疑問に思っている読者様もいるかもしれないので、ここで一つご説明を。登場人物の「土橋碧央」が作者と同じ名前だ、と思いましたか?これは、作者の名前を彼に付けたのではなく、この物語を書いた後に、作者の名前を彼の名前に換えたのです。自分で考えた登場人物の名前ですが、この「碧央(あお)」という名前が気に入ってしまい、自分の名前にしてしまいました。謎は解けましたか?
 数年前に「地球を守れ-Save The Earth-」を書きました。登場人物が多いので、初の試みとして脚本形式にしてみました。しかし、スマホだとずれて読みにくいという事もあり、一念発起して書き直しました。全てのカギカッコの前に名前が書いてあったものを全て削除したわけですから、文字数が減るのかと思ったら、逆に増えました。というのも、ただ「~が言った」と書くだけでなく、例えば「~が顔をしかめて言った」とか「~がどや顔で言った」など、説明を書く時には自然と情報量が増えたのです。それで、これは全くの別物になったぞと思い、思い切って表題も変えました。
 更に、前作ではジャンルを恋愛にしていましたが、どうもこの作品は恋愛物と言うにはそれ以外の部分が多すぎるぞと思い、ジャンル設定も替えました。現代ドラマの中に恋愛要素もある、という体にしました。私がこの小説で書きたかったのは、地球環境を守るのにこんな方法もあるよ、という事です。でも、恋愛部分も面白いと思っているのですが、いかがだったでしょうか。手前味噌でなんですが。
 作品内に日本政府やアメリカ大統領が出てきますが、実在する人物とは全く関係がありませんので、ご承知おきください。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。