◆きほん
・ドローイング
このスポーツの名前(なまえ)
・フィールド
ドローイングをプレイするためにつかう場所(ばしょ)全体(ぜんたい)のこと。
・メインエリア
フィールドの中で(せん)にかこまれたところ。プレイ中はこの中にみんないるよ。5m×5mの大きさだよ。
・サイド
プレイがはじまるときにおたがいのプレイヤーがいるところ。それぞれのチームごとに、AチームのほうはAサイド、BチームのほうはBサイドとよぶよ。相手のプレイヤーからタグをとったプレイヤーは、自分(じぶん)のチームのサイドにタグをもっていくよ。

◆どうぐ
・タグベルト
プレイヤー全員(ぜんいん)(こし)にまいているベルト。ベルトのぶぶんとタグ・キャッチのぶぶんにわかれるよ。
・タグ
タグベルトについている、ほそながいおびのようなもの。ボーラーにこれをとられるとそのプレイのあいだゲームからはずれるよ。ボーラー以外(いがい)にとられた場合(ばあい)は、相手サイドまでとりにいってつけなおそう。
・キャッチ
タグベルトにタグをつけるためのぶぶん。ゆすってもタグは外れないけど、ひっぱると外れるようにできているよ。タグをつけるときは、むきを合わせて「カチッ」とおとがするまでさしこもう。
・バスケット
ボーラーがせおう、ボールをいれておくためのかごのようなもの。ボールがここからでておちてしまうと、相手チームに1点はいってボーラーが交代するよ。おとさないようにがんばろう。
・ボール
バスケットの中にいれるボールだよ。バスケットに入る大きさのものなら、ドッジボールでもバレーボールでもどんなものでもつかえるよ。


◆ルール
・ゲーム
30ぷんつづく、ドローイングの一試合(いっしあい)のこと。ゲームがおわったときによりたくさん点をとっていたチームのかちだよ。
・プレイ
ぜんいんがメインエリアに入ってから、ボーラーが交代(こうたい)するまでのこと。ボーラーが活躍(かつやく)するほど1プレイのながさはながくなるよ。
・プレイヤー
ドローイングをやっているメンバーのこと。1チーム5人だから、2チーム合わせて10人のプレイヤーがいるよ。
・ボーラー
バスケットをせおっているプレイヤーのこと。鬼ごっこでいう鬼のような役割(やくわり)だよ。相手のプレイヤーのタグをとることで、そのプレイヤーを1プレイのあいだゲームから外すことができるよ。
ボーラーがボールをおとしてしまうと、プレイがおわって相手チームにボーラーが交代するよ。
・ファウル
はんそくのこと。あぶないことをしたり、わざとメインエリアの外に出たりしたときにしんぱんがつたえるよ。ファウルになったプレイヤーはそのプレイのあいだゲームから外れるし、なんどもファウルをするとそのゲームのあいだずっと外れることになるんだ。気をつけようね。

ちょっと一言
ドローイングのルールは引水舞を元にしたものですが、チームスポーツ化するにあたってはイギリスなどでかつてプレイされていた「Darebase」という遊びなどを参考にしています。(Darebaseはドローイングよりももっと鬼ごっこに近いルールをした遊びです。)
また、引水舞で用いる帯と豆絞りの構造を再現するために、タグフットボールで利用されるフラッグの構造を参考にしてドローイングのタグベルトが開発されました。
素朴で直感的なルールながら戦略性が高く、運動量は多く必要ですが、直接的な身体接触の発生しない、子供たちにぴったりなスポーツになったと考えています。