【プロット】村娘は魔王の後宮で立派な悪魔を目指すようです。

作品番号 1680807
最終更新 2022/10/16

【プロット】村娘は魔王の後宮で立派な悪魔を目指すようです。
異世界ファンタジー

4ページ

総文字数/ 2,030

絶対の力を持つ魔王ベルフェゴール、ベルフェゴールの最愛でありながら彼を嫌悪する美貌の妹姫クロムセリア、天使の血を半分ひくベルフェゴールの異母弟ラツィエルの三兄妹が君臨する魔界。

ある日世界の終焉「エクリプス」は始まり、天界との境界が消えるときが来た。ベルフェゴールの「魔界を綺麗な形でクロムセリアに与えたい」という偏愛で粛清されていく、混沌の魔界が主な舞台。

主人公は人間の、村娘ユマ。最愛の弟カイエの帰還を喜んでいたところ、エクリプスが始まった。そのまま命を落とすところ、ユマには子どもの頃旅人として人間界を来訪したクロムセリアに分け与えられた、「魅了」という力があった。
ユマはベルフェゴールの元にさらわれ後宮に閉じ込められるが、クロムセリアの招待を受けて、以後ベルフェゴールからクロムセリアへの使者として兄妹の両城を行き来することになる。

ユマが分け与えられた、元はクロムセリアの固有能力だった「魅了」は、誰からも愛されてしまう上、その者たちの力も吸収していくというもの。
ユマはその一種毒じみた愛され能力で、魔王城に仕える悪魔たちにも、城外でベルフェゴールに対立している悪魔たちにも愛され、強くなっていく。
ベルフェゴールの寵愛する、銀豹の形で仕える側室ジャミーラも、同じ側室のユマとは対立する存在でありながら、ユマの姉のようにユマの世話を焼いて、そんな自分に満足して最期を迎える。

一方、幼い日からユマと過ごして狂気的にユマを愛するに至った弟カイエは、使い魔に姿を変えて魔界でもユマの側にいた。ユマを後宮に囲ったベルフェゴールに復讐を誓ったカイエは、クロムセリアを偏愛するラツィエルと組み、クロムセリアとラツィエルを共に永遠の眠りにつかせることに成功する。

折しも天使軍が魔界に迫ったときで、ベルフェゴールはクロムセリアを失ったことで抜け殻のようになる。ユマはここまで自分を導いてくれたベルフェゴールのため、魔王軍を率いて天使軍と対峙する。

天使軍を率いていたカイエは、自分とともに天界へ行こうとユマに誘う。ユマは世界を自分の形に変えていきたいと望む、自分の本性は悪魔に違いないが、そんな私が誰よりも愛しているのはあなただと告げて、戦わずに別れることを提案する。カイエも幼い日に持っていた姉への優しい愛しさを思い出して、二人は停戦し、それぞれの世界へ戻っていく。

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