《page1》

○暗闇

漆黒の闇の中、怪しく光り、浮かび上がる聖剣エクスカリバー…

エクスカリバー「…ついに時が満ちました」

エクスカリバーの刀身に映し出される少女、星野あすみ(17)。

エクスカリバー「選ばれし乙女よ、新たなる持ち主を求めて、私と共に旅立ちましょう!」

《page2》

○五輪神社境内

奉納舞の稽古をする制服姿のあすみと宮條つるぎ(17)。

あすみが懸命に舞い、つるぎが指南している様子。

つるぎ「ちっがーう!何度言ったらわかるんだよ!?」

つるぎの怒鳴り声にちぢみあがるあすみ。

あすみ「だって、だって、振り付けは合ってるでしょ?」

はあーっと大きなため息を吐くつるぎ。

つるぎ「振りだけしてたら良いってもんじゃないんだよ!神事だぜ!?もっと気持ちも込めるんだよ!」

あすみ、ムッとしてつるぎに食ってかかる。

あすみ「こ、込めてるもん!ちゃんと、エクスカリバーさんも大事に扱ってるし…これは偽物だけど」

つるぎ「あったり前だろ!?ゼッテー落とすんじゃねーぞ!?うちの宝剣だぞ!?」

あすみ「つ、つるぎがそういう風に脅かすから、必死になって気持ち込めるどころじゃないの!」

つるぎ「あ、やっぱり気持ち入ってねーじゃねえかよ!」

あすみ「だ、だからそれはつるぎが…」

《page3》

つるぎの祖母、宮條サヤ(70)が2人の元にやってくる。

サヤ「こりゃ!お前はまたあすみに怒鳴ってからに!」

あすみ、サヤに泣きつく。

あすみ「おばーちゃーん」

ヨシヨシ、とあすみを撫でるサヤ。

不貞腐れた表情のつるぎ。

つるぎ「だって、こいつどんくせーし、やる気ねーし」

あすみ「やる気はあるもん!」

つるぎ「だからそのやる気が踊りに見えてねーんだよ!」

サヤ、2人に割って入り、

サヤ「こら!お前はまた…!あすみはな、お前の代わりに踊ってくれるんだ!感謝しな!」

つるぎ「誰も頼んでねーよ!俺が練習してたのにばーちゃんが急にあすみに踊らせるなんて言うから…」

《page4》

サヤ、つるぎを無視してあすみの方へ向き直り、優しく語りかける。

サヤ「あすみ、お前はね、選ばれたんだよ。エクスカリバーに」

あすみ「うん…」

サヤ「何度も話したろ?ばあちゃんはな、お告げを聞いたんだ。エクスカリバーがお前を選んだんだよ?」

あすみ「…うん」

つるぎ「何だよ、剣が人を選ぶなんて…」

ぶつぶつと呟いて不満げなつるぎ。

サヤ「祭りはもう今晩だ。振り付けはちゃーんと覚えてるんだから、あとはあすみの思うままに踊りなさい」

あすみ「…わかった。ありがとう、おばあちゃん!」

サヤ、キッとつるぎの方を向き、

サヤ「つるぎ!お前はもう稽古はいいからこっちに来い!」

つるぎ「んだよー」

渋々サヤについて行くつるぎ。

《page5》

○神社内の宝物庫

サヤ、ガラスケースからエクスカリバーを大事そうに取り出す。

それを後ろから不貞腐れたまま見つめているつるぎ。

サヤ「…つるぎ、あすみはな、選ばれたんじゃ」

つるぎ「何度も言わなくてもわかってるよ!」

不満げに呟くつるぎ。

つるぎ「何で神社の息子の俺が選ばれてねーんだよ…」

《page6》

サヤ、真剣な表情でつるぎに向き直り、

サヤ「いいや、お前はわかっとらん…。あすみはな、本当に選ばれたんじゃ」

つるぎ「本当にって…」

サヤ「選ばられたからには、もう逃れられん…あすみの運命なんじゃ」

つるぎ「な、なんだよばあちゃん…大袈裟だなぁ!たかが祭りの奉納舞だろ!?」

サヤ「そんな単純な話じゃないんじゃ!」

エクスカリバーに目を落とし、呟くサヤ。

サヤ「ワシのせいかも知らん…つるぎと一緒に境内でよく遊ばせていたからのう…」

つるぎ「ば、ばあちゃん?」

《page7》

サヤ「あすみは良い子じゃ。今どき珍しい、純真で心優しく…根は強い。だから貴方様のお目に留まったのですね」

エクスカリバーに向かって話し始めるサヤ。

訝しがるつるぎ。

つるぎ「ちょ、ばーちゃん何独り言…」

サヤ「どうぞあすみをお守りください。ばばの命に変えてお願いいたします」

エクスカリバーを頭上に掲げて祈り始めるサヤ。

キラリと一瞬鋭く光るエクスカリバー。

つるぎ「な、なんだよばーちゃん、怖えーよ!俺、出るから!」

つるぎ、サヤを残して慌てて外に出る。

《page8》

○宝物庫の外

慌てて飛び出してきたつるぎ。

つるぎ「なんなんだよ、急にばーちゃんは!」

宝物庫を振り返り、

つるぎ「それに、エクスカリバーが光って見えたけど…気のせいか…?」

空を見上げると既に暮れかかっている。

つるぎ「あすみ、大丈夫かなぁ」

ポツリと呟くつるぎ。

《page9》

○神社の境内(夜)

