毎度のことながら、めちゃくちゃ惹き込まれた。冒頭はほのぼのとした雰囲気が流れていて、もふもふの可愛い紫苑が実は…!という展開にほっこりしつつ(私お嫁にいけないで笑った笑)、美人な紫苑のふるまいにキュンキュンしたよ!そのまま二人の可愛い毎日を見届けるのかと思いきや、芹香の過去に焦点が移ってから、まさに怒涛の展開でした。ストーリーの肝でもある芹香の霊力の変化と、それに対する紫苑の言動がすごく素敵でした。◯◯があるからじゃないよ、あなたがいいんだよって……いいわぁ。一本の映画を観ているみたいで重厚なお話でした。紀本明ワールド、最高に素敵よ、ありがとう。