世界が平和になり、子育て最強チートを手に入れた俺はモフモフっ子らにタジタジしている魔王と一緒に子育てします。【短編連載中】

「魔王、いないね?」「いつもとなんか違う? いつも通り座っても大丈夫なのかな?」と、子らがざわめいている。

 今は、俺が魔王の代わりに、きちんと子らに朝食を食べさせないといけない――。

「執事、料理の前にあるカードはいつもあるのか?」
「いいえ、ございません」
「そうなのか……みんな、自分の番号が書いてあるカードの席に座ってくれ。これは生まれた順番の数字だ」

 一番年上が〝1〟、そして赤ん坊を除く一番年下が〝9〟であることを全員に伝えた。

 ゲームをしている感覚のように、楽しみながら自分の番号を探し、座る子供たち。

「なぁ、執事……もしかして、ここにいる子供たちって、全員、名前がないのか?」

 俺は子らに聞こえないように、小声で執事に尋ねる。

「はい、ございません」
「いつもは数字で呼んでいるのか?」
「いいえ、いつもリュオン様は『おい』『お前』、わたくしは、何でしょうか……用事のある子と目を合わせて、自分に用事があると気がついてもらう感じでしょうか」

 全員同じ白いワンピースを身にまとっていて、違いが分かりづらい。だからといって、全員無個性なわけではない。年齢によって姿は違うし、よく見ると微妙に毛の流れや顔つきも違う。それに、まだ共に過ごして日は浅すぎるが、性格もそれぞれ違うことを知った。

――全員に、名前をつけてあげたい。

 全員が席に着くと、何か良い案はないかと考えながら俺も座る。

 入口から一番遠くにあり、現在空いている席は魔王の席。その横が7番の子。続けて俺、9番、執事、8番と並んでいた。向かい側には、ひとりで食べられる子たちが1番から6番まで順に並んでいた。

 ちなみにテーブルの近くに、赤ん坊が過ごす柵があるベビーベッドが置いてある。

 子らを眺めていると「朝食、何も準備していなくて、申し訳ない」と、慌てながら魔王が部屋の中に入ってきた。

「リュオン様、ご覧の通り、朝食はきちんと準備されておりますよ」
「な、なんだと?」

 執事は微笑み、魔王は驚いた表情をしていた。

「実は、暗殺集団の方々が……」

 執事が事情を伝えると魔王も席に着き、クロワッサンをひとくち口に入れた。

「リュオン様、体調はどうですか?」
「あぁ、眠ったら良くなってきた」
「それは、良かったです」

 全回復した雰囲気ではないが、昨日よりも魔王の顔色が良くなった気がして、俺も少し安堵した。両隣の子にご飯を食べさせながら、自分も食べる。色とりどりな果物を子に食べさせていると、良いアイディアを思いついた。

「魔王、ひとつ提案があるんだが、いいか?」
「なんだ?」

 魔王は俺に対して相変わらずぶっきらぼうだが、今は敵ではないと知ったからか、俺の話を聞いてくれる雰囲気だ。

「子供たちに、名前をつけてあげたい」
「名前だと?」

 俺は紫色の皮に包まれているブドウをひとつぶ摘んで魔王に見せる。

「あぁ、ひとりひとりのイメージに合った、果物や色……それを名前にするってどうだろう?」

 魔王は顎に手をやり考え込んだ。

「名前、いいな! 実はずっと、憧れていたんだ……」と、期待に胸を膨らましていると明らかに分かる笑顔で、一番年上の子がそう言った。

「……分かった。全員で会議をするか」

 魔王のひと言で朝食中に会議が始まり、盛り上がる。本来なら早く食べてと注意したいところだが、こんなに楽しみながら食べる時はないのかもしれないから、このままで良いだろう。

