余命一週間の奏歌さんと、フラれた僕でがんばっていきましょう。

作品番号 1603962
最終更新 2020/06/30

余命一週間の奏歌さんと、フラれた僕でがんばっていきましょう。
恋愛・青春

27ページ

総文字数/ 93,008

ランクイン履歴:総合35位 (2020/06/12)

 奏歌さんは言った。
「死ぬ前に漫才やってみたい! 文化祭で大笑い取って、何年経ってもわたしの話で盛り上がってもらえるようになりたいの!」

◆◇◆◇◆◇◆◇

「ねえ奏歌さん。青春って、なんだと思う?」
 いつだか、僕は奏歌さんにそんなことを訊いた。

――あれだよ。数年後の成人式とか同窓会でさ。

 「んー」とか「なんてゆーのかなー」とか挟んでから、奏歌さんがにこやかに語ってくれたのを、覚えている。

――わたしがいなくてもわたしの話で盛り上がってもらえるような。
――記憶に焼きつく瞬間のこと、かな?

 ふーん、と僕は、わざと曖昧に頷いた。
「だったら、僕は――」
あらすじ
 僕は、父親の不祥事のせいで漫才師としての未来を断たれた。
 奏歌さんは、病気のせいで天才ピアニストとしての注目を失った。
 二人とも、文化祭の漫才を通じて取り戻したいモノがあるんだ。
「僕の実力が本物だって見せつける!」
「わたしはここに生きてたんだ!」
 自分たちの証を見せつけるため、僕らはセンターマイクの前で吠える。

◆◇◆◇◆◇
2020年6月20日連載開始!
2020年6月30日完結!

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のかんたん感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

pagetop