このプグナ王国から娯楽のためだけに命の駆け引きをする闘いを無くす代わりに、魅せる闘いのプロレスを広めるためは俺は動き出したが…

「今更なんだがこの王国の民は人間には友好的なのか?」

 女性エルフのサニーテは友好的だったが他の種族が気になる…

「どういうことか棚和さん以外にもたまにこちらの世界に人間が来ますし、少しは見慣れてると思うので多少友好的かと思います。」

「なるほど。あと俺以外の人間もこの世界にいるということか?」

「そういうことになりますね。ただ今は人間界に戻ったのかどうなっているのかは行方は不明ですが。」

 行方が不明って…急に怖いこと言うな…普通にその人間が人間界に戻っているのを祈る。

 ただ多少だが友好的ということを聞いて安心した。

「あとそうだ、この王国の民の種族とその特徴を教えてくれ。」

「そうですね。基本的に全種族と言っていいほど皆さん戦闘狂ですが、種族にはやはり特徴があるので。まず私のようなエルフは飛べますし、俊敏さがあります。あと魔法が得意ですね!」

「ということはサニーテは魔法が使えるのか!?」

「えぇもちろん!棚和さんが気絶してる時に、魔法で浮かばせて宿まで連れて来ました。だって私の物理的な力じゃ運べなかったですし!」

 これは俺が重いのかそもそものサニーテの力が無いのか…いや俺はそんな重くない!!

「じゃ…じゃあ他の種族は?」

「他の種族はダークエルフでエルフと違うのは、魔法じゃなくて物理系の力が強いですね。逆に魔法力は弱いです。そして次はオーク!俊敏さは欠けますが物理力がダークエルフをも超えます!」



 その後も種族の説明をされまとめたのがこれだ。



 エルフは機動力が高く魔法力があるが守備力が弱い。

 ダークエルフの場合はエルフと同様だが魔法力ではなく、物理力の方が高い。

 オークは機動力は欠けるがダークエルフを超える物理力を持っている。

 ゴブリンは機動力がエルフを超えるが、物理力、魔法力は平均値(エルフより少し下)。

 そして最後にゴーレムだが機動力、魔法力共にこの5種族の中で1番下だが、代わりに守備力と物理力が1番上だ。

 他にも種族は存在するらしいがこの王国ではこの5種族が基本らしい。

「種族の説明をサニーテありがとう。さてここからだが、この5種族を1人ずつ集めようと思う。そしてその5種族と共に命の駆け引きに終止符を打とう!」

「では私の知り合いにエルフとダークエルフがいるので、その2種族と出会ってみますか?」

「そうしよう!サニーテとは同種族で話しやすそうだからよろしく頼む。」