 それに、幸せそうな、本当の家族のようにみえた――。

 そして話はまとまった。結局俺が最初に出したアイディア、『色』に決まったのだ。本人たちの希望の色を聞き、意見も出し合って名前は決まった。

 まずは、中等部の子。上からグリーン、バイオレット、ブラック。

 初等部は上からブルー、オレンジ、レッド。
 幼児は上から、スカイ、イエロー、ピンク。

 そして赤ん坊はホワイトとなった。
 
「お洋服に、お名前の色のブローチなどを付けるのはいかがでしょうか?」と、執事のアイディアを元に、幸運を運んでくるといわれている四葉のブローチも全員色違いで付けることになった。

 名を持った子らは、本当に大喜びで。
 その姿を眺めながら魔王と執事も微笑みをみせ。

 俺も、うれしさで笑顔が込み上げてきた――。
 子たちは名をもらって、うれしかったのだろうか。はしゃぎながら食事をし、食べ終えるのに時間はかかったが、なんとか全員完食した。

 席を離れて自由に動き回る子やまだ座ったままの子、それぞれが自由に過ごしている。

 大人たちも食べ終わり、席を立つ。

 テーブルの上を眺めると、空の食器が無造作に置かれているままだ。

「いつも、片付けはどんな感じなんだ?」

 俺は魔王に問いかける。

「どんな感じとは?」
「魔王と執事で、子供と遊ぶ担当とか片付け担当とか、あるのかな?と思って」
「片付けはひとりでやっている。子供をかまいながらだ」

 執事と分担してやっているのかと思ったが……。
 そういえば「リュオン様はひとりでなんでも抱え込む」と、執事が言っていたな。席から離れ、中等部組と話をしていた執事はこっちをチラチラ気にしていた。視線がなんとなく落ち着かなそうで、まるで何か言いたげだった。

 執事はいつも魔王からの命令を待ち構えているような雰囲気だな。

「執事に、家事と育児の仕事分担を命令しないのか?」
「……しない。執事は執事なりの考えがあると思うから、命令は必要最低限だ」

 執事への命令は必要最低限……つまり、どうしてもやってほしいことがある時に魔王は執事に命令をするのか。

 執事が真夜中に話していたことを思い出す。

 魔王に、『万が一、我が倒されたら、とにかく全員逃げ切れ』と命令を受けたと執事は言っていたな。その必要最低限の命令をされた時に執事は、逃げない選択をし、逆らったのか……なかなかやるな。

「そうなのか……魔王は子供と遊ぶのと、片付けするの、どっちが好きだ?」
「好き、というか……ひとりの時間が、ほしい」
「そっか、本当は片付けも全部したいんだけど、さすがに難しいから、魔王は片付けを頼む。俺と執事は子供と遊んでいるから!」
「……あぁ」

 でも、せめてテーブルの上の食器だけでも、俺も片付けよう。

さて、やるか……子供の人数が多いと、もう本当に色々大変だな。とりあえず――。

「全員、自分が使った食器をさげてくれ」と、子らに指示を出した。

 上の子らは自分たちでキッチンの洗い場まで持っていった。下の子らは、話を聞いてない子と、自分で運べない子がいた。まだテーブルには食器が結構残っている。魔王はそれを持ってキッチンへ。魔王だけでは持ちきれなさそうだったから、残りを全て持つと魔王のあとについて行った。

 食器を洗い場に置いた魔王は食器を洗う前に、鍋に水を入れ、それを火にかけた。

「昼食の分か?」
「そうだ」

 魔王は続けて冷蔵庫から卵や野菜を取り出し、テーブルの上に並べていく。

――無駄な動きがなくて、手際が良い動きだ。

子育ては得意じゃなさそうだけど、魔王はかつて世界最強と言われていた。そう言われていただけあって、仕事も出来る男だな。容姿も端麗だし……もしも魔王が世間に全てをさらけだしたらスパダリと言われ、もてはやされるだろうな。

 魔王から視線を外せない。その無駄のない動きや、どこか孤独そうな横顔を見ていると、俺は魔王に興味が湧いてきて、もっと知りたくなっていた。

「魔王は料理が得意なのか? いつから、誰に教わったんだ?」
「……」

 魔王は何も答えない。
 質問攻めしすぎたか?

