行く間際に買い物リストを渡していた。
何が書いてあるのだろうか?
 そして山から降りて駅に向かった。
向かった先は、人間界にあるショッピングモールだった。

 わぁ~久しぶりのショッピングモールだ!
いろんなお店なのがあり充実している。
 何を買うのかなぁ~?
私は、目をキラキラさせながら周りを見渡した。

「カレン。あまりキョロキョロしていると迷子になるぞ?こっちだ」

 そして向かった先は、オモチャ屋さん?
私は、どうしてだろう?とシンを見ると……。

「俺は、向かい側にあるお酒売場に行っているから
お前らは、そこで待っていろよ。
 いいか?絶対にそこから動くなよ?」

 それだけ言うと行ってしまった。
あっ……行っちゃった!
 もう……と呆れるがハッとする。
そうだわ、これでキラ君が何が欲しいのか、探せるチャンスじゃない!?

 もしかしてルイは、それリサーチさせるために
私とキラ君も一緒に、ここに行かせたのかも?
 冷静沈着なルイなら考えそうなことだ。
それなら、このチャンスを逃さないようにしないと。

「キラ君。私達もオモチャ屋さんの中を回ろう」

「……仕方がねぇーな」

 キラ君は、ハァッとため息を吐いていたが承諾してくれた。よしよし。
 早速2人でオモチャ屋さんの中を回る。
まず近くにあったのは、マジカルリリーのコーナーだった。

「あーマジカルリリーの最新アイテムだ!」

確か一華ちゃん達は、クリスマスプレゼントは、
このアイテムをサンタさんに頼むんだと言っていた。
 私もこれにしようかしら?
でもでも、色鉛筆36種類セットも欲しい。

 私は、必死に悩んでいるとキラ君は、ため息を吐いていた。
 あ、いけない、いけない。
うっかり自分のプレゼントを考えてしまったわ。

 今回は、キラ君の欲しい物を見つけなくちゃあ!!
私は、咳払いをするとキラ君の方を見る。