3日後。最近夢ちゃんと涼くんの会話がない。会えたんだろうか。どうだったんだろう。気になるな。
着信音が鳴った。涼くんだ。
涼「悪い。このチャット抜ける。」
え、、?理解できないどうして。そう聞く前にもう抜けていた。
夢ちゃんなら何か知ってるかもと思った。他の2人もそう思ったらしい。
雪「夢ちゃんならなにか知ってるかな。」
みなみ「私もそれ思った。会った時何かあったのかな?」
尚「最近夢ちゃんもチャットで話さないもんね。」
だんだん不安になって行く。どうしたんだろう。頭の中が混乱する。
夜、お母さんがいつもより早く帰ってきた。どうしたの?と聞くと、仕事がたまたま早く終わったらしい。久しぶりにお母さんと話す時間。何を話せばいいか分からなかった。学校に行けなくなってからお母さんは怒ったことなんて一度もない。なんとなく察したのだろう。そう考えているとお母さんが口を開いた。
「最近何かいいことでもあった?」
一瞬ぎくりとした。やはりお母さんはすごい。私は顔に出しているつもりなんてないのに。お母さんは続けてこう言った。
「でも今日はあまり元気ないわね。」
やはりお母さんには隠し事できない。諦めてチャットのことを洗いざらい話した。共通の趣味を持った人に出逢えたこと、その中の2人が最近おかしいこと、全て話した。するとお母さんは
「雪ちゃんは会ったりしたらだめよ。もしかすると年齢を偽った人かも知らないし。事件に巻き込まれたくないでしょ。」
と言った。確かにそうだ。でもそんなこと言われたら、夢ちゃんか涼くんのどっちかが悪い人みたいになってしまう。夢ちゃんが事件に巻き込まれたんじゃないか。涼くんは犯罪目的で近づいたんじゃないか。そう考えてしまった。
着信音が鳴った。涼くんだ。
涼「悪い。このチャット抜ける。」
え、、?理解できないどうして。そう聞く前にもう抜けていた。
夢ちゃんなら何か知ってるかもと思った。他の2人もそう思ったらしい。
雪「夢ちゃんならなにか知ってるかな。」
みなみ「私もそれ思った。会った時何かあったのかな?」
尚「最近夢ちゃんもチャットで話さないもんね。」
だんだん不安になって行く。どうしたんだろう。頭の中が混乱する。
夜、お母さんがいつもより早く帰ってきた。どうしたの?と聞くと、仕事がたまたま早く終わったらしい。久しぶりにお母さんと話す時間。何を話せばいいか分からなかった。学校に行けなくなってからお母さんは怒ったことなんて一度もない。なんとなく察したのだろう。そう考えているとお母さんが口を開いた。
「最近何かいいことでもあった?」
一瞬ぎくりとした。やはりお母さんはすごい。私は顔に出しているつもりなんてないのに。お母さんは続けてこう言った。
「でも今日はあまり元気ないわね。」
やはりお母さんには隠し事できない。諦めてチャットのことを洗いざらい話した。共通の趣味を持った人に出逢えたこと、その中の2人が最近おかしいこと、全て話した。するとお母さんは
「雪ちゃんは会ったりしたらだめよ。もしかすると年齢を偽った人かも知らないし。事件に巻き込まれたくないでしょ。」
と言った。確かにそうだ。でもそんなこと言われたら、夢ちゃんか涼くんのどっちかが悪い人みたいになってしまう。夢ちゃんが事件に巻き込まれたんじゃないか。涼くんは犯罪目的で近づいたんじゃないか。そう考えてしまった。