君声ノート

青春・恋愛

南雲一乃/著
君声ノート
作品番号
1693924
最終更新
2023/03/29
総文字数
22,904
ページ数
15ページ
ステータス
完結
いいね数
81
ランクイン履歴

青春・恋愛31位(2023/05/11)

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青春・恋愛31位(2023/05/11)

『死にたい。明日、学校の屋上から飛び降りようと思う』

まっさらなページに書かれた文字。『¥108』と値札のついたままの新品ノート。
図書室の書架に挟まっていたその文字と、私はありえない出会いを果たした。

「入江さんを信じる俺を信じてほしい」

『こんな自分なら、こんなつらい人生なら、死んだほうがいいと思ってしまうんです。』

「あなたはいったい──誰なの?」
あらすじ
『死にたい』。
高校一年で吹奏楽部の入江結衣(いりえゆい)は、図書室の書架に挟まった新品のノートにそう書かれているのを見つけた。
部活でも教室でも言いたいことも言えずにいる結衣は、憧れの先輩・菅原守(すがわらまもる)にアプローチをできずにいるも、ひたむきにノートの主と文字を交わしていく。
しかしそのノートの主は本来なら出会うはずのない人物だった。
君の本当の声を聞くノートのやりとりの行方は──。

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この作品の感想ノート

感想失礼します🙏
この度初めて、南雲先生の小説を読ませていただきました。

物語の冒頭からの引き込まれるような展開と、共感できる主人公の心情に、読む手が止まりませんでした。
また、主人公の入江さんと過去の菅原先輩とのやりとりと、現在の菅原先輩とのやりとりを見ていると、
中学時代の菅原先輩は入江さんに勇気づけられ、現在の菅原先輩は入江さんを勇気づけているのかあ、と思いました。
そして、二人の出会いは彼らにとってなくてはならないものだったのだと思えてきて、それがとても尊かったです✨✨

こんなにも、共感できる主人公に出会えたのは本当に久しぶりで、この作品に出会えて本当に嬉しさでいっばいです🥰
これから他の作品も、少しずつですが拝見させて頂こうと思っています。
稚拙な文章の感想になってしまっていてすみません。とにかく『君声ノート』への愛が伝わっていれば嬉しいです。
これからも、先生の作品が読めることを楽しみにしています。この作品を執筆してくださりありがとうございました!

2023/05/31 23:41

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すべての感想数:26

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