繋ぎに恋したお嬢様

作品番号 1572694
最終更新 2020/02/03

繋ぎに恋したお嬢様
恋愛・青春

174ページ

総文字数/ 107,262

ランクイン履歴:総合50位 (2019/10/14)

「あなたに一目惚れいたしましたわ!」


その言葉からはじまった君との関係。

工事現場で働く土埃にまみれた僕の手を、彼女はためらいもなく握りしめてきた。



「私……陸斗の傍にいますわ。絶対に、絶対に離れたりなんかいたしません!」

「お前は主人に懐いた犬か?」

「えっ……!?」


彼に恋したお嬢様の恋はどこまでも熱く、想いを募らせていく。

だけどーー。



「……お前には無理だ。歩んできた道が違いすぎる」



笑って、泣いて、お嬢様はたくさん恋をする。



「私は陸斗が好きですわ。誰よりも、愛してます。あきらめるなんて出来ません」




これは工事現場で働く繋ぎを着た彼に、全力の愛をぶつけるお嬢様の恋物語。



高山陸斗 × 六条鈴華



暑い日差しの下で、彼らの少し変わった初体験がはじまるーー。
あらすじ
ある夏の炎天下のなか、一人場違いなお嬢様がやってくる。

工事現場で働く陸斗に、お嬢様こと鈴華は恋をし、告白をする。


めげることなく陸斗にアタックをしていく鈴華。


少しずつ近づいていく距離につれ、鈴華は陸斗の抱える闇を知る。


それは父親からの虐待と母へのDVが原因で、人を愛せないというものだった。


陸斗は鈴華は拒絶されて、めげそうになるもこの諦めたくなく、愛を伝え続ける。

その気持ちが通じ、陸斗と鈴華は愛し合うようになる。

だが障壁は高く、陸斗の父の虐待の原因になった人物や父自身にぶつかり、涙していく。

それでも愛し合うことを決めた二人は手を繋いで乗り越えていく。


これはお嬢様の一生分の恋物語。

そして陸斗の闇に向き合う許しの物語。


◻️高山 陸斗
工事現場で働く貧乏青年。子供時代の父親からの虐待により、人を愛せない性格となっていた。鈴華と出会い、愛することを覚える。

◻️六条 鈴華
生粋のお嬢様。陸斗に一目惚れをしてからストーカーのようにアタックをし続けている。
陸斗の過去を知り、拒絶されてめげそうになるも、諦めずに愛し続ける。


◻️高山 千里
陸斗の母。夫からのDVと過労により倒れ、入院を続けている。


◻️高山 未来
陸斗の妹。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:英 蝶眠さん
ネタバレ
あなどるなかれ。
レビューを見る

2020/06/01 20:51

この作品の感想ノート

読まさせていただきました。

しかも、一気に読んでしまいました。

最初はコメディなのかなと読みすすめていたのですが、さまざまなバックボーンを知るうちに、なんだか「うちのオトン、ギャンブラーやったなぁ」とか思い出してしまって、最後はえぇ歳したオッサンやのに泣きながら読んでしまいました。
陸斗くん目線、痛いぐらいわかりました。
虐待はないまでも似たような体験があるもので。
鈴華お嬢様、強いなぁ…。
こういう芯のある女性って、なんか素敵だなと思ってしまいました。
楽しく読まさせていただいて、ほんとにありがとうございました。

2020/06/01 20:48

この作品のかんたん感想

すべての感想数:6

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