード・ロード王国の南部領に在る遺跡の事で、この地に関しての説明するには、少しだけ長々とした説明が居る事に成る。

 その昔、アースティア世界で巻き起こった第二次世界大戦に当たる巨人戦争と言う世界大戦後に行われた戦後復興処理を目的とした第一次・第二次異世界転移国家・アースティア世界現地国家との統合合併の推進条約計画。


 アースティア世界各国で大国同士が、戦後復興処理を推し進め、いち早く国家再生を達成する為に、隣国同士で推し進められた復興計画である。

 日本で言えば、選挙区画や市町村の整理縮小を目的とした、市町村合併による統合再編成と良く似て居ると言えるだろう。
 

 その中中央シベリナ地方の隣国同士の大国である二カ国が、逸早い戦後復興処理を推し進めるべく、統合合併条約の話を推し進めて居た。

 その国こそが、ダバード・ロード王国の前身であるダバード王国(第1次転移国家郡)と宇宙文明の発達した世界から現れた転移国家であるロード・コスモ資本星間連合(第2次転移国家文明郡)。

 この二か国が合併し、ダバード・ロード王国が建国される。


 この話で注視すべき問題点なのは、ロード・コスモ資本星間連合が国家合併後に国を挙げて取り組んだ未来技術を保存や危険技術の封印や解体。

 それに絶対に外には漏れては不味い秘匿技術の封印場所として使われて居た場所が在った。

 その場所こそが、巨人戦争が始まる切っ掛けと成ったロード・コスモ資本星間連合と言う第2次転移国家文明が管理して居た基地をダバード・ロード王国のシュチュ―ド王家が、王家の墓場として買い取っ事にする偽装工作が行われた。


 そして、旧ロード・コスモ資本星間連合政府幹部らは、シュチュ―ド王家の協力の下で、墓場へと改装させた形で、アースティアの未来に措いて、後々技術力が衰退して行く世に出たら、絶対に不味い機械・兵器や技術力記録を封印する事にし、封印したと言う記録その物を抹消して後世の世には只の遺跡墓場であると言い聞かせて事で、何も無かったかのようにした訳である。

 だがしかし、その事実こそはアースティア暦1000年の今現在に措いても不明だが、邪神戦争後にギルバート・メリッシュ・ローラーナは、突如として、その人格を豹変させ、アースティア暦600年。

 この年にローラーナ王国は、国体体制を帝政へと移行させ、国名をローラーナ帝国に改名し、アースティア世界に争いが絶えないのは国家・部族・民族がバラバラで多すぎるからだと言う理由や気に入らないと言う特に理由も無くと言った感じに、ローラーナ帝国によるアースティア世界武力統一平定を目的としたローラーナ世界統一覇権戦争を開始させ、手始めにローラーナ帝国近くに在った周辺国へと侵攻を開始する。


 これがアースティア大戦の始まりであり、アースティア暦1000年に至るまで続けられて居る世界大戦なのであるが、このアースティア大戦の影響でアースティア世界各地に封印された古代兵器・文物・記録等は、古の人々の苦言は忘れ去られた事に由り、各地でにローラーナ帝国の抗おうとしたり、ローラーナ帝国自身が力を付けて行く道具とするべく、遺跡は発かれて行く。


 そうした経緯から王家の渓谷霊廟もまた、ダバード・ロード王国政府とダバード・ロード王立大学研究機関の下で、550年前に記録が完全抹消された古代遺跡を発掘する事に成った。


 ダバード・ロード王国のシュチュ―ド王家ですら忘れ去れって居た王家の渓谷霊廟の秘密で在るロード・コスモ資本星間連合超技術記録と文物を含めた数々の異物と共に、当時に使われて居たと思わしき魔導機兵が続々と発見されたと、大きく話題と成って居た。

 時は巨人戦争から700年が経とうとして居た時期で、王家の渓谷霊廟遺跡は150年かけて改修工事が為され、はた目からは只の墓地遺跡にしか見えて居ない造りに成って居り、此処を発掘しようと言う試みと考えは、地球世界で言えば、ピラミッドや古代都市の発掘経験から着て居る。

 それは他の遺跡も似たように古代技術と記録が封印され残って居るのならば、他でもそうなんじゃね?

 みたいな感じの乗りで、掘ってみると言うの雄からであった。


 その様な発想と理由から、国防事業と国家存亡の観点から、アースティア世界に措ける古い遺跡と言うのは、学術的な意味合いと発掘兵器の収集と言う国家事業から来る国益が絡んで居る発掘事業から成り立って居た。

 ローラーナ帝国との戦争や苛烈を極める遺物の争奪戦が繰り広げられる中で、古い物が危険かも知れないと言う事なんかは、そっちのけで何処よりも・・・況してやローラーナ帝国よりも優れた過去の遺物を手にせんと、どの国でも躍起に成って居る時代の事である。
 
 そして、この事業にはリナの姉であるレナ・ミーサガ・リンバースも関わって居た。

 同時のレナは、ダバード・ロード王国政府直属の王立総合技術研究所の研究員にして稀代の魔導師でもあり、魔導関連技術の技師でもあった。

 当然ながら魔導考古学も彼女の専門分野に入って居た。

 そんな天才と言われたレナが、発掘兵器の調査に駆り出されて働いて居たのも必然な事だった。

 だが、彼女はその調査で、大きな事件に巻き込まれてしまう。

 ローラーナ帝国軍がダバード・ロード王国が発掘に躍起に成って居ると噂されて居る王家の渓谷霊廟と呼ばれる遺跡の制圧と新たに発見された魔導兵器を奪取させるべく。

 ガナベル・セガール・バドー少佐と第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊を送り込み、その地を強襲されてしまう。


 ダバード・ロード王国軍は研究所職員と発掘に関わる労働者らを逃がす事に奮戦するが、殿として戦って居たレナが囚われると言う事態と成る。

 ギリギリまで撤退を指揮し、生き残ったダバード・ロード王国軍の護衛部隊長の報告で、バドー少佐の部隊に取り囲まれたレナが連れ去られて行く姿を見たらしい。


 その数週間後に・・・・・リンバース家は、ローラーナ帝国軍の秘密工作部隊に襲われると言う事件が起きてしまう。


 襲われたレナの両親たちは、無事だったが、リナとリンバース家は、安全処置の為にアーヤ女王とダバード・ロード王国の手で離散処置を取る事と成る。

 これがレナの行方不明とリンバース家離散処置事件の事のあらましだった。

 後は・・・・この物語リナが登場する初期から散々に語った通りに、リナはローラーナ帝国への復讐に燃える女と成ったのである。



ダバード・ロード王国王政府省庁に付いて・・・・・・・・・・・・

国土交通管理省


 国土交通管理省とは、ダバード・ロード王国に措ける日本国で言えば、国土交通省のことで、王都インディクスの官庁街に在る省庁の一つである。

ダバード・ロード王国外務省

 読んで字の通り、ダバード・ロード王国の外務省の事で、王都インディクスの官庁街に在る省庁の一つである。



オローシャ帝国編 


オローシャ帝国  首都・帝都・パリーニャ。 居城・ルーベル城・ルーベル宮殿。

 オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家として建国したのがオローシャ帝国。

 オローシャ帝国は、中央政府が貴族称号持つ貴族領州と地方自治を認められている有力家に貴族称号与え、自治統治が認められて居る自治州が在る国で、それ以外の土地は国の直轄地として治められていた。


オローシャ帝国は巨人戦争と言う戦争の後に、オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家であるオローシャ帝国を建国した。

 皇帝と宰相府を頂点にして、その下に帝国議会があり、上院と下院に分かれて居る。

 上院は10年以上勤めた軍人・官僚・地方長官職・有力諸侯で運営されて居り、下院は5年以上何らかの官職を務めた者か、何らかの国への多大な貢献している市民が成れるとされて居た。


その市民の例を挙げると、総売り上げが高い商人や工商組合の長だったり、農業や魚業で成功して居る者、博識の学者等が上げられる。

 今の所、普通選挙制度が無い為に、少しでも学や何らかの能力が高くないと議員に選ばれないのである。

 また、官僚は試験さえパスすれば、オローシャ帝国の国籍を持ったどんな生まれの身分の者でも成れて、上手く出世すれば議会や閣僚、宰相へ進む道も開かれていた。


帝都・パリーニャ 

 オローシャ帝国の首都で、日本国の交援省と外務省の調査では、モスクワの気候に似ているとされて居る大都市。


ルーベル城 ルーベル宮殿

 オローシャ帝国の中心地にして、皇帝一族が暮らす居城の事で、日本国の交援省と外務省の調査では、彼のクレムリン宮殿に似て居るらしい。


陸上魔導戦艦のシルバー・ウルフ

 ランド・ベース・シップ級陸上戦艦型のオローシャ帝国皇帝専用のお召し艦であり、オローシャ帝国近衛艦隊旗艦にして前艦隊の総旗艦とされて居る陸上魔導戦艦のこと。

 その姿は豪華絢爛にして、重厚感の在る佇まいは、様に陸上の移動要塞とでもいうべき勇壮なる姿を見せ付けて居ると言う。

 古代戦争時代に造られた陸上巨大戦艦を基にし、浮遊魔導機関と浮遊ホバークラフト走行を採用した陸上魔導戦艦。

2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)


マリン・ベース・シップ級海上魔導戦艦

 古代戦争時代に作られた水上航行型戦闘艦艇を基にして造られた海上航行型戦闘艦艇のこと。

2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)

スカイ・ベース・シップ級空挺魔導戦艦
2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。

手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)

 へヴィ・ベース・シップ

 魔導戦艦の通称である。ランド・ベース・シップとスカイ・ベース・シップとマリン・ベース・シップの3種類がある。ランド・ベース・シップは水陸両用戦艦、マリン・ベース・シップは海上戦艦、スカイ・ベース・シップは空中戦艦と成っている。古代戦争時代に作られた巨大戦艦で大きさが200メートルから400メートル級物まである。その正体は異次元の宇宙から転移してきた戦艦である。

従って動力は科学式の熱核反応炉エンジンを使っていたが、古代大戦終了後に、何れ子孫達には扱いが出き無くなると考えて魔導力式のエンジンを開発して切り替えてる。
 多くの国がスカイ・ベース・シップを見て帆船式の空挺戦艦を生みだし、続いて鉄鋼式の空挺戦艦を作り出しているが、動力が魔導式と成っている。

サマーラ州皇帝直轄領・州都モルディナ市
 オローシャ帝国東方地域のサマーラ地方平原付近に或る東方地域に或る交易都市。直ぐ東にはダバード・ロード王国が在って、その北側には、広大な領地を有するフローレイティア家のフローレイティア州領が在る。



フローレイティア家・フローレイティア州領

 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会。現当主であるシェスカを筆頭に優秀な船乗りを有している。

 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。


 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わっていた。今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われている。

後に竜史との関係から始まった付き合いから、その子孫達は、高見総合商事株式会社グループ傘下の船会社の一社として名を馳せて行く。

因みに爵位は伯爵位と、そこそこ高い地位にある家柄。


フローレイティア輸送商船商会

フローレイティア輸送商船商会は、シェスカの実家が先祖代々経営して居る武装輸送船商会。

 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会で、現当主であるシェスカを筆頭にして、優秀な船乗りを有している。

 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。


 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わって居た。

 今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われて居る。


 そして、フローレイティア家の先祖は、宇宙武装郵送船団を率いていた家系にして代々高名な軍人を輩出した家柄である。

それはシェスカから遡って5代前の時代に途絶えた、本家筋のチャイルド家の遺産である1000年前の技術や資料をオローシャ帝国の東方の州であるフローレイティア州の自分の屋敷や地下要塞等の管理をして居る。 

 フローレイティア侯爵家が先祖代々管理をして居る所領地であるフローレイティア州は、元々フローレイティア家の祖先が、とある惑星に開拓して入植した土地で、1000年前の次元転移でアースティアに来てしまう。

幸いな事に同勢力であるアース世界連合国の軍や勢力圏の入植者達も転移してきた関係もあり、自分達の土地を守りきるのには十分であった。

 そんな武装輸送船商会たるフローレイティア輸送商船商会の代表を務めて居るのがシェスカなのである。

因みに爵位は侯爵位と、オローシャ帝国の国内でも高い地位にある家柄の一つ。



旗艦 魔導空挺戦艦ベィビィ・ウルフ 

 シェスカーナ・フローレイティア少佐の専用艦権自家用戦艦。先祖が宇宙輸送船団を率いてた頃に使用していた生き残りの元宇宙戦艦。

 全長が300メートルで細長く、前部に主砲と副砲が上下に2門づづ、副武装が幾つかあり、エンジンの近くには2問のチャージ式砲等が収納されていて、戦艦の見た目は、アニメなどで有りがちなデザインの宇宙戦艦である。

現在は魔力転換炉にエンジンが換装されており、元々もは熱核反応路を使ってらしい。

 今はその殆どの機能を失って居るので、ワープや科学式の高出力兵器の類、ミサイルに機関砲、肝心なビーム主砲すら使えない始末。

 仕方がないので魔導光子力砲と魔法の矢が放たれる魔導機関弓を使っている。他の艦も同様である。

鋼鉄型魔導艦船・魔導主砲及び副砲

 所謂、戦闘艦船に備えて付けられて居る大砲の事で、砲塔の種類は二つに分かれており、魔導光線砲と弾頭型魔導主砲の二種類に分類されて居る。

その中には、対空戦闘を想定した、散弾式弾頭と言う弾頭種も在るらしい。

 その威力は艦種によってまちまちで、交援省及び防衛省による調査よれば、大型魔導艦船主砲は、旧日本海軍・金剛型戦艦の45口径・36mm主砲クラスではないかとの報告があり、その他の艦種類の方も旧海軍が保有する艦船の主砲・機関砲と同等であると言う報告書を国会と総理大臣に提出して居る。 



魔導機関弓砲

 木造・鋼鉄型魔導艦船を問わずにあらゆる分野の艦船へと配備されて居る魔導型機関砲の事で、その名の通り魔導師が詠唱発現させた居るマジックアローを魔導錬金術加工によって造られた鋼鉄式矢弾に詠唱文字を施した事に由り、誰にでも扱え、尚且つ無詠唱でマジックアローを発射させられる装置のこと。

 その性能は地球世界の高性能20mm機関砲・20mm機関砲(JM61-M)35mm高射機関砲・12.7mm重機関銃・30mm機関砲・20mm機関砲等々と言った兵器の数々よりも発射速度が遥かに劣って居る。

 その上、威力は小銃よりやや強めの威力と言う中途半端な対空機関砲と成って居る。


ハイマギ粒子砲


 鋼鉄型魔導艦船に備えて付けられて居る大型高出力砲の事で、分かり易く言えば、リアルロボットが活躍する宇宙世紀世界に登場する宇宙戦艦に備え付けられて居る大型高出力ビーム砲みたいな感じ魔導光線砲の事を指して居る。



サマーラ州皇帝直轄領・州都・モルディナ市

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州のことで、オローシャ帝国の東西交易の要であり、この国の重要な拠点でもあるが、夏場の避暑地としも使われる帝室の保養地としての一面を持って居る。

州都・モルディナ市

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州の州都ことで、オローシャ帝国の東西交易の要であり、この国の重要な拠点でもあるが、夏場の避暑地としも使われる帝室の保養地としての一面を持って居る地方都市。

 貿易都市でもある事から、東西から行き交う品々が手に入り易く、商人達で賑わって居る。



オローシャ帝国・皇族専用宮殿城・サマーラ・モルディナ皇宮殿城

 ロシア風様式の宮殿城のことで、夏場を含めた保養所と成って居る豪華絢爛のお城の事。

 主に保養所として使われる事が多いが、外国からの賓客を招く事にも使われて居る。

 アースティア大戦後の礼では、天皇陛下・アメリカ合衆国大統領・台湾総統・タイ国王・コヨミ皇国皇王・ブルネイ国王・欧州諸島連合国大統領(EU大統領)等々と言った国賓が招かれて居る。


サマーラ地方平原

 オローシャ帝国東部地方に在るオローシャ帝国皇帝直轄領地と成って居る直属州の平原地域のこと。

 同地方の東西南北には、パイプ・ライン大河と支流大河が流れて居る交通の要衝としても知られて居る。

カムール川

 パイプ・ライン大河の支流の一つで、オローシャ帝国東部地方に在るサマーラ地方平原を北へと流れて居り、東周りにバリバルト海へと注いで居る。


 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。


ドナイナル川


 パイプ・ライン大河の支流の一つで、 オローシャ帝国の国内の北へと北へと流れるカムール川の途中から北西周りで西へと分かれて流れて、西回りにバリバルト海へと注いで居る。

 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。


バリバルト海

 パイプ・ライン大河の支流の一つで、オローシャ帝国東部地方に在るサマーラ地方平原を北へと流れて居る海域のこと。

冬の時期には流氷で一杯に成るらしい。

南パイプ・ライン大河

パイプ・ライン大河(本流大河)から南へと枝分かれした大河の事で、東から南へとパイプ・ライン大河がジャンブロー平野で枝分かれをし、南に進むとローラーナ帝国・南東部ゾルモン地方・ゾルモン内陸海へと続く。

其処にはローラーナ帝国の大要塞であるゾルモン要塞が在る地でも在る。

 オローシャ帝国内に措ける何れの大河も、巨大な水上艦が余裕で、航行可能な水深と川幅が在るのである。

この歪な大河の流れが出来たのは、大自然の力だけでは無く、巨人戦争時代のビーム兵器の後と言われて居るが、最早、その事実を知って居る者達は、殆んど少ない事だろう。

ウルス山脈

 南のウルス山脈を越え行くと、周囲500キロはオローシャ帝国の領土で、ウルス山脈内にも幾つかの盆地と高原が在り、町や要塞が築かれて居る。

ウルス山脈内を流れて居るパイプ・ライン大河沿いに南から西へと大河沿いにグルリと回りながら東ユールッハ街道が通って居て、其処をずっと進んで行くと東ユールッハ地方へと抜け行く事が出きる。

東ユールッハ街道

 オローシャ帝国の南部地方からウルス山脈内を流れて居るパイプ・ライン大河沿いに南から西へと大河沿いにグルリと回った先に在る街道の事で、其処をずっと進んで行くと東ユールッハ地方へと抜け行く事が出きる。

ジャンブロー要塞基地

 ジャンブロー要塞基地とは、パイプ・ライン大河と東ユールッハ街道は途中で別れて行き、街道は山脈内の砦や要塞通り抜けて、やがて巨大な城壁門が聳え立って居る所とへ出る。

 城壁の門を通り抜けると、大きな平野へと抜け出るのだ。

 其処には幾つかの森林や小高い山、湿地帯に沼地が点在した先に在る天然の要地を利用して作られた大要塞のこと。


 オローシャ帝国は、その地に在った第2次転移国家文明であったアース世界連合国と言う宇宙世紀文明国家が転移して来た土地に在った大要塞を改築と修繕をしながら長らくの間、使い続けて来たと言う歴史がある。

 その後方の5キロ山向こうには、旧宇宙船の発着場だった駐機場を今は魔導戦艦の飛行場とし使われ、陸上魔導戦艦のランド・ベース・シップが待機できる駐機場としても使われて居る。

 オローシャ帝国が、オローシャ正統王国(第1次転移国家郡)とアース世界連合国(第2次転移国家文明郡)が合併し、帝国議会制国家である事は以前にも説明して来たが、 元々オローシャ帝国の周辺には宇宙文明がおおく転移して来た地方でもある。

 今も巨人戦争時代に転移し来ていたアース世界連合国の軍事関連施設が今も多く残されて居るのである。


しかし、その大部分は、修繕維持に必要な部品の製造と入手が困難となり、設備の殆んどが使用不能と成ってしまって居た。

 具体的に言うと、レーダー・通信設備・高性能コンピュター端末・電力設備に関しては400年前に、魔導力に切り替えられて使われてしまって居た。

ハッキリ言って科学的な物に関する殆んど物が、ロスト・テクノロジー化して居るので、今では使えても造れない始末。

例え造れたとしても、造った物は劣化版しか造れないジレンマを抱えて居るのが、今の旧第2次転移国家文明郡を吸収した末裔達の国家の内情なのであった


ジャンブロー平野地方

 ジャンブロー平野とは、パイプ・ライン大河と東ユールッハ街道は途中で別れて行き、街道は山脈内の砦や要塞通り抜けて、やがて巨大な城壁門が聳え立って居る所とへ出た先に在る平野のこと。


 其処には幾つかの森林や小高い山、湿地帯に沼地が点在した先に在る天然の要地を利用して作られたジャンブロー要塞基地が在る場所でもある。

ザタン暗黒暗礁空域

 ダバード・ロード王国・アルインランド州・州都・ベルクラネル市から南西15キロほど進んだ上空千メートル前後にある積乱雲と魔鉱石の浮遊岩石に囲まれた魔の空域と言われ居る暗黒暗礁空域の事である。


 ダバード・ロード王国とオローシャ帝国との国境に在る南ウルス山脈地帯一帯に掛かっており、こんな場所を通り抜けて飛んで行くバカは、竜人族か龍族等の強靭な肉体を持った種族に限るらしい。



 この世界の空戦のエキスパートの一角である飛行竜騎士ですら、危険極まりない事から絶対に避ける場所らしいとの話。

 その理由は魔鉱石の浮遊岩石の多さと、真黒な積乱雲に視界が狭まれ、落雷や突風、時より大雨すら有る余りにも危険で、過酷な環境下ので飛行は、飛行竜騎士のベテラン仕官や飛龍乗り冒険者すでらも裸足で逃げ出すらしい。


 ジャンブロー要塞基地を足掛かりに、オローシャ帝国への侵攻作戦を目論んで居たローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団・第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将が率いるローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊とゾルモン要塞軍団は、 シベリナ地方王国連合同盟と地球海洋諸国連合同盟らが連合を組んだ 北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊との戦いに措いて、奇襲攻撃作戦を展開する突入地点と成った事で、後世の歴史書に名を刻まれて居る。



ザタン・アタック作戦

 ジャンブロー要塞基地を足掛かりに、オローシャ帝国への侵攻作戦を目論んで居たローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団・第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将が率いるローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊とゾルモン要塞軍団は、 シベリナ地方王国連合同盟と地球海洋諸国連合同盟らが連合を組んだ 北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊との戦いに措いて結構された奇襲攻撃作戦の名称のこと。


 アースティア大戦後のローラーナ帝国軍で生き残って居た軍関係者の間では、野蛮で無謀な作戦と揶揄されて居る一方で、アースティア国際平和維持連合機構軍側では、歴史的な転換の一つであるとされて居る。

ジャンブロー要塞の嵐戦役


 ジャンブロー要塞の嵐戦役では、ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団の第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将旗下・木造帆船型の空挺魔導力戦艦200隻・鉄鋼型の空挺魔導戦艦180隻・400メール級の大型空挺魔導戦艦7隻・300メートル級陸上魔導力戦艦と100メートル級駆逐級・巡洋級の陸上魔導力艦を併せて150隻と動員兵力・約270万人が投入された。



 他にもガルベ・マグベ大佐旗下・オデュッサ軍団艦隊150隻と兵力40万人とサイクロプス隊の軍団・軍団長・シュナイダー・バーデン大佐旗下・5万人も併せての戦力が投入され、ジャンブロー要塞の戦いでは捕虜は居らず戦死者多数の被害を被って撤退して居る。


 その撤退支援の後詰めの為に、カリフア大陸方面制圧軍団総司令官であるキシリアーナ・ザルビッシュ少将は、サイクロプス隊の軍団隊長であるシュナイダー・バーデン大佐に命じて、旗下のサイクロプス隊の艦隊旗艦である洋上型強襲揚陸魔導艦ルビコンを中心とした艦隊をゾルモン要塞に大規模奇襲攻撃仕掛けられて居る欧州諸島連合国の近隣地域に在る無人島、、アラダマスカル本島の中心部へと前進させた。


 アラダマスカル本島の中心部には、洋上型強襲揚陸魔導艦から発進して行く魔導機兵隊から成る魔導機兵軍団と重騎竜のトリプトドンと火竜のフレイムランドドラゴン混合編成軍団から成る重機動師団が、全部で2万人と歩兵師団3万人を合わせた5万人が攻め込んだが、8割近くを壊滅させられてしまった。

 更には逃げ込んだ先であるカリフア大陸東部方面軍艦隊の拠点たるカリフア大陸東部の沿岸地域の海軍基地と湾港都市をも壊滅されてしまうが、シュナイダー・バーデン大佐を中心としたサイクロプス隊の中心将兵達らは生き残って居る。



アセリナ王国編


 頭の可笑しな翼人族で有名なアセリナ族達は、邪神戦争と言う戦いの後に、ノリと勢いで自分たちの国、アセリナ王国を建国。

 国号を王国にしたのは、王国と言う名を他の種族が多用していたからで、日本との接触後、暫くしてから国名をアセリナ総長国連邦を名乗り始める。

それはカッコいいからだと言って居る。

 アセリナ族は部族同士の力比べによる代表戦で部族代表決める事になる。

 国家代表戦で国家代表に成ったのは、邪神戦争で世界を救った英雄の1人である聖天騎士ヨハネ・ハーネストが初代総騎士団長となり事実上国家代表となる。

 この後、他種族の神の使いたる天使に似て居ると言われて、その気になり、彼女達は聖天使を自称する様にも成った可笑しなアセリナ族なのであった。


アセリナ王国聖天使騎士団・総騎士団長 

通称は総長または、総長閣下と成って居る。

 アセリナ王国は、元々翼人族が主体と成って建国した国家で、この国の変わって居る事と言えば性格的、人格的なあの病を患って居る事で有るが、王族が居ないのに王国と名乗って居る事である。


 それは何でかって言うと、それはまだ、彼らがアセリナ部族国と名乗ってた頃の話である。


 周辺国が王国ばかり名乗り、自分達が格下に見られて居ると感じていた(勘違いして居た時代)


 実際には格下には見られてき居なかったが、チョット変わって居るだけで、決してアセリナ族達の事を舐めては居なかった。


 そんな中で、ユーラシナ大陸・シベリナ地方の諸国の国々が、武力侵攻で世界統一平定を掲げて侵略戦争を仕掛けて来るローラーナ帝国に対抗するべく、シベリナ地方王国連合同盟を結成。


 その盟主国は誰が主導権国に成るのかを決める会議に措いて、揉めに揉めた挙句、やってみたい国家の元首方は?と手を挙げてみるが、流石にやらないと言えないので、お互いにどうぞっ!!どうぞっ!!と言って居たら、残って居たのはアセリナ族の国家であるアセリナ王国の軍のトップと国家代表も兼ねた役職たる聖天使騎士団の総騎士団長が成る事に成った・・・なっちゃったのである。


 しかしながら、やると言えば同盟友好諸国の目も有るし、変な結果を招いて責任を取るもと言う様々な思惑が絡み、誰もやりたがらないシベリナ連合の盟主をやるとも言ってしまった事が、盟主国(議長国)成ってしまった、事の顛末なのであった。



 其処で、誰もやりたがらないシベリナ連合の盟主をやるとも言ったが、それでも国名が部族国では、舐められて居ると勝手に思い込んで居た。


 其処で王が居ないのに、国名をアセリナ王国にしたのである。


 大事な国名の命名をノリと勢いで決めるとは、何と言ったら良いのだろうか?