「別に答えたくなかったら、答えなくてもいい……魔王のスープ、美味しかったぞ」

 そうだよな……敵である俺に、自身の情報を易々とさらすなんてことは、自滅への道を意味している。頭の良い魔王はしないだろう。

「……誰にも教わらず、料理をせざるを得ない環境だった」

 魔王はそう言って目を伏せた。

――教えてくれるのか?

 俺は敵ではないのだと考えてくれたのか?
 それとも、疲れすぎて誰でもいいから寄り添いたい気持ちになったとか?

 魔王の心をこじ開けたくなる。

「どんな環境だったんだ?」
「誰にも愛されずに、ずっと孤独な環境だった……」

 魔王は目を細めると、表情を曇らせる。その表情を見て、胸が締め付けられるような気がした。

「孤独って、身内とか友達とかは?」
「母親は幼き頃に消され、身内は全員敵だった。我はずっと冷たい視線の中で生きてきた」

 俺の話ではないのに、なぜか喉が詰まるような感覚に襲われた。冷たい視線という言葉が、俺の頭から離れなかった。

 気になるけれど、これ以上詮索しても良いのだろうか、聞かない方がいいのかもしれない。沈黙がおとずれると気まずい空気が漂ってくる。

「魔王、遊ぼうよ」

 その時、幼児組の三人が魔王の脚にまとわりついてきた。空気の色が明るくなる。

――そういえば、魔王はひとりの時間が欲しく、俺は子供と遊ぶのだったな。

「よし、勇者とかくれんぼしよう! 俺が皆を探す!」

 俺は魔王のことが気になりながらも、キッチンから出た。幼児組は俺についてくる。ダイニングルームへ戻ると、ちょうどベビーベッドで赤ん坊が小さな声で泣きはじめていた。そっと抱き上げるとなだめながら、子供全員を集めた。

 魔王城はたしか、五階まであったはずだ。
 ふと、あの時を思い出す。

あの戦いの時は、最上階の一番奥の部屋で魔王と対峙した。重たい扉を開けると魔王が窓から外の景色を眺めていた。そして俺らの気配に気がつくと振り向き……初対面の魔王と戦いがはじまった。初対面で、恨んでいる訳でもなく、実際どんな者なのかも全く知らなかった魔王と――。

「勇者、難しそうな顔してどうしたんだ?」
「いや、なんでもない」

 初等部のオレンジに問われると俺は答えた。

「じゃあ、隠れるのは二階までにしようか」と俺が提案すると、「五階までがいい!」と子らが俺の意見を跳ね除けた。

「そっか、分かった。俺と執事が魔王……」

 俺は言葉を飲み込んだ。人間たちは遊びで逃げる者を追いかけたり、嫌われている役の者を〝魔王〟と呼んでいる。魔王を慕っている者たちがいるこの場では、場違いな言葉だろう。言い直して言葉を続ける。

「俺と執事が皆を探してみつける。三十分ひとりでも隠れたままでいられたら、皆の勝ちだ。じゃあ今から、二百数えたら探し始めるぞ」

 全員が一斉に散らばり、走り出した。

 魔王城はとにかく広いし、探す人数も多い。探しきれるのか分からない。二百数えると、執事が二階までを、俺が三階から五階までを探すことになった。小さい子は下の階辺り、いや、大きい子と一緒に上の階へ上がる可能性もあるな。