すっかり暗くなった境内。

あちこちで松明が焚かれ、多くの見物客達で賑わっている。

○神社内控室

緊張した面持ちのあすみが鏡台に向かって座っている。

顔には美しい化粧が施され、巫女の衣装と冠を着けている。

控室の入り口をキョロキョロと覗き込むつるぎ。

あすみ、つるぎに気付いて駆け寄る。

あすみ「つるぎー!やっぱり緊張するよー」

つるぎ、着飾ったあすみを目の前にしてぼんやりと見惚れている。

《page10》

キョトンとした表情のあすみ。

ぼんやりしているつるぎの顔を覗き込む。

あすみ「つるぎ??」

つるぎ、赤面して我に帰る。

つるぎ「あー、ゴホン!な、何!?」

あすみ「何って、つるぎが来たんじゃない」

つるぎ「あー、うん、ゴホン!これ、持っとけ!」

つるぎ、あすみに持っていたお守りを差し出す。

あすみ、受け取りながら、

あすみ「…ありがとう。…交通安全って書いてあるけど??」

つるぎ「え!えぇ⁉︎…適当に持ってきたから」

あすみ、ぷっと吹き出す。

《page11》

少し気まずい表情のつるぎ。

つるぎ「まあ、何でも一緒だろ!持っとけよ!」

あすみは嬉しそうに、

あすみ「うん、ありがと」

控室の奥から、案内役の巫女があすみを呼ぶ。

巫女「あすみちゃーん、そろそろ…」

あすみ「はーい!」

つるぎ「じゃあ、しっかりな」

あすみ「…うん、頑張る!」

《page12》

○舞台袖

エクスカリバーを大事そうに抱えたサヤ。

緊張した面持ちでやってきたあすみに剣を渡す。

サヤ「しっかりな、あすみ…」

あすみ「うん、おばあちゃん!」

サヤ「良いかい、何があっても気を確かに持つんだよ?エクスカリバーがついてるからね?」

少し不思議そうな表情のあすみ。

あすみ「…?う、うん!」

○神社境内の舞台

大勢の観客で賑わっている境内。

舞台上の準備が進められ、観客達は舞の始まるのを今か今かと待ち侘びている。

松明に照らし出された舞台に、数人の巫女と共に登場するあすみ。

手には聖剣エクスカリバーが握られている。

巫女たちとあすみの登場に沸き立つ観客たち。

厳かな音色の笛と囃子が鳴り始め、それに合わせて踊り始めるあすみ。

《page13》

観客達に混じって舞台上のあすみを見守っているつるぎの姿。

横の客たちがエクスカリバーについて話し始める。

観客1「あれが、聖剣エクスカリバー?中世イングランドに実在した、アーサー王伝説の…」

観客2「言い伝えでは、そうらしいよ。明治時代の宮司さんがイギリスに留学した時に持って帰ってきたんだと」

観客1「えー、まじで!?」

観客2「んなわけないだろ?本物だったらイギリス政府が黙ってないっつーの」

声の主達をジロリと睨むつるぎ。

心配そうに舞台上のあすみを見上げる。

《page14》

○舞台上

真剣な表情で懸命に舞っているあすみ。

あすみ(何だろう…さっきからエクスカリバーさんが熱い…)

囃子の盛り上がりと共に徐々に終盤へ向かう舞。

あすみ(もう少しで終わる…!けど、もう持っていられないくらい熱い!)

舞台下には心配そうにあすみを見つめるつるぎ。

つるぎ「…なんだ?あすみの様子がおかしい…?」

《page15》

苦しそうな表情でなんとか舞っているあすみ。

あすみ(…ダメ!熱すぎる!!もう終わりだけど落としちゃう!)