それなので部族国時代の名残りで、軍のトップと国家代表も兼ねた役職たる聖天使騎士団の総騎士団長と言う名が、国家元首の名前として用いられて居る。

 通称は総長と呼ばれれて居り、公式な場では総長閣下と呼ばれて居るのだ。

 その総長を決める方法にも一癖有ると言えるだろう。

 それは何かと言うと、アセリナ族は部族同士の力比べによる代表戦で部族代表決める事になる。

 国家代表戦で国家代表に成ったのは、邪神戦争で世界を救った英雄の1人である聖天騎士ヨハネ・ハーネストが初代総騎士団長となり事実上国家代表となる。

 この後、他種族の神の使いたる天使に似て居ると言われて、その気になり、彼女達は聖天使を自称する様にも成った可笑しなアセリナ族なのであった。




アセリナ王国・外務局省

 日本国の外務省と同じ組織体制を持ったアセリナ王国政府の省庁のこと。アセリナ王国では、官僚機構等に属する者達は、中二病にはならない真面目な人柄の人材で占められて居るので、比較的優秀な組織体制を誇って居た。


アセリア族
 アセリナの天使族と呼ばれている亜人族がいる。だが、本当の天使ではない。本当は翼人族である。その昔、戦場で戦うアセリア王国の騎士達の姿を言い伝えにある神に仕える天使みたいだと言われた彼らは調子に乗って以来、自分達の事を天使と言いふらすようになる。
アセリアはエクスプロン・ランサーと言う魔槍が主力武器とする。アセリアの翼人の人々は先天的に魔力が高い。そこで彼らはエクスプロン・ランサーを使って戦う。この武器は二又の槍であり、遠距離になると二又に分れた槍の中央から放たれるエクスプローションを応用した魔動砲ぶっ放し敵を焼き尽くす。ノリと勢い任せの中二病患者な民種族。

聖天使騎士

 アセリア族が対外的に名乗って居る騎士と言う名の戦士の事を指して居る。

 この世界には空想上の天使の言い伝えは有るが、実在する天使は居ないので、絵物語に出て来る聖天使騎士がカッコイイと思ったアセリア族達が、ある日を契機にして、勝手に名乗り始めた事が由来。


 16歳以上のアセリア族で、エクスプロン・ランサーと派手な鎧を身に付けて、定期的な槍闘技大会に一度でも出場して戦う事が国から認定を受ける条件とされて居る。


アセリナ王国聖天使騎士団

 主にアセリナ王国の国軍で、国内外に向けて名のって居る正式名称は、アセリナ王国聖天使騎士団と成って居る。

 アセリナ王国が定めている法の下で、正式な認定を受けた16歳以上のアセリア族で、エクスプロン・ランサーと派手な鎧を身に付けて居る者達が国軍に志願するか、スカウトを受ける等をした者達が集められた騎士団。

 ぶっちゃけ諸外国からはね危なっかしい集団として見られて居る。



エクスプロン・ランサー 

 魔導砲撃を撃ち放てる魔槍で、アセリア族の標準装備にしてこの世で一番に危ない武器の一つとされている。何故なら持ってる人達が何かに付けて撃ちたがるから。


エルスザーオ州 首都 レラキオス市 総騎士団長庁舎・レラキオス大要塞宮殿
 アセリナ王国の北部に位置し、首都・レラキオス市を持つ。北へ160キロ地点にドラグリア山脈が聳えている。レラキオス市を始めとして国内各地には闘技場が立ち並んでいて、定期的な槍闘技大会が開催されている。5年に一度の全国大会が行われ、そこで勝ち抜いた者がアセリナ王国総騎士団長の座に付ける決まりと成っている。

サースウエスト州 州都・マロリガン市 アセリナ王国の西方に位置する都市。西方との交易地点。

イーストグリーン州 州都・リレル・ラウェル市 

 アセリナ王国の東方の州。

ツイン・ビール市

アルガス公国とアセリナ王国の両方の国境付近に在る街道沿いの都市の一つ。

 近くには都市名の由来と成って居るツイン・ビール半島には、灯台と砦が建てられ、国境から20キロ離れた場所にツイン・ビール市が在る。

テムリオン州 ザーキオス市 アセリナ王国の南部、パイプ・ライン大河を挟んでの国土のある州。州都は大河沿いに在る



ドラグリア白龍大帝国

 色竜人族の一角である白竜人族が打ち立てたユーラシナ大陸北東部の大国の一つで、白龍大帝一族であるホワイト・ドラグリア家が同地を治めて居る。

 この国は鉱石の採掘を主要な産業として居る資源大国であり、それを諸国に売って代わりに食料や日用品を諸国から仕入れていた。

 また、諸外国から委託で家畜竜の飼育を引き受けている事でも知られている。

 この国が、惜しむべき点を上げれば、産業が育ちにくい点である。この国の冬は、地球のシベリア地方や日本の北海道の様な極寒になる為に食料生産が少ない。

工業力も乏しいと言う欠点を抱えていた。基本的な武器や最低限の鉄工製品は作れるものの、大量生産が自国でできないと言うジレンマを抱えていた。

 学業はそれなりに盛んだが、あくまで教育するのが目的となっていて卒業後の就職難が目立っている。

 国の殆んどが軍人と商人と学者と言うちょっと困った体制である。

 これも帝国との戦争の影響が原因だった。国土には異臭を放つ黒い池や噴出する毒ガス等が多くみられていた。

首都・ハイリッピン市

この世界の北で最も栄えた亜人族国家の首都として、知られて居る。

白龍大帝城
都市の中央に岩山を刳り貫いて作られた全体が真っ白な色をした城である

元首地位名 白龍大帝 

ドラグリア山脈
ダバード・ロード王国、アルガス公国、アセリナ王国、ラクロアナ王国の4国に跨って聳え立っている。

バラウール大要塞

 ドラグリア山脈の中央に位置し、松や杉等の木々と険しい地形に隠れ、その洞窟を巧みに刳り貫いて作られている。出口は隠れるように南の方角には、人が通る道から空挺戦艦が出入りする物まで様々である。

 入り口は北に在り、その見た目は城その物なのだが、仮にも別荘と便宜上は言うが、完全に建前に過ぎないだろう。

 此処に近付くには、数ヶ所の検問と許可状、そして龍人族の特徴の確認と身分証が居る事に成って居る。

 警備のセキュリティチェックが、とても厳しいので、敵国の間者が突破する事は、先ず無理である。

ドラグリア山脈高原地方

 ドラグリア山脈を越えた先に在る大平原の事を指す、ドラグリア白龍大帝国の国土の6割五分近くがこの平原で成り立っており、竜人族の都市の殆んどが平原や丘陵地帯に造られて居る。

ノエリア市
 ダバード・ロード王国とアセリナ王国とドラグリア白龍大帝国の国境付近に在ってドラグリア山脈から約16キロ南に有る都市。

 ドラグリア白龍大帝国へと入るには、陸路でノエリア市を含めた都市を経由する形での三方向の街道から入国をするか、空路を使う又は遠回りに海路を使うしかないが、冬の間は海路は使えず、空路は天候に左右され易い。

 冬に成ると寒波がドラグリア白龍大帝国を包むので、白竜人族をはじめとする竜人族でないと越冬が厳しい事から、他種族の大使や滞在している邦人は冬の間だけ、この地の別荘で過ごす事と成っている。

 リナはエリンの厚意で首都ハイリッピン市に、特別な家を建てて貰って修行に励んでいた。


 ホワイト・シャイニードラグリア族  白竜人族

 ドラグリア地方に住んでいる竜化変身時の姿が白い肌を持っている部族を指して居り、魔導光線や魔導光槍魔法。魔導障壁・魔導円陣紋魔法と言った具合に光魔法に関わる魔法を得意とする竜人族。


ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省

 ドラグリア白龍大帝国の国軍を統括する省庁で、総司令官の地位を意味するドラグリア白龍大帝国軍・統合将軍職も兼務する事がある。 


ドラグリア白龍大帝国軍・統合将軍 

 ドラグリア白龍大帝国軍の総司令官のことで、元帥に近い地位にの事を指して居る。ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省の大臣も兼務する事がある。

ドラグリア白龍大帝国・諜報情報庁

ドラグリア白龍大帝国・国軍総務省傘下に在るドラグリア白龍大帝国の防諜組織のこと。


ドラグリア白龍大帝国軍・白竜騎士団

 ドラグリア白龍大帝国の正規軍のこと。巨大な竜に変身して戦う事も有り、ローラーナ帝国などの敵対国を含めて、とても恐れられて居る亜人種の軍隊。

ドラグリア白龍大帝国軍・外交省

ドラグリア白龍大帝国の外交を司る省庁のこと。



竜人族の身体能力関連に付いて・・・・・・・


 身体測定関連の平均値に付いて・・・・・・

 全長・約40メートルから38メートル前後。体重・約400トンから380トン前後。此処に身体な特徴的の顔立ちや背格好に、見た目がやや違うらしいが、他種族には分かり辛いらしい。

ドラグバスター

主に色竜人族と色龍族達が口から撃ち放つ魔力式のビーム光線。その威力は人口が50万に位の都市を軽く吹き飛ばす威力を秘めている。

ドラグシールド

 巨大なサークル風のバリアーを発生させて敵のあらゆる攻撃を防ぐ竜人族や龍族専用のマジックシールド。




サンシャイン・ドラグリウス

 ドラグリア白龍大帝国の白龍大帝専用の魔道空挺戦艦にしてドラグリア白龍大帝国軍・魔道艦隊の総旗艦である魔道空挺艦艇のこと。

 全長が250メートルある白銀塗装で彩られて居るドラゴンに似せた作りの艦艇で、ドラゴン頭部に似せた作りの艦首部分からは、ドラグバスターと同等の威力を誇るマギウスバスター砲が装備されている。

 その他に艦首に3連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲14門、魔道機関砲40門が配備されている。

マギウスバスター砲

 ドラグバスターと同等の威力を誇る魔導砲の事で、ドラグリア白龍大帝国の魔導技術力の粋を集めて造られた魔導戦艦用決戦兵器の一つ。

ドラグライダー

 竜人族専用の科学式大型戦闘飛行機のことで、身体能力が高い竜人族の継戦能力を高める為に日本国のモトダ技研工業・カワカミ重工・常陸那珂製作所・スバル星重工等が協賛して、作り上げた竜人族専用戦闘機のこと。

 主に竜人族が巨大なドラゴンへと変身後に乗り込む戦闘機として設計され、この機体に乗って戦地へと向かう竜人族は、飛行距離と継戦能力が向上、戦闘持続時間が2時間から5時間へとアップして居る。

 この兵器を導入した国々は、色竜人族諸国で、地球海洋諸国連合同盟の工業地帯を有する諸国から部品を輸入しつつ、 現地組立方式でドラグリア白龍大帝国が最大輸入と生産国と成った。
 アースティア大戦末期には数千万機が戦地へと送られ、色竜人族諸国の魔導空挺空母の艦載機の75パーセントと言う大半の船がこの兵器を乗せる事と成った。
 

ドラッカ


ドラグリア白龍大帝国原産にして特産と謳って居るが、マトモに飲める奴が居ないって言うエリノア殺しとと言う謂われ、火を噴く処か、炎を噴くって言う火酒として知られた、知る人ぞ知る危険酒のこと。


 アルコール度数が高過ぎて、身体を壊し易くて有名な酒であり、この世界での一般的なお酒は、ミード(蜂蜜酒)・エール・ワイン等であるが、コヨミ皇国産の暦酒と呼ばれる米酒も存在して居り、これは日本酒と変わらない物である。

 しかしながら、その中でも世界一呑むと身体がダメに成ると言われて居る酒なのがドラッカであった。


 ドラッカは、アルコール度数が高過ぎる割には、とても飲み易く。ついついガブガブとがぶ飲みが出きてしまうから、飲むなら水か氷で割るのが基本とされて居る。


その手の趣味や造詣に詳しい者なら、絶対に手を出さないウワバミ達だけが手を出す悪魔の酒・・・いや、龍と龍人と酒バカだけが手を出す龍印の酒であった。

 コイツを飲んでしまったら最後、暫くは飲み続けてしまい、酒が切れると軽い症状なら二日酔いで済むが。

 酷い症状なら酒が切れると禁断症状にまで発展しまうので、薄めて適量と摘みを挟んで嗜む様にと、酒屋で必ず説明されるのが、この世界でのこの酒の取り扱いでの決まりである。

 因みにドラッカは、地球系諸国と地球人達が良く立ち寄る事に成った諸外国地域に措いて、その取り合いが厳しく制限され、加工販売が絶対の条件であるとされた。

 その方法は原産地から原液を仕入れ、加工工場で規定値に成るまで薄めてから販売されるが、それでも氷・炭酸・冷や水で薄めてから呑む事を推奨される事に成る。

 また、アルコール度数が高すぎるが故に、爆発の危険性も孕んでいる事から危険物にも指定されて居り、原液の取り扱う加工販売元には、必ず危険物取扱者の免許保持者が居る事が義務付けられる事に成った。

この流れは何れアースティア世界中に広まる事に成る。



アルガス公国編

 アルガス公国 

アルガス公国内の主な産業は、各種鉱山と農業、水運での貿易によって栄えていた。

古代から伝わる伝説の宝具と呼ばれる指輪を有して居ると言われ、宝具は持ち主によって姿を変えると言う。

 現在、それらの宝具は、帝国によって奪われ、彼の国が無理やり宝具を操り武器として戦場で使って居るらしいとの事である。

 主な工業と言えば、鎧に剣等の武具を作れる程度で、その副産物で造られる物と言えば鉄鍋やナイフと言った類の日用品くらいである。

 対ローラーナ帝国との戦いに備えての国防費用から捻出される費用からは、地球世界で言う海軍戦艦に当たる魔道戦艦はオローシャ帝国で購入し、建艦して居る。

 また、機甲師団に匹敵する力を有する魔導機兵は、ダバード・ロード王国内の工房商会で生産された物を輸入して居る。

 しかしながら、それらの兵器をたくさん導入するには予算が足りず、かと言って設備投資をするにも、これまた費用が足りなかった。

 そんな理由から、その何方も少数の輸入に留まってて、この国は機械化が立ち遅れている古い国でも在った。

 航空戦力としての竜騎士航空部隊が扱うワイバーンも、国内で700騎程度が飼育されつつ、永続的に養殖される仕組みに留まり、いざ大戦と成れば、航空戦力は足りなくなるのは目に見えて居た。


 アースティア大戦末期の戦史に措いて、アルガス公国は日本国で開かれた東京サミットに参加すると言う事は、軍事改革の分水路に立って居ると言えた。

 それに加えて、稀代の騎士団長と呼ばれた各軍団長等は、日本国の自衛隊と共に戦ったブラキュリオス湖畔紛争で、その進んだ軍備と戦術に感銘を受けた事が切っ掛けと成り、近代軍への道を歩み始めたと、歴史書には書かれて居た。


ヘスティア遊撃騎士団  

紅葉の親友たるクリスティーナ・マケッンジーが率いている遊撃騎士団で、その陣容は出自も身分もバラバラの愚連隊とも言える騎士団。


アーダマ州 

国土中央に位置にしている州で、政治経済の中心地。北側のドラグリア山脈沿いでは、鉱物が豊富に採掘されている。

首都 リガ・ミリィー・ディーナ市 

西から北へと流れるシデリア川、町の中心には山を利用して作られたラーデイァシュ城が立っている。

キグ・ミノ州 


基幹産業が畜産・農業・林業・木材石材加工業が盛んで、農場商会であるシュヴァインハウスの本店があり、その本店が在る州都のキグミン市にある。 

州都 キグミン市 


レンガと木材を使って建てられた建物でいっぱいの都市で、町並みと新鮮な作物と畜産で得られた材料で作られた料理を目当てにやって来る観光客が多い場所。

農産物商会・シュヴァインハウス 

アルガス公国を代表する多数の店を展開する国内一の農産物商会で、ヘスティア騎士団に所属しているチノン・シュヴァインの実家である。



グラバラカス州 

国境から南部の中央部に位置して、パイプ・ライン大河沿いの州で、東西交易で栄えている。

グラダマ市 

商業と軍港として栄えている都市で、日々市場では盛んに取引が行われている。

モンブラン州 

ブラキュリオス湖と言う大きな湖が在り、アセリナ王国の国境からパイプ・ライン大河を東へと延びている州である。主に西からの商品を東に売り捌いてる。北西には金山がある。

モンブラン州騎士団

 アルガス公国軍の地方軍の事で、約5千人前後が同地方の防備に付いて居る。



ファン・ブランク市 


ブラキュリオス湖の軍事拠点であるレジェンダリア州との連絡港でもあり、モンブラン州の州都であもある軍事拠点と貿易港として栄えているアルガス公国西側の重要な拠点都市。

レジェンダリア州 

ブラキュリオス湖のレジェンダリア諸島と言う所は、現在は民間人は住んでいない州で、島の全てが要塞として機能している。セイジョン・ローグリア城と言う城が在る。


ブラキュリオス湖

 ユーラシナ大陸の北部中央地域に位置し、パイプ・ライン大河の水が集まる中継地点的な湖の一つ事で、ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領にも流れるシャッポロ川の源流でもある。


 北はアルガス公国のモンブラン州・ファン・ブランク市・ アセリナ王国・イーストグリーン州・ツイン・ビール市。

 そして、ローラーナ帝国・グリクス地方州と言った両勢力との軍事境界線の要衝で在りながらも、経済的な要衝でもある国境線で、 アルガス公国とアセリナ王国の両方の国境付近に在る街道沿いの都市の一つ。

 ツイン・ビール半島には、灯台と砦が建てられ、国境から20キロ離れた場所にツイン・ビール市と言った貿易中継地点や城塞都市、要塞郡が散らばる湖と言う一面を持って居る。。

カントルナ島・カントルナ砦 

 レジェンダリア諸島東部に浮かぶカントルナ島に築かれた港と併用して築かれた砦。


ジャイアガル島・ジャイアガル軍港基地

 レジェンダリア諸島南東部の軍港と島の名前。レジェンダリア諸島初期の戦いに措いて、グリクス地方軍団の襲撃を受けるが、戦いの後半で奪還された。

グラブンメイル湾港要塞

レジェンダリア諸島・レジェンダリア諸島西部・セイジョン・ローグリア島に措いて、最も西側に築かれた元商用湾港であった軍港

 主に北側対岸のアルガス公国本国との連絡と防衛にの為に使われて居る軍港の一つして、アルガス公国軍に使われて居る。

ロー・デッニッシュ港


 レジェンダリア諸島北西部・セイジョン・ローグリア島・セイジョン・ローグリア島北部水域に在る軍港のこと。

 主に北側対岸のアルガス公国本国との連絡と防衛にの為に使われて居る軍港の一つして、アルガス公国軍に使われて居る軍港として、レジェンダリア諸島の開発事業の一環として開かれ港であった。


セイローグ聖堂砦

 石造りの教会を砦化したアルガス軍の拠点。古代の戦いで散った戦士たちの墓が多数有る教会でも有った。後にアルガス公国の戦史史跡と古代史跡に指定される。

ブラキュリオス湖畔紛争

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月5日・午前9時45分に、置鮎竜次郎一佐が、ダバード・ロード王国へと向かう途上で、ガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団のアルガス公国・レジェンダリア諸島侵攻の気配を見せた事から、帰国の帰り道でもあるブラキュリオス湖航路の安全確保を目的とした迎撃作戦を展開する事を決断するアルガス公国・レジェンダリア諸島の攻防戦である。


 この戦いに措いて、置鮎竜次郎一佐を司令官とする日本国・アルガス公国・ドラグリア白龍大帝国・アセリナ王国から成る合同作戦軍である日シベ合同作戦軍とガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団とが、本格的な戦争へと突入し、激突した最初戦いとして知られて居る。

 この戦いでの別の戦線では、ダバード・ロード王国も参戦して居り、自国領近くのローラーナ帝国軍の要塞や基地。

 砦や見張り陣地と言った要地を撃破しつつ、敵の備蓄倉庫を襲って、物資や資金調達をして居たと言う。

 この戦い結果、ガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団の総兵力の9話8分を失った壊滅的な敗戦と成った事により、グリクス地方内陸部へと撤退する事に成る。

マルダ平原の戦い

 アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月日・午前4時30分頃に開始された、アルガス公国・レジェンダリア諸島の攻防戦である ブラキュリオス湖畔紛争の戦いの一つ。

 置鮎竜次郎一佐を司令官とする日本国・アルガス公国・ドラグリア白龍大帝国・アセリナ王国から成る合同作戦軍である日シベ合同作戦軍とガミトフ・バイマン中将が率いるローラーナ帝国・グリクス地方軍団とが、本格的な戦争へと突入し、激突した最初戦いとして知られて居る。

 緒戦であるレジェンダリア諸島 カントルナ砦近郊上陸撤退戦と同じく激しい攻防戦であったとの供述書と映像記録が残って居り、アースティア世界大戦末期の戦史を知る貴重な記録としも知られて居る。




ドラグナー皇国編

ドラグナー皇国

 日本の沖縄県から南西へ約1300キロ、台湾から約250キロの位置に在る大陸国家で、聖龍と言う人と合体変身する竜と共に生きる国として知られている。
この国は10年前にシベ帝戦争と言う戦いで、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れ、属国の扱い形式の従属同盟条約を強いられて居り、意のままに従うと言う屈辱的な扱いを受けてしまう状態と成って居る。


 聖龍

 聖なる龍である聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが生息していて、騎士達はそれら聖龍と主従契約を結び生涯のパートナーとする慣わしがある。聖龍は空を飛ぶだけではなく、地上を走り、水中をも泳ぐ万能の力を持っている種である。

 それぞれ主に4つの形態を持って、空戦、陸戦、水中戦が有り、最後は龍鎧器形態になるのだ。龍鎧器形態は契約者と一対に合体し、聖龍が主人の鎧になる姿である。聖龍の鎧を纏った聖龍騎士は、一騎当千の強さを誇り、一一個師団を楽々と打ち滅ぼせる実力が有ると言う。

ドラグナー皇国旗 

 白い聖龍とそれに跨る銀の鎧を身に纏っている騎士が槍を勇ましく掲げている。

魔法剣シルヴァロス
ヴァロニカの愛剣で切れ味が抜群。

ヴァロスカリブレイカー

 魔法剣シルヴァロスから放たれる真紅の閃光のヴァロニカ必殺技。空母クラスの船を一撃で破壊可能と言われている。

レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団

 ヴァロニカ直属の騎士団で殆んどが身分の上下を問わずに女性で構成されている騎士団で所属している女性達は、全てがヴァロニカに忠誠を誓っている。

レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団軍団旗


 艦隊旗と騎士団旗でも在るドラグナー皇国旗と真紅の鎧を着込んだヴァロニカを模した騎士が真っ赤な聖龍であるレッドアイゼンが隣り合わせに立った見姿を描いた旗を掲げて居る。

その中でもヴァロニカ直営部隊では、一際大きい旗を掲げて将軍旗として居た。

ドラグナー皇国軍・レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団空挺艦隊


 ヴァロニカ直属の騎士団であるレッドブラッドアイゼン聖龍騎士団が、外征軍として遠征に出掛ける際に使用する専用の艦隊。

レッドアイゼン

ヴァロニカの聖竜で愛騎。とても賢く忠実。

空挺魔導戦艦レビアナ

 ヴァロニカ・サークラ・レアモン旗下に在るドラグナー皇国軍・レッドブラッドアイゼン聖龍騎士団空挺魔導艦隊の旗艦で、全長が200メートルも在る。


 真っ赤な船体が特徴的で、空挺魔導戦艦レビアナを始めとするドラグナー皇国の空挺魔導戦艦の見姿は、その全てが竜の姿を模して居た。

 竜の頭部の口は、強力な魔導力光線の主砲と成って居り、他の7門の魔導副砲と15基の魔導紋章機銃も備え付けられて居る。
 
 魔導紋章機銃とは、六芒星式のサークル紋章が、機関砲の様な発射台装置台の先端に浮かび上がり、機関砲や機関銃の如く、魔導矢じりが撃ち捲る装置の事。

 護衛艦なんかで言えば、機関砲に当たる装置に成る。

その甲板には聖龍騎士達が、聖龍に跨って飛び立つ為の滑走路が在る。


 滑走路は砲撃に耐えられ様に頑丈な装甲板で覆われて居て、その滑走路は格納庫から延びていた。


龍鎧器(ドラグアーマー)
聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが鎧と成った姿。

ドラグフュージョン
聖龍と呼ばれるセイントドラゴンが人と合体変身すること。

新王都・ニューサリヴァン市 

 ドラグナー皇国の新王都で、 旧王都は10年前に、シベ帝戦争と言う戦争に措いて、ゾイザル皇子が送り込んだ100万の軍勢から成るローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

 その後は、シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、旧王都を明け渡す形で、ドラグナー皇国は北部沿岸地域に在るサリヴァン山脈地方へと居城と首都等の拠点を移した。

後に日本国を筆頭とする国連軍によって敢行された解放戦争の激戦地と成る。


 因みに下仁田町原産地とする農産物を中心とした食料品の苗木を人道支援から来る密貿易計画で輸出される事に成り、大いに助けられたドラグナー皇国の新王都ニューサリヴァン市は、アースティア大戦後に、群馬県・下仁田町と姉妹都市交流を結ぶ事に成る。



ニューサリヴァン港

 新王都・ニューサリヴァン市北側に在る主要港の事で、ドラグナー皇国軍やドラグナー皇国民の商人等の民間人達で賑わう大きな港。

 しかしながら、10年前のシベ帝戦争の敗戦により、ローラーナ帝国の従属同盟と成ったドラグナー皇国は、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府による圧力。

 更にはローラーナ帝国本国政府からの圧力が掛けられたせいで、ニューサリヴァン港の西側にでかでかと自国式の港が併設されてしまう不平等条約が結ばれて居た。




サリヴァン山脈地方

 シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、旧王都を明け渡す形で、ドラグナー皇国は北部沿岸地域に在るサリヴァン山脈地方へと居城と首都等の拠点を移し、ニューロートレア城とニューサリヴァン市として再建した地域のこと。 



ニューロートレア城

サリヴァン山脈を利用して造られている巨大な西洋式要塞型城郭。中は広く、東西に7キロ、南北に10キロと広大である。

ドラグナー皇国は、10年前にシベ帝戦争と言う戦争に措いて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、ドラグナー皇国は、サリヴァン山脈へと居城と首都等の拠点を移した。



サリヴァン山脈

 ニューロートレア城が築城された山脈のことで、その周辺地域に新王都ニューサリヴァン市が築かれて居る。 


 ドラグナー皇国は、10年前にシベ帝戦争と言う戦争に措いて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と戦って破れて居る。

シベ帝戦争で荒廃してしまった旧都・サリヴァン市とロートレア城を再建する為に、ドラグナー皇国は、サリヴァン山脈へと居城と首都等の拠点を移した。


 

 

ドラグナー聖龍山脈

 ドラグナー皇国南部に在る巨大山脈地帯の事で、その名の通り聖龍が住まう神聖な土地として敬われ、濫りに手を加えては成らないとされて居る神聖な山。

ロートレア地方

ドラグナー皇国の在る一帯の地域を指して居る地名で、王城名にも使われて居る。



旧王都・ロートレア市とロートレア城


 ロートレア地方の南部に位置し、東西南北の街道が行きかうドラグナー皇国の中心地だった場所で、かつてはこの国の王都と王城が置かれて居たドラグナー皇国の発祥地でも在る。

 しかしながら、10年前のシベ帝戦争の敗戦により、旧王都・ロートレア市とロートレア城の大半が焼かれてしまい荒廃と化してしまう。

 現在はローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府による占拠が続く植民地支配に置かれた地方都市と要塞が置かれ、近くには幾つもの砦や駐屯地、更には魔導力船舶の専用の飛行場や駐機場が置かれて居る。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸軍・旧王都・ロートレア市駐留基地と旧王都・ロートレア市駐留基地・陸軍司令部が置かれて居る。

 10年前のシベ帝戦争の敗戦により、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府は、同地を植民地支配するべく旧王都・ロートレア市とロートレア城に設置した陸軍専用の駐留基地のこと。
 その近くには幾つもの砦や駐屯地、更には魔導力船舶の専用の飛行場や駐機場が置かれ、その管理も任されて居る。


ロートレア山脈

 旧王都・ロートレア市の南端に位置する山脈地帯の事で、ドラグナー皇国が初めて築いた居城も此処に在った。

 ロートレア城の中は広く、ロートレア山脈を利用して造られて居り、東西に7キロ、南北に10キロと、その広さは中々に広大である。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸軍・旧王都・ロートレア市駐留基地と旧王都・ロートレア市駐留基地・陸軍司令部が置かれて居る。
ローラーナ帝国編

ローラーナ帝国  帝都・ローラマ市

  ユールッハ地方の南部一帯に広がる半島を本拠地とするローラーナ帝国の本土であるローラーナ半島を本土するアースティア世界最大の大帝国。

 その支配地域には、ユールッハ地方の南部一帯・ カリフア大陸・ユーラシナ大陸の6割五分・シベリナ地方西部・西方バルバッサ帝国同盟に加わる同盟が、彼の帝国の最大版図に加えられて居る。 

 国体は皇帝を頂点とするトップダウン方式だが、地方貴族や皇帝直轄領に派遣されて居る各地方長官と軍団長達に由る自治権も認められて居る。

 帝都ローラマ市

 ローラーナ帝国の帝都で、古代ローマ市と酷似して居る大都市であり、商工業が発展した貿易都市でも在る。

 贅沢な調度品から家庭用品や奴隷に至るまで取り扱うと謳う大都市だが、アースティア大戦末期には、地球系転移国家群の近代的な商業交易戦争を仕掛けられ、経済基盤に大打撃を受けてしまう。

