
作品番号 1690982
最終更新 2023/02/27
鬼の兄弟に愛される乙女
春月菜々子/著
あやかし・和風ファンタジー
4ページ
総文字数/ 9,938
ランクイン履歴:
総合:8位(2023/03/13)
あやかし・和風ファンタジー:3位(2023/03/11)
私に居場所なんて無いと思っていた。
辛い日々が続くのならいっそ消えてしまいたいと願った。
でもあの日。
赤い蝶が肩に止まった時、胸が高まった。
「会えて嬉しいよ、俺達の花嫁」
寂しかった心を二人が包み込んでくれた。
甘くて温かい視線と言葉でこれからの未来に希望の光が見えた。
辛い日々が続くのならいっそ消えてしまいたいと願った。
でもあの日。
赤い蝶が肩に止まった時、胸が高まった。
「会えて嬉しいよ、俺達の花嫁」
寂しかった心を二人が包み込んでくれた。
甘くて温かい視線と言葉でこれからの未来に希望の光が見えた。
- あらすじ
- 人間とあやかしが共生する時代。
十年に一度、数多くある日本の名家の娘の中からあやかしは花嫁を選ぶ。
今回選ばれたのは鷺沢家。
とある理由で虐げられてきた鷺沢家の娘、紡は義姉の佐知と儀式に参加していた。
佐知が猫又の花嫁に選ばれる中、紡が選ばれたのは鬼だった。
戸惑う紡の前に現れたのは容姿端麗な鬼の一族、兄の月斗と弟の雪晴だった。
二人の溺愛を受けながら紡の運命は大きく変わっていく。
この作品の感想ノート
美しい小箱から出てくる鮮やかな蝶々によって選ばれるとは、とても雅で浪漫がある描写ですね。いっそ兄弟と揃って幸せになってくれればいいのになと思いました。
2023/03/11 15:29