囃子が終わると同時に手を開いてしまうあすみ。だがエクスカリバーはあすみの掌に張り付いたまま落ちない。

あすみ「なに、これ…」

《page16》

その時、突如眩しく光り出すエクスカリバー。

呆気に取られる観客達。

観客達「な、何??何かの演出!?」

観客達を押し除けて舞台に駆け寄ろうとするつるぎ。

つるぎ「あ、あすみ!!」

辺りに響くような声でエクスカリバーが語り出す。

エクスカリバー「…我が名はエクスカリバー。真実の乙女を見つけし今、共に旅立たん!」

さらに眩しく発光するエクスカリバー。

あすみ「きゃあー!」

つるぎ「あすみー!!」

眩い光に包まれるあすみとエクスカリバー。

つるぎや観客達は目も開けていられない。

《page17》

突如光が消え、舞台上から忽然と姿が消えているあすみ。

戸惑い、ざわついている観客達。

慌てて舞台へ駆け寄るつるぎ。

つるぎ「あすみ!?あすみ!!」

背後からサヤが近づく。

サヤ「つるぎ…」

青ざめた顔で振り向くつるぎ。

つるぎ「ばあちゃん!あすみが…あすみが消えちまった!!」

サヤ「つるぎ、諦めなさい…あすみは旅立ったのじゃ…」

つるぎ「な、なんだよそれ!どこに行っちゃったんだよ!?」

サヤ「…それは、ワシにもわからん…」

つるぎ「そんな…!ばあちゃん…」

サヤ「大丈夫、エクスカリバーがきっとあすみを守ってくれる…」

狼狽えるつるぎと対照的に妙に落ちついているサヤ。満天の星空を見上げる…


《page18》

○場面転換して異世界のシャングリラ王国・城下町

花々が咲き乱れ、美しい街並み。多くの人々が賑やかに行き交っている。

○シャングリラ王国・城内

荘厳な城内に響き渡る声。

サイ「ガイ様ー!」

大声で城内を探し回る、シャングリラ王国大臣のサイ(55)。

《page19》

○城内中庭

大勢の若い兵士たちに囲まれて、一人の兵士と手合わせしているガイ(18)。

囃し立てる兵士たち。

兵士1「いいぞいいぞ!」

兵士2「ガイ様!負けたらビールおごりですよ!?」

ガイ「うっせーお前ら!」

《page20》

真剣に打ち合うガイ。

押され気味の手合わせの兵士。

兵士1「やばい!ガイ様がまた勝ちそうだ!」

兵士2「俺たちの今日のビールが!」

兵士3「こうなりゃ加勢だ!」

一斉にガイに襲いかかる見物していた兵士達

ガイ「あ!?ちょっとお前ら!ずりーぞ!?」

《page21》

中庭へ走り込んでくるサイ。

サイ「ガイ様―!」

そのまま兵士達と打ち合っているガイ。

サイ「ガイ様!ああ良かった、ここにおられた。今ちょっとよろしいですか?」

ガイ、兵士達との打ち合いを続けながら、

ガイ「よろしいように見えるか!?」

構わずに続けるサイ。