 帝城・ローラマニア宮殿城

 帝都ローラマ市の南部に在るローラマニア山に聳え立つ、皇帝・皇族が住まう帝城で、ローラーナ帝国の政治中枢の中心地。

 600年掛けて増改築工事を繰り返して居るせいか、迷宮の様な宮殿式城が完成して居り、謁見の間として使用されて居る皇帝謁見の間に鎮座する皇帝玉座に座る皇帝は、必ず物凄いカリスマ性を持てる偉大な大皇帝と呼ばれる人物に成ると言う。

ローラーナ皇帝玉座

 謁見の間として使用されて居る皇帝謁見の間に鎮座する皇帝玉座の事で、此処に座る皇帝は、必ず物凄いカリスマ性を持てる偉大な大皇帝と呼ばれる人物に成ると言う。


ローラーナ世界統一覇権戦争

アースティア暦1000年の今現在に措いても不明だが、邪神戦争後にギルバート・メリッシュ・ローラーナは、突如として、その人格を豹変させ、アースティア暦600年。

 この年にローラーナ王国は、国体体制を帝政へと移行させ、国名をローラーナ帝国に改名し、アースティア世界に争いが絶えないのは国家・部族・民族がバラバラで多すぎるからだと言う理由や気に入らないと言う特に理由も無くと言った感じに、ローラーナ帝国によるアースティア世界武力統一平定を目的としたローラーナ世界統一覇権戦争を開始させ、手始めにローラーナ帝国近くに在った周辺国へと侵攻を開始する。

ギルバートに関する記録が時代が経つに連れて、ローラーナ帝国とその周辺諸外国から戦争開始などを含めて、その本当の理由や動機が徐々に分からなく成って行く。

ローラーナ帝国軍

 陸海軍から成るローラーナ帝国の軍隊の事で、魔導出力艦艇を中心とした軍隊の展開を主とする魔導式軍隊。

 その規模は数千万人に上ると言われて居り、アースティア世界の総兵力数の7割近いと言われて居たが、地球世界から日本国を中心とした地球連合が加わった事により、6割程度に縮まってしまうが、それでも兵力・兵器数だけでも世界随一ほ誇る事には変わりない。

 但し地球連合とは違って、空軍が旧時代の古代大戦期に廃れてしまった為に、空軍と言う概念を持って居ないらしく、陸海軍が独自に航空戦力を保有し、連携して戦争をして居る。
 

ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊
 
通称名・ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊。


その名の通り、帝国海軍を中心とした外征連合艦隊で、正規の海軍艦隊とは別の艦隊である。


 主な任務は、敵国への侵攻・かく乱・焦土戦・威力偵察等である。

 また定期的な敵対国への攻撃や戦闘が激しい地域へ物資の輸送任務も含まれて居る。

 外征艦隊は帝国軍の先方隊でも有り、汚れ仕事もしている連中でも有り、攻め入った先での略奪や焦土撲滅戦闘の惨状は目に余るものが在ると言う。


主要な艦隊メンバーは以下の通り・・・・・・・・・・・・・・

シドウ・ギワザン 37歳 階級・准将

 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊総司令官で階級は准将。野心家で出世の為なら何でもする卑劣感。

 乗艦している艦は空挺ザージェント・ギワザン

第一外征艦隊の正式名称はイースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊。

ネーレイ・マモー・ハンズ 30歳 階級・大佐

 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第一艦隊司令官で、軍階級は大佐。

 姉御と慕われる女軍人で卑怯な手口も厭わない女で貧困スラム出身で金欲しさに軍へと入った女。

乗艦している艦は海上鋼鉄戦艦ザージェント・マモーハンズ。

ビンラー・デインチャー 27歳 

 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第二艦隊司令官で、軍階級は中佐。 

 刺青とモヒガン頭、見た目がヒャッハーしていそうな出で立ち。

 乗艦している艦は揚陸陸上浮遊艦ザージェント・デインチャー。

デビッド・ラスビデ 27歳 

 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第三艦隊司令官で、軍階級は中佐で、眼帯をして居る厳つい男。

 これもビンラーと同じく、ある意味ヒャッハーしていそうな人乗艦している艦は突撃揚陸海上艦ザージェント・ラスビデ。


リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊

通称名・ローラーナ帝国海軍艦隊・第二外征艦隊

 ローラーナ帝国海軍艦隊の第二外征艦隊。主に帝国本土とゾルモン地方からグリクス地方周辺を周回航行をしながら敵対する勢力側の主力部隊や主要地への攻撃をして回って居る艦隊。

主要な艦隊メンバーは以下の通り・・・・・・・・・・・・・・


 ブリュタイ・コズン 42歳 少将

 リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊の司令官で、右目に眼帯をして居る巨漢のオジサン司令官。帝国軍人としては珍しく常識人で、任務に忠実で下手な野心を持たない人物。

エキサドル・フォズム 40歳。大佐

 小柄な背丈をして居るリンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊の副司令官。ブリュタイの側で的確なアドバイスをしつつ、支える参謀でもある。

リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊旗艦

ゼント・クラ―デイ級重装甲突撃型魔導空挺戦艦ブリュタイン

 全長300メートルクラスの魔導空挺戦艦で、重量感の在る細長い船体と防御力に優れた重装甲が特徴的。

 船体の船首部に在る巨大な魔導力式荷電粒子方は、280メートルクラスの船体の在る艦艇を一撃で沈める程の威力を持って居る。

 元は巨人戦争時代に封印された宇宙船兵器の一つで、動力源の永続的な使用が不可能と成る恐れから、とある国家の地方に在った地下施設へと封印されて居た船体を発掘。

 それを劣化コピーさせたのがゼント・クラ―デイ級重装甲突撃型魔導空挺戦艦と成って居る。

武装

魔導力式荷電粒子方一門

魔導力主砲3門

魔導力副砲15門

魔導紋章機銃60門




火蜥蜴海賊団
 私略船免状を持った女海賊団。構成メンバーのほぼ全員が女性でと占められている海賊団で、男性の団員は奴隷か気に入られて婿として受けいられた者のみ。

組織は他種他民族の女性で構成されている女傑海賊集団で、海賊に身を落とした理由は、主に男性関係で色々と揉め事を抱えたり、戦争やマフィヤ抗争でのいざこざなど多岐に渡る。そう言った事柄から身を守る為に武装化して行った女達である。棟梁はアルビダ・ラッグナス

アシラグーン号 
紅き火蜥蜴海賊団の旗艦。帆船型では有る物の魔動力機関と合わせる事で速度を上げている。

主要武装は主にフランキ砲似ている大砲を用いているが、魔力を封じ込めた弾を撃ち出す魔導砲も有している。約30門の大砲と団員の白兵戦による総掛かり戦が主な戦い方。 

私略船免状

帝国が指定した強力な海賊に対して、略奪等の免状を与える代わりに海軍の手伝いをさせ、奪った財貨を一定額の税金として納めさせる代わりに、犯罪者としての指名手配を免除する制度だ。


 この免状を持った海賊は、襲った船から財宝から人材まで好きに出きるので、大喜びで帝国の下で働き、帝国は膨らんだ帝国領海の確保に即応できる船を海賊船で賄う事が出きていた。

 ローラーナ帝国・第三方面地域統治領

 アースティア暦800年の時に、ローラーナ帝国は瞬く間にシベリナ地方南部とユーラシナ大陸の中央諸国を制圧し、続いてシベリナ地方東部地域へと侵攻した際に区分された統治領の呼び名のこと。

 主にシベリナ地方東部地域と東方海域諸島の国々の事を指して居る。


ローラーナ帝国領・第三方面地域統治領・シャッポロ属州領


 アースティア暦800年の時に、ローラーナ帝国は瞬く間にシベリナ地方南部とユーラシナ大陸の中央諸国を制圧し、続いてシベリナ地方東部地域へと侵攻。

 その入口に当たる国家、シャッポロ王国も征服し同国は滅亡する事と成ってしまう。
 抵抗を続けて居た王族の一部は処刑されたが、一部はコヨミ皇国を含めた国外へと逃れた。

 現在はローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナの本拠地であり、ローラーナ帝国東部地域に措ける属州として扱われて居る。

ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督

 ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領を統括して居る役職の事で、同地方を治める権限とローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍の指揮権を有し、第三方面軍総司令官をも兼務して居る重要なローラーナ帝国幹部職と成って居る。

ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府

 ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領の属州政府の事で、ローラーナ帝国法の法律と慣例形式の決まりでは、皇族または、本国政府たる宰相府から任命された貴族または出世官僚の中から選抜された人物が就任する事に成って居る。

総督

 ローラーナ帝国領内の特定直轄領地域を治める為の役職で、方面軍の司令官が兼務する事も有り、他国領を攻め取った場合は一代限りは、分捕った功績を上げた人物が人事異動に成るまでは初代総督に成る慣例と成って居る。

 それ以外の場合では、人事権限を持った省庁の大臣または長官職により任命される事が多いと言う。


オタル市

 ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領の主都で、旧シャッポロ王国の王都のこと。
 現在はローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナの本拠地であり、ローラーナ帝国東部地域に措ける属州の・軍事と経済の中心地で、北西部からはシャッポロ川がシャッポロ湾へと注いで居る。

シャッポロ湾

 オタル市の東側に広がる内海の事で、龍雲海へと繋がって居り、北西部からはシャッポロ川がシャッポロ湾へと注いで居る。

 ローラーナ帝国軍政務総省・ローラーナ帝国軍第三方面軍・ローラーナ帝国東方制圧軍司令部庁とローラーナ帝国東方制圧軍司令部庁舎基地

 ローラーナ帝国東部地域に措ける属州の防衛と属国の監視と命令に加えて、アースティア世界東部地方の制圧作戦・・・特にユーラシナ大陸東側地方と東方海域諸島の国々の制圧を目的として設置された方面軍と司令部庁のこと。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナが総督を兼務する形で任務に付いて居る。

ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍


 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍は、陸海軍を中心としたローラーナ帝国軍の地方方面軍の事で、ローラーナ帝国東部地域に措ける属州の防衛と属国の監視と命令に加えて、アースティア世界東部地方の制圧作戦・・・特にユーラシナ大陸東側地方と東方海域諸島の国々の制圧を目的として設置された方面軍と成って居る。

 但し地球連合とは違って、空軍が旧時代の古代大戦期に廃れてしまった為に、空軍と言う概念を持って居ないらしく、陸海軍が独自に航空戦力を保有し、連携して戦争をして居る。

ローラーナ帝国海軍東洋方面艦隊・第120艦隊


 ローラーナ帝国軍政務総省・ローラーナ帝国軍第三方面軍・ローラーナ帝国東方制圧軍司令部庁旗下所属のアディーレ・グレッサ辺境侯爵艦隊司令官(少将)が率いる辺境地方艦隊の事で、30隻の艦隊と7隻の竜空母艦から成り立って居り、旗艦はバローナ号と成って居る。

 転移災害により、あさくら号の拿捕と保護を巡って日本国海上自衛隊の護衛艦隊と交戦するが、現代科学武器を駆使する海自護衛艦隊の前に成す術も無く敗戦してしまい、一部の艦艇は拿捕され、海竜らも捕縛されてしまう。

 戦後、それらは全てコヨミ皇国が接収して使用する事に成ったと言う。


ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸海軍・ニューサリヴァン港共用駐留基地とドラグナー皇国方面監査陸海軍・ニューサリヴァン港共用駐留基地司令部


 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部が、ドラグナー皇国のニューサリヴァン港に自国軍と自国船籍の為だけに築き上げた大規模な港のこと。

 その出入りも厳しく制限されて居り、ローラーナ帝国関係者が我が物顔で闊歩すると言うドラグナー皇国の法と権力が及ばない土地と化して居る。

 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍・ドラグナー皇国方面監査陸軍・旧王都・ロートレア市駐留基地と旧王都・ロートレア市駐留基地・陸軍司令部

10年前のシベ帝戦争の敗戦により、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領統治府は、同地を植民地支配するべく旧王都・ロートレア市とロートレア城に設置した陸軍専用の駐留基地のこと。
 その近くには幾つもの砦や駐屯地、更には魔導力船舶の専用の飛行場や駐機場が置かれ、その管理も任されて居る。



オタル城

 旧シャッポロ王国の居城のこと。現在はローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナの居城として使用されて居る。

ゼルダ地方

 元々はアルガス公国の領土で、帝国との戦争で逃げ延びて来た土地であり、国家を再建する際の臨時の主都が置かれた地方である。

 アルガス公国が築いた旧ゼルダ城を基盤とするゼルダ門要塞と言う大要塞が改築を繰り返される形で聳え立っている。



ゼルダ門要塞

 ゼルダ地方を統治と軍事上の要でもある大要塞。
この地方にはアルガス公国が築いた旧ゼルダ城を基盤とするゼルダ門要塞と言う大要塞が改築を繰り返される形で聳え立っている。

その名の通り、要塞は周囲をグルリと円を描く様に焼く12キロに広がって様々な施設が備え付けれる形で建てられいるが、東西南北に巨大な門が有るのだ。

此処は対ダバ・ロード王国との最前線の要地であると同時に帝国の東部戦線へと送られるあるゆる物資の集積所にして通り道でも有る。




グリクス地方州 

 ラクロアナ王国の西部の一部とアルガス公国・アセリナ王国・ダバード・ロード王国東部地域を指している。


グリクス地方軍団

 ラクロアナ王国の西部の一部とアルガス公国・アセリナ王国・ダバード・ロード王国東部地域を守っている軍団。

総兵力は300万人以上を超えていて、多数の植民地出身の兵士と本国出身者の将兵で構成されている。軍団司令長官はガミトフ・バイマン中将と成っている。

グリクス地方艦隊

 魔導陸上戦艦や帆船戦艦・帆船輸送艦・魔導空挺戦艦・空挺竜母艦と言った構成から成る1239隻以上もの大艦隊を有する地方艦隊のこと。

 主力は魔導空挺艦隊と魔導陸上艦を主力とする陸軍艦隊では在るが、その気に成れば大河や湖畔、果ては大海を越えての越境侵攻をも可能とする大艦隊でもある。

 しかしながら、1239隻以上もの艦船あった筈と言うのは、日シベ合同作戦軍によるグリクス地方奇襲攻撃作戦の終盤でハンナによるうっかりにより、エクスプロトンバスターと言う爆裂魔砲で半壊させられてしまった為に、その栄光は過去に成ってしまった。

グリクス要塞

グリクス要塞とは、ブラキュリオス湖の南部にある軍港都市たるグリクス市には、グリクス港と言う巨大な湖畔軍港が整備されて居る。

 其処には、幾つもの軍船が接岸できる桟橋が作られ、何百隻もの軍船が係留されて居る。

 更にグリクス市の南内陸部に目をやると、魔動力式で動くホバー方式型陸上戦艦が並べられて居るローラーナ帝国軍・グリクス地方軍団の本拠地。

 此処はローラーナ帝国が、ラクロアナ王国の西部の一部とアルガス公国・アセリナ王国・ダバード・ロード王国東部地域と言った地域への侵攻と防衛を目的とした前線要塞郡の事を指して居る。

 魔導陸上戦艦は、帆船型と装甲艦の二種類が有り、装甲艦の姿は、丸でSF映画かアニメに出て来る戦艦の姿に似ていた。


 その全長が100メートルは越えて居て、ちょっとした護衛艦みたいであり、主兵装が大砲やバリスタ、魔導師の魔法攻撃、竜種各種を用いた家畜竜部隊が艦内に格納されて居る。


 厄介なのが陸上だけで無く、水上も航行可能と言う点である。

 この艦が兵や兵器を輸送する揚陸艦や輸送艦の代わりを果たして居た。

 その他にも空挺戦艦や空中竜母艦等が飛行船場と呼ばれる場所で、駐機されて居る。

 近くには竜舎が在り、飛竜や翼竜が飼育されて居て、竜騎士航空隊による空爆・迎撃・対航空戦に備えて居る。

 このようなアースティア世界に措ける軍事力の世界水準で、ローラーナ帝国と言う国家は最強であり、最高の物を備え、此処と同じような軍事施設が設置されて居る場所が、幾つも在るのである。


 覇権主義国家たるローラーナ帝国の軍事常識の戦法の定石として当たり前とされ居るのが、兵士と兵器による圧倒的な物量を持って進軍し、その力を持ってして攻め入った敵対国を征服する。


 それがローラーナ帝国の軍事力と戦い方のスタイルの定番なのであった。

 そして、このグリクス要塞地には、大小4千もの陸水空と3軍の軍船が並べられ、常に何時でも出撃体勢に入って行ける様な戦時体制が敷かれて居ると言う。




キリランシャロ地下山脈地帯大要塞郡・キリランシャロ要塞

キリランシャロ要塞とは、ブラキュリオス湖から南西に150キロ地点に在るシャッポロ連峰山脈・シャッポロ連峰山脈西部地方・キリランシャロ山脈に在る地下大要塞のこと。

 ローラーナ帝国・ローラーナ帝国領・グリクス地方州・グリクス地方軍団が管轄するユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・グリクス地方州の武器兵器に関わる貯蔵庫にして、整備製造工場が置かれて居る重要な拠点の事である。



移動要塞戦艦デストロイヤー 

 全長600メートルクラス移動要塞戦艦。元は古代兵器の移動要塞デストロイヤーをコピーして作られた兵器。

多数の大型兵器を運搬し、左右の装甲に18門の魔導砲台と艦全部に搭載されているデストロイヤー砲で全てを薙ぎ払い撲滅する凶悪な兵器だが、移動は時速40キロと遅く、照準も疎らで充てに成らない問題なども多数抱えている。

細長い胴体と6本の多脚式歩行装置で地面を移動し、長距離は60メートル上空を飛行して移動する事が出きる。


ムーラ・ザーメ帝国立兵器研究所 帝国が誇る兵器の開発と発掘兵器の研究と解析などをしている研究機関である。

ホムンクルス

ローラーナ帝国が、人間には操縦不可能な兵器の搭乗者や無限に生み出す使い捨ての兵士として作れられた存在。


キメラドラゴン 


帝国が戦場や自国で飼育入手した竜人族と竜族、世界中の各種生物を錬金魔法学や魔法生物学の粋を集めて作った生物兵器の総称。

その前進はホムンクルスドラゴン計画やホムンクルス生物兵器計画、品種改良生物兵器計画等の研究データが使われている。

その全計画は、帝国総合魔導省と帝国軍務省の二つの国務省が帝国立魔導共同研究所を設立して深く関わっている。

ホムンクルスドラゴン 


帝国が全世界へと戦線拡大に伴い竜種家畜生物兵器の不足が問題と成っている事を鑑みて錬金魔法学と魔法生物学を駆使して、竜種をはじめとする生物の細胞を魔法液薬で満たされた大きなガラス製のカプセルで培養・生成する事により生まれた人工生物。

クローンの様な物だが、元に成った生物より強化されて作られているが、一度でもカプセルから出てしまうと死亡してしまう欠点がある。

しかし、帝国は、手間をかけて飼育して育てるよりも、大量生産できるこのドラゴンを使い捨ての兵器として使用する事を決定している。

エレクドラリュウム・ゴーレム 身長55メートル

 オリハルコン鉱石やミスリル鉱石よりも堅いとされるエレクトリュウム鉱石を多量に使われている人型無人魔動兵器で、最大の特徴は頭部の額に有るエレクトリュウム結晶石から放たれるエレクトリュウムマギウス砲である。



 オリハリコリュウム・ゴーレム 身長45メートル
オリハルコン鉱石で作られたゴーレム。表面は城壁のレンガや石材の如く長方形の紋様である。攻撃力特化型のゴーレムで強力なオリハリコリュウム砲を装備している。


ブラッデイ・サイクロプス

 かつてダバード・ロード王国の王国南部の鉄の都と王家の渓谷と言う伝説の地にて、古代遺跡を発見した際に発掘された古代兵器であるブラッデイ・サイクロプスと帝国に名付けられた黒き巨人型魔導兵器。

 帝国では魔導装甲巨兵と言う分類に分けられ、現在、発見されている数は100体は有ると言う兵器は、帝国国内で解析と量産と再設計図を下に現在の処、応用兵器の開発が進められていると言う。

 リナの姉であるレナ・ミーサガ・リンバースが関わった発掘には、この様な兵器の存在が有った為に、レナは追われ、捕らわれしまい。家族と親戚の離散を招いてしまうのだった。


ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍司令部要塞・ゾルモン要塞


通称名・ゾルモン要塞。


 
 
 正式名称は、ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍司令部要塞・ゾルモン要塞と言う。


 それはローラーナ帝国本国から見れば、南東部の防衛拠点にして、東方勢力を征伐平定をする為に作られた難攻不落の大要塞である。





 その昔、ローラーナ帝国が、このユーラシナ大陸のユールッハ地方の東方地域であったゾルモン地方の国々を征服し、ゾルモン地方の王国であったゾルモン王国のゾルモン城を要塞として再建築したのが、このゾルモン要塞である。


 ゾルモン要塞は、ゾルモン内陸海のど真ん中に在るゾルモン大島諸島の全地域と地下大洞窟から成り立っている要塞であり、新旧5千もの艦船から成る艦隊と400万もの大軍勢を有する勢力を誇って居た。



 数多の有能な人物や武断的な人物が統率を取って来た要塞であり、今現在は、武断的で物量戦主義な性格を持って居る人物として世界中の政府と軍部から注視されているアーノルド・ドズール大将が、このゾルモン要塞とこの地方の軍勢であるローラーナ帝国軍・第四軍団所属・ゾルモン要塞軍団を取り仕切っていた。


ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍

通称名・ゾルモン要塞軍団


 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団・第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール 大将 

 目的・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の制圧。ミンフィル王国東南諸国同盟の制圧。同地方の属国・従属同盟国の管理統治。


ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊

 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団旗下の陸海空から成る大艦隊のこと。


ゾルモン地方

 ユールッハ地方の東方地域の最東端地域の一つで、北にオローシャ帝国。
  
 南西部にアマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合とカリフア大陸。

 東にカレールーナ帝国とガルマニア皇国。

 南東部海域に、欧州諸島連合国(EU諸島連合)と言った国々と地域に接して居るローラーナ帝国東部地域戦線の要衝と成って居る地域の事。

 
 その昔、ローラーナ帝国が、このユーラシナ大陸のユールッハ地方の東方地域であったゾルモン地方の国々を征服し、ゾルモン地方の王国であったゾルモン王国のゾルモン城を要塞として再建築したのが、このゾルモン要塞である。

 アースティア大戦末期終盤に措いて、惑星アースティア星反帝国同盟諸国反抗作戦第一号作戦(通称名・星一号作戦)に措ける攻略作戦目標の一つとして、ゾルモン要塞攻略作戦が展開された戦地として、歴史書に残る地域とも成って居る。

ゾルモン大島諸島

 ゾルモン要塞軍団の本拠地が置かれて居るゾルモン内陸海と言う内陸海に浮かぶ離島諸島のこと。

その地下には天然の大空洞が広がって居り、ローラーナ帝国は、其処を利用してユーラシア大陸を制覇する為の足掛かりと本土防衛要塞として活用して居る。

 ゾルモン内陸海の在るお陰で、ゾルモン要塞の入口の在るゾルモン大島諸島への揚陸作戦が行われ難い地形と、周辺数百キロメートル近辺地域には、駐留軍基地が置かれて居る為に、ゾルモン要塞は難攻不落の要塞としてアースティア世界中に、その名が轟いて居ると言う。


ゾルモン内陸海

 ゾルモン要塞軍団の本拠地が置かれて居る内陸海の事で、その地下には天然の大空洞が広がって居り、ローラーナ帝国は、其処を利用してユーラシア大陸を制覇する為の足掛かりと本土防衛要塞として活用して居る。

 ゾルモン内陸海の在るお陰で、ゾルモン要塞の入口の在るゾルモン大島諸島への揚陸作戦が行われ難い地形と、周辺数百キロメートル近辺地域には、駐留軍基地が置かれて居る為に、ゾルモン要塞は難攻不落の要塞としてアースティア世界中に、その名が轟いて居ると言う。


オデュッサ要塞


 オデュッサ要塞は、ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団とその司令官である第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール 大将旗下に置かれたローラーナ帝国軍の陸海空統合連合方面軍のこと。 



 その主な任務には、オローシャ帝国がウルス山脈地方を守るジャンブロー要塞基地から更に西南へと進んだ先に在るローラーナ帝国の重要な要塞郡の事で、主にオデュッサ鉱山脈地帯とバラドン鉱山脈地帯の防衛とユールッハ地方、シベリナ地方への侵攻が目的に成って居る。


 オデュッサ要塞の司令官は、ローラーナ帝国海軍の大佐で、オデュッサ要塞の司令官であるガルベ・マグベ大佐と成って居る。


オデュッサ軍団艦隊

 オデュッサ軍団艦隊とは?

 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団とその司令官である第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール 大将旗下に置かれた、オデュッサ要塞の防衛とユーラシナ大陸東方方面への侵攻、それに加えて陸海空統合連合方面軍のオデュッサ軍団との統合運用を目的として居る艦隊のこと。

 
 敵地へと赴く場合には、陸海空統合連合方面軍のオデュッサ軍団と共に侵攻作戦を遂行する事に成って居る。


オデュッサ軍団

オデュッサ軍団とは?

