魔王を倒した勇者は魔族達と盟約を結んだ。
もう二度と争わないようにするために平等に。
だがその数年後、人間達は魔族国にある財宝ほしさに戦争を仕掛ける。それに嘆いた勇者は魔族側に就き、反逆者として勇者は断罪された。
「いやなんで俺が悪いみたいになってるんだよざけんじゃねぇぞくそ豚貴族たちが。」
やぁやぁやあやぁやぁ皆さんどうもこんにちわ。前世勇者アリスフィア・リューテイル。こういう名前でも男の子でした。今の俺か?
「アーちゃん!朝食ですよ!」
私からしたら不本意なことに皆さん大好きTS転生してしまったのですよ、、今世は同じ世界のハートビート伯爵家の三女に産まれました。アリア・ハートビート伯爵令嬢でーす。
「はーい!お母様!今日はちなみに選定の儀でございますよね!楽しみです!」
ちなみに俺の目の前でにこにこしているこのお方はお母様であり、元氷死の魔女スカイリア・ハートビートだ。ちなみに死の魔女という理由は彼女の得意な魔法が攻撃魔法しかなく、その中で氷魔法の攻撃性が高かったからと言われている。まあ母親があれだが、父はそれ以上である。戦場の剣聖アルバート・ハートビート。戦場で最も恐れられており、私が住んでいるオートラル王国の最強剣聖である。
肩書き堅苦しいランキング第1位なのだが、、
「そうか?私はお前が戦闘系を持たないことを願うばかりだ、、回復職であってほしい、、お前に怪我をされたくないんだ、、頼む、、」
重度の子供好きである。
ま、まあそれは置いといて。今日は私が生まれてから5年目、、いわゆる5歳の誕生日なのだ!
この世界では5歳の誕生日に教会で選定の儀を受けなければならない。貴族の子なら尚更だ。
アサキング教会。私が勇者として活躍した時代にはなかったが、まずあの時代にこの教会はなかったのだ。その全てを死の魔女、、母は知っているはずだ。なんてったって昔の旅の仲間だったのだから。だがそんなことを聞いて正体を知られるのは面倒だ。そして勇者ということを知られれば色々面倒事に巻き込まれるだろう。
故に俺、、改め私はこの世界では主人公ではなく、、
「モブになることを宣言する!」
「はーい、何言ってるか分からないけど、とりあえずここに手を置いて。アリー?」
母に頬をつねられて私は泣きながら手を置く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前 アリア・ハートビート
天能 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【回復術】
天職 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【回復魔法使い】
天技 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【オートヒーリング】
天具 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【聖槍杖アブリダクア】
◾︎能 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【秘匿】【秘匿】
◾︎◾︎【秘匿】【秘匿】【秘匿】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まあ見事に最上位ものばっか。天職が聖女とかじゃなくて良かった、、というか秘匿にしまくってよかった、、勇者に賢者、それに加え剣神の天職とは、、
「ま、関係ないけどね。私は私のやりたいように生きる。誰一人じゃまはさせない。」
私は手を強く握りしめて、ガッツポーズをとる。
「まあそれはどうでもいいとしてアリーちゃん。良かったわね、その天能で。」
「そうだなぁ〜、良かったよアリー、、戦闘スキルがなくて、、本当に、、そうだ!アリー、お前にはどんな輩が着いてくるか分からないからな、専属騎士をつけよう!なあに!安心せい!めちゃくちゃ強い私の師匠をつけるからな!絶対に守ってくれるだろう!それにあの人はいつもお前を見て5歳になって専属騎士をつけるのなら私にと言っていたからな!」
と、色々うるさい父のおかげで私に専属騎士がつくことになりました。その人物は、、
「はっはっはっ!久しいな!あーちゃん!」
英雄幻魔帝であった。
もう二度と争わないようにするために平等に。
だがその数年後、人間達は魔族国にある財宝ほしさに戦争を仕掛ける。それに嘆いた勇者は魔族側に就き、反逆者として勇者は断罪された。
「いやなんで俺が悪いみたいになってるんだよざけんじゃねぇぞくそ豚貴族たちが。」
やぁやぁやあやぁやぁ皆さんどうもこんにちわ。前世勇者アリスフィア・リューテイル。こういう名前でも男の子でした。今の俺か?
「アーちゃん!朝食ですよ!」
私からしたら不本意なことに皆さん大好きTS転生してしまったのですよ、、今世は同じ世界のハートビート伯爵家の三女に産まれました。アリア・ハートビート伯爵令嬢でーす。
「はーい!お母様!今日はちなみに選定の儀でございますよね!楽しみです!」
ちなみに俺の目の前でにこにこしているこのお方はお母様であり、元氷死の魔女スカイリア・ハートビートだ。ちなみに死の魔女という理由は彼女の得意な魔法が攻撃魔法しかなく、その中で氷魔法の攻撃性が高かったからと言われている。まあ母親があれだが、父はそれ以上である。戦場の剣聖アルバート・ハートビート。戦場で最も恐れられており、私が住んでいるオートラル王国の最強剣聖である。
肩書き堅苦しいランキング第1位なのだが、、
「そうか?私はお前が戦闘系を持たないことを願うばかりだ、、回復職であってほしい、、お前に怪我をされたくないんだ、、頼む、、」
重度の子供好きである。
ま、まあそれは置いといて。今日は私が生まれてから5年目、、いわゆる5歳の誕生日なのだ!
この世界では5歳の誕生日に教会で選定の儀を受けなければならない。貴族の子なら尚更だ。
アサキング教会。私が勇者として活躍した時代にはなかったが、まずあの時代にこの教会はなかったのだ。その全てを死の魔女、、母は知っているはずだ。なんてったって昔の旅の仲間だったのだから。だがそんなことを聞いて正体を知られるのは面倒だ。そして勇者ということを知られれば色々面倒事に巻き込まれるだろう。
故に俺、、改め私はこの世界では主人公ではなく、、
「モブになることを宣言する!」
「はーい、何言ってるか分からないけど、とりあえずここに手を置いて。アリー?」
母に頬をつねられて私は泣きながら手を置く。
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名前 アリア・ハートビート
天能 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【回復術】
天職 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【回復魔法使い】
天技 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【オートヒーリング】
天具 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【聖槍杖アブリダクア】
◾︎能 【秘匿】【秘匿】【秘匿】【秘匿】【秘匿】
◾︎◾︎【秘匿】【秘匿】【秘匿】
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まあ見事に最上位ものばっか。天職が聖女とかじゃなくて良かった、、というか秘匿にしまくってよかった、、勇者に賢者、それに加え剣神の天職とは、、
「ま、関係ないけどね。私は私のやりたいように生きる。誰一人じゃまはさせない。」
私は手を強く握りしめて、ガッツポーズをとる。
「まあそれはどうでもいいとしてアリーちゃん。良かったわね、その天能で。」
「そうだなぁ〜、良かったよアリー、、戦闘スキルがなくて、、本当に、、そうだ!アリー、お前にはどんな輩が着いてくるか分からないからな、専属騎士をつけよう!なあに!安心せい!めちゃくちゃ強い私の師匠をつけるからな!絶対に守ってくれるだろう!それにあの人はいつもお前を見て5歳になって専属騎士をつけるのなら私にと言っていたからな!」
と、色々うるさい父のおかげで私に専属騎士がつくことになりました。その人物は、、
「はっはっはっ!久しいな!あーちゃん!」
英雄幻魔帝であった。