魔女の恩返し

作品番号 1645789
最終更新 2021/08/14

魔女の恩返し
ヒューマンドラマ

39ページ

総文字数/ 129,418

ランクイン履歴:総合87位 (2021/09/15)

 小学生の時、「夢日記」と言うものを付けたことがある。
 その名の通り、その日見た夢の内容を、忘れないうちにノートに記録するものだ。
 「学校に遅刻した」「欲しいと思っていたゲームを買ってもらった」「好きな子が家に遊びに来た」そんな夢のような夢を記録していた。毎日見るわけじゃない。見たとしても、朝起きた時点で忘れている。そんなこともざらにある。だから、日記の更新は二、三日に一度だ。一冊のノートを埋めるのに、二年間を費やした気がする。
 二冊目のノートを買った時には、僕も少し大人になったらしく、方眼からキャンパスノートに変更した。
 でも、そのノートが埋まることはなかった。多分、集中力が切れたのだと思う。中学に入学して、部活に勤しみ、馬鹿騒ぎができる仲間ができたとき、夢の内容を日記に書くなんてメルヘンチックなこと、僕にはできなくなっていたんだ。
 最終更新日は、中学一年の五月。
 この夢日記が更新されるとき、僕は十九歳になっていた。
あらすじ
希望を失った僕の前に、魔女が現れた。

魔女は僕に「夢魔」を渡した。

それから、僕は「夢魔」に頼って理想の日々を送り始める。

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