お天気雨のパレット。

作品番号 1639646
最終更新 2021/06/07

お天気雨のパレット。
澪灑/著
恋愛・青春

3ページ

総文字数/ 794

    


    こんなの、あり得ないはずだった。
    私とは縁の無い君だから。


    本当の自分をさらけ出してみる方法がほしいな、
    なんて、思うはずがなかった。



    だって私は、

    普通に明るくて、
    目立つほどじゃないけど
    勉強も運動もそこそこ出来て。

    

    そういうキャラで、
    無難に学校生活送ろうと思ってた、
    そういう部類の人間だから。


    ただ、感情とかは一切ない、
    見せている笑顔はタダのハリボテ。
    ソレさえ剥がせば、タダの道具。



    そうやって、生きていこうとおもってたのに。 
  



    なのに、
    どうしていいか分かんなくなっていく。



    水彩絵の具みたいに、
    心のパレットでいろんな感情が混ざり合って。

    嬉しいのに、哀しい。
    まるで、そう。

    お天気雨みたいな。
    それでも、こんな風になっても、
    自分さえわかんないような。
    ホントはこんな人間でも。

    君は、受け入れてくれるのかな。
    もし、そうなら。
     
    受け入れてくれるなら。

   
    私も、一歩踏み出してみようと思う。


    さあ、お天気雨のパレットに、
    今からでいい。
    もう、手遅れでもいい。





    新しい自分を、描こう。



    

    














  
     

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