俺は、バートに危険が及ばないようにする為に国王の命令に従った。



国王が用意した宮廷のある一室で魔方陣を書いた。

そして、呪文を唱えた。

「アイツノカーチャンデベソナノナンデナノカワカラナイソウイエバキュッ噛んじゃった……。」



「アイツノカーチャンデベソナノナンデナノカワカラナイソウイエバキョウノバンゴハンハカレーダッタナキハァーークションッ!!すいません、花粉症で……。」



「アイツノカーチャンデベソナノナンデナノカワカラナイソウイエバキョウノバンゴハンハカレーダッタナキノウハハンバーグダッタシジブンノコウブツバカリデウレシイナアッマダキョウハペットノポチニエサヲアゲテナカッタカライマカラアゲニイコウアッマダサンポモシテナカッタラキットサンポニモゴホッ!ゴホッ!なんか、この部屋ホコリっぽくないですか?変なもの吸い込んじゃったよ……。」



「アイツノカーチャンデベソナノナンデナノカワカラナイソウイエバキョウノバンゴハンハカレーダッタナキノウハハンバーグダッタシジブンノコウブツバカリデウレシイナアッマダキョウハペットノポチニエサヲアゲテナカッタカライマカラアゲニイコウアッマダサンポモシテナカッタラキットサンポニモツレあっ!そう言えば、来る時ちゃんと家の鍵閉めてきたかな?気になってきたなぁ……ちょっと見に行ってきていいですか?」



「アイツノカーチャンデベソナノナンデナノカワカラナイソウイエバキョウノバンゴハンハカレーダッタナキノウハハンバーグダッタシジブンノコウブツバカリデウレシイナアッマダキョウハペットノポチニエサヲアゲテナカッタカライマカラアゲニイコウアッマダサンポモシテナカッタラキットサンポニモツレテイッテホシイトネダルダロウナキョウハアメデツレテイクノハイヤダケドシカタナイカツレテイコウサンポシテイエニカエッタラチョウドマイシュウカカサズミテイルアニメガハジマルコロダナジャアベツニロクガシナクテモダイジョウブダナオヤシラズガイタイヨダケドハイシャサンニイクノハコワイカライカナイハミガキデナオスソレカラヨルニアマイモノタベルノハヤメヨウ」

俺は5回目にしてやっと呪文を間違えずに唱えることに成功した。