夜が明ける。朝が来る。一日が始まった。こんなにも辛い事、今日も耐えられるだろうか。佐藤桜楽という、仮面を付けて今日も生きて行く。
 桜夜(さよ)という、姉がいた。桜楽は姉が大好きだった。桜楽は、さくらという読みではない。さらという読みで、初対面の人は大体さくらと呼ばれる。桜楽は、その事が嫌でしょうがなかった。だが、桜夜と同じ桜という字が入っていたので、姉が大好きな桜楽にとっては、嫌な反面気に入ってもいた。桜姉妹の本当の名字は、佐倉だった。桜姉妹の母親が新しい家庭を持つ事で、捨てられた。桜姉妹は、別々に養子に入った。桜夜は高良になり、桜楽は佐藤になった。桜姉妹は一年に一回しか、会えなくなった。桜夜には、言っていないが桜楽は母と連絡を取っている。母は桜楽だけを可愛いがった。それでも桜夜は、桜楽に最後まで優しかった。母は、桜夜に謝りたいらしい。その事を桜夜に伝えたが、会わない許すつもりは無いとのことだ。当たり前か。二人の親子としての正しい関係はあるのだろうか?

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