感想ノート

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「さーや」という人物を巡る少し不穏な様子で物語が進む空気が素敵です。
人によって印象の変わる「さーや」や、冒頭から一人違和感を持たせられる人物など、どこか歪つな形をしたまま物語が進み、中盤で示される事実にしっかりと驚かされました(笑)

伽藍洞とは何かと拝読後に考えてました。
「君を待つ」のは誰なのか、一織と「さーや」のお互いであったのかなと思いました。「さーや」を失い空っぽであった一織も、失踪に至った「さーや」の心もともに違う意味ではありますが空っぽ(伽藍洞)だったのかなと。
その象徴が一織が開けた穴であったように思いました。
 (この穴もまた最後に仕組みが明かされてしてやられてました笑)
そうして、言葉にも挙動にも出しはしなかったけれど、自分から距離を置いてしまった一織が戻ってくることを「さーや」は待っていたし、一織はいなくなった「さーや」に置いていかれた(待つ側に立たされた)と思っていた…… と考えてみました。

お互いがお互いを理解していたけれど埋まらなかった伽藍洞は、今の二人の形になったからこそ埋まったのですね。
そう思うと切ない思いと同じくらいの安心感があり不思議な気持ちです。
「さーや」はこの通り一織の中で(のみ)生きているし、一織もまた「さーや」を決して忘れないのでしょう。
唯一無二、恋人とも家族とも異なるけれど切り離すことができない繋がり、好いブロマンスです!
ありがとうございました!

もちもちさん 2021/08/15 02:20

伝えたいこと伝わってて、すごく嬉しいです!
読み取ってくださり、ありがとうございますm(__)m
本当にありがとうございますm(__)m✨

作者からの返信 2021/08/15 03:05

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