――とりあえず、誰かが五階にいそうだな。

 俺はらせん階段を駆け上がり、五階にたどり着いた。一階ほどではないが、十分に広い空間が広がっていた。五階だけでこんなに広い。

 ここは全て魔王が過ごす目的で造られた部屋らしい。魔王の本来の寝室、浴室……キッチンまである。ひとつひとつ、鍵の空いた部屋の中を隅々確認していく。隠れている子は、誰も見つからない。続けて書斎に入る。本当に五階だけで生活出来そうだな……この階だけですでに、俺が住んでる家よりも豪華だ。

 書斎の中も膨大な数の本があり、千冊以上あるだろうか。一冊一冊が分厚くて、チラリと中を覗くと解読できない文字で文章が書いてあった。

 今はかくれんぼの最中だ。本を読んでいる場合ではない。小さい子が隠れているかもしれないから机の下も椅子をどけて探してみる。

 誰も、いないな……。

 視線を机の上に向けると、書き途中の日記のようなものを見つけた。

 それは人間の言葉で書いてある。ここにあるってことは、魔王が書いたものだよな?

『我にできることは何か。母は幼き日に命を奪われ、唯一の愛は消えた。愛の形跡があった母の形見も人間に奪われた。愛とは何か。知る術もなく、与える術も知らず。ただ、衣食住を子供たちに差し出すだけだ』

 魔王の日記は、俺の心臓に重くのしかかる。息苦しさまで感じてきた。

――人間に、盗まれた?

 その言葉が特に引っかかった。

 ぱらぱらと日記を捲っていると、部屋の外から子供の叫ぶ声が響いてきた。切羽詰まったようなその声に、俺はハッとして手を止めた。
 部屋を出ると声は消え、しんと静まり返っていた。どこで子が叫んだのか、見当もつかない。

「大丈夫か?」と大きめな声で言っても、何も返事はない。

――もしかして、あの部屋か?
 
 ただの直感だが、奥にある、魔王を倒した部屋に何かありそうな気がしてならなかった。警戒をしながら近づいていく。廊下を進んでいくと「勇者?」と小さな声がした。振り向くと通り過ぎようとした部屋のドアが少し開いていて、隙間からスカイが顔を出していた。

「今叫んだのは、スカイか?」
「うん、そう……あのね、あそこに幽霊がいたの……」
「幽霊?」
「一瞬だけだったけど、本当にみえたんだ……」

スカイが指さすのは、例の魔王を倒した部屋だ。やはりあの部屋に何かが? ふたりはその部屋に近づく。

「スカイは、ここで待ってろ」
「いや、勇者と離れたくない……」

 今にも泣きそうな表情をしているスカイを抱き上げた。「中に入るけど、大丈夫か?」と問うと、スカイは「うん」と頷き、俺に強くしがみついた。

 俺は、静かにドアを、開けた。

 漆黒のカーテンが全ての窓を覆い、部屋は真っ暗だ。明かりはつけなかった。背後から狙われないよう、壁に背中を押しつける。暗闇に目が慣れるまで、じっと動かずにいた。だんだん広い部屋の輪郭がうっすら見えてきた。

 何もない部屋を見渡し、ふと窓の方向を向く。俺が倒したあの日の魔王が、薄暗さに紛れて窓の前で浮かび上がった気がした。対決前なのに意気込む様子がなく、一瞬諦めたような表情も見せてきた魔王が。なぜあんな顔をしていたのか? あの時は気に留めなかったが、今はこうして気になっている。

 魔王のことを考えていると、突然、部屋の隅からトンと大きな音が響いた。
 頭の中にある空想の魔王の姿が、ふっと消えた。

気配を消したまま壁をつたって、部屋の隅へ近づく。すると突然、幼き子が通れるくらいの小さなドアが現れた。

――なんだ、これは?

 青白い光が揺らめく小さなドアは、ひとめで魔法がかかっているのだと分かる。警戒心を更に強めながら眺めていると、再び物音がした。

 どうやら物音は、ドアの向こうからしているらしい。小さなドアだから、ドアの向こうに誰かがいるとしたら、子供か?