サイ「王妃様がですね、ガイ様の新しい舞踏会用の服をお仕立てになりたいそうで…」

ガイ「だから!今それどころじゃなくて!」

サイ「ですが、王妃様に任されますと、またフリフリのキラキラに…」

ガイ「あっそれは困る!」

一瞬の隙をついてガイの剣を撃ち落とす兵士達。

ガイ「あー!!」

《page22》

兵士1「やったー!ガイ様の負け!」

兵士達「ビール、ビール♪」

喜ぶ兵士たち。

ガイ「くっそー!お前のせいでビール奢る事になったじゃねーか!」

サイ「申し訳ございません。ですが私は、真っ白タイツとカボチャパンツからガイ様を救って差し上げたく…」

ガイ「くっ…そうだった!もう二度とあのような屈辱的な格好はしたくない!母上のところへ急ぐぞ!」

《page23》

○城内の王妃の居間

沢山の色とりどりの布地とレースに囲まれて王妃(40)と仕立て屋があれこれ話し合っている。

王妃「やはり私のガイには、深紅のビロードが似合うと思うの。髪も目も燃えるように赤いのだからそれに合わせて…それとあの子の花の顔(かんばせ)に負けないように沢山のクリスタルを嫌というほど刺繍して…」

勢いよく扉が開いてガイが入ってくる。

ガイ「母上!良い加減にしてください!」

王妃「おお、ガイ!わかりました。仕立て屋、クリスタルは良い加減で付けましょう!」

仕立て屋「かしこまりました!良い加減に…と」

メモを取る仕立て屋。

2人に突っ込むガイ。

ガイ「いやいやいやそうではなく!」

《page24》

王妃「何です、そなたの為に美しい服を仕立てようとしているのですよ?いつもそのような軍服ばかり着て…花の顔(かんばせ)が台無しじゃ!」

ガイ「花の顔って…」

扉が開き、ガイの兄ロイ(20)が入ってくる。

ロイ「母上、お呼びでしょうか」

ガイ「兄上!」

王妃「おお、ロイも来ましたか」

ガイ「兄上!聞いてください!また母上が私に悪趣味な服を…」

ロイ「案ずるな、ガイ。そなたはいつも立派に着こなしているではないか!」

にこやかにガイを諭すロイ。

《page25》

王妃「おお、今2人が並んでいるのを見て、アイデアが湧きました!今度の舞踏会では久しぶりにお揃いの服を仕立てましょう!」

ガイ「な、何⁉︎絶対嫌ですよね⁉︎兄上⁉︎」

まんざらでもなさそうなロイ。

ロイ「愛する弟とお揃いか…ふむ、悪くない」

ガイ「あ、兄上…」

王妃「おお!決まりじゃ決まりじゃ♪」

王妃とロイ、あれやこれやと相談し始める。

王妃「生地はそなた達の髪色に合わせようと思うのです。ガイには真紅、そなたは黄色でどうです」

ロイ「なるほど、いつもながら母上のセンスお見事」

ガイ、ため息を吐きつつ、そっと部屋を出ていく。

《page26》

○シャングリラ王国・城下町(夕暮れ)