 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団とその司令官である第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将旗下に置かれた、オデュッサ要塞の防衛とユーラシナ大陸東方方面への侵攻、それに加えて陸海空統合連合方面軍のオデュッサ軍団艦隊との統合運用を目的として居る陸戦・空戦部隊を主軸として居る実働部隊軍のこと。

 敵地へと赴く場合には、輸送・護衛・攻勢を目的としているオデュッサ軍団艦隊と共に侵攻作戦を遂行する事に成って居る。


ザンベルト級型空挺魔導戦艦ザン・ジベル

全長400メール。

 オデュッサ方面艦隊の旗艦である400メール級のザンベルト級型空挺魔導戦艦の事で、全体が丸みを帯びた高速移動強襲艦。

 主に一撃離脱戦法と強襲作戦に用いられている空挺魔導戦艦で、ローラーナ帝国軍内では、先鋒艦隊軍に用いられて居ると言う戦闘艦。



ガルゴニア要塞

オデュッサ要塞が在る地点とは別方向であり、ジャンブロー要塞基地からは北西へと進むと、ローラーナ帝国との国境付近から東へと600キロ地点に在るのが、ガルゴニア要塞と言う要塞が在る。

 その要塞は、オローシャ帝国の西口へと続く街道とリユッセル北欧同盟と呼ばれるユールッハ地方の北側の国々との国境地帯一帯をローラーナ帝国側は睨んで居る。




オデュッサ鉱山脈地帯とバラドン鉱山脈地帯

 オローシャ帝国がウルス山脈地方を守るジャンブロー要塞基地から更に西南へと進んだ先に在るローラーナ帝国の重要な要塞郡内に在る鉱山地帯の事で、アースティア世界に在る魔石鉱物や特殊鉱物。

 アースティア世界と地球世界両世界にも良く見られる鉱物資源が採掘されて居る重要な採掘場でもある。

 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊・第一艦隊・フリーザー魔導空挺艦隊

 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団とその司令官である第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将旗下で在り、その副司令官でもあるデナンズ・フリーザー中将直属艦隊のこと。

 旗艦はグレート・デルギン級空挺魔導戦艦グワデンと成って居る。


グレート・デルギン級空挺魔導戦艦グワデン 


全長が320メートル。


 ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍・通称名・ゾルモン要塞軍団とその司令官である第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール大将旗下で在り、その副司令官でもあるデナンズ・フリーザー中将専用旗艦のこと。

 因みにグレート・デルギン級空挺魔導戦艦グレート・ドッズールとは同系艦


第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊

 デナンズ・フリーザー中将旗下のローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊・第一艦隊・フリーザー魔導空挺艦隊旗艦艦隊旗下に在る強襲戦艦隊の一つのこと。

 
 第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊の旗艦でもあり、その船体は細長い宇宙戦艦の様な形と成って居り、船底下が降下出撃専用ハッチ扉と成って居て、鎖に繋がれた状態の魔導機兵が其処から切り離される形で地上へと降下し、目標地点を制圧して行くのが強襲戦艦隊の任務目的と成って居る。


 ガナベル・セガール・バドーが艦長と艦隊司令官と成って居るが、彼は前線指揮を執りながら、目標地点制圧戦を得意として居る事から、旗艦と艦隊指揮を副官のカリナス大尉が取って居る。 


旗艦はガンドラ型鉄鋼魔導高速強襲戦艦・ノイエ・ジールと成って居る。

ガンドラ型鉄鋼魔導高速強襲戦艦・ノイエ・ジール

 鉄鋼魔導高速強襲戦艦艦と呼ばれるナイト・マギアを6機を運搬して敵に強襲を掛ける戦艦の中では巡洋艦クラスに当たる艦船で、その全長は150メートル前後である。

 第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊の旗艦でもあり、その船体は細長い宇宙戦艦の様な形と成って居り、船底下が降下出撃専用ハッチ扉と成って居て、鎖に繋がれた状態の魔導機兵が其処から切り離される形で地上へと降下し、目標地点を制圧して行くのが強襲戦艦隊の任務目的と成って居る。


 ガナベル・セガール・バドーが艦長と艦隊司令官と成って居るが、彼は前線指揮を執りながら、目標地点制圧戦を得意として居る事から、旗艦と艦隊指揮を副官のカリナス大尉が取って居る。 

古代重装騎士型機兵・サイ・ジール

 ガナベル・セガール・バドー少佐の乗機の専用機体の事で、物語開始前の4年前に、ダバード・ロード王国の南部領に在る王家の渓谷霊廟と呼ばれる遺跡を制圧した時に発見した機体をローラーナ帝国古代技術研究所機関が改修・修理をした上で、バドー少佐に作戦成功の恩賞として下賜された魔導機兵のこと。


 その時に其処に居合わせたダバード・ロード王国の女研究者であるレナ・ミーサガ・リンバースであり、バドー少佐はレナを攫った張本人でもある。

 彼女と共に手にした機体は、サイ・ジールと名づけられて彼の専用機として使われる事と成った。

 その姿は重装騎士に似て居る事から古代重装騎士型機兵と言う名称が与えられ、その装備には、大きな盾と大剣、腰には折りたたみ式の斧を装備している。

 しかもこの機体は、旧時代の技術でバーニア噴出口がバックパックに備え付けられて居るので高速で移動が可能なのである。


 更に機体の保存状態が良かったらしく、魔導技術への変換も容易に行われ、彼の手足の如く動ける乗機と成ったのだった。


量産型古代重装騎士型機兵・サイ・ジルン


 サイ・ジールの劣化量産機として建造された魔導機兵の事で、サイ・ジールと同系機体の量産は不可能だったが、劣化コピー機体の量産は可能だったので、機体数は少ないが量産された機体のこと。

 サイ・ジールと似たような武装と構造を持った原型性能の40%性能を誇ると言われて居る。



魔導機兵・イースト・エンペラル

ローラーナ帝国が生産保有している量産型魔導機兵。全長30メートル体重約300トンとやや重量過多だが時速が30キロで歩行可能である。武装は盾・剣・槍・杖である。


ローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍

第二方面軍総司令官・キシリアーナ・ザルビッシュ少将

目的・カリフア大陸の制圧(完了済み)とローラーナ帝国直轄領の統治及び属国・従属同盟国の管理統治。


カリフア大陸

 ユールッハ地方の南に或るアフリカに似た様な大きな大陸で、帝国の支配地域として知られた大陸。

 その多くはローラーナ帝国による軍事侵攻を恐れたり、その力を利用する事を目的にその傘下へと堕ちた属国で、占められて居る。

 ローラーナ帝国に取って、アースティア世界征服制覇と言う目的を達成させる為の重要な資源供給地であり、人的資源・食料資源・各種素材資源・兵器工業工房所在地・海洋資源等々と言った具合に、様々な税収入に七割がこの地から得て居る事に成る。

 しかしながら、植民地支配の様なやり方なので、実態経済との乖離が激しい部分が在るらしく。
 アースティア大戦末期では、日本国を中心としたアースティア国際平和維持連合に加盟する経済圏。
 地球海洋諸国連合同・シベリナ王国連合・リユッセル北欧同盟・ミンフィル王国東南諸国同盟・デモニュクス帝国・魔族連合・アセニア亜人連合同盟・色竜部人族自治領域連合などの国々による巨大な市場経済が本格的に活性化した事によりローラーナ帝国による西方バルバッサ帝国同盟を中心としたローラーナ帝国社会一強搾取主義経済圏は敗退。

 逆に地球海洋諸国連合同によって自由資本主義経済圏によって市場経済の物流網品の逆流入の流れが次第に大きくなって行き、極端なインフレとデフォルトへと追い込まれて経済破綻を引き起こしてしまう事に成る。

カレールーナ大海洋

 カリフア大陸東側・ユーラシナ大陸南側に在る海域をして居る名称の事で、インド洋くらいの広さを誇って居る海域。

 そのど真ん中には欧州諸島連合国(EU諸島連合)。

 北西部には、アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合。

 西側にはカリフア大陸。

 北東部には、カレールーナ帝国とガルマニア皇国。

 北側にはゾルモン地方とゾルモン要塞とゾルモン湾海域が在る。

 アースティア国際平和維持連合機構決議により発動された、惑星アースティア星反帝国同盟諸国反抗作戦第一号作戦(通称名・星一号作戦)に措けるゾルモン要塞攻略作戦に措ける主戦地の一つで、ゾルモン湾海域海戦が行われた海域とも成って居る。


ローラーナ帝国軍各方面軍区画に付いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ローラーナ帝国は、自国軍を使って世界各地へと国軍を進軍させ、世界制覇統一平定を掲げている。

 その主な方面軍は以下の通り。

ローラーナ帝国軍・第一方面軍・ユールッハ地方面制圧軍

目的・ユールッハ地方とリユッセル北欧同盟の制圧。

ローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍

第二方面軍総司令官・キシリアーナ・ザルビッシュ少将

目的・カリフア大陸の制圧(完了済み)とローラーナ帝国直轄領の統治及び属国・従属同盟国の管理統治。

ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍

第三方面軍総司令官・ゾイザル・セイダル・ローラーナ

目的・東シベリナ地方制圧とシベリナ王国連合の制圧。

地球転移国家群の出現後は、異界国家討伐も加わる。

ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍
第四方面軍総司令官・アーノルド・ドズール 大将 

 目的・ユーラシナ大陸東南部・レノア地方の制圧。ミンフィル王国東南諸国同盟の制圧。同地方の属国・従属同盟国の管理統治。

西方バルバッサ帝国同盟 

 ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東南部に在る地方地域の一つの事で、その周囲には、ローラーナ帝国が盟主と成って居るが、実質的には、彼の帝国に従属して居り、帝国に取って多大なる犠牲を出せないと征服が出ない国家にして覇権主義の国家が名を連ねている帝位国主義同盟国家群。

ローラーナ帝国、オムジネ―ル帝国、べムジャール帝国、べズーラ公国、ペールジャ王国、カレールーナ帝国、ガルマニア皇国、タリアナ都市国家連合国、パリランカ海洋王国、バジリアナ王国、ドラグナー皇国、ムゾリナ公国、シオン公国、ペリソナ首長連合国。バルゾナ王国、サカドラ国等の同盟国・属国、属領、殖民地等を合わせると120以上。
高見竜史(たかみりゅうじ) 年齢・18歳 愛称・竜史

 出身は群馬県東部地域の霧野織物が有名な霧野市で、兎に角何をしても普通かそれ以下で、将来は期待できないち悟っている高卒したばかりの18歳の青年。
 高校時代に社会勉強の一巻で人材派遣会社で自動車部品の検査仕事していた。

その時にバイトで貯めた金を使って親のお下がりの軽自動車を使って岐阜・滋賀、福井・新潟に卒業旅行に行っていた。

 順調に予定地域を回って福井県からフェリーを使って4月5日頃には最終観光地の新潟を回って家路に着く予定だった所で、事件に巻き込まれる。

 その後は、あれよあれよと言う間に、その場に居合わせたコヨミ皇国の紅葉皇女や異世界国家政府と日本政府に目を付けらて交援省の民間採用大臣に成ってしまう。
 原因はコヨミ皇国の第一皇女の紅葉の未来予知で見た未来が一番良かったと言う理由だった。そんな彼は、オタクで面倒な事と難しい事が嫌いな性分である。

 18歳にして己の人生観に既に悟りを見ており、将来の暮らしの心配はおろか、彼女作りや結婚などは既に諦めている。

 最低限に楽しく暮らし、そして年を取って死んでいくのが自分にできる精一杯だと考えていた。紅葉との出会いと彼の異世界での所業が自分の運命を180度ガラリと変えていき、やがて歴史書に残る人物と成って行く。

 異世界特別婚姻法を利用して、紅葉を中心とした紅花園の誓い (こうかえんのちかい)の面々らと結婚を迫られ・・・と言うか朴念仁とも言うべく性格の竜史は、シェスカと結婚を真剣に考えて居たが、戦友以上の関係と成ってしまった紅葉たちから次から次へと結婚を考えてと言われ、お茶を濁す言い方で逃げてしまう。

 其処で紅葉達らは、真剣(マジ)で私達と恋しないさーいっ!!と言われが如く、結婚を迫られる事に成ってしまう。




暦紅葉(こよみ・くれは) 年齢・19歳 愛称・紅葉

 コヨミ皇国第一皇女、彼女には上に兄が二人と下には、妹二人がいる。年齢は19歳、母親譲りの美貌と特異能力を持つ、皇国一美人と評判で剣術と武術は達人クラス。

 勉学は申し分ない才女。好機心が強く、新しいものや珍しいものが大好きで、常に諸国や国内を直に見て回るの物好きでもあり、皇都の城には殆んどいない放浪癖も持っていた。

 コヨミ皇族一族で一番の予知と読心能力が高く。能力全開の状態では並みの武術達人で決して敵わないほどの腕前。国技剣術の一つである北斗一刀流の免許皆伝であり天才。数百人の兵士でさえ倒してしまうほどのチート。

 でも彼女は滅多に力を使わない。めんどくさい。それに物凄く疲れると周囲に愚痴を溢している。あさくら号襲撃事件を切っ掛けに日本政府と接触、それ以後、対帝国との戦い措いて、故国と周辺国に絶大な影響力を与えていく。

 偶然出会った竜史の手に触れた瞬間、己と世界の運命を見出し、彼と自分の運命を親友らと共に突き進んでいく事になる。各地に付き合いがある王侯貴族の子女に多くの友人がいる。

 性格は明るく好奇心旺盛で、何でも自分でやりたがる性分のリーダー気質。気が少々強く負けん気が強く友達思いだが、恋愛沙汰では嫉妬深い性格であるのはコヨミ皇族女系一族の伝統的遺伝で、特に夫を文字通りに尻敷くのが伝統で有るらしい。

その姿はサラサラとして肩まで生え伸びて居るロングストレートヘアー、身長170センチの背丈、身体付きは引き締まった筋肉を有しながらも女性らしさを残しつつ、バストサイズは美乳クラスの90程度。
 温和そうな顔立ちだが、やや気の強い感じの眼つきをして居る。

 愛刀は代々星読みの巫女に受け継がれる事に成って居るコヨミ皇国の至宝たる一刀、紅星名月刀(あかほしめいげつとう)を所持して居る。 

 本作のメインヒロインの立ち位置に居るが、特別扱いはされずに、己が特別な力が在っても親友達ともにハッピーエンドへとゴールインすると言う未来予知からは逃れらず、当初は何とかして独占を出来る機会を伺っては居たが、どう足掻いても竜史がハーレム婚をすると言う運命は、諦めて居るが納得はして居ない。

 晩年の彼女は、自分に関わる人々の人生へのゴールインに関わる史実を星読み力で、知って居たのでは無いのか?と言う疑いが掛かって居るが、知って居た本人が墓場まで真実を持って行った事で、全ては謎のままと言われて居ると言うアースティア大戦最大の謎と成っしまって居る。

 生涯に措いて大きな病気に掛かった事は無く、その享年は120歳で、死因は老衰。
 人間族として最高寿命を記録して居り、アースティア世界に措いて最も長く生きた人間族として記録が残る事に成った。


 リナ・ミーサガ・リンバース 年齢・19歳 愛称・リナ


 雷帝の魔導師と言う異名を持つダバード・ロード王国の出身の放浪魔術師。ユーラシナ大陸各地の悪党とローラーナ帝国やその同盟国から恐れられて居る。5歳年上の姉がいるが現在は行方不明。

 胸と同じで態度がデカイ性格と言われ、ドラグナー皇国のアイアン・ブラッド・プリンセスと戦場で出会ったら、戦神を呪え。

 雷光の魔術師に喧嘩を吹っ掛けたら、己の無能を悔やめ、アセリアの聖光の天使に罰を下されたなら自信の愚考を恥じれ。

 そして、この三人に鍛えられし最高の魔術師である雷帝の魔術師とであったらこの世の終わりと諦めろと呼ばれている。

 紅葉とは幼少期からの親友で、昔は前髪を垂らしていたチョットだけ口の悪い地味な女の子だった。ある時、姉が帝国に拉致された事を切っ掛けにリンバース家とその一族は、ダバード・ロード王国政府からの保護を名目に離散を余儀無くされた。

 リナは勉学に励み行く行くは学者志望だったが、その夢を諦めさせられ、ドラグリア白龍大帝国の元首にして姉達の師匠でも有るエリノア・ドラグリアに預けられる事と成る。

 自身の姉とかつての付き合いのある知人の姉達よりも最悪な強者であり、最強の魔術師として大陸中から恐れられている。ドラサダのリナとも言われている。無法で好き放題の暴れる龍族らでも彼女の雷撃魔法を前にして避けて逃げると噂されている。

 エリノア・ドラグリアの修行を受けると力だけでなく何故か肉体的にも成長してしまい巨乳持ち長身のスタイル抜群に成ってしまったある意味残念な美人さん。

 今現在の性格は、サバサバした感じの砕けたサッパリとした性格をしている。近隣国のアセリナ王国に住んでいるアセリナ族と言う自称天使を騙る翼人族のハンナとは、紅葉が切っ掛けと成って半ば強引に親友に成ってしまう。

 そんな人寂しく、ちょっとだけボッち気味だったハンナに懐かれてズルズルと10数年間の間、行動の殆んどを共にする腐れ縁。


アースティア大戦末期に、コヨミ皇国第一皇女・暦紅葉の推薦により、魔法使いが居なかった日本国政府は、有能な魔導師として日本国政府と交援省に雇われた特別外国籍国家公務員と成った。

 それ以降は、群馬県が誇る群馬大学に魔法学専門家の学科創設を計画して居た群馬県知事である山本太一知事からの誘いもあって、日本国籍を取得する。

 群馬大学に進学すると決まったと、竜史の母であるすみれに報告をすると、下宿先の話と成った。

 日本に永住するから、自宅を建てたい。

 何処かに良い土地は無いかと聞くリナから、相談を受けたすみれは、日本での住まいを高見家本邸屋敷の北西部入り口たる金谷酒屋前の空き地で良いなら好きにして構わないと聞くと、貯蓄して居た自費資金で家を建てる計画を進める事にした。

 後に霧野市で異世界特別婚姻法を使用して竜史と結婚し、日本に定住して居ると共に、母国で受けた仕打ちから、特に理由が無ければ、母国には殆んど帰らなかったと言う。

 竜史との仲は、ひょんなことからリナの秘密を知られてしまった事に起因して居るが、その事は大戦後に身内の間だけしか知られて居ない内輪の恥ずかしい秘密と言われて居るらしく、告白はリナの方からした事は高見家の間では、ちょっとした驚くべき出来事の想い出話と言う形で語られて居る。

 享年105歳で死亡。竜史の妻の中で亜人族で無い中で、二番目に長生きをして居る人物。

 長生きする理由には、天命で死に逝く親友達を見送る中で、紅葉が孤立をさせたくないと言うと事と、何かを隠して居ると言う事を直感で悟って居たからと言われて居る。

 その為に75歳ごろから薬学に関する事も勉強し、それらに関連する免許も取得して居たと言うが、105歳で無念の天命を迎えて居る。

 因みに身長を含めたスリーサイズは、身長175センチ・バスト95・ウエスト58・ヒップ94と成って居る。

 修行後のリナは、エリンの異常過ぎる魔導師としての修行生活のせいか、バストが88を超えて、165センチの背丈に加え、容姿や身体つきが激変していた。


 元々は身長160センチ・バスト76・ウエスト53・ヒップ74だったが、エリンの無茶苦茶な心技一体魔力増強修行のせいで、有り無いダイナマイトボデイへと成長を遂げてしまって居り、その影響は子孫たちに確実に受け継がれ、告白劇が絶えない原因の一つと成ってしまうのであった。


 その見姿とは、肩まで掛かる癖っ毛風の金髪ロングヘアースタイルと気の強そうなツリ目をした顔立ちは、キリリした目付きがクールビューティーに見えてしまう事もあるだろう。

 身長を含めたスリーサイズは、身長174センチと言う高く伸びた背丈と、態度がデカイと言わんばかりに踏ん反り返った立ち姿に、それと同じくらいデカイ豊満な巨乳のバスト95センチで、上からウエスト58・ヒップ94と成って居る。

 明らかにスタイル抜群の美人と言いたいが、何処が痛いかも知れない美人さんと言った所だろう。


フライウイング

魔導士の素質が在れば、訓練次第で誰もが使える浮遊魔法のこと。その気に成ればジェット機と並走飛行も可能である。
 


ライトニング・アロー

雷属性の魔法の一つで、雷撃の矢を撃ち放つ魔法。応用次第では、手数が多く使え、殆んど無詠唱で使える攻撃魔法。応用の幅も多い初級の一つだが、魔導士の実力次第で威力が変化する。
サンダーアロー・フラッシャー

 複数の雷撃の矢を撃ち放つ。

ライトニング・スナイパーアロー

狙撃形式の雷撃の魔矢を撃ち放つ攻撃魔法。

ライトニング・グランド・クラッシヤー

 地面に向かって雷撃と爆撃を打ち込む事で、打ち込んだ方向に居る物を地割れに巻き込ませる魔法。

ライトニングボルト

 基本的な雷撃魔法で、雷撃の閃光を相手に撃ち放つ。応用に由っては、バッテリーの充電も可能。

サンダーボーオール

雷光の玉を投げつける魔法攻撃。単弾から連弾を撃ち出すなど、応用の幅も多い初級の一つだが、魔導士の実力次第で威力が変化する。爆撃魔法との合成魔法で威力大と成る。

超近接魔法ライトニングブレイカー


攻撃対象に直に触れて数百万ボルトを直に流し込む魔法である。

ライトニング・セイバー

光雷の大剣を形成して対象真っ二つにする魔法。


 サンダースレイブ
 リナが編み出した超戦略級の雷撃魔導光線魔法で、町一つ、要塞一つ、海軍艦隊や陸軍団すら一撃で消し炭にすると言う。


 ヨハンナ・リリロッカ・ヨシカーナ 年齢・18歳 愛称ハンナ

 アセリナ王国、聖天使騎士団の総騎士団長して居る人物、閃光の聖騎士マーヤ・リリロッカ・ヨシカーナの妹にして、アセリナ王国の国軍である聖天使騎士団に席を置いて居るが、軍人をしていない嘱託扱いの放浪娘。でも実家には時々帰っている。

 就職しないの?と聞かれると「我は世界を救うと言う使命がある」と言って決まった組織に就職していない。紅葉、リナらとは幼馴染。こどもの頃、彼女は世界を救った1人にして、翼人族の英雄である聖天騎士ヨハネ・ハーネストの伝記を読み捲くりそれに憧れている。

 実の姉とその親友をリナと同じく恐れている。戦場ではエクスプロン・ランサーを振り回し敵を串刺し、その槍先から放たれるエクスプロトンバスターと言う爆裂魔砲で敵を撲滅する。

 世間からは頭の可笑しな天使族の小娘と言われている中二病で、バカとにされ虚仮にされるキレる事があるが、本当は素直でとっても良い子。

 アセリナ族はノリと勢い任せに調子に乗って頭に乗ると手強いタイプの人たち、例えるならイタリアの戦車を扱う学園の人達みたいなノリで暴れる中二病な人達の翼人種族。


 ショートカットの藍色の髪の女の子した女の子で、彼女の性格は中二病の一言に尽きるが、威勢の良い事を言っているが、実は臆病でちょっとした事でもビクビクしてい色々とトラウマを抱えている。紅葉と出会わなければ引き篭もりのボッちだったかも知れない。

 うっかりな一面もあり、時より余計な一言とヘマをやらかすトラブルな子であるが、ここぞと言う時だけ、勇気を発揮して前に出られるとっても素直な良い子さん。

 皆が霧野市で異世界特別婚姻法を使用して竜史と結婚すると言うので、ハンナも同じく結婚して日本に定住して居る。

 後にアセリア連邦共和国と成った祖国のソーディアンと言う剣術スポーツのランサー部門選手と成り、日本と祖国で活躍するスポーツ選手として名を馳せた人物とも成ったのだった。



 アリスティア・レックス 18歳 愛称・アリス 


 ラクロアナ王国のロウデニィオン市を防衛しているロウデニィオン騎士団の騎士団長で少佐。アルガス公国のマケッンジー家から母の妹の嫁ぎ先のレックス家に養子に出された過去がある。

 アルガスには双子の騎士団長しているクリスティーナと言う姉が居て、紅葉とは10年来の親友である。
 北海道の地方都市を舞台にした、とある危ない雰囲気が漂う感じのファミレス漫画に出てくる引き篭もりな上に、不登校をしてるJKや中華系歴史美少女ゲームのとある地方領主並みに影が薄い。

 一緒に居ても何故かスルーされるくらいで、戦場でも敵兵に無視され、気がつけば、何故か首級を上げてしまうと言う始末。

  通称ステルスアリスと言われて居て、後にレーダーや赤外線、監視カメラなどの現代技術すら写り難いと判明し、彼女はその事実に落胆する。

 とても大人しく引っ込み思案な性格で、半泣きでオドオドとして居るが、時より頑固でハッキリと物言う性格で、とてもお姉ちゃん子で、姉と比べて自身のボデイスタイルが、余り良くない事をとても気にして居る女の子。

 稀にキレる時がとても怖く、その表情がとてもドス黒く毒を吐き、冷徹な目つきで、病んでる様に怖い時が有る。

 仲の良い友達は大抵ちゃん付けか君付けで呼んで居るので、竜史事はリュウ君と呼び、親友達はちゃん付けて呼んで居た。


 その特技としては、家庭的な事が得意である事から、その中でも家庭料理が、とても美味いらしいとの評判が親族・知人・友人関係在ると言う。



 アースティア大戦に措いては、その特異体質から紅葉達一行のアサシン戦や隠密戦法を得意とする戦場に措いて活躍し、最後まで戦い抜く事に成る。

 後に竜史に惚れ込み、ぞっこんだった事から、シェスカ・紅葉・リナに遅れて結婚を申し込んで居る。

 それに遅れてクリスも周りに引きずられる形で竜史と結婚をするが、その関係は戦友以上の関係では在ったが、本人としては、後から竜史の事を理解し、気が合う事に気が付いてからは、満更でも無かった様である。


 在日本ラクロアナ王国大使館の駐在武官として勤務しつつ、ソーディアンと言う剣術スポーツ選手としても活躍し、姉クリスと同じく双子姉妹を出産。

 その人生の最後の晩年は、アリスと同年・同月・同日・同時刻に死亡。

 アリスは、死亡した当時の状況は、年のせいか体調を崩して居た為に、自室で療養中の最中に病死し、一方のクリスの当時の様子はと言うと、朝から元気に過ごして居り、慣れた手付きでサーベルの素振りを終えた後に、お茶を飲みながら自室の縁側に座って居たが、それから暫くして、夕食は如何するのかを聞きにやって来た娘(双子姉)が尋ねて来ると、庭先で倒れて居たのを発見。

 その姿は丸で安らかに眠って居るかの様に、亡くなって居た所を発見されたと言う。

 その死因は老衰だったとの事である。

 一方のアリスは、容態が急変し、その目の前で見舞いにやって来たアリスの娘(双子妹・嫁いで居る)が死に掛け居た母親を救急搬送し、その事を慌てて伯母であるクリスにも報せようとクリス邸へと駆け込むが、伯母であるクリスも、従姉妹で、姉妹にも当たるクリス娘(双子姉)居る目の前で、老衰が原因で死亡して居る事に絶句する事に成った。

 後の歴史家の間では、この双子姉妹の事をアースティア大戦を終わらせるべくして産まれた、運命の双子姉妹と言われて居ると言う。




クリスティーナ・マケッンジー 18歳 愛称クリス 

 ヘスティア遊撃騎士団の団長で少佐にして、アリスの双子の姉である。

 クリスはアリスと違い目立ってしまう体質の持ち主で、周囲の者達から自身に対して敵愾心がなければ普通に暮らせるらしい。

 常に好意的に振舞えて尚且つ人の役に立っていれば平和で居られる職業は限られて居た。

 其処で両親と同じ騎士に成っていれば人助けもできるて更に安全な後方勤務を望んだが、公王であるブレックスは体質を知って居るので、何かに付けてクリスを利用して面倒な前線に出る任務が多くなっていた。

 それはまるでネズミ捕りかゴキブリホイホイが如く敵を引き付けてられる。更に不幸まで引き寄せる始末で、常に「ああ、不幸だ」とか「ツイてない」と言っている。

 それ故に隠密作戦には向かず、劣り専門の任務や正面を切手の戦では必ず敵が正面に出てくるので、何時の間にかタフな肉体に成っていたりするのだった。後にとある無用と名のつくアニメの外伝編の主人公に習ってローレライクリスと言うあだ名を竜史からつけられる。

 性格はクールでとっつき難いが真面目で、色々めんどくさい性格。特に妹のアリスを溺愛していて、何かとアリス、アリスと言って可愛がる妹バカのシスコン。アリスとは違い友人と成ると呼び捨てか専用のあだ名が多い。

 剣術は紅葉よりちょっとだけ劣る程度くらいの腕前で、日々5・6千人程度指揮できる程度に軍務を真面目にこなし、訓練や座学に励んでいる。

 アリスと違って体力バカ的な性格でも有るので家事全般がダメだが、職務上稀に工兵紛いの仕事を請け負う機会が多いので工作的な事が得意に成って居たりする有る意味でお父さんな性格である。

 アースティア大戦に措いては、紅葉達一行の壁役として活躍し、最後まで戦い抜く事に成る。

 後に竜史とは妹のアリスが結婚を望んだ事と親友達も同じくと言う事で、周りに引きずられる形で竜史と結婚をするが、その関係は戦友以上の関係では在ったが、当の本人は、竜史の事に付いては、肉体関係を持てるほど仲で、なんやかんやで満更でも無かった様である。

 在日本アルガス公国大使館の駐在武官として勤務しつつ、ソーディアンと言う剣術スポーツ選手としても活躍し、妹アリスと同じく双子姉妹を出産。

 その人生の最後の晩年は、アリスと同年・同月・同日・同時刻に死亡。

 アリスは、死亡した当時の状況は、年のせいか体調を崩して居た為に、自室で療養中の最中に病死し、一方のクリスの当時の様子はと言うと、朝から元気に過ごして居り、慣れた手付きでサーベルの素振りを終えた後に、お茶を飲みながら自室の縁側に座って居たが、それから暫くして、夕食は如何するのかを聞きにやって来た娘(双子姉)が尋ねて来ると、庭先で倒れて居たのを発見。

 その姿は丸で安らかに眠って居るかの様に、亡くなって居た所を発見されたと言う。

 その死因に付いては、老衰だったとの事である。

 後の歴史家の間では、この双子姉妹の事をアースティア大戦を終わらせるべくして産まれた、運命の双子姉妹と言われて居ると言う。



 エリノア・ホワイト・ドラグリア 愛称・エリン 600歳 


 長引く戦争で帝位を譲れずに居るドラグリア白龍大帝国に住まう白竜人族たちの長にして、ドラグリア白龍大帝。

 その普段の姿とは、12,3歳の140センチくらいの背丈の低い幼女の姿をして居るが、自身の強力な力と性欲を抑える為である。

 真の姿は20代くらいの絶世の美女で、 170センチの背丈に、銀髪ロングヘア、プルンと揺れる豊満で豊かなバスト、白いドレスを見に纏って居た姿をして居る。

 自らも戦場に出続ける事を優先している為に婚期と性関係の話を聞くと恨めしい気持ちに成るので事を避けている。

本当は早く彼氏が欲しい、結婚したいとぼやいているらしい。諸外国からはロリババアと揶揄されている。

 性格は自由奔放で唯我独尊、何をやるのにも気まぐれで、興味をもったらまっしぐらな我侭であるが、年長者らしく目下の者達を気に掛ける面も有る。

見た目が若いのに年寄り染みた口調で話し、大酒飲みで美味い物にとても目がない。

 周囲を引っ掻き回すが、その事を周囲は悪い目では見られず、ついつい、許せてしまう魅力を秘めていた。

時より水戸の御老公の様に、お忍びで視察旅行に出て居るらしく。

視察先や秘密裏に戦地に赴くと一騒動を起すので臣下達の心労が重なるばかりである。


ドラグバスター

 ドラゴン形態の特に口から撃ち放たれる強力無比な魔導光線。その威力は全長が300メートルクラスの戦艦を一撃で沈める事が出来る。

ドラグシールド

あらゆる攻撃を防ぐ竜人族独自の防御魔法。


白竜形態

身長・約45メートル 体重・約420トン前後

 大きな白い翼と白い鱗に覆われた巨大なドラゴン形態に変身するが、エリンの場合は平均身長が5メートル高いらしい。

竜人族の身体測定関連の平均値に付いて・・・・・・

 全長・約40メートルから38メートル前後。体重・約400トンから380トン前後。此処に身体な特徴的の顔立ちや背格好に、見た目がやや違うらしいが、他種族には分かり辛いらしい。