 耳をドアに近づけたが、何も聞こえない。冷たい静寂が漂っているが、嫌な気配はしなかった。

意を決して「誰か、いるのか?」と声をかけてみた。

 少し経つと、中からコトンと音がした。そして「誰? 魔王パパなの?」と震える声が。俺は息を飲んだ。

――魔王が、パパ? この中に魔王の子がいるのか……?

「違う……俺は魔王じゃない」と返事をする。すると突然、青白い光が弾けるように揺らめき、ドアが消えた。目の前に闇が広がった瞬間、冷たい風が頬をかすめた気がした。
 しばらく呆然としたまま立ちすくんでいると「三十分経ちましたよ」と、背後から優しくささやく執事の声がした。

「もうかくれんぼの時間は終わりか。広すぎて時間が足りなかったな……」

 というか、探す役割だったのにあまり探していなかったな。

「この広さで、三十分って短いですよね。勇者様がスカイくんを見つけましたから、わたくしが見つけた子たちと合わせますと……あとひとり、ブラックくんだけでしたか……」

 執事は抱っこしている赤ん坊の手を、にぎにぎしながら言った。

「……えっ? 執事、ブラック以外見つけたのか? すごいな」
「いえいえ、普段からの子供たちの行動を参考にして、どこに隠れるか予想をしただけですから」

「一緒に普段いるからって、隠れる場所を正確に予想できるのか……分析力もすごいな。執事は、魔王にとって頼れる右腕だな」

「ありがたきお言葉を感謝いたします……リュオン様にとって、役立つ存在であれば幸いなのですが」

 眉を寄せ、うつむく執事。

「大丈夫だ、執事のお陰で今の魔王がいるんだ」
「……ありがとうございます」

 執事は弱い笑みを見せた。

「そういえば、ブラックはまだ隠れているのか?……ブラック! 出てきてもいいぞ! もう隠れんぼは、終わった」

 中等部のブラックを呼んだ瞬間、背後に気配を感じた。振り向くと腕を組むブラックが立っていた。

「いつの間に?」 
「さっきから、この辺にいた」

 全く気配を感じなかった。気配を消したまま、背後にまわったのか? まるで訓練を受けているような立ち回りに驚いた。

「幽霊、もういない?」

 抱いたままのスカイのひと言で、はっとする。

「そうそう、執事に問いたいことがある」
「何でしょうか?」
「聞いて良いのか、答えられなければ答えなくても良い……魔王って、隠し子がいたりするのか?」

 頭の上にクエスチョンが浮かび上がっていそうな表情をする執事。隠し子ではないのか?

「そのようなお話は存じ上げませんし、リュオン様の子供は一切見たこともありません」
「いや、でもたしかにさっきいた幽霊は言ってたんだよな……魔王パパと」
「この城に幽霊ですか? もしよろしければ詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか?」


 隠れんぼの最中に出会った光景をそのまま執事に話した。集まってきた子らも真剣に聞き入り、「魔王がパパ?」「魔王、子供いたのか」とそれぞれが口にしている。

「本当に何も分かりません……」
「執事でも分からないか……とりあえず、魔王に直接聞いてみようか」

 ぞろぞろと集団はキッチンに向かう。キッチン前に着いたが、先頭を歩いていた俺は「待て」と、全員の動きを止めた。魔王がキッチンの隅にある椅子に座り目を閉じながら、先端に小さなボールがついている肩たたき棒で肩を叩いていたからだ。忙しい子育ての合間の、自分を癒すための貴重な時間だ。

「魔王、今休憩しているから別の部屋で遊ぼうか」

 俺は静かな声で全員に、スゴロクとコマとサイコロを作って遊ぼうと提案し、遊び部屋へ向かった。子らは魔王の似顔絵と共に『居眠りして一回休み』 など、スゴロクのマスを描き、描いた後も楽しそうに遊んでいたが、俺は魔王の子、そして魔王の日記の内容も気になり、遊びに集中が出来なかった。

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