僕は、双海こはく、小学5年生。みんなに無表情、感情なし、天文学の天才、見た目ショタ、などたくさん言われる。僕は、ずっとずっと星を見るのが好きだ。
そんなある日、スマホが光、目を開くとそこは綺麗な星空が広がるすごい場所だった。「ここって……」そう呟いた。すると、僕の周りに男子1人、女子2人が居た。「ここ、すごいね、どこなんだろ」と薄ピンクの女の子が言った。みんな驚いて、笑った。自己紹介を始める。「あたし、門珠愛璃(もんじゅあいり)!!小6だよ!」薄ピンク色の髪の女の子は言った。「私は、姫川凛(ひめかわりん)、中1だよ、よろしくね、」金髪のロングヘアの女の子は笑った。「あ、俺か、俺は神楽晃輝(かぐらある)、中2だ、よろしくな、」歯を見せて笑う赤メッシュの男の子。「……ぼ、僕は双海こはくです、小5です、よろしくお願いします……」そう言うと、みんな支えてくれるかのように笑ってくれた。これからどんなことが起きるのだろう、そして、ここはどこなんだろう

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双海 こはく(ふたみ こはく)
・小学五年生 姉がいる
・無表情



門珠愛璃(もんじゅ あいり)
・小学六年生
・世界を笑顔でいっぱいにしたい夢を持つ
・明るい性格



姫川 凛(ひめかわ りん)
・中学1年生
・優しくて礼儀正しい
・基本は敬語



神楽 晃輝(かぐら ある)
・中学2年生
・元ヤンキー
・ぶっきらぼうだけど優しい性格





僕たちの間に気まづい沈黙が流れる。その時、いきなり少女の声が聞こえた。「UMA待って!!」そう言って、少女は何か、変な生き物を追いかけていた。みんな、体がビクッとして少女を見た。どうやら、少女はこの星の住人のようだ。息切れした少女は僕たちに向き直り、「私は、シーナ、15歳」と言った。僕たちもどんどん紹介した。すると、愛璃がなにかに気づいた。「こはく!アレ何だろ」と愛璃が指さしたのは大きな12星座のマークの中に星が入ったよく分からない装置。シーナは「それはスターミラクルモジューレです、この星は、このモジューレがあるこそ、生きているんです。この12星座の1つでもなくなってしまうと、1週間のカウントダウンが始まってしまう、そういうことです。」とすらすらと言った。凛と晃輝は静かにずっと空を見ていた。「そういうことなんで、またね!」と言ってシーナはその場を立ち去った。
ーなんだか嫌な予感が……ー


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シーナが離れてから凛は口を開いた。「あの、どうしたらここから出られるのでしょうか、?」凛は焦っていた。愛璃も唇を噛み締めて下を向いたままだ。晃輝は空を見て静かにしていた。すると、突然、晃輝が口を開いた。「こはく、だっけ?そこのチビ、お前、特技はなんだ?」そう冷たい言葉が来た。僕は恐る恐る口を開いて、「天文学です」と答えた。晃輝は険しい顔をした。それを見た愛璃と凛は驚いていた。その時、大きな音ともに怪物が現れた。
「あれは、ドラゴン!?」愛璃は驚きながら胸を抑えた。「おい、チビ、天文学できるならアレ何かわかるか、」と晃輝は僕に聞いてきた。僕は驚きの直撃で声を出せなかった。すると、凛が僕の背中に手を置いてくれた。「落ち着きましょう、とりあえず、あれが何変わりますか?」凛は優しく聞いてきた。だんだん落ち着いた僕は、「あれは、宇宙の中でも凶暴であまり危害は加えないミルキードラゴン、」そう言った。

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ドラゴンは消えてしまったが、ドラゴンがきた衝撃で、モジューレの8つの星座にヒビが入ってしまった。「これ、どうしたら……いいの、?」と愛璃は絶望に及んでいた。こんな時でも、僕はずっと無表情。なんでだろ……と心で少し笑った。「ね、こはく君?こんな状態、どうしたらいいのですか?」凛は真剣に僕に聞いてくる。愛璃も真剣に聞くようにこっちを見た。晃輝は静かにそっぽを向いていた。僕はすーっと息を吸い、「しょうがないや、8つの星座を取り戻そう」そう言った。すると、晃輝が僕の腕を掴んだ。僕は掴まれた手を振りほどいたが、晃輝の手は強く離すことが出来なかった。「何?なんかよう?」と無表情のまま聞くと晃輝は「お前、気に入らねぇ、」そう言われた。「あっそ、」と冷たく接して、凛と愛璃を連れて進むことにした。

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僕、凛、愛璃、晃輝で森の中を散策していた。すると、大きな声が聞こえる。2人の男女の声。僕達は静かに茂みに隠れて聞いてみることにした。
「はぁ?意味わかんない!レグルス!」
「黙れ、ハマル、戦うのか?」
そう聞こえた。その2人の首元には星座のマークが着いていた。「おい、そこ誰かいんのか?」と男の子が気づいたようで言った。静かに僕たちは茂みから出る。「ごめんなさい!見てしまって、ほんとにすみません!」凛は一生懸命誤っている。すると、愛璃が「貴方たちは、なんでこんなところに?それに名前は?」と聞いたが、「それより、そっちが先に名乗ったら?」と女の子は言った。しょうがなく、僕たちは名乗る。そうすると、
「私、ハマル。」
「俺は、レグルスだ」
男の子と女の子は言って、僕たちを睨んできた。その時、僕の頭の中で12星座が横切った。勇気をだして、勇気をだしてと思いながら口を開いた。「ハマルとレグルスは、一等星、なんだよね?」無表情のまま言った。すると、晃輝が近づいてきた。
それと同時に、晃輝に頬を叩かれる。


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ペチッ。そう響いた音。僕の左頬は真っ赤に染まった。愛璃と凛は、僕を見て顔を隠した。「お前、何がしたいんだ?」晃輝はそう言った。僕は静かに立ち上がった。左頬が痛い、とても痛いそう感じながらでも、ずっと無表情。「まぁ、君の答えは御明答……」とレグルスは僕を指さして言った。「ま、どっちにしろ、モジューレに戻れってことっしょ?」とハマルは言った。晃輝はじっと僕を睨んでいた。天文学、それはあんまり使えない、だけど空は素敵なもの、宇宙は無限大なんだ、そう心の1部で感じながら、左頬をさすった。「御明答って……」晃輝はレグルスを見て呟いた。レグルスは頷いた。愛璃は凛と顔を見合わせて今でも泣きそうだった。
「なんで、僕、叩かれなきゃいけないの?俺もお前のこと気に入らねー、」と僕は晃輝を指さした。ハマルは呆れた顔をして言った。「はぁ、モジューレになんか帰んないんだからね、」と言った瞬間、凛と愛璃は顔を強ばらせた。「な、なんでですか?宇宙が終わるんですよ!?」凛は必死にハマルを見て言った。「んで、どうするわけ?ハマル、戦うのか?」とレグルスはハマルに聞いていた。ハマルは、
「当たり前じゃん、2人の相性が悪いからね、」と言って自分の羊角を撫でた。。

ー今から始まる、獅子と牡羊の戦いが、宇宙の滅亡になるのか……ー


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