シェスカーナ・フローレイティア 年齢・20歳 愛称・シェスカ 


身分・オローシャ帝国・海軍中佐。家柄・フローレイティア侯爵家現当主。

乗艦・魔導戦艦ベィビィ・ウルフ 

船の隊旗は子供の銀狼。

家紋はベレー帽を被った銀狼に宇宙戦艦。


 紅葉とは幼少時代からの付き合い。ドS的な性格で軍艦の船上では部下と敵に対して容赦の無い命令を下す。

更に有る意味、整ったスタイルと冷たい目線を持ったクールな顔立ちで、正にドSの女王様の化身と言えるがとても面倒見が良い性格で紅葉達から見れば身近な年上の姉的な存在で纏め役。

 だが、内面は強がってるだげで、愛の告白とか、素で何かを伝えられると赤面してしまうほどの初心な一面もある。

押しに強く相手を押し切り、押し倒すのが信条であるが、逆に不意を衝かれて押し切られると弱い所もある。

 ドSとドMは表裏一体と言える。彼女はその弱さを隠す為に冷徹さを装うおっているのだ。戦場では無茶とも言えるやり方を命令で艦隊をしきしている。ある趣味の人達やその手の女性が好きな人達からはご褒美として捉えられていた。

 身長170センチ。スリーサイズは90・57・89で、簪を刺した銀髪ロングのポニーテール背の高い長身で、顔立ちは冷淡な雰囲気と気の強そうなクールな眼つきをして居る。

 スラリとした細身の身体は軍人として、良く鍛えられて居る様子が見られる。

 そして、女性としてのボデイスタイルもしっかりとして居て、筋肉が目立たない様にして鍛えられても居るのだ。

 後に竜史とは一番の恋仲に成った相手であり、何だか僕よりも彼氏みたいな彼女と言わしめたお嫁さんで、ベッドでの初めての相手と成った人物。

 その切っ掛けは、下仁田町の温泉旅館で、偶然にも裸を見せ合ってしまった事が切っ掛けと言って居る。

 竜史が紅葉よりも一生涯を掛けて一番に愛して居たと呼ばれる女性であり、事あるごとに、一番多くベッドを供にして居たの事である。

 それはお互いに貪り合う程に愛し合って居たらしく。 

 紅葉は、その事を一生外掛けて、羨む事に成り、己が竜史の二番煎じである事を許せず、竜史に構って欲しいと迫り続けしまった原因の一人にして、晩年の別れを惜しんだと恋のライバルだと言う人物でもある。

 死に際に「ああ、竜史・・・・」と言う言葉を残して逝った事は、高見一族の間では語り草の一つで有るとされ、そんなに二人は愛し合って居たのか?と、大いに泣かせるエピソードと成って居る。

高見総合商事株式会社

 高見総合商事株式会社とは?アースティア大戦の戦後に成って、フローレイティア輸送商船商会の商会長(社長)であるシェスカーナ・フローレイティアこと、シェスカが日本国に商船商会の基盤を築き上げ、夫である竜史と一緒に暮らすべく、フローレイティア輸送商船商会グループを日本方式商社会社として、一新した事が始まりと成って居る会社のこと。

 元々はシェスカが出来る限り、竜史と一緒に暮らしたいが、実家の領地と商いも放り出す訳にもいかないので、紅葉も皇族年金暮らしで、贅沢な暮らしからは遠ざかりつつあった事もあり、何か小金を増やせる方法は無い物かと思って居た頃の事である。

 其処でシェスカは、クラウドファンディングで出資者を募り、日本国とオローシャ帝国を拠点とした、アースティア世界規模の船便会社をオープンする。

 それには紅葉も株主として出資し、その友人たちも少ないが資金を出資して居る。

 その船会社は、アースティア大戦で活躍したフローレイティア輸送商船商会だと言う事やアースティア大戦時代のコネクションも在って、これが大当たりとなり、数多くの輸送依頼が舞い込んで来るように成る。 

 その勢いに乗って、リナの魔導研究から生み出された発明品の製造・販売や日本国外の製造業関連会社の下請け企業の買収。

 それに加えて、戦後特需景気の勢いに乗る事にも成功し、莫大な富を得る事に成る。

 最終的に、外で製造業のサラリーマンをして居た竜史が、シェスカ達が養うからと言われ、半ば強引に会長職に収まり、気ままな日常生活を送る事に成った。

未来世界に措いて、高見家一族が経営する事に成る高見総合商事は、異世界特別婚姻法が施行され、それを利用した竜史と結婚したシェスカが、大戦後に会社を立ち上げた会社である。

 高見総合商事の本社が置かれたのも霧野市で、高見家が稼いだ莫大な法人税が日本国を更に富ませ、外交的に繋がり深い竜史と関わる女の子達との関係も在って、異質な家柄と成って行くのが、高見山に邸宅を構え、竜史を中興の祖とする後の高見家である。




フローレイティア輸送商船商会

フローレイティア輸送商船商会は、シェスカの実家が先祖代々経営して居る武装輸送船商会。

 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会で、現当主であるシェスカを筆頭にして、優秀な船乗りを有している。

 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。


 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わって居た。

 今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われている。


 そして、フローレイティア家の先祖は、宇宙武装郵送船団を率いていた家系にして代々高名な軍人を輩出した家柄である。

それはシェスカから遡って5代前の時代に途絶えた、本家筋のチャイルド家の遺産である1000年前の技術や資料をオローシャ帝国の東方の州であるフローレイティア州の自分の屋敷や地下要塞等の管理をして居る。 

 フローレイティア侯爵家が先祖代々管理をして居る所領地であるフローレイティア州は、元々フローレイティア家の祖先が、とある惑星に開拓して入植した土地で、1000年前の次元転移でアースティアに来てしまう。

幸いな事に同勢力であるアース世界連合国の軍や勢力圏の入植者達も転移してきた関係もあり、自分達の土地を守りきるのには十分であった。

 そんな武装輸送船商会たるフローレイティア輸送商船商会の代表を務めて居るのがシェスカなのである。






アルビィーヤ・サークラ・レアモン 年齢・18歳  愛称・アルビィ

 ドラグナー皇国第二皇女で紅葉の悪友。幼い頃に紅葉と喧嘩する形で出会った。出会った二人は直ぐにお互いを敵だと認識したらしい。

 頑固で融通が利かない負けず嫌いな性格で有るが、打ち解ければ気遣いの出きる子。母国が帝国に敗戦した事で紅葉をはじめとする親友達と敵対関係に有る事を公言はしていないが恥じている。帝国と決戦を誓った誓いを心ならずも破った事に付いては、何れ酬いが来ると考えている。

 母国の為に帝国軍の要請に従い紅葉と幾度も戦う事に成るが、後に日本を始めとする世界中の国々の国家が世界平和樹立の為に参加設立した調停組織である国際連邦。

 その旗の下で国際連邦軍が収集され、ドラグナー皇国へと攻め入る時に、悪友の紅葉と散々に斬り合い、頃合を見て王城内の自室へと逃走する。その一室で自害を決めていた所を寸での所で止められる形で思い止まる事になる。

 根はとっても優しく素直だが、決まりにはうるさいし、めんどくさい注意する言い方も悪いので誤解され易い性格でもある。

 姉であるヴァロニカの事を慕って居るが、同時にとても恐れている。特に特訓と言う可愛がりは彼女だけではなく親友達全員がトラウマと成るほどだった。

 

リリアルカーデ・アルタイル・アーサー・ペンドランゴン 

年齢・17歳 愛称・リリィ


 本名はリリアルカーデ・アルタイルで、アーサー・ペンドランゴンの名は、アルビオン王国の聖騎士王と成った人物が名乗る伝統的な名前らしい。愛称はリリィ。



身長は165センチ位で、スタイルは平均的。童顔の顔立ちで冷めた目付きの金髪の三つ編み団子の髪型をして居おり、スタイルは平均的。

 紅葉達の中では一番の年下にあたる幼馴染みで、両親は傭兵をしていた剣士の家系で、幼い時から各地をユーラシナ大陸の北部全地域を渡り歩いていた。

 紅葉との出会いは、幼い時の事である。両親たちがアルビオン王国に傭兵として雇われていた時の反帝国同盟会議ので、両親が護衛の仕事をしいる時、町中を出歩いている時に、紅葉の目に止まり連れ回される事と成ったのが切っ掛けである。

 その後、14歳の時に、アルビオン王国の地に伝わる王位を選ぶと言う伝説の聖なる聖剣であるエクスカリバーに選ばれ、聖騎士王と成ってしまう。


  普段から口数の少ない無口である口下手な性格をして居て、人との対話が物凄く苦手で、剣以外での話題の会話が続かない。


 しかし、剣を持たせて前線に立てば、その相手が龍で有ろうと魔導機兵であろと、戦艦であろと容赦無く切り伏せる。

特技は見えない斬撃を37連発、連撃の突きを24連発を繰り出すが、紅葉にだけは効かなかったらしい。

 何でも全部最初から読まれて居るから、勝負に成らないと言うのが理由らしい。

 アースティア大戦中に竜史に懐き、そのまま紅葉達等と供に高見家で余生を過ごす人物の一人と成る。

聖剣エクスカリバー 

聖剣エクスカリバーは、白銀に輝く刀身を持ち、普段は何処にでも有る様な普通の剣にしか見えないが、選ばれし者が扱うと光が輝き、どんな物でも受け止め切り裂くと言う。

 中でもライトカリバーブレイダーは、30キロ先の敵を光の閃光剣で一撃切り裂き吹き飛ばすと言う。

 聖剣エクスカリバーの鞘は、持ち主の傷を一瞬で癒し、どんな魔法や物理攻撃を防いでしまう効果を持っており、声高らかに叫んで呼び出せば、どの様な場所にでも現れるらしい。

 その選定基準は曖昧で、どんな人物が呼ばれ選ばれるのかは、何時も不明なのだが、アルビオン王国を守る為の心技体の強さを持って居るか、居ないか等々と言った心を持ち合わせて居る事を基本とし、性格をは加味されて居ないが悪人が選ばれる事も無い。


 選定された人物が、何らかの理由で不適合と判断されるまで、その傍らに有り続けて居るらしい。

その後のエクスカリバーは、リリィも紅葉達との交流の中で知り合った竜史に懐いた事で、アースティア大戦後にアルビオン王国の聖騎士王を退位を表明。

 周りが止めるのも聞かずに日本へと行ってしまう。

 この時にアルビオン王国の地に伝わる王位を選ぶと言う伝説の聖なる聖剣であるエクスカリバーも返却されたのだが、当のエクスカリバー本人は、絶対にリリィの側を離れないと頑なに成り、リリィの後を追って日本に言ってしまう。

 困り果てたアルビオン王国政府は、仕方なくエクスカリバーのレプリカを作って、アルビオン王国の儀礼式典の時に使う様に成った。

 未来では高見家本邸屋敷の南側向かいに在るアースティア大戦高見家英雄資料館に展示され、リリィの死後も主とその子孫達を守るんだと日本に居座り続けて居ると言う。

 そのエクスカリバーだが、強引に持ち帰ると必ず定位置に戻る頑固な聖剣として知られ、アースティア・レジェンドブックと言うギネスブックと似たような記録紙内に、忠義ある頑固な剣として登録されて居る事も付け加え置く。


ヴァロニカ・サークラ・レアモン 年齢・24歳 愛称・ヴァロニカ

武器・魔法剣シルヴァロス

必殺技・ヴァロスカリブレイカー


 ドラグナー皇国第一皇女。通り名はアイアン・ブラッド・プリンセス。血染めの鋼鉄姫将軍と呼ばれている。11歳の時で初陣を飾り、敵を真っ二つにし、身に着けていた白銀の鎧を真っ赤に血で染めて以来、幾つもの戦場で返り血を浴びた事が由来である。


 幼い頃からドラグリア白龍大帝国の大帝である。エリノア・ドラグリアに師事を受け人外的な強さを身に付けた女傑である。人類種で恐らく世界最強の部類に入る武人にして天下無双とは彼女の為にある言葉だろう。

 スタイルと容姿共に申し分が無いが、決定的な欠点が有る。それはクールで無表情の無愛想である事だろう。男っ気が全く無く、浮いた話はこれと言って無かった。基本的に何でもこなす無敵超人的な人だけが、自室には人には言えない趣味が有る。


それは部屋には実の妹である第二王女のアルビィーヤ・サークラ・レアモンが可愛くて仕方が無く。実の妹関連の自作グッズ作りや、妹のアルビィを模したオリジナルグッズを特注する始末である。

 普段の彼女は妹を想う余りに厳しく接していて、自分に出来る事は努力すれば他人(妹達にも)にも出きる筈だと言いきり、無茶な特訓させて鍛え様としていた。(そりゃ、無茶だよ。)強さのレベル順番に上げるなら彼女がこの3人組みの筆頭と言えるだろう。


現在24歳、10年前の14歳の時に自国が敗戦した事により帝国の属国となり、親友らとの交流が絶たれている。だが、帝国は彼女とそのレアモン王家の一族等を処断せず、そのまま戦力として扱き使われ続けている。


 ドラグナー皇国は敗戦したとは言え、一騎当千のヴァロニカと聖龍を扱う騎士団の実力を恐れてたからだと言われている。奇襲と大軍での大攻勢による中途半端な勝ち方も原因でも有るのだが・・・・・

 アースティア大戦後はドラグナー皇国の王位継承権を放棄し、祖国から妹達の嫁ぎ先である日本国・霧野市へと移住して居る。

 その理由は、王位継承権問題と度重なる祖国を騒乱に巻き込んだ事への自責の念が在り、祖国に留まるのは世間と自身の体裁が悪いからとして居る。

 因みに国籍は日本国籍を日本国・外務省と祖国の外務省を経由で、口利きして貰って移籍させて貰って居る。

晩年は、妹のアルビィや義妹たちらと楽しいひと時を過ごして居たと言う。

レナ・ミーサガ・リンバース 年齢・24歳 愛称・レナ

 ダバード・ロード王国の王立総合技術研究所の研究員にして稀代の魔導師でもあり、魔導関連技術の技師でもある。かなりの戦闘系統魔法の使い手でもあり、閃光魔法と言う所謂、光線式の槍、魔導弾、魔導光線などの光の粒子の魔法応用した業と雷撃魔法を得意としている。

この両方を融合せた魔法である雷光の使い手てでもあり、雷光のレナの通り名でそこそこ知られていた。実力だけなら、リナは火力とパワーと魔力だけは高いが、手数と経験等を含めると姉であるレナが有る意味上であると言えよう。例えるなら技レナ、力のリナと言えば良いだろう。

 見た目はリナに似ているが、現在の背が170cmくらいでスタイルが有り余っているリナよりも低い背丈の164センチくらいで、リナと比べると少しばかり小柄な背格好であるが、彼女も十分に魅力的なスタイルである。

 と言うよりもリナがエリンに鍛えられた影響で育ち過ぎたスタイルを持った残念美人であった。違うと言えば、背丈の他に髪の長さはリナよりも短く、セミロングであると言う事だろう。

いつも落ち着いた雰囲気でニコニコした笑顔をしているが、戦闘モードとお仕置き、妹らに講師をしている時は雰囲気が一変する。細目の眼つきが悪魔に見えるとリナ言っていた。その形相は京都に伝わる魔を払う剣の使い手の姉妹の姉の様だと言えよう。そして、リナ達に取ってトラウマの象徴でも有るらしい。

 20歳の時に王国南部の鉄の都と王家の渓谷と言う伝説の地にて、古代遺跡を発見した。その調査員の1人に抜擢され、運悪く誘拐されてしまう。

 公式には行方不明とされているが、著名な魔導師な上に、下手を打つと帝国軍が施設ごと壊滅の憂き目に遭う為に、扱いに困った帝国は仕方なくレナと親交のあるドラグナー皇国のヴァロニカの元に預けられている。

 今現在もドラグナー皇国に幽閉されてるが、彼女は帝国の予算で好き放題の悠々自適な隠遁生活をしている。

 見張りのドラグナーの兵士や、幽閉所を監視している帝国の将校らは、その矛先が自分達に向けられるのを恐れている。彼女が本気を出して暴れられたら手が付けられないからである。

妹のリナの動向もある程度は独自のルートを通して把握しているが、「まぁ、なんとか成るわよね」と言って放置している。その気になれば脱獄等は容易であるので、見張りをしている皇国兵士と監視をしている帝国軍の将校らは、何時自分達が、彼女の報復の刃の切っ先が向いてくるのか気が気ではないらしい。

 アースティア世界大戦後は、誘拐事件なんか真っ平ごめと言って、治安の良く、妹のリナが嫁いだ先である高見家の世話に成るべく、国籍を日本へと移籍させ、のんびりした研究三昧の日々を送ったと言う。

 その住まいはリナの合い向かいに在る北西部の民家を買い取って、其処を自宅にしたと言う。

マーヤ・リリロッカ・ヨシカーナ 年齢・24歳 愛称・マーヤ

 現在はアセリナ王国の国家代表の地位にあり、聖天使騎士団の総騎士団長で、通称総長と呼ばれ、公式な場では総長閣下と呼ばれている。

 国家代表の選出方法は先ず、国家に奉仕している官僚から騎士団に所属している者達の間で、闘技場で予選を戦い抜き、勝ち残った上位12位の代表同士で闘技場での決闘が行われる。そこで一番に強い物だけが総長の地位に就けると言うわけだ。

 アセリナ王国は選挙制度が無いので(この世界は選挙制度と言う概念が殆ど無い)殆どが試験を受けて国家か地方自治体に入所し、下から這い上がるのが定番である。マーヤは、何となく腕試しで参加した国家代表選抜決闘大会で、実力ある猛者を打ち倒して22歳の若さで国家代表たる総長の座に付いてしまった。


彼らはアセリア族と言う亜人間種で、背に羽の生えた翼人族である。見た目は白い羽の生えた天使にも見える美しい姿をしている。人口の殆どが女性と言うこの世界でもありがちな特殊な部類の種族である。

 男性の同族が珍しく、殆どが人間の男性との婚姻で賄われているが、6対4の割合でアセリア族女性が生まれてしまうらしい。他のアセリア族同様に固有武器であるエクスプロン・ランサーと言う魔導槍を振り回し、エクスプロトンバスターと言う収束魔導砲ブチかます。

 閃光の聖騎士マーヤと呼ばれ、エクスプロトンバスター5発を撃ち放す事が出き、閃光魔法も使う。接近戦でも槍で敵を串刺しにしたり、光の魔法剣を数多撃ち放つ等のチート過ぎる強さを誇って居るが、うっかりミスをする性格から、うっかりマーヤと言ばれる不名誉なあだ名が世間から言われて居た。


ハンナは幼い時に山で無理やり、山篭りに付き合わされ、ハンナの目の前で、可笑しなセリフを言いつつ竜や熊を串刺しにしてしまう。それを見ていたハンナは大量の返り血を浴びて白目を向いたまま気絶をし、トラウマを抱えてしまうのであった。

 ハンナは自分の姉に告げ口を言うと言われたり、姉の武勇伝を聞かされると、「トラウマスイッチがオン」になり、ガタガタ、ブルブル、ガタガタ、ブルブルと震え上がりまるでカエルの宇宙忍者や裕福な幼女系お嬢様みたいに現実逃避をしてしまうのである。語尾になのだを付ける頭の可笑しな人。



レビアン・高見 見た目は8歳くらいの女の子だが、アースティア大戦当時は1歳時。通称・レビ

 レビアナ・サリバンが、アースティア大戦を終わらせる為に、竜史に力を授けるべく、強引に造った竜史との子供にしてセイントドラグリア族の子供。

 聖龍人として生まれ居るので、ドラグフュージョンによるヒト族との合身能力を有して居る。

 事を知った紅葉は、結婚前に浮気をされたと大層に怒ったが、別に良いじゃないと偉ぶるレビを一睨みをし、黙らせてしまう。

これが切っ掛けでレビは紅葉に逆らう事を本能的に止めたと言う。

 後に紅葉の養女と言う形に落ち着き、戸籍状では長女の扱いを受けて居り、紅葉の生涯に渡る猫可愛がりをされる姿は特に有名なエピソードとして知れられていく事に成ったと言う。


レビアナ・サリバン

 ドラグナー聖龍山脈に住まう聖なる龍種と謳われる通称名が聖龍と呼ばれるセイントドラゴン族から派生したセイントドラグリア族の最初の始祖にして、ドラグナー皇国の始祖ラインハルト・ドラグリアと結婚してヒト族とセイントドラグリア族との架け橋に成った人物。


 600年以上も昔は、諸国を放浪する旅人に扮して各地を放浪して居たが、ユールッハ地方を放浪中に、異界の邪神たる邪神カオス・ノワールが出現し、邪神によってアースティア世界は未曾有の大混乱に陥る。

 ローラーナ王国の若き騎士の青年であったギルバート・メリッシュとは、邪神戦争を供に戦い抜いた戦友であると・・・・・思って居るが、実は惚れられて居た事を邪神戦争が終わり、彼が寿命を迎えて死して400年が経った後まで知らなかった。

 真実を知ったレビアナは、アースティア大戦を終わらせようと、長い時を掛けて暗躍を開始する。
安元宏孝 総理大臣

30代半ばで総理に選出された自由国民党略して自国党の総裁。


高橋裕貴 官房長官

 年齢は30代半ばで自国党所属議員。のらりくらりと会見での質問を受け応えするのが得意。


高戸安広  総務大臣


根谷美智子 法務大臣 

 若い頃は検事をして居たが、その後は弁護士に転身し、地元出身の議員が引退するから代わりに出て見ないか?と誘われてのを切っ掛けに衆議院選挙に出馬して、国会議員と成った人物。
 


峯 篤也 財務大臣

浪川大介 農水大臣 
37歳で若い頃はモデルをしていた少しばかりイケメンな男である。しかも独身で女性との清い交際が目立つ人物でもあった。それでも派手な金の散在は無い。単純にモテルだけで、未だに友達以上関係を女性と持っていない為。彼のイタリア好きとヘタレな所を揶揄するようにあだ名を親しい人達はあだ名で、こう呼んでいる。ヘタレリアと

諏訪部純二 外務大臣
30代前半くらいで、日本の異世界外交を一手に引き受けて大戦を乗り切った人物として名を残す。


小西勝幸 防衛大臣

 元陸自の1佐の自衛官で退官後に元陸自の自衛官で自国党議員の先輩に誘われる形で衆議院に立候補し、安元内閣の安全保障政策を引き受ける。


甲斐田由布子 文科大臣
 若い頃は教師をして居たが、教員とや小中学生らの待遇改善や近年の学校問題解決を目指して、地元選挙区から出馬した若手議員の一人。


杉山紀幸 国交大臣

小野阪雅弥 経産大臣 40歳 

 こてこの大阪弁訛りで喋る大阪市出身の衆議院議員で、安元政権では経済産業省大臣に任じられて居り、阪神工業地帯を始めとする経団連との繋がりが強い事でも知られて居る人物。

高坂篤志 厚労大臣
中村江梨子 環境大臣
桐原昇 気象庁長官

外務省編

陸奥睦海

 外務省官僚の一人で、アマラーラ王国・女王であるクレレーナ・パオトラ・アマラーラと使節団一行を海上自衛隊・呉基地・呉港にて出迎える仕事を命じられた人物。





交援省人事編

高見竜史交援省大臣

伊丹順一1等陸尉

防衛省から出向している陸自衛官で防衛課の課長。

白洲志郎議員 30歳 交援省副大臣 内閣と自国党の厄介者。

小林由紀子議員 30歳 交援省大臣補佐官 

林史也課長 37歳 交援省厚労課長 便宜上の纏め役。

尾島浩美 34歳 

 環境省自然環境局野生生物課長補佐 交援省では環境課の課長、環境省の鼻つまみ者。

藤原敬二 

 外務省の官僚の一人で、日本で一番最初にコヨミ皇国と交渉した、初の人物と成る。

 そのコヨミ皇国との外交交渉での功績が認められ、引き続きコヨミ皇国との担当者として、課長に昇進したらしいが、それは交援省の事だっらしく。

 外務省内では、色々と切れ者過ぎる人物である事から、霞ヶ関や地方の省庁街に居座られる事を危惧した上司や同僚達から、交援省に出向する人材をする様にと言われて居た事も有って、これを契機に丁度良いと交援省へと厄介払いされたらしいとの事。

 その理由として、外務大臣は別にして、外務省幹部達らが恐れる程に、外務省の影で動かしているとの噂が立っている胡散臭い人と言われて居ると言う。

竹尾敏明 国交課長でメガネをかけたぽっちゃりな人物。

上月徹 上司を使い走りする官僚の鬼と称される人物。財務課の課長


田町課長 経産課の課長

大間課長 農水課の課長


米内政光 海保課の課長

 海上保安庁から派遣されてきている部署である三等海上保安監の階級を持った海保課の課長で、主な仕事は、海保との連絡や交援省案件の名の元に国外派遣された海保巡視船団への指示命令統括である。

 場合によっては、海保長官を経由して、異世界アースティア世界に措ける独特な事件に関する海上犯罪警備事案に措いて、海保への出動要請や緊急取り締まりを要請する事も許されている。



甲斐田浩二・警備課長 警備課の課長 55歳

 且つては警察庁次長を務めたほどのキャリア警察官で在り、最終的な階級は警視監で、特宮係に配属されて居る甲斐田弘樹とは親子関係に在る。  
 その来歴としては、東京大学法学部を卒業して居り、キャリア官僚として外務省への出向経験がある。

 表向きは好々爺こうこうやで穏健な印象を持つが、自身や組織の利益のためには黒い手段を取る事も厭わない狡猾な一面を持つが、反対に警察官僚としてのマトモな矜持は持って居り、特に「テロリストとは交渉しない」という基本理念は頑なに守ろうとして居る。

 小野田修三警察庁長官からの命令で、転移災害による国内情勢の不安から殺人事件よりもテロ事件などの組織犯罪が増加傾向の可能性がある事から、万が一の事態に備え警察組織関係者の第三者勢力として動ける様に成って居る部署である交援省・警務課へと異動と警備課の課長を引き受けた。

 その部下には、杉上豊を含めた特宮係の関係者らを交援省の警務課へと異動をして来て居る。

 その風貌の顔付きは、全力疾走で駆けて行く名探偵を演じた名俳優とそっくりさんかも知れない。
 

片瀬報道官 32歳

 総務省から異動赴任して来た交援省の報道官。




杉上豊(すぎうえゆたか) 交援省の警備課・警備課係長 43歳

43歳の独身で離婚暦有り。 警視庁の警部で何かといわく付の事件をさらりと解決してしまう厄介者と言われている警視庁の窓際族。特別迷宮入り捜査係、略して特宮係と言う捜査課に追いやられて居た。

 この度の転移災害騒動で交援省・警備課が設立となり、特宮係のメンバーは部署を解散した上で、交援省の警務課へと栄転と言う名の左遷をさせられて居る。


鶴山薫 35歳

 35歳の刑事で、どちらかと言うと頭で動くより身体を動かす方に向いてるタイプ。ある事件で犯人逮捕をしくじった経緯で処罰の一環として特宮係に人事異動させられてしまう。その後、転移騒動が勃発し、杉上と同じく交援省の警務課へと移動となる。


神戸光博(こうどみつひろ) 28歳

 エリートのイケメン刑事だったが、上層部から命令で、杉上の好き勝手な捜査を監視する名目で特宮係へとは移動させられた人物。

 転移災害後は、特宮係時代からの杉上の部下だった為に、彼と共に交援省の警務課へと異動をさせられてしまう。

甲斐田弘樹  27歳

 警察庁次長を務めた事も在り、転移災害事には交援省の警務課へと異動を甲斐田浩二・警備課長の息子さん。

 正義感が強く、時に暴走しがちな面も在るが、とても仲間思いのある人物。 

 転移災害後は、特宮係時代からの杉上の部下だった為に、彼と共に交援省の警務課へと異動をさせられてしまう。


鏑木隆志  28歳

 早慶大学法学部法律学科を卒業し、法務省に入省するが、その後は「現場に興味がある」との理由から、出向先に通例となっている警察庁ではなく警視庁を希望し人事交流の名目で警視庁する。

