外を見ながら。
そうは言っても、私が描く絵は風景画でも、練習に励む生徒達の人物画でもない。
私はいつも、私の気持ちを絵にする。
その中に太陽のようなものや花のようなもの、泣いているような顔が描かれることもある。
他の部員は、何かテーマを決め、モチーフを元に描いていることが多い。私も絵を描き始めた頃はそうだった。
でも私の絵は特に、気持ちよって色やタッチが変わってくる。
昨日の穏やかな気持ちの時のタッチと、今日の悶々とした気持ちの時のタッチが全然違ってしまうのだ。そうなると、自分の思い描いていた仕上がりにはならない。
それが嫌で、結局抽象画に落ち着いた。
自由な抽象画だと、タッチや色の違いが気にならないのだ。むしろそれがよい味となったりもする。
イーゼルにキャンバスを乗せ、まずは昨日までに仕上げた部分を確認する。
油絵ではなく、アクリル。その鮮やかな色が所狭しと私に迫ってくる、元気のよい絵だ。
うーん……。
私にしては原色に近い色使いが多い。きっと、気分が良かったのか、元気をつけたかったのか。
まだ絵の具の乗っていない真っ白な部分に気持ちを集中させる。
素直に、自分の気持ちに任せて。
そうは言っても、私が描く絵は風景画でも、練習に励む生徒達の人物画でもない。
私はいつも、私の気持ちを絵にする。
その中に太陽のようなものや花のようなもの、泣いているような顔が描かれることもある。
他の部員は、何かテーマを決め、モチーフを元に描いていることが多い。私も絵を描き始めた頃はそうだった。
でも私の絵は特に、気持ちよって色やタッチが変わってくる。
昨日の穏やかな気持ちの時のタッチと、今日の悶々とした気持ちの時のタッチが全然違ってしまうのだ。そうなると、自分の思い描いていた仕上がりにはならない。
それが嫌で、結局抽象画に落ち着いた。
自由な抽象画だと、タッチや色の違いが気にならないのだ。むしろそれがよい味となったりもする。
イーゼルにキャンバスを乗せ、まずは昨日までに仕上げた部分を確認する。
油絵ではなく、アクリル。その鮮やかな色が所狭しと私に迫ってくる、元気のよい絵だ。
うーん……。
私にしては原色に近い色使いが多い。きっと、気分が良かったのか、元気をつけたかったのか。
まだ絵の具の乗っていない真っ白な部分に気持ちを集中させる。
素直に、自分の気持ちに任せて。