町を1人で歩くガイ。

すれ違う人々がにこやかにガイに挨拶をする。

「ガイ様!こんばんは!」

ガイ「おう!」

「ガイ様!お出かけですか?」

ガイ「ああ、兵士たちにビールを奢りにな!」

「今度うちの店にも来て下さいよ!」

ガイ「ああ、行くよ!」

ガイ、ふと立ち止まって振り返る。

美しい夕陽を背景に王城がそびえ立っている。

ポツリと呟くガイ。

ガイ「平和だなぁ…」

《page27》

○同じく城下町の酒場

大勢の客で賑わっている店内。

兵士達に囲まれてビールを飲むガイ。

兵士1「いやー、それにしてもガイ様は腕を上げられた!」

兵士2「まことに!ズルをせねばもう我々は敵いませんな!」

ガイ「ったくお前らは…」

兵士3「しかしシャングリラ王国のように平和な国では、せっかくのガイ様の腕前も宝の持ち腐れですな!」

兵士1「まこと、有難いことではあるがな!」

兵士2「そうだそうだ!我々が暇だというのは国が平和な証拠!」

兵士1「ホライズンランドなどは今大変そうだからな」

ガイ「ホライズンランド…」

《page28》

兵士1「ガイ様もお聞き及びでしょう。先日国王が崩御なされてから内戦が勃発し…」

兵士2「後継がおられなかったからなあ…家臣達が争い合うなど、まこと見苦しいことだ!」

兵士1「その点、我らがシャングリラ王国は安泰だ!ロイ様に加え、我らがガイ様もおられるのだからな!」

賑やかに談笑して盛り上がる兵士達。

その横でガイは静かに物思いに耽っている様子。

ガイ「ホライズンランドか…」

《page29》

○城内のガイの自室・(夜)

大きな窓辺に座り、月を見上げているガイ。

ノックが聞こえ、サイが入ってくる。

サイ「ガイ様、お呼びでしょうか?」

ガイ「うん」

外出着のガイを見て驚くサイ。

サイ「ガイ様、そのお姿は…?」

ガイ「俺は、今夜城を出る」

サイ「なんと!」

ガイ「いや、城というか、シャングリラ王国を出る!」

サイ「そ、そのようなこと…なぜ…」

ガイ「俺はな、幸運にもこのような境遇に生まれ、何不自由なく育ってきた。このまま王国に留まり、国王となられる兄上をお助けするのが俺の正しい道だとわかってはいる…」

サイ「…」

ガイ「だがな、1人のただの人間になって、自分の人生を切り開いてみたいのだ。この広大なシャングリラ王国の外に出て、どのような世界が広がっているのか自分の目で確かめたい」

《page30》

黙ってガイの話を聞いていたサイが口を開く。

サイ「…あなた様は剣の腕前も素晴らしく、人望もおありだ。本来ならばお兄様と同様に一国の主人も十分に務められる器のお方…」

ガイ「…兄上はきっと素晴らしい国王におなりだ。ましてこのように家族に愛されて育った身にはクーデターなど起こす気にもならぬ」

大きくため息をつき、諦めた表情のサイ。

サイ「…私が今さらお止めしても無駄でしょう。どうぞご無事で…」

ガイ「俺の一度きりのわがままだ。許せ…」

サイ「ご家族には明朝私からご説明を」

ガイ「…世話をかけるな」

気を取り直してふと、疑問を投げかけるサイ。

サイ「しかしガイ様、本当の理由は…」

ガイ「…家族の愛情が…重すぎるのだ!」

サイ「おお…ガイ様…おいたわしい…見ているこちらが恥ずかしくなるほどの愛されよう…」

《page31》

○シャングリラ城外・(夜)

月明かりの元、馬にまたがるガイ。

振り向いて城を見上げる。

ガイ「さらば、母上、兄上!」

《page32》

○場面転換

鬱蒼としたどこかの森の中。

巫女の装束のまま、気絶して横たわるあすみ。

傍にはエクスカリバーが怪しく輝いている…