 しかしながら、その時期は警視庁と法務省が対立して居た時期だった為に、報復人事として特宮係へと放り込れるが、独自の視点から事件を捜査して行く手腕を周囲に見せ付け、刑事としての才能を開花させてしまう。

 転移災害後は、特宮係時代からの杉上の部下だった為に、彼と共に交援省の警務課へと異動をさせられてしまう。


警察庁・警視庁・関係者編

川原憲一 刑事 35歳

 警視庁・刑事部・捜査第一課の刑事だが、フランシェスカ皇女の護衛の応援として派遣させられる。

 事件現場で何かと出会う鶴山薫とは、「特宮係の鶴山が何で此処に居やがるっ!」等と言って始まる罵声を浴びせ、互いに憎まれ口を叩き合いながら突っ掛るの姿は、定番のシーンとして刑事関係者の間では、割と良く知られて居る人物。

小野田修三 警察庁長官 53歳

 一見飄々としとぼけた雰囲気を纏って居るが、その実警察内部のみならず政府関係者とも太いパイプを持つ隠れた実力者として知られ、組織的に重要な利を得るためなら取引をして当事者の罪すら見逃し、様々な策を巡らす老獪で食えない人物。

 杉上豊とは浅からぬ縁を持ち、何かと捜査要請を持ち掛ける間柄で、その知略で迷宮入りをしそうな難事件を次々と解決して行く手腕を買って居るが、警察庁と警視庁の二大組織に取っての厄介者である事から、特別迷宮入り捜査係を創設し、独自路線で裏付け捜査から真犯人を逮捕させて行く手法を考え付いた人物であり、特別迷宮入り捜査係こと、略して、特宮係と言う捜査課を立ち上げた張本人。


 杉上豊を含めた特宮係の関係者らを交援省の警務課へと異動命令をさせたのもこの人物で、転移災害による国内情勢の不安から殺人事件よりもテロ事件などの組織犯罪が増加傾向の可能性がある事から、特宮係メンバー達をジョーカーカードとして取って置きたいと言う思惑からの人事異動であった。

 その人物像は病院の廊下でメロンの入った紙袋と大金が詰まった鞄を持ちつつ、両手を広げながら軽やかにスキップをしながら過ぎ去って行く俳優さんと瓜二つかも知れない。


都道府県知事及び市町村長と公務員関係者編

林家金平(はしやきんぺい) 新潟県知事 50歳

 ちゃらーんと言いそうな感じの落語家と良く似た感じの雰囲気をして居る人物で、五郎が新潟県を中心とした仲卸業者として仕事の活動を景気が低迷して居る地方自治体を救う起爆剤だと思って自分自ら出迎える事で、地元住民へのアピールと景気回復を目指すべく奮闘して居る。


 決して某著名な落語家と同じく、名前を『こんぺい』と読んでは成らない。林家金平(はしやきんぺい)成る新潟県をこよなく愛する地元を盛り立てる事に熱心な政治家である。 

 後年の新潟県では、暑苦しい林家知事の手腕の下で、アルビオン王国とオローシャ帝国の首都と姉妹都市提携を結ぶ事に成る。

 そして、フローレイティア家と高見家との深い関係を持つ事に成って行くのだった。



山本太一知事  35歳


 元は群馬県出身の自由国民党員として出馬した元参議院議員でも在り、安元総理とも懇意の人物で、国務大臣をも務めて居た経歴を持って居る。

 アースティア大戦では、リナを群馬県に招致する形で群馬大学に、魔法学専門家の学科創設決めると共に、群馬大学の魔導技巧習得研究学部の教授に抜擢する。

 転移災害以降は、東京サミット、アセニア亜人連合同盟とのパイプ役、アースティア大戦終結の為に県内重工業関連会社との連携強化に尽力した人物として知られて居るが、リナは生涯に渡り、山本の事を大学進学をさせてくれた恩人として感謝をして居たと言う。

小井川康彦  40歳

 茨城県土浦市生まれで、東京大学法学部卒業に経済産業省へと入省し、35歳を契機に故郷である茨城県知事選へと出馬をする為に退官して、その年の県知事選挙に当選。

それ以後は茨城県知事として辣腕を在るって居る。

 転移災害以降は、東京サミット、アセニア亜人連合同盟とのパイプ役、アースティア大戦終結の為に県内重工業関連会社との連携強化に尽力した人物として知られて居る。


竹田義明  46歳

無所属で大洗町長選挙へと出馬し、故郷たる大洗町の発展に寄与して居る人物。

 また、大人気戦車アニメとしても知られるハイスクールガールズ・アンドパンツァーっ!!通称・ハイパンの舞台としても知られ、一年間を通してアニメ関連イベントが開催されて居る事でも知られて居り、多くのオタクコンテンツファンと一般観光客で賑わう町での企画に参加し、その企画にアニメ制作会社と共に企画配信して居る事業やイベントを展開して居る事でも知られて居る人物。

 転移災害以降は、東京サミット、アセニア亜人連合同盟とのパイプ役、アースティア大戦終結の為に県内重工業関連会社との連携強化に尽力したり、東京サミットを切っ掛けに、サクラ諸島県・サクラ島本島やマーメリア海洋王国を含めた人魚族との交流が深い関係を取り持つ事にも関わって居る。

 そのお陰で大洗町では、人魚族のサーファーや競泳選手、そしてアウトレットモール大洗支店の水着モデルと言った関係者が多く来訪する町にも成って居り、大洗町は人魚美女が出会える町としても有名と成って行く。 

鈴木健作  46歳

 芸能タレントのスズケンの愛称でも知られ、元は著名な歌手・俳優・芸能タレントをして居た人物としても知られて居り、30代からは、無所属で参議院選挙に出馬、40代から千葉県知事選へと出馬する為に国会議員を任期満了で止めて居る。

 転移災害以降は、東京サミットにて、アースティア世界でも謎多き鎖国国家として知られて居たデモニュクス帝国・魔族連合国をお世話するホスト県として持て成し、デモニュクスとの交流を深めて行く知事として歴史に名を刻んで居る。

 更にはアースティア大戦終結の為に千葉県内重工業関連会社との連携強化をしたり、亜人族諸国の留学生の受け入れを積極的に受け入れたりと、多方面での活躍も見受けられる。


鈴代直道  44歳

 北海道・札幌市の出身者で、アースティア大戦当時の北海道知事を務めていた人物で、北海道産業の改革や収益率のアップを図った人物として知られて居る。

 ラクロアナ王国の第一王女で王太女であるフランシェスカ・アブヒム・ラクロアナ王女こと、フラン王女の日本国滞在を支援し、北海道大学留学中は自身の自宅をホームステイ先として提供したりと何かと支援をした人物として知られる。 

 札幌市近くに鈴代農場株式会社を経営して居る北海道政財界でも名の知れた人物でもある。


鈴代ほのか 20歳

 アースティア大戦当時の北海道知事を務めていた人物で、北海道産業の改革や収益率のアップを図った人物として知られて居る鈴代直道の娘さん。

 札幌市内に集まる同年代の北海道の政財界や公務関係の娘さんらとは、お友達関係の繋がりを多く持って居る。
 
 その見た目と風貌は、ショートヘアースタイルの快活なそうな顔立ちのこざっぱりとして正確で、やや小柄な背丈と整った身体付きをして居る女性。

 北海道大学時代に友人関係と成ったフラン王女たちとは、同窓会を企画するほどの仲睦まじい交友関係と成って居る。

 後に北海道知事を2期務め、札幌市近くの鈴代農場株式会社を継ぎつつ、北海道・ラクロアナ民間交流会長を務める人物と成った。


下仁田町関係者

原田秀利

 2030年代の下仁田町の下仁田町長を2期目を務めて居る人物で、原田家は、下仁田町出身の大きな土地を持った農家の産まれで、明治から3代続く町会議員を務めてい居る一家の家柄でもある。

 それが違法とも聞こえる企みの話をフローレイティア輸送商船商会長のシェスカーナ・フローレイティアとドラグナー皇国・第一皇女。
 ヴァロニカ・サークラ・レアモンの二人から持ち掛けられてしまって、混乱をしてしまう事に成った。


 それはローラーナ帝国軍による食料徴税・徴発行為により、従属同盟国と成って居るドラグナー皇国の食料危機を救うべく。

 交援省大臣である高見竜史は、群馬県の特産品でもあるコンニャクイモとネギを含めた、その他の農作物の苗と種芋、又は現物を輸出を持ち掛けたのである。

 その話を当時の下仁田町長である原田秀利らも協力を仰ぐべく、ヴァロニカとシェスカの二人は、下仁田町役場で持ち掛けたのであった。

 流石の原田町長も、人道支援から来る密貿易計画である事を知り、協力体制を築く事は悪い話では無いと考え、交援省と竜史らが主導する下で、ヴァロニカとシェスカらと協力する事を決めた。

 下仁田町役場の会議室にて、「宜しく頼む。」と原田町長と握手を交わすヴァロニカとシェスカであった。


 これが切っ掛けで、後にドラグナー皇国の新王都ニューサリヴァン市と下仁田町は、姉妹都市交流を結ぶ事に成る。

 この食料密貿易は、その後のドラグナー皇国の命運を救う鍵と成る出来事と成り、この取り引きの話し合いは、下仁田町の町内史の歴史として歴史書内の文書に、小さく刻まれるのであった。


宮川大輔・敦子夫妻

 下仁田町に在る洋食堂の日勝軒オーナー夫婦で、常連さんでもあり交援省大臣と成った顔見知りでもある高見竜史や両親達とは、グルメライフと言う雑誌に載る居た記事を見たのが切っ掛けと成り、竜史が子共の頃に、その記事に乗って居たビーフシチューを食べに行き来たいと言って以来、下仁田町の近くを通る度に立ち寄って居る事から顔見知りと成った。

 後に日勝軒会談と呼ばれる会談の席を用意する手伝いをした店舗のオーナーとして、下仁田町の歴史書に小さく載ってしまう事にも成った。

テレビ局及び芸能関係者編

黛梢恵(まゆずみこずえ)35歳 


 日本国営テレビであるJHK所属のベテラン女性アナウンサー。JHK連続報道特集番組・新国土、亜人種族居住地域とは?のメイン司会者として務めた。

安川紗和子 40歳

 朝日奈放送所属のベテラン女性アナウンサーで、日本国内外の社会問題を面白おかしく取り上げて、視聴者に伝える番組のたかしのタックルテレビの進行役をして居る人物。時より見せるツッコミに定評がある。

北乃武志 50歳

 日本国内のお笑い芸人としても有名で、数多くのテレビ番組のレギュラーとして活躍するべんらんめぇ口調の破天荒な芸能人で、映画監督も務めた世界の武志と異名を持って居る。

カンヌ映画祭で金熊賞を受賞経験も有り。

因みに、『コマネチっ!!』と言う意味不明な一発ギャグ芸でも有名な人物で、芸人として名前は、ヒートアップ武志と言う。


大舘まこと 52歳

 何時の間にか芸能会に居座る眼鏡をしたちょび髭オヤジで、悪態をついた辛口コメントをする事が好評を得ている。

林原芽衣

 ニッポッンテレビ局のアナウンサーで、あさくら号事件の実況を担当するが、少しだけ間抜けな一面をさらけ出してしまったが、其処が可愛いと評判と成ってしまう。

 これが切っ掛けに成って、売れっ子アナウンサーへの道を突き進んで行く事にも成った。

福田章

ニッポン異世界転移?どうなる今後の行方と言う番組で司会を務めた人物。読切新聞社系列のニッポッンテレビ出身のフリーアナウンサーとして知られている。


岡部こうさく

軍事・政治評論家で、眼鏡を掛けていて、白髪の混じった頭髪に鼻の下にちょび髭を蓄えた中年のおじさんが聞き取りにくい口調で一生懸命に話をしているのが特徴的。

小田治美 27歳

小柄な背丈とボブロングヘアースタイル明るくフレッシュな性格を売りにして居常陸テレビのアナウンサーとして、地元茨城県内では知られて居る。


高見家編

高見すみれ  43歳

 竜史の母親で、自由でこざっぱりとして性格して居り、実質的に高見家の家計を握って居る怖ーい母親でも在る。

 紅葉曰く、彼女の母である葛葉とは気質的に似た性格と雰囲気を持って居る戸との事。

 子育てを終えて、何とか独立を始めた息子を放任して居るが、何かと気に掛けても居る様だ。

 紅葉の事も、竜史の嫁に来てくれたらラッキーと思って居るが、後に大勢の女の子達が高見家へとやって来た事は想定外だった述べている。

 緑鳥市・笠懸町南西部にある大手コンビニエンスストアチェーン店・エイト・イレブン系列食品生産工場のわらしべ屋に深夜専門で勤務して居る。

 後に旧宅で、コヨミ皇国から覇権されて来た侍女や近衛侍従の女の子達と共に、喫茶店経営を始めた。

高見貴和 45歳

 兎に角くお喋りで口喧しい性格で、体力自慢な上に手先が器用と言う大柄な体形をした人物。

 地元の建築会社である吉川組で、資材運搬の仕事で勤務をして居る。

 竜史が実家に帰っても、仕事で居ない事が多いく、趣味の一つである競艇のレース場の在る霧野競艇場では、予想屋よりも的中率が非常に高いと評判を呼んで居る。



高見清香 16歳。

 アースティア大戦から疎開名目で、高見家へと養子に出された際の日本国内での名前。

 養子に出された年の9月から霧野市の高校に通う事に成った。 

 その表向きの理由として、高見家の遠縁の親戚筋の子供で、転移災害で外国に出張して居た両親達と離れ離れと成った為、霧野市に住まう高見家に養女として引き取られたと言う事に成って居る。

 戸籍等の類に付いても、日本国政府が話を合わせてくれていたので、公式な偽装書類が発行されて居るし、群馬県と霧野市も、その事実を口裏合せてくれて居ると供に、身分証に関する事柄を了承しつつもサポートをする事に成って居る。

 妹の麻衣共に、竜史とも深い関係を持つ事に成る。


母親である葛葉よりの顔立ちで、グッとキツイ眼つきで、睨み顔は更にキツイ感じをして居り、特徴的な青い紐のポニーテールをして居る女の子で、ボデイスタイルはやや残念ながらスレンダーなスタイル。


真面目で融通が利かないが打ち解ければ大変に良い子。お姉ちゃん子であり、姉と一緒にいる竜史を目の敵にしている。国内の諸般事情から日本の竜史の実家である高見家へと養子に出される。

 竜史の事は毛嫌いして居るが、後に色々な事が在って義兄としてだけなく男性として見初めるよう成ってしまう。




高見麻衣 14歳。


 アースティア大戦から疎開名目で、高見家へと養子に出された際の日本国内での名前。

 養子に出された年の9月から霧野市の中学校に通う事に成った。 

 その表向きの理由として、高見家の遠縁の親戚筋の子供で、転移災害で外国に出張して居た両親達と離れ離れと成った為、霧野市に住まう高見家に養女として引き取られたと言う事に成って居る。

 戸籍等の類に付いても、日本国政府が話を合わせてくれていたので、公式な偽装書類が発行されて居るし、群馬県と霧野市も、その事実を口裏合せてくれて居ると供に、身分証に関する事柄を了承しつつもサポートをする事に成って居る。



 二人の姉達共に、竜史とも深い関係を持つ事に成る。


 ヘアースタイルが短く、黄色い紐で短いツインテールの女の子で、皇女だが天真爛漫に生きる末っ子。

 竜史をおにーさんと呼び慕うが冗談では済まないレベルのスキンシップで迫るおませさん。

 国内の諸般事情から日本の竜史の実家である高見家へと養子に出される。

 当初から竜史の事を気に入り、激しいスキンシップで竜史に迫り、あわよくば竜史の事を寝取ろうとする恐ろしい女の子で、義妹の立場を超えて夜の寝床で竜史を襲おうとも画策するのは、コヨミ皇国皇族女性としての血筋的な本能なのだろうと思われる。

 10代後半に成ると、姉と母親に勝るとも劣らないボデイスタイルへと成長した姿は、一つ年上の姉、清香を歯ぎしりするほどに妬む、女性として完成されたボデイスタイルだったと言う。

その声色は小悪魔な声色をして居る声優の後〇麻〇さんと似て居るかも知れない。


日本国・サクラ諸島県編

田島直行 32歳

 小笠原諸島の漁師である田島直行は、30歳を過ぎてから親から船と家業である漁師を継いで本格的な船長を始めたばかりの男である。

 小笠原人魚騒動と呼ばれた珍事件が終息とサクラ諸島が日本国へと編入後に、独身だった彼は、人魚族の女性と結婚したらしい。

 奇しくもその女性は彼が騒動の際に、いの一番に釣り上げ・・・たのでは無く、助けて上げた女性で、その後、決まった時間に漁に出掛ける時間帯を見計らってやって来る際に、漁師の仕事を手伝う傍ら、彼の事を熱心に口説いて来る彼女に根負けしてしまい、二ヶ月の交際の後に結婚をした。


サリー・サクラン・ブロッザム 110歳 サクラ・マーメリーア部族

 サクラ・マーメリーア部族長で、物腰が柔らかそうな女性で、肩まで有る桜色の薄いピンク色がとても艶やかなロングヘアーがとても美しく、そのボデイスタイルも申し分ない人物。

 しかし、その実像は大雑把で大らかな性格で、男性にはガツガツ行くタイプ

 20代半ばから80歳近くまでの月日を、コヨミ皇国の南西国藩・加古島市の港町で暮らしていた。

 この時に縁あって漁師をしていた当時18歳の男性と結婚もして居り、番と成って100人近くの子共を設けて居るが、その内の3割が人間族の子共である。 

 80歳を過ぎた辺りで夫は、天命を迎えて死別、子宮内に残って居た数粒の受精卵を妊娠をした最後の子供達を故郷で育て様と、南西国藩・加古島市の邸宅や資産の殆んど人間族として生まれて子供達に譲り、サクラ諸島へと一緒に戻る子供達を連れて帰郷した。

 その際に部族長の家柄だった実家の後を継いだ。

 実家に返ってビックリ、姉であるメリー・サクラン・ブロッザムが、マーメリア海洋王国の数少ない男性人魚と結婚して実家から出てしまっていた。

 日本国へと編入したサクラ諸島県の初代県知事と成った。




メアリー・サクラン・ブロッザム 18歳 サクラ・マーメリーア部族


 母親と同じくサクラ・マーメリーア部族特有の桜色の薄いピンク色がとても艶やかなサラサラなロングヘアーがとても美しく、そのボデイスタイルも申し分ない所は同じだか、男性に対しては一歩後ろに下がった感じに成ってしまう控えめで大人しい性格をして居る。

 サリーが帰郷してから産んだ子で、父親と母親との間で行った生殖行為で終盤まで残って居た受精卵から生まれた最初の子共で、他に妹達が4人居るが、その他の兄妹達の顔は余り知らない。


 紅葉とはサリーと共にコヨミ皇国内に居る親族の下へと遊びに出かけた際に、出会って居る幼馴染でもあり、其処で知己を得た親友達と供に紅花園の誓いを立て居るが、供に戦うと言うよりは、何時も心は供にあると言う近いを立てていたようだ。

 誓いを立てた当時は、メアリーだけ辺境地方に暮らして居る事が原因であり、一人だけ除け者にするはどうかと思うと紅葉の配慮が入って居たからであった。



メリー・サクラン・ブロッザム 

サクラ・マーメリーア部族出身 140歳

 メリー・サクラン・ブロッザム・マーメリアが実家に帰った時に身分を隠す為に使う時の旧姓名。

 ピンク色のロングストレートヘアーを靡かせ、キリッとした目付きでクールビューティーなドレス風のビキニ服を着て居り、サンゴと真珠の髪飾りに、南国の花飾りで着飾って居り、とても優雅で魅力的な女性。

 性格は至って真面目で、責任感の有る性格をして居る。そして、他の姉妹達を溺愛して居るらしい。

 ブロッザム家の長女で、長い間独身だった女性だったが90歳の時にマーメリア海洋王国の皇太子だった人物と実家のお使いで王都へとやって来た際に偶然に出会う。

 サクラ・マーメリーア部族とマーメリア海洋王家とは親戚関係でも有った為、見染められたメリーは結婚して嫁いでしまった。

 この時、メリーはサクラ・マーメリーア部族の部族長に指名されて居た。


 この世界の亜人部族では、世代交代時に近い年齢の子共に跡目を継がせる慣習が有るのだが、様々な理由で辞退する事も有る。

 子育てに忙しかった年の離れた末妹の一人であるサリーが、偶然にも結婚生活と子育てに区切りが付いて帰郷を果たした事に由り、サクラ・マーメリーア部族の族長と成った。

 後に事前の申し込みさえすれば、里帰りする時だけ、メリー・サクラン・ブロッザムと名乗って日本国に入国しても構わない事に成った。


日本国・コロロッポ諸島県編


ソララ・二ルポ コロロ小妖精族長    推定年齢35歳前後

 藍色セミロングヘアーをしたフィギュア人形に近い背丈をして居る小妖精族で、歳は推定年齢で35歳前後と思われるが、小妖精族は年を取っても幼く又は若く見える容姿をして居るので、見た目通りの年齢とは限らないとも言える。

 日本国へと編入されたコロロッポ諸島県の最初の県知事選挙にて、委任当選の上で、初代県知事と成った。



日本国・大神諸島県・ワーウルフン諸島編

 タマモ・稲荷 35歳 ワーヴォルフ族

 30歳の時に若くして、ワーヴォルフ族の族長に指名された狐獣人族系の女性で、こざっぱりとした人物。

 稲荷と言う苗字は、日本国へと編入された際に、長い年月の間、大陸から離れた所で暮らして来たワーヴォルフ族達は、苗字と言う習慣が廃れてしまったらしく、姓名が無かった。

 其処で日本人らしい名前を付ける事にした際に、稲荷神社と言う神殿が有ると聞いた彼女は、其処から苗字を貰う事にした。

 大神諸島県での最初の選挙では、人口率の多いワーヴォルフ族達の選任を受けて、大神諸島県の初代県知事と成った。

ミナミ 15歳

 ワーウルフン諸島で生まれ育った元気いっぱの女の子で、狼系の獣人族。故郷が日本国と成ってからは、新たに設置された大神諸島県立高等学校という学校に通いながら、毎日楽しく暮らして居る。

マコトとは幼馴染で、やや琉球風の訛りが有る。

マコト 15歳

 ワーウルフン諸島で生まれ育った元気いっぱの女の子で、狼系の獣人族。故郷が日本国と成ってからは、新たに設置された大神諸島県立高等学校という学校に通いながら、毎日楽しく暮らして居る。

ミナミとは幼馴染。

オオエ(大江)・紫温 33歳

 代々オオエ島諸島内でオオエ族長を務めている家柄に生まれ、島内の人々の暮らしを常に気に掛けて居る。

 ハイ・オーガ族らしい典型的豪快な性格で、島内初の県知事選挙で委任当選が決まり、初代オオエ島諸島県知事と成った。普段の暮らしでは、畑作や漁師を生業として居る。
 
 背丈が3メートル近くの大女で、身体つきもビックサイズのボンキュッボンなスタイルを有して居る。

日本国・一般人編

重松五郎 52歳 個人輸入雑貨代理店・重松輸入雑貨商会の経営者。

 東京都・江東区内に店舗を構える輸入雑貨代理店を個人経営で構えて居る中高年男性。若い頃はパリで西洋雑貨の修行をしていた経験を持って居る。

 今現在は顧客に頼まれた物なら何でも取り扱う輸入雑貨代理店として好評で有る事から、その人脈網は多岐にわたって居るが、一年を通して自分の経営して居る事務所に、無茶な注文ばかりが来る事が頭を悩ませて居る。

 日本が時空転移後は、彼の人脈網の6割が消失してしまう事と得意先が半分に減ってしまう経営危機に陥るが、日本政府と交援省からの依頼で、フローレイティア輸送商船商会から日本国製の品物を買い付けたいと要望を見事にこなす商才を披露した。

 背の高いちよっと怖い感じのする人物だか、根は至って真面目である。しかし、仕事の合間にする趣味の食べ歩きの時だけ、メニューに迷う優柔不断な性格な所も有る人物。

 実は下戸でお酒が飲めず、その強面の顔付きから、お酒に強いと良く誤解されてしまう。


鳴滝浩治 52歳  個人輸入雑貨代理店・鳴滝カンパニー社長

 重松五郎の古くから付き合いの有る腐れ縁の同業者の中高年の男で、個人輸入雑貨代理店・鳴滝カンパニー社長でも在る。

偶に五郎に仕事を振ってくれるのだが、それが何時も何時も無茶苦茶な事ばかりで、困って居るらしいが、同時に、この業界は持ちつ持たれつの関係だった為に、やれやれと思いながらも取り引きを続けて居る。


聖川家 

聖川恵梨香 16歳 153センチ 上から83・52・80

 サラサラしたロングストレートヘアー利発でクールビューティーな聖マリアンナ女子高等学校に通う女子高生で、友人達の間ではリーダー格。

 実家は聖川工業株式会社の社長して居る父と、主婦をしている母親と中学2年生の妹から成る家族4人暮らし。

 成績優秀者で学校でも優等生としても知られて居る女の子。


聖川清香 40歳

 恵梨香の母親で、とても良い人格者で誰にもでも温和で優しく接する事の出来る人物。

 娘がデモニュクス帝国・魔族連合国の偵察潜入工作員として日本へとやって来たエルザベート・ブラド・ツェペシュとすり替わった偽物だと記憶操作されても、変わらない人格を保つ程に精神が図太い精神を持って居る。 
 

聖川穂香 14歳 聖マリアンナ女子中学校・二年生

 恵梨香の2歳年下妹で、聖マリアンナ女子中学校・二年生。元気で明るい性格で、とてもお姉ちゃん子である。

聖川昇

真面目な性格をして居る人物で、とても家族思い。
 聖川工業株式会社の社長をしており、カワカミ重工業会社・豊川自動車工業株式会社・追浜自動車産業株式会社・三葉重工業株式会社・スバル星重工等と言った大手工場との取り引きをして居る。


金本家

金本奏多 16歳 
 聖マリアンナ女子高等学校に通う女高生で、童顔とショートカットヘアースタイルと小柄な背丈と体型のロリ巨乳な風貌を持った女子高生である。

 その身長は、147センチの背丈と小柄な体型で、童顔のDカップのバストサイズを誇って居たので、背丈は足りないが、その若い年の割には、スリーサイズ周りの発育が良い女の子であった。


金本奏美

 和樹との関係は大変に夫婦円満で、夫婦は間も無く40代に届こうと言うのに、結婚前の時と変わらずアツアツ風のバカップルであり、主婦である奏美は未だに20代くらいの若々しい姿を保って居た。

金本家に潜り込んだサキュバス族の女王であるリリエに、息子である和也を性的な意味で、半ば強引に喰われた事や。

 これまた夫である和樹を性的な意味で強引な浮気をされた形で喰われて居る事を知らない。

金本和也 14歳

 都内中学校に通う奏多の弟。金本家に潜り込んだサキュバス族の女王であるリリエに、性的な意味で食われてしまう。



金本和樹

友住商事株式会社で営業課の部長職を務めてる人物だった。

 無口でアニオタだった和樹は、童顔の女性を好み、奏多の母親である奏美が童顔のナイスバディだったがロリ体型だった故に、一目惚れしてしまったある意味、幼女趣味の変わり者(変態)であった。


野田絵里子 32歳

 大日本航空機株式会社の客室乗務員の第6班のチーフリーダーをして居る32歳の女性で、日本国へと偵察活動を目的とした潜入工作隊として潜入していたタイで、吸血鬼族の女王であるエルザベート・ブラド・ツェペシュに、日本国潜入の為、その姿とすり替わった人物の一人。 

 やや細めの背丈が160センチで、バストサイズも87センチと何れのボデイスタイルは控えめの女性で、彼女の仕事仲間のチーム内では、一番の年長で頼りがいのある年上に当たる女性でもあった。


木暮美空 30歳

 大日本航空機株式会社の客室乗務員として勤める女性の一人で、客室乗務員のリーダーをして居る野田絵里子の後輩。

日本国へと偵察活動を目的とした潜入工作隊として潜入していたタイで、デモニュクス帝国・魔族連合国の種部族中の淫魔族の片割れでサキュバス族の女王であるリリエール・リリン・キュバスに日本国潜入の為、その姿とすり替わった人物の一人。

 身長が160センチのショートカットヘアーして居るAカップで、リリエが化けた際に、サキュバス族の彼女に取っては不満の在るボデイスタイルだった。

 

