クラスは、緩やかに変化していった。
 何故だろう。何故、こんなことになってしまったのか。
 
「おはよぅ」
 美咲が今日も挨拶をする。もう、最近は、「陸くん」と元気に呼んでくれない。
 美咲の声を聞くだけで、僕も元気になれた頃がとうの昔のようだ。
 今は、彼女の声を聞くと、胸が痛んでしまう。
 ごめんなさい。もう関わらない方がいいのに。僕に、いつも「おはよう」と言ってくれる。
 すごく嬉しいんだ。
 それなのに、僕は……。