星の海に帰る君、深く夜空に落ちていく

作品番号 1647188
最終更新 2021/08/31

星の海に帰る君、深く夜空に落ちていく
恋愛・青春

29ページ

総文字数/ 27,400

 これはとある高校生たちの、最後の夏休みの物語。
 そして、ふたりが「心中」を目指す物語。
とある出来事で自分の夢と目標を喪っていた高校一年生の江川亮。彼は文化祭で「超常現象研究部」、通称オカ研に足を踏み入れ、オカルト好きな女子・星河めぐると出会う。
 その後、オカ研に入部した亮はめぐるから聞く不思議な話――哀しい吸血鬼に孤独な魔物、気まぐれな神様に情の深い幽霊――どれも好奇心をそそられるものだった。
しかしその話は、彼女自身の過酷な現実を投影するものでもあった。亮もまた、消えない傷と苦しみを抱えていた。
 めぐるに恋する亮だが、彼女が死を望んでいるのではないかと知った時、亮は密かに喜びを覚える。それは亮もずっと死にたいと願っていたからだ。
 流星群に乗って彼方の世界へ帰ると言っためぐる。亮も共にその旅に行くと告げる。ふたりが選んだ答えは、深い「星の海」へ落ちていくことだった。
あらすじ
水泳の飛び込み選手で推薦入学した男子高校生・江川亮は、子どもを水難事故から救った時に大怪我をし、選手生命を絶たれてしまう。文化祭でオカ研に足を踏み入れ、オカルト好きな女子高生・星河めぐると出会い、恋に落ちる。しかしめぐるは難病の弟の病気治療のための資金を出してくれた遠縁の男性に嫁ぐことになっていた。お互いの秘密を明かしたふたりは、夜のプールで高飛び込み台から心中を図る。

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