感想ノート

  • 感想ノート、失礼します。

    どんな逃避行が始まるのかと読み進めていった中で、小さな違和感からの執着愛。
    こんなにも“愛”を恐ろしいと感じたのは、初めてかもしれません……
    心の奥底に隠した思いの大きさは、当然、誰にもわからなくて。
    だからこそ、歯車が狂ってしまったんだろうなと思いました。
    自分のことしか考えられなかった優紫と、自分のために相手のことを考え続けた吹雪。
    その対比がまた、優紫の執着愛がいかに狂っているのかを表しているように感じました。
    いつか、優紫の心に絡みついた愛が解けたら……と思いますが、きっとそんな日は来ないんだろうなと思っている私もいます……
    水彩都が泥沼から抜け出せたことを、よかったと思うだけにしておきます……

    素敵な物語をありがとうございました!

    碓氷澪夜 2025/01/15 23:54

    素敵な感想ありがとうございます!
    誰かに向ける感情を愛と呼ぼうと執着と呼ぼうと、方向性によってそれは呪いとも救いともなりうる、そんな物語を書きました。
    物語は終わっても水彩都や優紫の人生は続いていきますが、読者の皆様の数だけ彼らの未来があるのだと思います。
    あらためてありがとうございました!

    作者からの返信 2025/01/16 04:22

感想ノートに書き込むためには
会員登録及びログインが必要です。

pagetop