
- 作品番号
- 1743480
- 最終更新
- 2025/01/24
- 総文字数
- 31,991
- ページ数
- 12ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ17位(2025/01/31)
──いつか、透花先生のようになりたい。同じ女性としてそんな憧れを抱いていたようにも思います。でも、私たちが思い描いていた透花先生の像は、あの日一瞬にして崩れ去りました。
──空から舞い落ちる雪を数えて下さい。それが、透花先生から出された最初のお題でした。
──空から舞い落ちる雪を数えて下さい。それが、透花先生から出された最初のお題でした。
- あらすじ
- 他人の意思に流され続ける人生に嫌気が差し、渇きを抑えられずにいた小夜。
そんな小夜を含めた三十五人の女子生徒の担任になったのは透花先生という美しい女性だった。年も近いことで親しみやすく、小夜たちは透花先生のことを姉のように慕っていた。だが、その年の初雪が降ったある日、透花先生は別人のように変わってしまう。その異様な光景に呆気に取られる中、静寂が満ちた教室で誰かが言った。
「ねぇ、あれ誰?」
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…