梶間忠夫 40歳
 
 40歳の小太りの管理職をして居る成田空港事業所の所長で、とても部下への面倒見が良い人物。

 エルザ達に聖マリアンナ女子高等学校からの職場体験レポートでの見学会で、家の事務所に女子高生達の講師をエルザ達の目的とその正体を知らずに頼んでしまう。


鈴木凛  24歳

 去年地元の大学を卒業し、大ファンであるスズノキバイクを生産して居るスズノキ自動車工業の東京支店本社営業部へと就職を果たした若きОL女性。

 徹底したスズノキを愛するスズノキ至上主義者にして、スズノキバイク信者。

 世の中の全てがスズノキ製品で埋め尽くされれば良いのにと思って居るほどにスズノキバイクを愛してやまない女。

 後に経営危機を迎えて居たスズノキ自動車工業とスズノキバイクのレーサーである父親を救う為に、異世界の反帝国同盟諸国の各国と商談交渉をするが、何れの国々はライバル企業であるモトダ・カワカミ・ヤマナと言った国内4大バイクメーカーの方が先に契約を結んだと言われて、断られてしまう。

 そんな中で丘の木坂女子高等学校に通って居た時に所属して居たバイク部時代の友人達と再会、その中の一人がカワカミのご令嬢だった。

 そのコネを使って如何にかして取った仕事がダバード・ロード王国に、自動車工場を作って運営する事であった。

 スズノキ自動車工業の社内では余りに無謀な取引きだと、散々に言われるが、凛は自分が責任を持ってやるから、何とかして人員を派遣して欲しいと鈴ノ木修治会長に嘆願。

 鈴ノ木修治会長は賭けに出る事を決断し、アースティア大戦の反帝国同盟諸国快進撃も在ってか、業績はうなぎ登り。

 スズノキ自動車工業はこの世界でも格安自動車市場を独占し、ダバード・ロード王国の工業の発展に大きく貢献する事に成って行く。

鈴木刃 50歳

 鈴木凛の父親で、  スズノキバイクのベテランレーサーで、地球世界では世界大会優勝を何度も経験して居る人物。

 だが、日本がアースティア世界へと異世界転移してしまった事によるスズノキ自動車工業の業績不振により、リストラの対象と成って居る。

 現在は成れない営業やバイク修理事業所で働く毎日だが、下手をすれば、スズノキ自動車工業のレーシングチームは解散し、リストラと成るかも知れないと言われて居る。

上田咲良 24歳

 鈴木凛がかつて通って居た丘の木坂女子高等学校に通って居た時に所属して居たバイク部時代の友人の一人。

 現在はバイク部に入る切っ掛けと成ったモトダバイクを作って居るモトダ技研工業の東京支店本社営業部に就職して居る。

 性格は天然系の明るい性格で、誰にでも元気に接して話す人物。

天野夕実 24歳

 実家がヤマナ発動機系の会社であるヤマナバイクのアマノモータースと言う、販売代理店をして居り、その関係から幼い時からバイクに接して来たバイク好きの女の子。

 鈴木凛がかつて通って居た丘の木坂女子高等学校に通って居た時に所属して居たバイク部時代の友人の一人で、現在はヤマナ発動機の東京支店本社のバイク営業部に勤める。
 天然系パーマ風のボブロングヘアースタイルが特徴的で、誰にでも気さくに話すが、スズノキバイクだけは受け付けないと言う主義を持って居るせいか、凛とはよくケンカして居るが、険悪な関係では無い間柄。

天野光央 50歳

 ヤマナ発動機系の会社であるヤマナバイクのアマノモータースと言う、販売代理店をして居る人物。

 しかしながら、それだけだと売り上げが伸びないので、国内4代バイクメーカーとイタリアのバイクメーカーであるドルカティ・モーター・ホールディングのバイクを販売して居る。

 節操のない商売の仕方は、各メーカーから苦情を言われて居るが、鈴木凛の父親である鈴木刃と組んで、都内の理工大学部各に在籍して居た時に、バイトと称して、バイクメーカーのバイクレースのピンチヒッターを引き受けていた時代の貸しが、目一杯あるので、何所のメーカーもアマノモータースの店長である天野光央には文句が言えないらしい。

 その風貌は、頭が半分程度に反り上がってしまったヘアースタイルに小太りな体型の人物だが、大学生時代から35歳くらいまでは、イケメン風の顔立ちとふさふさのヘアースタイルだったが、今や見る影もない。

 若い頃の昔の写真を子共達に見せても、本人とは気付いたは貰えない程に、すっかり本人の見た目の見栄えが変わってしまって居る。


山口聖菜 24歳

 カワカミ重工の創業者の曾孫に当たり、ご令嬢でもある人物。

 鈴木凛がかつて通って居た丘の木坂女子高等学校に通って居た時に所属して居たバイク部時代の友人の一人で、現在は父親の手伝いをしながら次期社長に向かって日々邁進中。

 凛の窮地を救う為に、ダバード・ロード王国や日本国外務省と経産省に対して 根回しをする気遣いする優しさを持って居る性格の持ち主。

山口幸次  48歳

 カワカミ重工の現社長で、カワカミ重工の創業者の孫としても知られて居る人物。

 1980年代頃から始まった父親の山口幸一郎氏による経営改革を引継ぎさせ、それに成功をし、オートバイ・航空機・鉄道車両・船舶・軍事ヘリコプターなどの輸送機器、その他機械装置を製造をする重工業会社として拡大をしつつも、スリムな経営を進め、日本国の三大重工業メーカーの一つにまで躍進させた。


豊川章夫


 愛知県豊田市に本拠地を置いている日本最大にして世界のトヨカワと言われるほど売れ上げの高さと世界中に工場を持っている大会社である豊川自動車工業株式会社の創業者家系の4代目で、実に一代振りに社長と成った豊川家の直系現当主。

 異世界転移した事で多くの海外支社工場と社員を失う手痛い事態に陥って居るが、逆にビジネスチャンスと捉えて居るらしく、他の企業と違って経営には余裕が有るらしい。


井澤清次

 三葉重工業株式会社の社長で、中部・東海地方では著名な人物として知られて居る人物の一人。

 異世界転移した事で、チョッとだけ苦しい経営状態と成って居たが、逆にアースティア世界大戦に措いて、平時では中々売れ難い防衛装備品や工場設備品にインフラ整備関連製品が飛ぶように売れた事で、三葉重工業をアースティア世界でも指折りの重工業会社にした人物と成った。

小村秀章

 愛知県の知事で、2020年代から活躍をしている地元出身の知事で、2020年代頃に辺りで活躍をして居る愛知県内の何処かの知事さんと似て居るかも知れない。



村河たかし

 愛知県・名古屋市の市長で、その風貌の顔付きは、2020年代頃に活躍をして居る名古屋市長と似ているかも知れない。

竹内幸夫

 愛知県・豊川市の市長で、その風貌の顔付きは、2020年代頃に辺りで活躍をして居る愛知県内の何処かの市長さんと似て居るかも知れない。

元田浩太 


 三重県松坂市を本拠にする日本屈指の二輪と四輪の生産で有名な車両メーカーのモトダ技研工業の現社長で、その創始者の元田浩一郎氏の孫に当たる人物。

 モトダをバイクだけで無く、自動車メーカーとして飛躍させた経営手腕には定評があると言われて居ると言う。

 中でも同社が開発したロボットであるアッシモダの開発成功は世界を震撼させて居るプロジェクトを実行させたことでも知られて居る。

日田祥博

ヤマナ発動機の現社長で、愛知県出身であり名古屋市内の高校・大学生時代を経て、静岡県の清水市に拠点を置いて居るヤマナ発動機に入社。

 それ以降は、一社員として働きながら事業部の責任者を歴任し、2020頃から取締役会で、何のコネも出席する気も無かったが、それまでの働きが認められ、社長へと推薦され、ロボティクス事業の強化などに当たった。

 その流れで、2020年には同業者の中から日本自動車工業会副会長へと推薦されて居る。

鈴ノ木修治 「すずのきおさむ」 100歳


 静岡県浜松市に拠点を置いて居る自動車生産工場を経営をして居る会社で、価格の安い自動車やバイクに船舶エンジンを売り出しているメーカー、スズノキ自動車工業の会長にして、創業者の一族の最古参である人物。

 年老いても意気軒昂で、数々の伝説的な業績を打ち出し、諸外国のへの工場誘致と、それに伴う現地住民の雇用を生み出した経営手腕には、定評が有ると言われて居る。

そんな鈴ノ木修治会長の名言集は以下の通り。

「ゼネラル・ワールド・モーターズが鯨で、家がメダカ?いやっ!!家はメダカじゃなくて蚊ですよっ!!だってメダカは鯨にのみ込まれてしまうが、蚊であれば空高く舞い上がる事が出来るので、決して呑み込まれる事は無いっ!!。」

「かつては十年ひと昔と言ったて居たが、今は一年ひと昔。十年先の事を考えるなんて昔で言えば、百年、千年先を考えるようなものっ!!会社のあるべき姿を描くと現実から大きくかい離する。最小限、何を今なすべきかを考えて行く事だと思う。」
「現場の班長と一緒に1万円でも多くのコストを浮かした苦労話を聞く。そうしたら無駄遣いなんて、とてもできやしないっ!!」

「軽自動車は、貧乏人の車だっ!!家は金持ちが乗る様なスポーツカーは要らないっ!!」等々である。

鈴ノ木利博 60歳


  スズノキ自動車工業の会長にして、創業者の一族の最古参である人物、鈴ノ木修治の長男で、現社長である人物。

 転移災害によりアースティア世界へと転移してしまった事に由るスズノキ自動車工業の経営難を乗り切って、立て直しをした人物として、後世に知られる人物と成った。

 その切っ掛けとして、ダバード・ロード王国政府とアーヤ・シュチュ―ド女王から、300億円規模の投資金を受ける事に成るが、その条件として、、ダバード・ロード王国内に自動車生産工場などをを造る事だったが、その場所が最悪の田舎町で、輸送コストが掛かると言う僻地であった。

 それをダバード・ロード王国支社長に就任した鈴木凛のアイデアで、如何にかした事により、躍進する切っ掛けと成る。 


 しかしながら、そのプロジェクトを推進するのに当たって、スズノキ自動車工業の社内では余りに無謀な取引きだと、散々に言われるが、凛は自分が責任を持ってやるから、何とかして人員を派遣して欲しいと鈴ノ木修治会長に嘆願。

 鈴ノ木修治会長は賭けに出る事を決断し、アースティア大戦の反帝国同盟諸国快進撃も在ってか、業績はうなぎ登りと成る。

 スズノキ自動車工業は、この世界でも格安自動車市場を独占し、ダバード・ロード王国の工業の発展に大きく貢献する事に成って行く。


竹中重長
 戦国時代から続く建築会社である竹中建設株式会社の社長で、建設企業団の代表と成る。その先祖は木下藤吉郎とに乗って居た頃の豊臣秀吉に口説かれ、播磨の陣所で早世した、彼の名軍師である。




橘川安喜

 広島市内で広島お好み焼き安喜ちゃんの女将として店を切り盛りして居る人物。迷子に成ってお腹を空かせていたマーヤを数日の間だけ世話をしてくれた。
 店には広島東洋ガープファンが集まって応援歌を歌う事で有名な所でも在る。
 大阪に大坂風お好み焼き専門店を経営して居る妹が居る。



平和反戦団体ピース・シールド及び関係者編

素波抜貴雄(すはぬきお)35歳
 
 東京スクープバンピシャリっ!!社・現代スクープ編集部の編集長を勤める人物で、どんな手を使ってでも素っ破抜くと言う信条で業界を渡り歩く男。

 アースティア大戦では平和反戦団体ピース・シールドの手先の一人として動いて居たと言う。

覗来益男(のぞきますお)
ゴシップ・パパラッチカメラマンを生業として居るフリーカメラマンで、金儲けに成りそうなネタを手に入れる為なら何でもすると言う危ない男。







2230年及び近未来の人々紹介編

磯野道隆 

京都大学の博士号を持つ歴史研究家で、あらゆる時代に精通している人物で、英傑達の選択の解説コメンティターである同時に、彼の出演番組である英傑達の選択の司会者の1人。

井上朝美 JHKの歴史関係を担当している人気番組のアナウンサー。

明日田高次 

大手芸能事務所会社である幸本興行株式会社に所属する人気タレントで、ファミリーヒストリアのメイン司会で、毎回著名人のルーツを調べて本人に報告をし、視聴者に伝えると言う番組の司会をしている。

高見家 未来編

高見竜一郎 

竜史の曾孫にあたる人物で、2230年代の自国党から衆議院に出馬して議員に当選、その後3回の当選を経て党内で、かつての英雄の子孫と言う肩書きを自国党の喧伝に使おうとして、党内の満場一致で自国党総裁に推薦され、国家で総理立候補し、選ばれる。

 2230年の日本国総理大臣として活動する傍ら、アースティア世界でも有数大総合会社でもある高見総合商事グループ社長でも有る。

アースティア大戦終戦後に時間が経つにつれて、地元群馬と霧野市以外の地域や世間からの高見家の評価は、反戦団体の復刻と日本の平和ボケが回帰したせいか評価が更に低く成っている。


暦紅葉(こよみもみじ)

 高見家系・暦家を継承して居る人物で、名前の由来は曾祖母の紅葉から来て居ると共に、生前の紅葉とそっくりな顔立ちをして居ると喜んだエリンが漢字表記で読み方を変えた呼び名を付けた事にも由来して居る。

 高見竜一郎とは、はとこ同士の親戚関係で、幼い頃から殆んど同じ敷地内に住んで居る仲で、姉に近い存在。 
家系図で言うと、紅葉→明日葉→水葉→紅葉(もみじ)と成って居る

 現在は200年前に先代の白木宮司夫妻から、祖母である明日葉が星読みの力を持って居た事から、隣近所に住んで居た白木宮司に「そんなに凄い力が在るなら宮司にピッタリだね。」
「私の家には跡取りが居ないから白峰神社の宮司を継いでみないか?普段は好きな仕事をして良いから」と言われたのが切っ掛けで、明日葉の代から宮司職と神社の敷地や遺産を引き継いで居る。

 それ以来母娘3代に渡り、白峰神社の宮司職を担いながら、高見家屋敷で高見総合商事の事務員として働いて居る。

 水葉の代の時に、薄れ行く星読み力が尚も引き継がれて居る事から、その監視と巫女である証として、高見の名跡から暦国皇家の名前である暦の名跡を名乗る様にと年老いた紅葉に言われた事が暦性を名乗る事に成った切っ掛けである。

 その証として紅星名月刀(あかほしめいげつとう)を引き継ぐ事が、紅葉の実家である暦国皇家との間で取り決められ、国皇でも紅葉直系の親戚である高見に連なり、星読みの巫女の力が備わっている家なら暦をに乗っても良いと言う事に成って居る。

高見明日葉 

 紅葉の長女として産まれた人物で、白峰神社の白木宮司夫妻から神社の跡目に指名されるが、同時にソーディアンと言う剣術スポーツ選手として活躍した人物としても知られて居る。

 4大会連続でアースティア・オリンピックや5大会連続でアースティア・ワールドカップに出場して居る。

 その成績はオリンピックで金メダルを3つ、ワールドカップでは5を獲得するメダルホルダーとして知られて居るが、オリンピック選手引退を宣言して居た4回目の大会では、決勝戦でタッチの差でコヨミ皇国の若手選手から一撃を貰い敗退し、無念の銀メダルと書かれた見出しを晒してしまう。

 表彰式では明るい笑顔を見せて居た明日葉だったが、舞台裏では両親である紅葉と竜史の二人の前で大泣きをして居た事が後日談として知られて居る。
後にソーディアンの講師として数多くの弟子たちを輩出しており、その一番弟子はアースティア・オリンピックの4大会目で己を打ち負かしたコヨミ皇国人である。

 何でも自分が明日葉に勝てたのは、年齢的な理由に過ぎず、運が良かったかも知れないので、これを機会に弟子して欲しいと懇願したと言う。





暦水葉(旧姓・高見水葉)

 明日葉がソーディアンに人生の半分を捧げる中で産まれた子供だが、サラブレッドな家系たる母や祖母達と違って、ごく普通の能力を持って産まれた子。

 星読みの力はやや強い程度に過ぎない凡庸な気優しい性格をして居り、晩年の紅葉の身の廻り世話をして居た人物でも在る。




高見紅輝(たかみ・こうき)

 紅葉と竜史との間に産まれた長男で、竜史を筆頭とする両親達からは、人生の選択肢は好きに為さいと言われて居たが、結局のところ最後は高見総合商事グループ二代目社長に収まる。

 姉や異母兄弟達に翻弄される毎日を過ごしながらも、堅実な性格だったと言う。
高見家直系の家系図としては、高見竜史→紅輝→竜輝→竜一郎と成って居る。 

高見竜輝

 竜史と紅葉の孫に当たり、竜史と同時に平凡な性格と能力を有する人物。両親と祖父母達からは、家業や家柄の事は気にせずに、のびのびとやりなさいと言われて居たが、30歳の時に高見総合商事グループに入社し、後に三代目社長に就任する。


六花・リリロッカ・TМ・ヨシカーナ 25歳

 ヨハンナ・リリロッカ・ヨシカーナこと、ハンナの曾孫に当たる人物で、至って普通の翼人族と人間族とのハーフ系日系人。 

 2230年の時代では、声優・歌手として活躍する人物として知られて居る。

 しかしながら、それに対して世間一般では高見竜史とは誰なのかと言った感じに為って居るので、ハンナと竜史を祖先に持つ事は知られては居なかった。

 高見竜一郎とは同じ曾祖父を持つ親戚関係に在るが、正月休み以外での面識は少なく、互いに交流が深いわけでも無いようだ。

 群馬県・霧野市が本籍地のルーツに成って居るが、母親の代には進学と就職の為に、さいたま市に移り住んで居るので、高見本家とは遠い親戚程度の認識しかない。

 母親からは曾祖父である竜史は、このアースティア世界を救った凄い事をした人物と言い聞かされては居るが、今まで写真すらまともに見た事が無かったので、JHKの取材を受けるまで、曾祖父と曾祖母に関する殆んどの話を知らずに居たと言う。

 JHK特別放送、特集実録アースティア大戦とは?に出演する事を切っ掛けに初めて曾祖父たちの足跡を知る事と成った。

 因みに六花は声優・歌手としては、その手の業界方面では、極めて良く知られて居る人物で、JHKの紅白歌合戦やアニソンプレミアムステージで、中二病天使でも恋がしたいっ!!!のオープニングテーマであるスパークエンジェリング・デイズドリームを熱唱し、世界中で大ブレイク。

 主人公の日系翼人族系の女子高生である高梁麻理香で大ブレイクし、続くアイドルマスターズ・オブ・シンデレラオールスターズでは、中二病アイドルの金崎蘭を熱演し、これもハマり役と言われる。

 他にもご注文は子猫ですか?のシャロア。乙女ゲームの悪役令嬢に転生しちゃった・・・・・・のカタリーナ・スエクラ等がある。

 はとこ同士のリリカとは、幼い頃から付き合いのある関係で、高見家の年中行事に関わりが在る際には良く会って居た友人同士。



蘭花・リリロッカ・TМ・ヨシカーナ 

 ヨハンナ・リリロッカ・ヨシカーナこと、ハンナと竜史の孫に当たる人物で、至って普通の翼人族と人間族とのハーフ系日系人。 

 役者を中心とした芸能人に成りたいと言う夢を叶える為に、群馬県・霧野市から東京に近いさいたま市の大学に入学。

 それ以降はさいたま市に自宅を構えながら、実家の仕送りを頼りに役者の下積み生活を続けて居たが、25歳の時に同じ劇団員だった夫との間に六花を身籠り、家庭に入る為。

 芸能事務所に就職し、役者の夢を諦めたが、その夢は娘が声優と言う形で叶えてくれると言う事に成った。


メグミ・リリロッカ・TМ・ヨシカーナ 

 ヨハンナ・リリロッカ・ヨシカーナこと、ハンナと竜史の娘に当たる人物で、チョットだけ中二病を患って居る翼人族と人間族とのハーフ系日系人。 

 ソーディアンと言う剣術スポーツのランサー部門選手として活躍した人物としても知られて居る。

 その腕前は祖母に当たるアンナ、母のハンナを含めた3代に渡る槍使いとしての武勇での好成績を世界に見せ付けほどの実力を残せして居り、4大会連続でアースティア・オリンピックや5大会連続でアースティア・ワールドカップに出場して優勝を飾って居る。



リリカ・ミーサガ・TМ・リンバース 

リナ・ミーサガ・リンバースと竜史の曾孫に当たる人物で、群馬大学霧野市キャンパス・魔導技巧習得研究学部の主任教授を勤める人物。

 リナがアースティア大戦前後に創設に関わり、それ以後は魔導技巧習得研究学部の責任者と成って以来、リナの血統関係者達は、決まって此処の学部に所属し、歴代の責任者と成って居る。

 因みに歴代のリナ家系の女性達等は、その全員が長身と巨乳・美乳・爆乳持ちとして有名な事で知られて居る。

 はとこ同士の六花とは、幼い頃から付き合いのある関係で、高見家の年中行事に関わりが在る際には良く会って居た友人同士。

リサ・ミーサガ・TМ・リンバース 

リナ・ミーサガ・リンバースと竜史の孫に当たる人物で、群馬大学霧野市キャンパス・魔導技巧習得研究学部の主任教授を勤めた人物の一人。
 祖母の学者姿に憧れて勉学意欲に邁進する努力家で、母親と祖母に英才教育を受けたが・・・・・地味な結果しか得られない不遇な才能の持ち主。

 だがしかし、その地道な才能が注目を集めたのは晩年成ってからと言う大器晩成型タイプの天才。

 因みに魅惑のグラマスボデイを有する事で、常に群馬大学の学祭ではミスコンで何時も優勝して居る事で知られて居た。

大学講師に成ってからも、リサ先生を誰が口説くのかで、誰もが盛り上がって居たと言う。


アリサ・ミーサガ・TМ・リンバース

 リナ・ミーサガ・リンバースと竜史との間に生まれた娘で、群馬大学霧野市キャンパス・魔導技巧習得研究学部の主任教授を勤めた人物の一人。

 母親であるリナの研究を受け継ぐ形で、様々な魔法技術と科学技術の融合させた新技術を開発したり、発見した功績で知られて居るが、その全部は母親の功績を取ってしまうからと・・・・遠慮して居たと言う。

 因みに母親であるリナと同様に魅惑のグラマスボデイを有する事で、常に群馬大学の学祭ではミスコンで何時も優勝して居る事で知られて居た。

 大学講師や主任研究員と成ってからも、アリサ先生を誰がいち早く口説くのかで、学生研究員達の間で、大いに盛り上がって居たと言う。

 しかしながら、そのグラマスボデイな身体付きを目当てに近づく者達は、決まって玉砕して行く事に成ってしまうのだった。
暦力仁(こよみりきひと) 国皇 45歳。


暦皇国の現国皇で出自は地方出身の下級武士であり婿養子らしい。少しやつれた感じの風貌で、背たけは170センチで、イケメンでは無い物の、パッとしない中年男性。
 性格は温厚で誰にでも公平であり、誠実である。そんな所が特に奥さんに気に入られている。

先読みのお告げで手篭めにされる形で婿養子に迎えられたせいなのか、妻の葛葉には絶対に逆らえないほど尻に敷かれて居るが、ここぞと言う時だけ、意見を曲げずに逆らう時が有るが、その代償は高いので滅多に言わない事にして居る。

暦葛葉 (こよみくずは) 皇后 44歳。 

正当な皇家の血筋を引いている。代々予知で選んだ異性を配偶者として迎えて居る慣習がある。

 また、大変夫と家族をとても大事にし、尚且つ愛していいる。嫉妬深い性格であるが、それは暦皇族家の代々の血筋らしいと言っている。

老いて力は衰えては居るが、娘の紅葉と変らず予知と読心能力者である。北斗一刀流の達人で、紅葉の母であり師匠。二人の息子、三人の娘が居る。


 その姿は サラサラとして肩まで生え伸びて居るロングストレートヘアー、身長170センチの背丈、身体付きは引き締まった筋肉を有しながらも女性らしさを残しつつ、バストサイズは美乳クラスの90程度。
 
温和そうな顔立ちだが、やや気の強い感じの眼つきをして居る。

その横には紅葉が成長をしたら、こんな感じに年齢を重ねた老けた方をして居る女性に成るなと言った大人の女性で、声色は落ち着きの在る数多く女性を演じて居る事で有名な声優の能〇麻〇子さんと瓜二つの声と思える声色をしていた。

 恐らくそれなりの年齢を超えて居ると思われ、少しだけ顔立ちに皺が出て居るが、それでもスタイルは少しも崩れては居ないボデイスタイルを有して居る。

 紅葉が竜史の事を星読みのお告げで、アースティア世界の未来をローラーナ帝国の覇権征服の野望から救う為に見初めたと聞いた時から、コヨミ皇国と世界の為とは別に、コヨミ皇国皇族女性として、子孫を残すための配偶者に選んだとも悟り、竜史の事を紅葉の婿として認め、紅葉の事を嫁に貰って貰おうと考えて居る。


暦鷹仁 (こよみたかひと)25歳

 紅葉の一番上の兄で、現国皇夫妻の長男にして、現コヨミ皇国第一皇位継承者。顔立ちは力仁国皇に似て居り、背が高く見た目は武骨者風だが気優しい性格をして居る。

 父親と同じく母親と妹達に頭が上がらない。顔に似合わず内政等の政務に長けて居る人物。

 暦雪仁 (こよみゆきひと)23歳

 紅葉の直ぐ上の兄で、現国皇夫妻の次男。第二皇位継承者。小柄な背丈に顔立ちは母親である葛葉よりの顔立ちで、とても落ち着きのある性格と女装が似合うとまで言われる美形の持ち主。

 此方は兄と違って武芸者に長けて居り、若くして軍勢を率いて帝国軍との紛争を治めた事も在る人物だが、父親と同じく母親と妹達に頭が上がらないらしい。


暦清香(こよみきょか) 16歳。

母親である葛葉よりの顔立ちで、グッとキツイ眼つきで、睨み顔は更にキツイ感じをして居り、特徴的な青い紐のポニーテールをして居る女の子で、ボデイスタイルはやや残念ながらスレンダーなスタイル。


真面目で融通が利かないが打ち解ければ大変に良い子。お姉ちゃん子であり、姉と一緒にいる竜史を目の敵にしている。国内の諸般事情から日本の竜史の実家である高見家へと養子に出される。

 竜史の事は毛嫌いして居るが、後に色々な事が在って義兄としてだけなく男性として見初めるよう成ってしまう。

暦麻衣(こよみまい) 14歳。


  ヘアースタイルが短く、黄色い紐で短いツインテールの女の子で、皇女だが天真爛漫に生きる末っ子。

 竜史をおにーさんと呼び慕うが冗談では済まないレベルのスキンシップで迫るおませさん。

 国内の諸般事情から日本の竜史の実家である高見家へと養子に出される。

 当初から竜史の事を気に入り、激しいスキンシップで竜史に迫り、あわよくば竜史の事を寝取ろうとする恐ろしい女の子で、義妹の立場を超えて夜の寝床で竜史を襲おうとも画策するのは、コヨミ皇国皇族女性としての血筋的な本能なのだろうと思われる。

 10代後半に成ると、姉と母親に勝るとも劣らないボデイスタイルへと成長した姿は、一つ年上の姉、清香を歯ぎしりするほどに妬む、女性として完成されたボデイスタイルだったと言う。

その声色は小悪魔な声色をして居る声優の後〇麻〇さんと似て居るかも知れない。

加藤絵美里(かとうえみり) 18歳 

 ツリ目の如何にもなツンデレな感じの黒髪のツインテール女の子。代々皇室の旗本して続く名家の生まれで、父はコヨミ皇国近衛師団長である加藤清忠、十字槍の使いでコヨミの赤鬼と謳われている。
 幼い頃から武術一筋の脳筋である。7歳の時に紅葉の側仕えとなって以来、紅葉の近衛隊である赤姫隊の部隊長に任じられ、忠勤に励む毎日である。

 紅葉とは会って直に一目惚れし、姫様ラブな状態である。自衛隊と共同戦線で戦い抜く中で、槍や剣での戦い方の終わりを実感し、逸早く日本国の自衛隊学校への留学を得て近代歩兵と近代騎兵隊の隊長へと出世していき、後に日帝東洋戦役にて、30万人の帝国軍を3万人で打ち破る奇跡を起す。(その予定です。) 年下の従姉妹かいる。

