幸せを描く少女

作品番号 1569208
最終更新 2019/08/04

幸せを描く少女
恋愛・青春

34ページ

総文字数/86,437

ランクイン履歴:総合84位 (2019/08/22)

幸せの兆しはいつだったんだろう。生きている間は通り過ぎるような日常を過ごしているのに、終わった途端にあの時は幸せだったなと後悔の念に駆られてしまう。いや、実際に僕は幸せだった。ただそれに気付くことができなかっただけだ。失うべきではなかった。人の欲望には際限がない。今が手に入れば次を求めようとする。そうして失った時には取り返しのつかない状況に陥っている。だからこそ僕はこう思うことにする。今この瞬間が幸せだと。そして、今ある幸せを決して見失ってはいけない。部屋の窓辺で黄色いスケッチブックに絵を描く少女の幻を見て、僕はそう思った。

「今度こそ、幸せになろう」
あらすじ
「お兄ちゃんが、私の家族になってくれるの?」

深夜の駅前ロータリー沿いのベンチ。
梅雨入りしたばかりの大雨の中雨曝しの少女はそう言った。
それが僕達の出会いだった。

毎日が空虚で流れるような日々を送っていた青年、逸木圭太。
少女と過ごしていく内、人生に意味を見い出せた様に輝きを帯びていった。
誰かが傍にいてくれること。

そんな幸せが、永遠に続けばどんなによかっただろう。

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