ここまで来たら、私のメンタルはボロボロだった。
本当のことを言っても、先生達は信じてくれない。

だから残された手段は先生達の怒り受け入れ、謝ることしか出来なかった。
とにかく謝って、怒られる時間をいかに短くして切り抜けられるか。

まだそれだけならいい。
その程度なら耐えれた。

でもそれは毎日エスカレートして、私へのいじめは続く。
更に酷い目に遭わさせれる。

毎朝教室にに入れば黒板に私の悪口。
そして私の机には酷い落書き。

私の教科書やノートは破られ捨てられる。
工作で作った作品は当たり前のように壊される。

女子からの暴力ならまだしも、男子からの暴力も当たり前。
『プロレスごっこ』だと言い、突然背中を蹴られたり、顔を殴るなどの暴力や、首を絞められるのは日常茶飯事。

体調か悪くて休んだ運動会では『お前のせいでクラスが負けた』と、意味の分からないことを言い出してきた。

居てもまともにスポーツなんてまともにやったことのない人間だ。
居たら足を引っ張るだけなのに、本当に何を言っているんだと思った。

そんな苦痛の何もかも全て、耐え続けた私。

涙は絶対に見せなかった。
それを見せたら『本当に終わりなんだ』って思ったから。

だから私は無愛想を貫き、感情をすべて捨てた。
先生に怒られたら謝り倒し、反省文もしっかり書いた。

そんな地獄と言う言葉に相応しい日常。
いつまで続いたか、苦しすぎて覚えていない。