ケバブを堪能し、舌鼓を打ちながらコックピットに籠ったキャプテンGは、入植地の明確な座標を入力した。
 その惑星には、“G”の餌となる生き物が、ウヨウヨ蔓延っているのだ。
 “ノアの箱舟号”は進行方向を180度転換すると、地球へ向け、加速した。