加藤清忠

 絵美里の父親で、コヨミ皇国近衛師団長。厳格な人柄だが、娘が可愛くて仕方がない人物。

福島香織(ふくしまかおり) 17歳

 絵美里の年下の従姉妹で、おっとりとして居る。紅葉の近衛隊である黒姫隊の隊長している。

万代国藩

伊達愛海(だてまなみ) 19歳


 万代国藩主。東側最大の領地を持っている。近くの皇国直轄軍への命令権をもっている藩主。天才にして変わり者、ボッタクリ大好きの商売大好きの変人。主戦派 座右の名は私の人生はボロ儲け。

高雄瑞樹(たかおみずき) 

戦闘で馬鹿めが口癖のクールビューティー系のお姉さん。通称、黒い悪魔

 コヨミ水軍東部方面軍・万代藩方面水軍所属の大将位に在って、同地方の水軍艦隊司令官を務めて居る人物。

愛宕千棘(あたごちとげ) 

あらあらが口癖の金髪ハーフのお姉さんで、そこそこ巨乳。通称、笑顔の悪魔

 コヨミ水軍東部方面軍・万代藩方面水軍所属の中将の位に在って、同地方の水軍艦隊副司令官を務めて居る人物。




南西国藩

嶋津義隆(しまづよしたか) 

 皇国南部にある南西国藩主 豪快なおっさん。鬼と呼ばれる豪勇。主戦派。後に暦皇国の近代化改革の一躍を担う。

嶋津鳴彬(しまづなりあきら) 30歳

嶋津義隆の嫡男で次期当主。歯に衣を着せぬ物の言い方と無骨な顔立ちが特徴で、開明的な考え持っている。日本と接触した藩として積極的に外交をして行く決意と率先して日本の持つ技術や知識を取り込もうと合作している。現在は国皇と父の命令で、在日本国コヨミ皇国臨時大使として福岡市の在日本国・コヨミ皇国連絡事務所に赴任している。


南郷幸之助 27歳
 後の南郷盛隆。後世では南郷(なご)どんの愛称で呼ばれている人物で、176センチの背丈と巨漢を持った体つきだが、とても臆病で優しい性格をしている南西武士。紅葉が何度か南西国藩へと訪れると決まってお世話係をしていた。

 後に紅葉と竜史との間で深い関わりを持ち、コヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、親友で幼馴染みであり、供に日本の大使館で働いた小久保仁蔵と新政権内で対立を起こして帰郷してまう。 

その後、新しい制度に馴染めない武士や諸侯、庶民達の大反乱の一つである反新戦争が勃発するその中で最終戦争とも言うべき南西戦争の首謀者と成ってしまう運命(定め)。


小久保仁蔵 26歳
 
 後の小久保通利。 南郷幸之助とは近所に住むお隣同士で幼馴染み。家同士は先祖代々の付き合い。郷士組みの制度の中でたくさんの仲間と共に新制度改革を取り組んで行く人物の中心的に成って行く。

 性格は真面目で不器用な性格だが、頭が大変切れる。後にコヨミ皇国の近代改革政策である皇国御一新新政の改革で、地方の最下級武士から内務官僚から大臣へと昇進する。

 だが、新しい制度に馴染めない武士や諸侯、庶民達の大反乱で故郷の南西国で起きた南西戦争で親友である南郷盛隆の蜂起の報せを聞くと鎮圧軍を差し向ける冷徹な場面を見せてしまう。

 本音では降伏と自首して欲しいと思いながらも、新政権の要職に有る立場故に、南郷盛隆討伐の反対が言えずに戦争が始まってしまうのだった。

 日本転移直後に南郷と共に日本へと渡海し、その先進的な文明に触れ、感銘を覚える。嶋津鳴彬の駐在文官として日本での活動する日々を送っている。

大松越槙

 南西国藩の藩政を預かる筆頭家老で、中々のイケメン。藩主が豪快で有るが故に、色々と気苦労が絶えないらしい。



四条由美(しじょうゆみ) 宰相 

 主戦派。 冷戦沈着で眼鏡を掛けた知的でクールなお姉さん。御歳27歳。年齢ネタ禁止。その仕事熱心な性格が災いして婚期を逃しつつある。

足柄一葉 (あしがらかずは) 


皇国北側にある土地である芦名国藩主。剣聖将軍と呼ばれる皇国の大将軍で主戦派。

細河 夕(ほそかわゆう) 

実力あるのに働くのが嫌いな将軍補佐役。時より不況を買いそうな解説をして色々と突っ込まれる。

賀谷野国藩

北部宣政(きたべのぶまさ) 


 コヨミ皇国の北東部でありラクロアナ王国の飛び地でシャン・ライア州の南端に接する国境の賀谷野国藩の藩主派閥は中立だが、東部列藩のを率いる盟主藩であり、万代藩主の伊達愛海に一声を言われると従うしか無い日和見な人物。 

萩野国藩

網里 輝美(もうりてるみ) 

 コヨミ皇国のコヨミ半島の南西部から西側中央に掛けての領土を治める萩野国藩主 中立派の筆頭とされて居る。経済や軍備も彼の長州藩を思い起こさせるほど、同等に優れている。分家に橘川家と大早川家と猪戸家と言う家老職を担う家が有る。



柱小次郎 萩野国藩藩士で、若い者達のまとめ役だが、苗字を間違えた呼び方で、からかわれていた。仲間内からはカツラと間違われ、気が付けばヅラと呼ばれて居る。名はハシラなのに。


小杉真作 世の中を笑って暮らせる世にする目的で、喜兵隊と言う近代軍隊を皇国でも逸早い段階で結成する事にした人物。親友の柱小次郎より自分に人気が集まり、多くの同志と仲間が集まって来るほど人望が厚い。

伊東範輔
 元は名主の息子だったが、後継ぎの居ない武家の伊藤家当主から、大変に利発で利口だと言う話を聞き付け、伊東範輔とその両親ごと養子にすると言う形で武士に成った人物。

 後に小杉真作が創設した近代化軍隊である喜兵隊の指揮官と成り、アースティア大戦に参加して行く。

 戦後の晩年には、コヨミ皇国議会首相を務めている。



立花 夜千代 (たちばなよるちよ)


 コヨミ皇国のコヨミ半島西側中央から北へ20キロと所の領地を治めている萩野国藩の北側のに位置する小国藩である矢那川国藩主で中立派。

 現在、遠縁の親戚である矢那川国藩の北東部の内陸藩である豊満国藩の小橋勝勲の子である小橋宗武との見合いが進められている。派閥はコヨミ皇国国内では珍しく無派閥である

龍泉寺 貴信 (りゅうせんじたかのぶ) 

 皇国の北西部に位置し、コヨミ皇国の大陸内部側に領地を持つ飛膳国藩主で、和平派だが、武に優れた人物で配下には龍泉寺四天王と言う5人の将が彼を支えているが、その5人の武将達は世間から四天王なのに5人のなのは何故と囁かれている。

 主に和平関連の話を進めているのは成杉勝信が帝国と内通し講和を探っているらしい。和平派。講和の生贄に担ぎ出されそうに成った紅葉に酷い目に遭わされている。

鍋嶋 直美 


 飛膳国藩の東側に位置する比護国藩主 龍泉寺とは古い親戚関係である為、和平派を主張しているが、本音は中立を採りたいと考えている。 貴信とは従兄妹の関係。講和の生贄に担ぎ出されそうに成った紅葉に酷い目に遭わされている。


北条 正成 

 相州国藩主 講和派筆頭で帝国とは皇国の皇女を嫁に差し出して独立を保つべきだと言っている コヨミ半島の境に相州城と言う総構え形式の大要塞を持っている。講和の生贄に担ぎ出されそうに成った紅葉に酷い目に遭わされている。

永尾 憲重 


 北越国藩主 講和派 皇国西側の大陸内部に広大な領地を持つ隣国の相州国との関係から講和を訴えている。巨大な山城である夏賀峰山城と精強な北越武士団と騎兵隊保持している。講和の生贄に担ぎ出されそうに成った紅葉に酷い目に遭わされている。


 橋場吉秀 

 岩山河内藩の藩主で巨坂城と言う日本の大阪城並に優れた平城要塞を持っていて、帝国との貿易で莫大な富を得ているらしいが、帝国との前面戦争や日本のコヨミ皇国経済への参入に関して、己の権益が脅かされるのでないかと警戒している講和派閥。


十沙国藩

竹之内半平

 とても真っ直ぐで真面目な人物としてしられ、コヨミ皇王家をとても敬愛して居る。

 アースティア大戦時に措いて、講和皇道派の過激派の人物で、コヨミ皇国を躍進させるには、帝国と争うなど持っての他と豪語して居り、その為には異世界の転移国家と同盟連合をする事は何としてでも避けねば成 らないとの考えを持って居る。

 後に異世界転移国家とシベリナ連合各国を含めた反帝国同盟諸国等に属する人々を攘夷討ちと言う過激な行動やテロ活動によっての謀殺や暗殺を企てる十沙講和勤皇講和皇道党と言う組織を設立し、過激な国政改革活動を開始する。

 松本達馬の遠縁の親戚筋であもり、幼少期からの知り合いでもある。

大岡慎太郎

 達馬が作った日暦社中と言う会社の陸運部門として共に会社を立ち上げたが、皇国の政治改革の支援する目的で、海洋支援隊から独立した陸運会社である陸運支援隊結成する。
 主に日本から輸入した中古車トラックを仕入れた運輸会社を経営する傍らで、ロシア共和国や東南アジア経由で仕入れた型落ち品の銃火器で武装させた警備軍を組織してコヨミ皇国の近代化開放政策活動をして行く事に成る。

松本達馬

 日本国が万代藩に始めて来た時に、十沙国藩の命令で警備仕事を命じられ、そこで見た灰色の巨船を見て感動。帰郷する直ぐに飛び出して加古島市へと向う。何とか日本へと渡海出きないかと散々日本国駐在所の門を叩く。

 そこへ交援省の外務課に出向派遣されている藤原が現れ、何の目的で日本に行きたいのかを問い詰めると、鉄船の操船を学びたい今直ぐにと言ってのけた。その熱意は本物と思った藤原は、政府に掛け合って渡航費用と特別留学を認める事に成る。 達馬は後に日暦社中と言う会社を設立、後に海洋支援隊に社名を改名し、コヨミ皇国の改革に関わって行く。

その他

 蜜屋雅美 

 紅葉の元侍女をしていた養育とお世話係をしていた最初の人。結婚を機にお城勤めを引退して、現在は甘味処蜜屋を経営していて子供が3人居るらしい。



暦赤葉  

 600年前時代のコヨミ皇国の巫女姫で、とても優秀な力を持って居た人物。紅葉・葛葉親子とも瓜二つと言われる程の容姿そっくりの絵画が王室の宝物庫に残って居る。

 帝国に迫害されて居たワーヴォルフ族等亜人族や他の国々の人々に惜しみない援助を施したと後世の世に伝わっている。

海上自衛隊

大木民雄 統合幕僚長 (海将)

 アースティア大戦当時の陸海空自衛隊のトップに立って居た人物で、大戦期の防衛省を預かる重要な役割を果たす事で歴史家に知られて居る。

 アースティア大戦期の重要な場面で、何てこったぁっ!!と叫ぶシーンが残って居る。


石井幸司 海上幕僚長 (海将)


 コヨミ皇国へと派遣される事に成った

 転移災害当時に横須賀地方総監を務めて居た羽佐間道直海将が、安元政権での防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊の特別海上幕僚長に任命された形で、コヨミ皇国へと渡り、自衛隊の国外派遣隊の海上自衛隊と自衛隊の全部隊の総指揮を執る事に成り、その代わりに海上幕僚長で有りながら、横須賀地方総監を務める事に成った人物。

 この人事に付いて、アースティア大戦へと突入して居るが故の戦時特別人事であり、やや人口減少社会と言う成り手不足気味により、人手不足による特例人事である事を付け加えて置く。

 アースティア大戦当時は、第1護衛隊群を率いて戦って居る人物として知られ、その風貌は金田一耕助を演じた事も有る俳優の石坂浩二と似て居るかも知れない。


羽佐間道直 海上幕僚長 53歳。


現時点での自衛隊と海自の海外派遣艦隊の最高司令官。普段は穏やかな昼行灯だが、いざと成ると的確に指示を出せる頼りがいの有る人物。

 アースティア大戦当時は、安元政権での特別海上幕僚長に任命された形で、コヨミ皇国へと渡り、自衛隊の国外派遣隊の海上自衛隊と自衛隊の全部隊の総指揮を執りつつ、コヨミ皇国を含めたアースティア世界各国からは、二ホン三将軍の海軍大将として扱われる。

 終戦まで前線でアースティア国際平和維持連合機構軍の総司令官を務めた人物と成った。


西村智道 海将

 佐世保基地を預かり、地方総監をしている人物で、アースティア大戦当時は、第2護衛隊群艦隊を率いて終戦まで戦った。


石塚浩二 海将

 
 呉基地の地方総監をして居る人物で、第4護衛隊群を率いて居る人物で、その風貌は、反りあがったヘアースタイルと威厳に満ちた顔立ちをした温和な人物。


 鈴置洋(すずおきひろし)  一佐 


護衛艦いせの艦長。細目の人で、何処かの木馬揚陸宇宙戦艦の艦長如く、各砲座っ!!弾幕が薄いぞっ!!何やってんのっ!!とか言って居るセリフがアースティア大戦では度々資料映像に残る程に、目立って居た苦労人な人物。




 古谷一吉(ふるやかずよし) 二佐


護衛艦いせで哨戒ヘリとAH-1S・対戦車ヘリコプター(コブラ)の改修機体であるシーコブラにも搭乗経験を有して居る為、海自用攻撃ヘリ隊であるシーコブラ隊の部隊長して居た経歴を持った人物で、今はいせの副長を務めて居る。

 その他にも各種ヘリの操縦での腕前もかなり物であるらしいとの事。




 置鮎竜次郎一佐 

何時もコーヒーを欠かせない気さくでのらりくらりとしているが、時には大胆な行動を取る人物で、ヘリの免許も持って居り、AH-1S・対戦車ヘリコプター(コブラ)の改修機体であるシーコブラにも搭乗経験を有して居る。

 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣艦隊の司令官にも任命され、またダバ派遣隊での経験を買われ、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する派遣艦隊の司令官にも任命された人物。



笹沼彰二佐

 かがに乗船して居る置鮎一佐の副官で、アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣艦隊の司令官にも任命され、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する派遣艦隊の置鮎一佐の補佐を務めていた人物。



三石琴実二佐 

海自内で活躍する女性艦長の1人として知られ、見た目の美貌もさることながら、着痩せするスタイル持ち主で男女問わず人気の高い女性自衛官としても知られて居る。

 冷静沈着な判断で様々な局面を対応できるとの若手護衛艦長と目されて居る護衛艦きりしま艦長。 

 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣艦隊の護衛艦長の一人に選抜され、またダバ派遣隊での経験を買われ、一佐に昇進し、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する一個派遣艦隊の司令官にも任命された人物。


小沢司郎一佐 


先発のダバ派遣艦隊にもしもの事を考慮して派遣されたダバ派遣支援艦隊の司令官。数多くの遠洋演習航海の経験を持っている。


成田剣侍(けんじ)一等海佐 


西方派遣の為に呼ばれた艦長の1人。


栗田武男一佐 

護衛艦あたごの艦長


江田史郎一佐 

護衛艦しらねの艦長


南雲忠二(ちゅぅじ)一佐 


航空護衛艦あかぎ艦長で第二次龍雲海沖海戦の指揮を取っていた


藤田沙希二佐 

航空護衛艦あかぎの副長。

洲崎綾奈二佐 

三石二佐の後輩で護衛艦あかつきの艦長で、海上自衛隊内には性格は違うが顔付きがそっくりな親族が、あと3人は居るとの噂が有る。
 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣艦隊の護衛艦長の一人に選抜され、またダバ派遣隊での経験を買われ、一佐に昇進し、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する一個派遣艦隊の司令官にも任命された人物。

 岩谷浩紀 一等海佐 35歳 

 横須賀警備管区・横須賀地方隊・小笠原諸島・父島分遣隊所属する護衛艦ふぶきの艦長で、海自調査団派遣艦隊として、後に大神諸島県と成るワーウルフン諸島への調査団の護衛艦隊として派遣された海上自衛官。


石井竜三 三佐 

 はやぶさ型ミサイル艇の旗艦はやぶさの艇長で、アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣艦隊に派遣された、はやぶさ型ミサイル艇部隊の司令官を務めた人物。

 彼の一番に活躍したワンシーンとして、でアースティア国際平和維持連合機構軍旗下で戦った、ドラグナー皇国解放作戦でニューサリヴァン港強襲攻撃作戦を展開した事が挙げられる。

 彼の強襲作戦で、新王都・ニューサリヴァン市北側に在る主要港に駐留するローラーナ帝国の陸海空の艦艇の4割が航行不能に陥ったと言う。


山崎勇一射 


空自の学校にいたが、海自の航空護衛艦の航空隊創設の話を聞き付けて転校して海自航空隊員に成った経歴を持つ。お調子者だが腕は確か。愛機を丸で恋人の様に扱う

小安健人一射 


海自航空隊員で生真面目な性格。フォーメーションを組んでの戦い方が特に得意。

藤堂虎高一等海佐

そうりゅう型潜水艦そうりゅう艦長にして。第二次龍雲海沖海戦にて、潜水艦隊の司令官を勤めていた。

 後に日本国海上自衛隊・護衛隊群連合艦隊「南雲護衛隊群」・南雲護衛隊群旗下・海自潜水艦隊・『藤堂潜水艦隊』と呼ばれる事に成る藤堂一佐の潜水艦隊は、各地を転戦し、大活躍をしたのであった。

小杉九朗太一佐
護衛艦ゆきかぜ艦長している。第二次龍雲海沖海戦では尖閣諸島に迫る海賊を駆逐した。

曽我部(そうかべ)孝也三佐

ミサイル艇隊はやぶさの新型であるさしばの艇長している人物。先祖は長宗我部に連なる家系。


岩谷正和一等海佐

 大東諸島地方に隣接するワーウルフン諸島を調査するべく結成された大東諸島未開地新島調査団に派遣された海自調査団派遣艦隊の司令官にして、護衛艦ふぶきの艦長を務めて居る。

航空自衛隊 

中田譲二 航空幕僚長 (空将)

秋本洋佑 空将 40歳

ガイダル島基地の司令官として派遣された人物。

 池田秀三空将補 

 羽佐間道直海上幕僚長旗下の自衛隊と空自の海外派遣艦隊の司令官の一人で、普段は穏やかな昼行灯だが、いざと成ると的確に指示を出せる頼りがいの有る人物。

 アースティア大戦当時は、コヨミ皇国へと渡り、自衛隊の国外派遣隊に措ける航空自衛隊の総指揮を執りつつ、コヨミ皇国を含めたアースティア世界各国からは、二ホン三将軍の空軍小将として扱われる。

 元空自のエースだった人物で、F-2に搭乗経験が長く、数多くの国際演習やスクランブル出動での戦闘機の素早い動きをする腕前から地球の各国からは日本の青い彗星と呼ばれていた。

 それはアースティア大戦では現実の物と成り、各地を最前線を終戦まで前線でアースティア国際平和維持連合機構軍の空自師団司令官を務めた青い彗星と呼ばれた人物と成った。


 神谷晶一佐 


沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊員で、第9航空団の部隊長にして、直営部隊長である101小隊を率いるパイロットでもある。


 豪快で気さくな人柄で部下に慕われる漢(おとこ)では有るが・・・・・・但し、酒癖が少々悪いとの事で有るが、その戦闘機を操縦すれば、空自内でも指折りの凄腕パイロットで、近隣地域の中国軍を始めとする各国の空軍パイロット将校らからも一目置かれて居る人物で、米軍のとの模擬試合演習でも負け知らずらしい。

 異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、101小隊・202小隊から成る第一中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の隊長をも兼任しながら務めて居る。


 長谷川健児 一尉 


 沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊の真面目な空自隊員で、気弱な面が有るが、心がしっかりして居る。

 父親の知人である神谷の進めで空自入隊した敬意が有り、最近年上の管制官の彼女ができたとか。

 異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、101小隊・202小隊から成る第一中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の副隊長を務めている。

速水勝(しょう)二尉 


 沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊のクールでイケメン、天才的で抜群の操縦センスを持つ空自隊員であり、既婚者で、奥さんも戦闘機のパイロットで、とっても怖いとか。

 転移災害以前からの部隊である303小隊の部隊長を務めて居たが、異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、303小隊・404小隊から成る第二中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の隊長を務めている。

速水絵里二尉 

 沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊のクールでイケメン、天才的で抜群の操縦センスを持つ空自隊員として知られる速水勝(しょう)二尉の奥さんで、新人研修時代からのライバルパイロットだった事でも知られる空自きっての女性エースパイロット。

 気が強く、男勝りな性格から、結婚相手は自分よりも強い相手出ないと駄目であると公言しており、幾つかの基地を転属する度に交際決闘を申し込まれる男性空自隊員が居たが、あっという間に撃墜判定を食らわせやったと言う事は有名な話である。

 しかしながら、速水勝だけには勝った試しが無かった為、これで負けたら結婚して貰うと決めたが、最後の勝負と決めたドッグファイト訓練で見事に玉砕。

 後に結婚して欲しいと猛アタックして、根負けした速水勝の奥さんと成った。

 その話は地球世界の空軍パイロットの間では有名な話で、コンビを組まれると厄介な夫婦として恐れられて居ると言う。
  
 沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊で率いる部隊は、404小隊で、異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、303小隊・404小隊から成る第二中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の副隊長を務めている。




柏崎速雄二射

 沖縄の第9航空団那覇基地所属の航空自衛隊のお調子者の空自隊員。

 異世界アースティアへと転移した後に戦時体制と成った為に、501小隊・606小隊から成る第三中隊へと本格的な編成へと移行された部隊の隊長を努めて居るが、お調子者が故に部下達から苦労が絶えないとのことである。


早瀬美加一尉

那覇基地管制塔の管制官。

小野原乃梨子一尉
那覇基地管制塔の管制官。

森川知之一佐 

 航空自衛隊から第一航空隊として航空護衛艦あかぎに派遣されている空自隊員で、乗機はF―2A。

 アースティア大戦では、分が悪い戦い方を好んでおり、その戦法は尽く敵を撃ち貫いて行く事に成った腕前である。
 
 俺の愛機は凶暴と豪語し、戦いの駆け引きに優れたパイロットとして知られ、分が悪い方に賭けると、何故か勝ててしまうと言う豪運を持って居ると言われて居る。



辻村耕次一佐 


 航空自衛隊から第二航空隊として航空護衛艦あかぎに派遣されている空自隊員で、乗機はF―15J。

 操縦テクニックに優れたパイロットとして知られ、彼と相対したパイロット達らは、丸で分身攻撃を仕掛けて来るかのように素早く背後を取って来ると言う凄腕の持ち主。
 アースティア大戦でも、その持ち前の丸で分身攻撃を仕掛けて来るかのように素早く背後を取って来ると言う凄腕を活かして、敵機を次から次へと撃墜して行った。


柴本幸弘一佐・塩谷光三一佐・大川徹一佐・立木秋彦一佐

 池田秀三空将補の三沢基地時代の部下。ダバ派遣支援艦隊の予備部隊として派遣される。



萩村一射・梶二射

 ダバード・ロード王国に改修され日本国自衛隊共に共同使用されているガイダル基地に物資運搬の為に向うC-130Hの5号機のパイロットで、その西へと向う途上でマーヤ・リリロッカ・ヨシカーナと遭遇する。




陸上自衛隊

若本教雄 統合副幕僚長 (陸将)

土師隆也 陸上幕僚長 (陸将) 


 家中正 『やなか・ただし』 階級・陸将 

 羽佐間道直海上幕僚長旗下の自衛隊と陸自の海外派遣艦隊の司令官の一人で、アースティア大戦当時は、コヨミ皇国へと渡り、自衛隊の国外派遣隊の陸上自衛隊の総指揮を執りつつ、コヨミ皇国を含めたアースティア世界各国からは、二ホン三将軍の陸軍中将として扱われる。

 終戦まで前線でアースティア国際平和維持連合機構軍の陸上自衛隊の司令官を務めた人物と成った。

 渋い顔した髭面のオヤジの様な風貌の顔付きの人物で、柔軟な対応が取れる評されているベテラン陸将の一人。

 リムパックやアメリカ本土での交流演習会では、NATO加盟国陸軍で敵側に回った陸軍を幾度も打ち破った作戦を立てて居るが、何れも総司令官に手柄を譲って居る様な物なので、陰の参謀と囁かれて居る。



井上一彦一等陸佐 


 顔立ちと声色男女問わず、自衛隊内ではカッコいいと評判の人物で、時折の格言染みた一言は名言と言われるらしい。

 空挺と西部普連に所属経験あり、レンジャー持ちで、ダバ派遣艦隊の副司令官にして同派遣隊の陸自部隊の責任者。

 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣陸上派遣隊の司令官にも任命され、またダバ派遣陸上派遣隊の司令官の経験を買われた事により、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する陸上派遣師団の団長を務め、終戦まで各地を転戦したと言う。


 椎名ひかる三等陸佐 


 女性自衛官でも珍しい戦車乗りで、10式戦車隊の隊長にして、指揮も砲手もできる腕前の持ち主で、その命中率と撃破率は120%と謳われた。

 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣陸上派遣隊の10式戦車隊の隊長にも任命され、またダバ派遣陸上派遣隊の戦車隊の隊長経験を買われた事により、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する陸上派遣師団の戦車大隊の隊長を務め、終戦まで各地を転戦したと言う。


 黒田宗近一尉 


 AH-64D戦闘ヘリコプター (アパッチ・ロングボウ) 隊の中隊長をして居り、アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣陸上派遣隊のAH-64D戦闘ヘリコプター (アパッチ・ロングボウ) 隊の隊長を務め、またダバ派遣陸上派遣隊の戦闘ヘリ部隊の隊長経験を買われ事により、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する陸上派遣師団の戦闘ヘリ部隊の隊長を務め、終戦まで各地を転戦したと言う。

 出身は東京の歌舞伎町で渋い声をして居り、とても気迫の有る人物として、陸上ヘリ部隊内では、良く知られて居る人物の一人。

 アースティア大戦中は、良く東地秀矢一尉 とコンビを込んで、戦って居た事でも知られた人物と成った。 



東地秀矢一尉 


 AH-1S・戦闘ヘリ(コブラ)中隊長をして居る陸上隊員で、カッコいい声と無精髭を生やした30代半ば、出身は九州の柳川市である。

 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣陸上派遣隊のAH-1S・戦闘ヘリ(コブラ)隊の隊長を務め、またダバ派遣陸上派遣隊の戦闘ヘリ部隊の隊長経験を買われ事により、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する陸上派遣師団の戦闘ヘリ部隊の隊長を務め、終戦まで各地を転戦したと言う。

 アースティア大戦中は、良く黒田宗近一尉とコンビを込んで、戦って居た事でも知られた人物と成った。 

黒井仁美 1曹

 看護師の資格を持っている陸自出身の看護師で、元は陸自系列の病院に勤務していた。ラクロアナ王国のレビル国王の看護と護衛の為に札幌市内の大学病院へと出向している。

冬眞友紀一射 後に三佐と成る


 椎名ひかる三佐の部下で、女性自衛官でも珍しい戦車乗り一人でもあり、ダバ派遣隊の10式戦車部隊の第二小隊の隊長を務めて居た。
 アースティア大戦初期は、西方諸国方面に派遣されるダバ派遣陸上派遣隊の10式戦車隊の第二小隊長にも任命され、またダバ派遣陸上派遣隊の戦車隊の隊長経験を買われた事により、三佐へと昇進後は、ローラーナ帝国本国方面にも進軍する陸上派遣師団の戦車大隊の隊長を務め、終戦まで各地を転戦したと言う。



野口秀寿一佐 

ダバ派遣隊の陸自衛生科の隊長であり、統合衛生科隊長も兼務して居る人物。顔立ちが野口英世に似ている。


宮代信二

第15旅団の旅団長

小山田信彦一尉。

ダバ陸自派遣隊の第7中隊を率いる人物。

柄本彰一尉

ダバ派遣隊の陸自派遣隊に派遣されて居た陸自の自衛官で、セイジョン・ローグリア攻城戦では南門の守備をして居た。

 大神一央 一等陸尉 29歳

 ワーウルフン諸島への調査団の護衛部隊の隊長として派遣された陸上自衛官で、その後は分遣隊としてワーウルフン諸島へと赴任し、ワーヴォルフ族から自衛官に志願した人達の教官と成った。