うちの母は子育てに向いてない

作品番号 1672579
最終更新 2022/07/30

うちの母は子育てに向いてない
ミステリー

61ページ

総文字数/ 80,052

ランクイン履歴:

ミステリー:11位(2022/10/23)

〈あらすじ〉
星野光輝は、中学三年のときに一つ年上の兄将輝を亡くしていた。通り魔に刺され、死亡した。それから、星野家はがらりと変わってしまう。小説家を目指していた母は息子を亡くしたショックか、これまで怠っていた家事や掃除に突然目覚める。父は「しばらくひとりになりたい」と言い、実家に帰ってしまった。弟の光輝は高校一年生になり、母とふたり暮らしをしていた。両親は、できのいい兄将輝を可愛がっていた。母は一度だけ小説の新人賞で佳作を取り、本が出版されている。そのさなか、兄を妊娠していた。兄が産まれてから小説は全くうまくいかないが「あんたが私の才能を奪って産まれて来たんだ」と冗談のように言っていた。
高校生になった光輝は、たまたま隣の席だった学年トップの美人服部綾音に誘われて、同好会を作ることになる。美人という下心で同好会に賛成した光輝だったが、その同好会はオカルト同好会だった。同好会を作るためには三名以上の人間が必要だと言われ、光輝と綾音は三人目のメンバーを探しつつ、幽霊を見る方法を探っていた。綾音は「死んでも逢いたい人がいる」と光輝に話していた。

兄を殺した犯人は誰なのか。
高校生の弟とオカルト同好会メンバー綾音が真実に迫る、青春ライトミステリー。

※7/11より毎日18時に更新予定です!
※完結しました!

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