壊したくなるほどこの世界は、憎くて、憎くて、愛しくて。

作品番号 1615459
最終更新 2020/09/19

壊したくなるほどこの世界は、憎くて、憎くて、愛しくて。
恋愛・青春

31ページ

総文字数/ 11,470


私のすべてを奪ったこの世界が、
憎くて、憎くて、仕方がなくて。

行き場のない感情が、
この世界を壊したくて、壊したくて、たまらなかった。



友情、愛情……
すべてがいつか壊れてしまうのならば。

私がこの世界から消えてしまう前に、
自ら壊してやる――はずだった、のに。



どうしてこの世界は、
私とキミを引き合わせたの?



この世界は、いつだって残酷だ。


私を突き放したかと思えば、
救いの手を差し伸べるのだから。




壊したくなるほどこの世界が、
憎くて、憎くて、憎くて。

それでも、愛しいと思えたのは……
きっとキミと出会えたからだと思うんだ。



ねぇ……。

キミに何も告げることなく、
私が永遠の眠りについたら……。



キミはこの世界を、
壊したくなるほど憎みますか?



それとも……――。




Start 2020.09.11





あらすじ
大学受験を控えた洸の隣の席は、学年首位の優等生の姫花だったが、彼女は事件を起こしたため停学とウワサになっていた。
それから1週間後、登校してきた彼女はなんと不良少女に一変。
最初は洸にとって鼻につく存在だった姫花だけど、彼女のことを知るたびに心を開いていき、次第に惹かれていく。
卒業式に自分の気持ちを伝えようと決心する洸。
しかし、そこには、誰も予想だにしない結末が待っていたーー。

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