各スターゲートの中央部分にも、「はじまりの場所」と同じような巨大な「創造の木と泉」がシンボルのように設置されている。もちろん、透明な水で出来ているが、水に濡れることはない不思議なこの創造の木の中に、「天空の入口」へ行く専用のエレベーターがある。先っぽが尖った円柱型のクリスタルの乗り物で、星の子が持つ星のカケラがクリスタルに反応して、乗り物の中に乗れるのだ。
無色透明のクリスタルは、星のカケラと共鳴すると、その星の子が持つ色に変化する。エレベーターを待っている間に、様々な色のクリスタルが上空に向けて昇って行くのを見れるので、星の子たちに人気のエリアとなっている。
クリスタルの乗り物は1名定員で、1人ずつ乗るが、巨大な創造の木の内部はとても広くて、エレベーターもたくさんあるので、待ち時間は意外と少ない。
「クリスタルの色が変化して綺麗だね!」
綺麗な物が好きなアクナが最初に声を上げる。
「色々な色があるね!」
ピアもアクナと同じく、綺麗な物、美しい物には目がない。
「基本は12色らしいよ」
ルタが双子たちから聞いた情報を教える。
「うん。そうだよ。俺たちは何色かな?」
双子たちは「きっと俺たちは同じ色!」と言いながら、(好きな黄色になるはず)と思っている。
「私も気になる〜」
キャミもみんなの会話を聞きながら、(何色がいいかな?)と考えている。
みんなは自分の色を予想しながら、クリスタルのエレベーターに乗り込む。1人、1人、クリスタルの色が変わって、友人たちは喜んでいる。
キラがクリスタルに乗り込むと、最初変化がなかった。そのまま上空へ向けて昇って行くと、途中で眩しい光にエリア全体が覆われた。星の子たちが眩しさで目を瞑っている間に、キラたちのエレベーターは「天空の入口」に到着した。
キラがエレベーターを降りると、案内の人が近付いて来た。
「キラ様はこちらへ。ご友人方は、あちらへお進みください」
キラだけが、友人たちと別の方へと案内された。
「ちょっと待ってください。何でキラだけが別の方へ行くのですか?」
アレスは丁寧な口調だが、「理解できないと言うより疑わしい」と言う気持ちで質問をする。
「そうです。キラ君と私たちは一緒にこの場所に来たんです。何で別々の道なんですか?」
ルタも警戒しているような口ぶりだ。
「そうだ!そうだ!俺たちはキラといつも一緒がいい!」
双子のカルとポールも、キラを掴んだ手を離さない。
「私もキラ君と一緒にいたい」
「私のキラ様が1人で別の道だなんて、許せません!」
「キラ君が心配だよ」
キャミ、アクナ、ピアも「キラ君がいないとここに来た意味がない!」と主張し合っている。
「ご友人のみなさま。キラ様には少しお時間を頂いて、ご案内する場所がございます。後で、みなさま合流出来ますので、ご安心ください」
案内の人の丁寧で柔らかな対応と反論出来ない雰囲気に、友人たちも口をつぐむ。
「キラ、大丈夫か?お前1人で?」
アレスは心配そうな顔で聞く。さっきもキラがいなくなってみんなで探したので、みんなは普段より神経質になっていた。
キラも(どうして僕だけ別の道なんだろう?)と思いながらも、誰かに呼ばれているような行かなくちゃいけない気がしたので
「うん。僕は大丈夫だよ。きっとすぐにみんなの所に来るから」
キラがみんなに「安心して。みんなとまたすぐに会えるよ」と言いながら、みんなと別れて案内の人について行った。
無色透明のクリスタルは、星のカケラと共鳴すると、その星の子が持つ色に変化する。エレベーターを待っている間に、様々な色のクリスタルが上空に向けて昇って行くのを見れるので、星の子たちに人気のエリアとなっている。
クリスタルの乗り物は1名定員で、1人ずつ乗るが、巨大な創造の木の内部はとても広くて、エレベーターもたくさんあるので、待ち時間は意外と少ない。
「クリスタルの色が変化して綺麗だね!」
綺麗な物が好きなアクナが最初に声を上げる。
「色々な色があるね!」
ピアもアクナと同じく、綺麗な物、美しい物には目がない。
「基本は12色らしいよ」
ルタが双子たちから聞いた情報を教える。
「うん。そうだよ。俺たちは何色かな?」
双子たちは「きっと俺たちは同じ色!」と言いながら、(好きな黄色になるはず)と思っている。
「私も気になる〜」
キャミもみんなの会話を聞きながら、(何色がいいかな?)と考えている。
みんなは自分の色を予想しながら、クリスタルのエレベーターに乗り込む。1人、1人、クリスタルの色が変わって、友人たちは喜んでいる。
キラがクリスタルに乗り込むと、最初変化がなかった。そのまま上空へ向けて昇って行くと、途中で眩しい光にエリア全体が覆われた。星の子たちが眩しさで目を瞑っている間に、キラたちのエレベーターは「天空の入口」に到着した。
キラがエレベーターを降りると、案内の人が近付いて来た。
「キラ様はこちらへ。ご友人方は、あちらへお進みください」
キラだけが、友人たちと別の方へと案内された。
「ちょっと待ってください。何でキラだけが別の方へ行くのですか?」
アレスは丁寧な口調だが、「理解できないと言うより疑わしい」と言う気持ちで質問をする。
「そうです。キラ君と私たちは一緒にこの場所に来たんです。何で別々の道なんですか?」
ルタも警戒しているような口ぶりだ。
「そうだ!そうだ!俺たちはキラといつも一緒がいい!」
双子のカルとポールも、キラを掴んだ手を離さない。
「私もキラ君と一緒にいたい」
「私のキラ様が1人で別の道だなんて、許せません!」
「キラ君が心配だよ」
キャミ、アクナ、ピアも「キラ君がいないとここに来た意味がない!」と主張し合っている。
「ご友人のみなさま。キラ様には少しお時間を頂いて、ご案内する場所がございます。後で、みなさま合流出来ますので、ご安心ください」
案内の人の丁寧で柔らかな対応と反論出来ない雰囲気に、友人たちも口をつぐむ。
「キラ、大丈夫か?お前1人で?」
アレスは心配そうな顔で聞く。さっきもキラがいなくなってみんなで探したので、みんなは普段より神経質になっていた。
キラも(どうして僕だけ別の道なんだろう?)と思いながらも、誰かに呼ばれているような行かなくちゃいけない気がしたので
「うん。僕は大丈夫だよ。きっとすぐにみんなの所に来るから」
キラがみんなに「安心して。みんなとまたすぐに会えるよ」と言いながら、みんなと別れて案内の人について行った。