藤-フジ-

作品番号 1701848
最終更新 2023/07/10

藤-フジ-
yosono/著
あやかし・和風ファンタジー

1ページ

総文字数/ 4,221

「こんにちはお姫様。手を貸そうか?」
入学式早々、体調を崩し廊下で俯いていた薔子(しょうこ)の前に現れたのは、藤(ふじ)と名乗る見目麗しい男だった。薔子を「お姫様」と呼び、手を差し出してくる藤に薔子は何故か疑心を持てず、手を取ってしまう。
「犯罪でもなんでもいいよ、君を助けられるなら」
瞳のなかの天秤が傾いた男に、少女はなぜか、懐かしさを覚える。
「ねえ藤、私あなたに会ったことがあるのかも」
「どうしてそう思うの?」
藤と薔子、本当に出会ったのは、この世界がいくつの頃?
あらすじ
入学式早々、体調を崩し廊下で俯いていた薔子(しょうこ)の前に現れたのは、藤(ふじ)と名乗る見目麗しい男だった。薔子を「お姫様」と呼び、手を差し出してくる藤に薔子は何故か疑心を持てず、手を取ってしまう。
「犯罪でもなんでもいいよ、君を助けられるなら」 瞳のなかの天秤が傾いた男に、少女はなぜか懐かしさを覚える。
「ねえ藤、私あなたに会ったことがあるのかも」 二人が出会ったのは、この世界がいくつの頃?

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