誰も知らないはるか昔、ビッグバンによって宇宙が誕生しました。
 そして、約135億年前には銀河が存在していたようです。
 それから90億年近い時を経て、約46億年前に太陽が誕生しました。
 その成り立ちは、宇宙に漂うガスや塵でした。
 それが集まって徐々に密度が高くなり、それが分子雲になり、自らの重力で収縮して原始星になり、外側にあるガスや塵を取り込んで高密度化し、遂には核融合反応をするようになったのです。
 そして、1千万度以上の高温になり、明るく輝き始めました。
 太陽という恒星が出現したのです。
 
 生まれたばかりの太陽はガスや塵で出来た円盤に囲まれていたと考えられています。
 その塵が集まって数キロメートル程度の微惑星が誕生し、その微惑星同士が衝突・合体を繰り返して原始惑星となりました。
 更に、原始惑星同士が衝突・合体を繰り返し、遂には惑星になりました。
 そして1千万年くらいかけて太陽系が出来上がりました。