
作品番号 1607098
最終更新 2020/06/27
君は、輝いていた。
光を放っていた。
キラキラと、広く遠い夜空に光る星のようだった。
君はなぜ、輝いているのだろう。
君はなぜ、笑っているのだろう。
君はなぜ、時折頭を押さえるのだろう。
分からない。
フリをしている。
君が輝いている理由も、笑っている理由も、頭を押さえる理由も、
全て、分かっている。
それでも、分かっていると認めてしまったら柄にもなく罪悪感というやつに溺れてしまいそう。
認めたくない。
君はもう、君じゃないのに。
満天の星空の下で君が発した言葉は、世界でいや、宇宙で誰も想像できないようなことだった。
必死に叫んでいる君を見て、僕は大きく息を吸った。
光を放っていた。
キラキラと、広く遠い夜空に光る星のようだった。
君はなぜ、輝いているのだろう。
君はなぜ、笑っているのだろう。
君はなぜ、時折頭を押さえるのだろう。
分からない。
フリをしている。
君が輝いている理由も、笑っている理由も、頭を押さえる理由も、
全て、分かっている。
それでも、分かっていると認めてしまったら柄にもなく罪悪感というやつに溺れてしまいそう。
認めたくない。
君はもう、君じゃないのに。
満天の星空の下で君が発した言葉は、世界でいや、宇宙で誰も想像できないようなことだった。
必死に叫んでいる君を見て、僕は大きく息を吸った。