この世界には四つの敬われる家門がある。
一宮。二宮。三宮。四宮。それを世間では「四つの神殿」と呼ぶ。

四条 愛。
それは四条家で両親にとても愛されている、愛嬌のある女の子。

それとはまったく正反対な
四条 夜。
彼女は四条家の出来損ないとして離れで生活をする四条家長女。

そんな愛のもとに一通の縁談から
夜の人生は大きく変わるのであった。